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ニパンは同盟する、けれどーーーー
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ニパン・ブラッドレイは自分の事を、冷静な人間だと思っている。
妹のサンブレッド・ブラッドレイがかなり武闘派よりな性格になってしまったため、自分はしっかりしなければいけないという責任感の元、そういう性格になってしまったのである。
「そろそろですかね、かね」
だから、自分に同盟を求めたマスティスと妹のサンブレッドとの戦い。その2つの戦いがもうすぐ決着がつくと、あたりをつけていた。
流石にどちらが勝つかまでは分からなかったが、そろそろ勝敗がつくだろう、と。
「マスティスが勝ってしまえばあちらに8割もダンジョンの報酬を渡さなければならない、ない。それは本当にかなり、痛すぎる、ぎる。
こちらが勝てばほぼ無償であちらの強化方法を知ることが出来るのはデカい、かい。それさえあれば、私達の迷宮の質はさらに向上するでしょう、よう」
出来れば、後者が望ましい所である。
だけれども、マスティスは渡したばかりのゴーレムを素体として強化しての対戦。その上、こちら側はサンブレッドを始めとした吸血鬼族の精鋭5人組。
吸血鬼の精鋭4人に勝つのも難しそうだが、その上でサンブレッドに勝つ方が難しいだろう。
だから勝つ可能性が高いのは明らかにこちら側。
「勝利はこちらの手にあると言っても過言ではありませんね、んね」
上機嫌で、ニパンは向かっていった……のだが。
☆
「ええっ、これがこうなっているの!? マジで凄くない、ヤバすぎない?!
こっ、これで殴られたならどんなに良い刺激が……ハァハァ……」
《グォォォン?!》
「早めに、ニパンさん……来ないかなぁ……」
サンブレッドの勝利を願ってきたが、どうやらそれはダメ、だったらしい。
ニパンがやって来ると、そこにあったのはドラゴン顔ゴーレムに頬をすり寄せている妹。そしてそれに困惑する骨の魔族マスティス。
この状況で分かるのは2つ。1つはこちら側が負けたということ、もう1つは妹の厄介な病気が再発してしまっているということ。
「‐‐‐‐まったく、うちの妹が迷惑をかけてるなんて、最悪ですね、すね」
はぁー、と分かりやすく大きなため息を吐くと、それに気づいたのかマスティスが声をかける。
「やっと来てくださいましたか、ありがとうございます。
これをどうすれば良いのか、迷っていたところなんですよ」
骨だけの顔のため分かり辛いが、マスティスは心の底から安どしていた。
一方で、ニパンの方はマスティスに聞き返す。
「えぇ、あなたの勝ちですね、すね。約束通り、あなたの取り分は8割で構いませんよ、んよ。
……ところでなんですが、あの黒いドラゴン顔のゴーレム、れむ。あれがあなたが強化したゴーレムという事で良いんですか、すか?」
「えぇ、僕の強化方法で強化したモノです」
僕は端的に、ニパンにどう強化したのかを教える。
既に同盟相手、しかも僕の強化方法というのは恐らく僕専用のスキル、混色能力での効果。
教えたとしても、僕がいなければ出来ないという訳だ。
と言うか、最初に教えても別に問題なかった。けれども教えたら教えたで、なにかよからぬ考えになる可能性もあるので止めておいたのだが。
「……なるほど、色を与えることで能力を与えるという固有スキルですか、すか。
今分かっているスキルの力だけでも、格別に強いとしか言いようがありませんね、んね。なるほど、それならば確かにあの力にも納得が、くが」
「一応、似た説明はサンブレッドさんにもしたんですが……あのように、ゴーレムにべったりで」
僕とニパン、2人の視線はゴーレム・シルバに踏まれて気持ちよさそうにしているサンブレッドの姿があった。彼女の顔は心の底から嬉しそうにしており、踏まれる事を嬉しがっている。
……自分の身体をいたぶるのが、そんなに好きなのだろうか? この変態吸血鬼は。
「とりあえず、あなたの能力の可能性については十二分に理解しました、した。ダンジョンの報酬を8割与えるのも問題ないくらい、ですね、すね。
……それにこれなら、アイツとも戦えるはず、ですし」
「アイツ?」
マスティスはニパンの言葉に対してどういう意味なのかと考えていたが、サンブレッドが踏まれたまま顔を上げて、こちらを見ていた。
「お姉ちゃん……アイツって、【端末】の魔王イキリスタの事、だよね?」
「えぇ、あの【端末】の魔王というヤツよね、よね。通称【初見殺し】の魔王イキリスタ、すた」
2人の吸血鬼の顔は真剣そのものだった、だけど妹の方はと言うとゴーレムに踏まれているのでイマイチしまらないのだけれども。
「……まぁ、良いでしょう、よう。
同盟を組みましょうか、マスティス・タウスト。一緒にダンジョンをより豊かにしましょう」
「あぁ、よろしく頼みます」
この時、僕は知らなかった。
そんなイキリスタの力を与えられたオークロードがこちらに向かっているなんて事は。
妹のサンブレッド・ブラッドレイがかなり武闘派よりな性格になってしまったため、自分はしっかりしなければいけないという責任感の元、そういう性格になってしまったのである。
「そろそろですかね、かね」
だから、自分に同盟を求めたマスティスと妹のサンブレッドとの戦い。その2つの戦いがもうすぐ決着がつくと、あたりをつけていた。
流石にどちらが勝つかまでは分からなかったが、そろそろ勝敗がつくだろう、と。
「マスティスが勝ってしまえばあちらに8割もダンジョンの報酬を渡さなければならない、ない。それは本当にかなり、痛すぎる、ぎる。
こちらが勝てばほぼ無償であちらの強化方法を知ることが出来るのはデカい、かい。それさえあれば、私達の迷宮の質はさらに向上するでしょう、よう」
出来れば、後者が望ましい所である。
だけれども、マスティスは渡したばかりのゴーレムを素体として強化しての対戦。その上、こちら側はサンブレッドを始めとした吸血鬼族の精鋭5人組。
吸血鬼の精鋭4人に勝つのも難しそうだが、その上でサンブレッドに勝つ方が難しいだろう。
だから勝つ可能性が高いのは明らかにこちら側。
「勝利はこちらの手にあると言っても過言ではありませんね、んね」
上機嫌で、ニパンは向かっていった……のだが。
☆
「ええっ、これがこうなっているの!? マジで凄くない、ヤバすぎない?!
こっ、これで殴られたならどんなに良い刺激が……ハァハァ……」
《グォォォン?!》
「早めに、ニパンさん……来ないかなぁ……」
サンブレッドの勝利を願ってきたが、どうやらそれはダメ、だったらしい。
ニパンがやって来ると、そこにあったのはドラゴン顔ゴーレムに頬をすり寄せている妹。そしてそれに困惑する骨の魔族マスティス。
この状況で分かるのは2つ。1つはこちら側が負けたということ、もう1つは妹の厄介な病気が再発してしまっているということ。
「‐‐‐‐まったく、うちの妹が迷惑をかけてるなんて、最悪ですね、すね」
はぁー、と分かりやすく大きなため息を吐くと、それに気づいたのかマスティスが声をかける。
「やっと来てくださいましたか、ありがとうございます。
これをどうすれば良いのか、迷っていたところなんですよ」
骨だけの顔のため分かり辛いが、マスティスは心の底から安どしていた。
一方で、ニパンの方はマスティスに聞き返す。
「えぇ、あなたの勝ちですね、すね。約束通り、あなたの取り分は8割で構いませんよ、んよ。
……ところでなんですが、あの黒いドラゴン顔のゴーレム、れむ。あれがあなたが強化したゴーレムという事で良いんですか、すか?」
「えぇ、僕の強化方法で強化したモノです」
僕は端的に、ニパンにどう強化したのかを教える。
既に同盟相手、しかも僕の強化方法というのは恐らく僕専用のスキル、混色能力での効果。
教えたとしても、僕がいなければ出来ないという訳だ。
と言うか、最初に教えても別に問題なかった。けれども教えたら教えたで、なにかよからぬ考えになる可能性もあるので止めておいたのだが。
「……なるほど、色を与えることで能力を与えるという固有スキルですか、すか。
今分かっているスキルの力だけでも、格別に強いとしか言いようがありませんね、んね。なるほど、それならば確かにあの力にも納得が、くが」
「一応、似た説明はサンブレッドさんにもしたんですが……あのように、ゴーレムにべったりで」
僕とニパン、2人の視線はゴーレム・シルバに踏まれて気持ちよさそうにしているサンブレッドの姿があった。彼女の顔は心の底から嬉しそうにしており、踏まれる事を嬉しがっている。
……自分の身体をいたぶるのが、そんなに好きなのだろうか? この変態吸血鬼は。
「とりあえず、あなたの能力の可能性については十二分に理解しました、した。ダンジョンの報酬を8割与えるのも問題ないくらい、ですね、すね。
……それにこれなら、アイツとも戦えるはず、ですし」
「アイツ?」
マスティスはニパンの言葉に対してどういう意味なのかと考えていたが、サンブレッドが踏まれたまま顔を上げて、こちらを見ていた。
「お姉ちゃん……アイツって、【端末】の魔王イキリスタの事、だよね?」
「えぇ、あの【端末】の魔王というヤツよね、よね。通称【初見殺し】の魔王イキリスタ、すた」
2人の吸血鬼の顔は真剣そのものだった、だけど妹の方はと言うとゴーレムに踏まれているのでイマイチしまらないのだけれども。
「……まぁ、良いでしょう、よう。
同盟を組みましょうか、マスティス・タウスト。一緒にダンジョンをより豊かにしましょう」
「あぁ、よろしく頼みます」
この時、僕は知らなかった。
そんなイキリスタの力を与えられたオークロードがこちらに向かっているなんて事は。
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最初に感想送らせて貰って以来、お久しぶりです。毎回感想は送れませんが、更新が無いか毎日チェックして楽しみにしてます。
更新頻度が少ない所為で、新作の時期に読者を掴めなかったのは残念ですが…決して残念な作品ではないので、自信を無くさないで下さい。
更新するタイミングを、暇な人が未読の作品を漁る時間帯に合わせられれば少しずつでも読者増やしていけるかもしれません。
さて、今回の最新話で漢字変換からのミスと思われる語句のおかしな箇所が有ったので、再チェックをお勧めします。
それと、ササが眷属やら配下になったのは分かりますが…色々と疑問と違和感を覚えます。
まず、いきなりステータスが表示され、仲間に入った瞬間が不明瞭。主人公も何の疑問も無く受け入れてますし、普通はまず何で勝手に仲間になったのか疑問に思うところでは?
色を塗られたから仲間になったというのは何となく分かるのですが、スライムや狐娘とは違う方法で仲間になった事もあり、このままではもし色が落ちたらその瞬間支配から離れてしまうんじゃないかと思いました。どういう仕様になってるんでしょう?
最後に、これは個人の表現や個性なので他人が口を出す事ではないと思うのですが…あまりに気になってしまうので言わせて頂きますが、聞き流して下さい、
「~~だけれども」という言葉が、とにかく気になります。特に、一段落に3つ4つ入っていると…違和感を通り越して少しイラっとします。
でも、これはお互いに個人の感性なので、気にしないで下さい。
それでは、次の更新お待ちしてます。
感想、ありがとうございます。
うん、頑張ります。ちょっと更新時間については考えておきますね。
再チェックと、ササの件につきましてはこの辺は後で確認しておきます。
「~だけれども」も同じなので、ちょっと考えておきますね。
短いですが、感想ありがとうございます。
これからも頑張らさせていただきます。
初めまして。
コンセプトが気に入り読ませて頂きました。ほんの僅かな誤字と、改行で間を開け過ぎなのが気になった程度でとても読み易かったです。今後の展開に期待させて貰おうと思います。…が、気になった点が有るので挙げさせて貰います。
まず…世界観。完全ファンタジーな異世界なのか、現代地球の文化と混在する世界なのか……
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次に、主人公は何者なのか?所謂種族は何なのか?
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それと…職業が「元ダンジョンマスター」なのはどうかと。それ職業じゃないですよね?「無職」か「なし」と表示されるのが普通なんじゃないかと思いました。
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…と、職業の件はそういう仕様ですって事でも構いませんが、他は改善すればもっと読者が増えるかもと思います。
最後にツッコミをひとつ…
勇者もどきの鎧と剣、剥ぎ取らんかあーーい!
感想ありがとうございます。
コンセプトに関しましては、「自分はこう言うのが惹かれるんだけれども」と思って書いたので、同じように感じてくれる人が居て嬉しいです。誤字は仕方がないとしまして、改行に関しましては場面転換なども兼ねておりますので、その点で考慮していただけると嬉しいです。
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なので、今後もステータスにはおおよそ職業とは言えないような、「忍術の天才」とか、「古代文明の遺産」とかも普通に書いていくつもりです。
音声ガイドについては、第2話にて詳しい詳細を載せておりますので、確認していただけると嬉しいです。
ツッコミについても、第2話である程度その辺に触れてます。
最後に……
読んでくださって、その上感想までいただいてありがとうございます。
これからも楽しんでいただけるよう、誠意努力するつもりですので、応援よろしくお願いします。
摂政より 感謝をこめて