81 / 354
第2章『新たな召喚獣、新たな世界/ファイントの章』
第78話(番外編) ココア、結婚するってさ(+3章予告)
しおりを挟む
妾の名前は、ココア・ガールハント・ヒアリング3世。
誇り高き吸血鬼にして、【妖狐】という(色々と気に食わない部分も多いが)有能な職業を持つ、召喚獣じゃ!!
そんな妾は今、ダンジョンの中で----
「《ぴぃ? 説明、よろしく?》」
妾と同じ主を持つ同輩----雪ん子に剣を突き付けられておる。
首元に、身体の急所たる頸動脈に、突き付けられておる。
殺る気じゃ……!!
完全に仲間に向けるような眼じゃ、あるまいよ、あれ!!
「ご、誤解じゃよ、雪ん子ちゃん!! そう、"みすりぃど"ってヤツじゃな!!」
「《……誤解?》」
すっと、剣を突き付けたまま、雪ん子は首を横に向ける。
そこには【蜘蛛の糸】なる文学本を優雅に読んでおるファイントがおった。
「……? あぁ、誤解じゃないよ♡」
「《ぴぃ! 誤解じゃないって!》」
「信頼の傾け具合が可笑しいのじゃ!!」
いや、なんでここまで信頼しておるんじゃよ!!
あやつ、こちらを見た時、なにか面白い物を見るような顔で見とっただけで、話を聞いておるかも怪しいぐらいじゃよ?!
「(あぁ、もう!! 主殿が"みすりぃど"な言い方をしよるから!!)」
----実は妾、先日、主殿から"結婚を申し込まれた"。
いわゆる、求婚ってやつじゃな?
でも、それは世の女性陣が"はっぴぃ"な"うぇでぃんぐ"を迎える、例のあれではなく。
ただの儀式的な奴である事を説明しておこう。
古来、結婚とは男女が夫婦になるための冠婚葬祭の1つたる意味合いではなく。
神の恩恵を授かるための儀式という意味合いがあったそうなんじゃ。
聖なる神秘の力を目に見える形で、実現する儀式。
主が妾と行いたいと言っておるのは、そういう意味での結婚なのじゃ。
「いやのぉ、冒険者部なる組織で聞いたと話しておったのじゃが、とある"だぁんじょおん"には、最奥にて結婚の儀式を行うと能力が増えるという話なのじゃ」
手に入る力は----《魔力分配》。
魔術に使う四大力の1つ、"まな"を2人で分け合う技。
主殿は人一倍魔力が多い身体じゃからな。
召喚に使う分を妾に回すことが出来れば、冒険がさらに進むと考えおったのじゃろう。
「《ぴぃ!! 雪ん子も、受ける!!》」
「いやのぉ……雪ん子ちゃんは、剣技じゃなかったかのぉ?」
そう、主殿が雪ん子ちゃんに話さなかったのは、そこが理由じゃろう。
雪ん子ちゃんは氷の力、それに炎の力なども保有しておるが、それはあくまでも魔法ではなく、体質のようなものじゃ。
"まな"を持たぬ雪ん子ちゃんに話すのは、避けた----という所じゃろう。
「----? ちょっと待つのじゃ?」
確かに、雪ん子ちゃんには"まな"がないから、求婚しなかった。
そして、"まな"を持つのは妾以外にも、この場にはもう1人おる。
「ファイントちゃん……お主、もしや」
「…………☆」
「《…………》」
「ごめんちゃい _(._.)_」
あぁ!! あやつ、逃げおった!!
追え、追うんじゃああああああ!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第3章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
冒険者の8割に突如として出現した命題----【佐鳥愛理を殺せ】。
友人の網走海渡だけでなく、自らの命題にも同じ一文が出現した冴島渉は、佐鳥愛理を巡る争いに巻き込まれていく。
そんな中、佐鳥愛理を有するパーティー【三大堕落】という3人組が、北海道を仮想ダンジョンにして、自らの支配下にする事件が発生する。
「優れた文明こそ、人々の堕落してしまう要因! 【三大堕落】、文明担当! 佐鳥愛理!」
「篭絡する甘言こそ、人々が堕落する原因! 【三大堕落】、甘言担当! シーヴィー!」
「夢見る不老不死こそ、人々を堕落させる起因! 【三大堕落】、不老不死担当! ダブルエム!」
多くの冒険者が決戦の地----北海道に向かう。
そして、冴島渉の前に現れたのは、最強の【召喚士】----甘言のシーヴィー。
「うちの召喚する雪ん子ちゃんは、吠えるし、飛ぶし、さらに----目がボタンですよ! めちゃくちゃ可愛いでしょ!」
そんなシーヴィーを倒すため、リベンジに燃える吸血鬼の姿があった----。
----第3章(仮)
「決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー」、あるいは「吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章」。
作者の承認欲求と時間が取れ次第、制作開始!!
誇り高き吸血鬼にして、【妖狐】という(色々と気に食わない部分も多いが)有能な職業を持つ、召喚獣じゃ!!
そんな妾は今、ダンジョンの中で----
「《ぴぃ? 説明、よろしく?》」
妾と同じ主を持つ同輩----雪ん子に剣を突き付けられておる。
首元に、身体の急所たる頸動脈に、突き付けられておる。
殺る気じゃ……!!
完全に仲間に向けるような眼じゃ、あるまいよ、あれ!!
「ご、誤解じゃよ、雪ん子ちゃん!! そう、"みすりぃど"ってヤツじゃな!!」
「《……誤解?》」
すっと、剣を突き付けたまま、雪ん子は首を横に向ける。
そこには【蜘蛛の糸】なる文学本を優雅に読んでおるファイントがおった。
「……? あぁ、誤解じゃないよ♡」
「《ぴぃ! 誤解じゃないって!》」
「信頼の傾け具合が可笑しいのじゃ!!」
いや、なんでここまで信頼しておるんじゃよ!!
あやつ、こちらを見た時、なにか面白い物を見るような顔で見とっただけで、話を聞いておるかも怪しいぐらいじゃよ?!
「(あぁ、もう!! 主殿が"みすりぃど"な言い方をしよるから!!)」
----実は妾、先日、主殿から"結婚を申し込まれた"。
いわゆる、求婚ってやつじゃな?
でも、それは世の女性陣が"はっぴぃ"な"うぇでぃんぐ"を迎える、例のあれではなく。
ただの儀式的な奴である事を説明しておこう。
古来、結婚とは男女が夫婦になるための冠婚葬祭の1つたる意味合いではなく。
神の恩恵を授かるための儀式という意味合いがあったそうなんじゃ。
聖なる神秘の力を目に見える形で、実現する儀式。
主が妾と行いたいと言っておるのは、そういう意味での結婚なのじゃ。
「いやのぉ、冒険者部なる組織で聞いたと話しておったのじゃが、とある"だぁんじょおん"には、最奥にて結婚の儀式を行うと能力が増えるという話なのじゃ」
手に入る力は----《魔力分配》。
魔術に使う四大力の1つ、"まな"を2人で分け合う技。
主殿は人一倍魔力が多い身体じゃからな。
召喚に使う分を妾に回すことが出来れば、冒険がさらに進むと考えおったのじゃろう。
「《ぴぃ!! 雪ん子も、受ける!!》」
「いやのぉ……雪ん子ちゃんは、剣技じゃなかったかのぉ?」
そう、主殿が雪ん子ちゃんに話さなかったのは、そこが理由じゃろう。
雪ん子ちゃんは氷の力、それに炎の力なども保有しておるが、それはあくまでも魔法ではなく、体質のようなものじゃ。
"まな"を持たぬ雪ん子ちゃんに話すのは、避けた----という所じゃろう。
「----? ちょっと待つのじゃ?」
確かに、雪ん子ちゃんには"まな"がないから、求婚しなかった。
そして、"まな"を持つのは妾以外にも、この場にはもう1人おる。
「ファイントちゃん……お主、もしや」
「…………☆」
「《…………》」
「ごめんちゃい _(._.)_」
あぁ!! あやつ、逃げおった!!
追え、追うんじゃああああああ!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第3章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
冒険者の8割に突如として出現した命題----【佐鳥愛理を殺せ】。
友人の網走海渡だけでなく、自らの命題にも同じ一文が出現した冴島渉は、佐鳥愛理を巡る争いに巻き込まれていく。
そんな中、佐鳥愛理を有するパーティー【三大堕落】という3人組が、北海道を仮想ダンジョンにして、自らの支配下にする事件が発生する。
「優れた文明こそ、人々の堕落してしまう要因! 【三大堕落】、文明担当! 佐鳥愛理!」
「篭絡する甘言こそ、人々が堕落する原因! 【三大堕落】、甘言担当! シーヴィー!」
「夢見る不老不死こそ、人々を堕落させる起因! 【三大堕落】、不老不死担当! ダブルエム!」
多くの冒険者が決戦の地----北海道に向かう。
そして、冴島渉の前に現れたのは、最強の【召喚士】----甘言のシーヴィー。
「うちの召喚する雪ん子ちゃんは、吠えるし、飛ぶし、さらに----目がボタンですよ! めちゃくちゃ可愛いでしょ!」
そんなシーヴィーを倒すため、リベンジに燃える吸血鬼の姿があった----。
----第3章(仮)
「決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー」、あるいは「吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章」。
作者の承認欲求と時間が取れ次第、制作開始!!
10
あなたにおすすめの小説
地獄に落ちた僕らは生きる意味を知った。
姫がかり
ファンタジー
死んだはずの僕は、
“地獄”で目を覚ました。
傷だらけの少女を背負って、この世界を歩き続ける。
ここには“死すら許されない苦しみ”がある。
それでも、守りたい命がある。
これは、生きる意味を失った僕らが、
もう一度“生きよう”とする物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる