「ねぇ、俺以外に触れられないように閉じ込めるしかないよね」最強不良美男子に平凡な僕が執着されてラブラブになる話

ちゃこ

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家に辿り着くまでも一苦労

30分間喘ぎすぎてもう声が枯れつつあるよ....
先輩っていわゆる絶倫ってやつだよね...

漏れてきちゃうから最後はシャワーで身体を流したけど、僕のお尻からは掻き出しても掻き出しても出て来る大量の先輩の性液が...///その様子を見た先輩がまた興奮してきそうだったので、慌てて出たのだった。


マンションから出たのは初めてだけど、窓の景色から予想通りのタワーマンションだった。エントランスには受付までいる。

そこにスーツの男の人が立っており、こちらに頭を下げている。
仕事バリバリできます!って感じのダンディな男性だ。

「若様、お車用意できております」
『ああ。行き先は分かるな』
「は。心得ております。」

若様?!お金持ちで権力のある家柄だとは綾人も言ってたけど、僕の想像できるレベルを越えてる予感だ。

僕は先輩のジャケットの裾をぐいっと掴む

「えっと...自己紹介をした方がいいですよね。僕は」
『いらない。関わる必要ない。』

先輩が遮る。
え...?それって、先輩の身内とか知り合いに僕のこと紹介するのが恥ずかしいってことなのかな...?確かに平凡だし先輩には不釣り合いだけどさ....
僕はどんどん悲しくなってきて、先輩の裾を知らず知らずのうちにギュッとさらに掴んでたようだ。

『ん?夏樹?』

だめだ...不釣り合いってわかってたけど...こんなことで泣きそうになるなんて...僕蓮先輩にすごい依存してるのかも...情けなくて顔あげられない。

『どしたー?』

と先輩が僕の顎を掴み顔を上げさせる。
すると先輩が息を呑む。
僕の泣きそうな情けない顔を見て先輩呆れてるんだ....

「蓮先輩...僕のこと恥ずかしいんですか..?僕にとって蓮先輩は自慢の恋人だけど...先輩にとっては?...」

はぁ...と先輩が顔に手を当てため息をつく。
僕めんどくさいこと言ってるよね...
嫌われたくないよ....

思わず涙がこぼれ落ちそうになる。

そると先輩が僕を引き寄せて、涙ごと目尻を舐めとる。

「ひゃん///」

『ねぇ...夏樹は俺のことこれ以上おかしくして何がしたいの?夏樹は俺の唯一って言ったでしょ。夏樹の向ける表情も何もかも俺に対してだけでいいの。俺の家族であれ誰であれ。』

それってそれって....このダンディ部下の人と話をするだけでヤキモチ妬いちゃうってこと...?

「え...それって独占欲っていうやつですかね///」

『そんな可愛いものじゃないけどー....ま、そゆことかな』

「えへへ///なんかうれしーですっ 」

『あーもう本当に...閉じ込めないと狂っちゃいそう』

とそのままぐっと引き寄せられ隙間なく苦しくなるくらい抱きしめられる。

2人の世界にどっぷりだが....
目の前の、蓮の様子を見て、これは現実なのかと目を疑う光景に度肝を抜かれた部下兼運転手の安藤は、思わず車のキーを落とす。

カチャンッ

は!!ここに人がいたんだった!
は....恥ずかしいっっ///
と慌てて先輩から離れる。

なんだか、ここ最近蓮先輩と2人っきりの空間にいることに慣れちゃって....気をつけないとっ///


『ちっ...お前、夏樹の泣きそうな顔見たよな?許せないなー』

とこれまで目の前の普通の少年に対して向けていた視線を外して、安藤のことを冷めた目線で見据える。

「若様...申し訳ございません。」

この家系の特殊性と残忍さを知る安藤は自分がこのポジションから外されることを悟る。
いや...外されるだけならいいが....


「先輩っ!僕が勝手に泣いただけなんですから!ほら、早く行きましょう!」

と恥ずかしさを隠すようにぐいぐい蓮を引っ張る。


これが御堂家の血筋というのか....と恐怖と羨望から安藤は体の僅かの震えを感じながら、最後の送迎になるかもしれないと察しながら、車に向かった。



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「うわーっ!すごい車!」

車の中は運転席と後部座席の間に仕切りがある。映画で出てくるような高級車だ。
窓にはスモークがかかっている。

こんなに広いのに...なぜ僕は先輩の膝の上に抱えられているのか....
シートベルトもしっかりつけてくれるところはいいけども。さらに先輩の腕が僕のお腰に手を回しているダブルシートベルトの状態だ。

「蓮先輩...1人で座れますよぼく」

『んー俺がダメ。』

子供は母親の温もりから外へ目を向ける過程で、不安を和らげたり安心するためにぬいぐるみを抱え執着するという。ブランケット症候群だったかな....
先輩は寂しい子供時代を過ごした結果、今それを経験しているようだ。
蓮先輩大丈夫ですよ..こういう時はぬいぐるみを取り上げたりせずに身守るのが1番なのだ。
その気持ちを込めて先輩の手を上からぎゅっと握ってスリスリする。

「よしよし。」

『....なんかまた勘違いしてる夏樹もかわい』

と僕の耳元で先輩が囁きいきを吹きかけてくる。

「ふわぁぁんっ♡耳やだぁ」

このままだとまたまずいことになる!

「えっとですね!!僕の家族のことなんですが!」と話を切り替える。

『ふーん。まぁ今はいいよ。』

「父親は幼い時に亡くなってまして、母と妹の3人家族なんです。母はできるだけ子供と過ごそうとしてくれて、仕事は在宅で小説家をしてます。いまだにペンネームは教えてくれないんですが...そして妹は美希といって中3で、ガサツ....明るいおませな妹ですね。」

先輩は静かに頷き聞いてくれる。先輩ってなんかドキドキもするけどほっとする安心感もあるんだよねぇ。
そうこうしていると、あっという間に僕の家の前に着いた。



























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家にたどり着くまでが....長いですねw 何をするにもすぐスイッチが入ってしまう二人なのでした。

※エールをいただけると、皆様がストーリーを楽しんでいただけているかなぁという目安につながり意欲が湧きます!...ありがとうございます!
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