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第3章『決戦の北海道と、最強の召喚士シーヴィー/吸血鬼ココア・ガールハント・ヒアリング3世の章』
第93話 出でよ、俺だけの融合召喚獣(2)
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「(無駄な事をしているな)」
ボタン瞳の少女、甘言のシーヴィーは目の前の【召喚士】の行動を、そう侮蔑の目と共に評した。
そもそも【融合召喚】は、そんな容易く成功する物ではない。
一言に《スピリット》と言っても、その性質は全く異なる。
《オーラ》は肉体を強化するその一点のみを極めた力であるのに対し、《スピリット》は肉体を初めとしたあらゆる物の性質を変化する力。
武器の硬さや大きさ、肉体の柔軟性や強固さ、さらには空間そのものを曲げるなどというものなど、《スピリット》はそれだけ多種多様の使い道があり、同時に多種多様の《スピリット》が存在する。
今、あの【召喚士】----確か、冴島渉と言ったか。
彼はマナ系統の【召喚士】であるのにも関わらず、《スピリット》も使えるという点では凄いが、あの感じ、恐らく《スピリット》はまだ慣れてないと見える。
「(《スピリット》には相性がある。武器を変質させる用の《スピリット》を肉体に与えても変化しないのと同じように、召喚獣を変質させる用の《スピリット》がなければ……ってあれれ??)」
「なんで」とシーヴィーは驚いていた。
目が可笑しくなっていなければ、彼女が見る限り、召喚獣を2体とも《スピリット》で変質させることに成功しているからである。
「(まっ、まさか、あいつ……うちの研究書を見たのか?! そう言えば、ラブホちゃんと会ったのは《サリエリのアジト》……!!)」
そこでようやく、シーヴィーは理解した。
相手は、【融合召喚】を使えるのだと。
恐らくは、《サリエリのアジト》で適当に書いて捨てた【融合召喚】に必要な手順を書いた書物。
未完成ながらも、召喚獣を変質させる《スピリット》に書いておいた未完成のその書物はダンジョンで捨てられたことで、ボスのドロップアイテムの1つとして設定された。
それをこの前のダンジョンドロップ品として手に入れ、《スピリット》の力----【融合召喚】に必要な《スピリット》の力を得たという事なのだろう。
今まで【融合召喚】を使っていなかったのは、書物から手に入れたのは《スピリット》の力だけだったから。
「(けれど今、彼は知ってしまった。《スピリット》をどう使えば、【融合召喚】が出来るのかという事を)」
マズい……マズイマズイマズイマズイっっ!!
シーヴィーは物凄く、焦っていた。
なにせ、【融合召喚】が使える事----それがシーヴィーが最強の【召喚士】たる理由。
相手もそれを使えるとなると、困ったことになる。
自分の地位が、最強としての地位が、揺らいでしまう。
「(焦るな、焦るなよ、シーヴィー。自分のイケボで、冷静さを取り戻すのだ。
-----幸いなことに、今ならまだ間に合う。それに、【融合召喚】が失敗する可能性もある)」
【融合召喚】は、必ずしも成功する召喚術ではない。
特定の組み合わせでないと、成功しない、かなり高度な召喚術なのである。
適当に召喚した召喚獣を2体くっつければ、出来る代物ではない。
この屍龍メガボタンデスドラゴンだって、シーヴィーがなんとか見つけ出した、融合召喚獣の1体だ。
今、冴島渉が【融合召喚】に選んだのは、レベルⅣのエルダードラゴンエッグ。そしてレベルⅢのギルタブリル・ジンバーロック。
正直言って、シーヴィーも試したことがない組み合わせなため、成功するか、失敗するのか、どちらか分からない。
しかしながら、【融合召喚】に必要なのはレベルではなく、相性。
例え相手が融合元として用意した召喚獣のレベルが高くても、相性が悪ければそんなに強くはならないし、それどころか融合できずに失敗する可能性も高い。
「ですが……念には念を入れて」
すーっと、シーヴィーは大きく息を吸い込む。
そして----腹に力を込めて、大きく息を吐く。
「《みんな、いなくなれ!! メルティー・シャウト!!》」
そのシーヴィーの気持ちが色濃く反映された音は、空間を溶かしながら、冴島渉の方へ向かって行く。
「行けっ!! 溶かしきってしまえ!!」
「【----壁】」
と、その時である。
いきなり空中に浮かび上がった大きな文字、【壁】の一文字が浮かび上がる。
半透明で浮かぶその文字は、シーヴィーの魔力がこもった声に当たって、お互いに消え去る。
「----?!」
そして、シーヴィーは見た。
【召喚士】の冴島渉の前に生み出された紫色のスライムが変形して、新たな召喚獣が生まれている。
赤色のスライム状に変化した召喚獣、ギルタブリル・ジンバーロック。
青色のスライム状に変化した召喚獣、エルダードラゴンエッグ。
2色がきちんと混ざり合って、紫色のスライムになった----それはつまり、きちんと【融合召喚】が出来た、という事である。
「へぇ……」
ここで初めて、シーヴィーは彼を敵だと認識した。
自分の地位を、最強に匹敵するかもしれない【召喚士】かもしれないと。
「単なるラブホちゃんの、【召喚士】と思って、目をボタンにして可愛がるつもりでいたけど。
最強の【召喚士】たるうちに挑むつもりなら、覚悟してもらいましょうか」
甘言のシーヴィーを怒らせると、甘くない結末が待っている、と。
「……いや、ちょっと違うな。なんか名言っぽくないな」
甘くない結末という表現ってどうなんだろう?
シーヴィーはイケボで、美少女声で、アニメ声で----つまりは良い声の持ち主だ。
そんな良い声を使うには、やはり台詞もイケてなくてはなるまい。
「ここはちょっと思案案件ですね。
----と言う訳で、メガボタンデスドラゴン。後は頼みましたよ」
シーヴィーはそう言って、メガボタンデスドラゴンに任せて、部屋を出ていく。
「とりあえず、甘くない的な発言は入れておきたいかな……」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
シーヴィーが何故か逃げ、メガボタンデスドラゴンだけになった。
しかしながら、シーヴィーが逃げた事よりも、俺とココアは、新たな召喚獣の誕生に心を奪われていた。
「うふふ……! ようやく、喋れるようになれて嬉しいですぬ」
紫色のスライム----つまりはエルダードラゴンエッグとギルタブリル・ジンバーロックの融合した召喚獣の姿は、紫髪の綺麗なお姉さんだった。
まるでお姫様のように伸びる綺麗な紫髪が左目を隠して優雅さを出しつつ、背中から出る大きな龍の翼がその者の偉大さを見せつけていた。
エルダードラゴンエッグを思わせる卵柄のドレスと、左手は蠍の針のようになっていたりと、元の2体の性質も垣間見える彼女は、先が龍の尻尾のようになってる鞭のような杖を手に、上品そうに微笑む。
深窓の令嬢を思わせる雰囲気の彼女は、先程と同じく、蠍の針のようになってる左手から水色の毒を出して、空中に文字を描いていく。
「龍の力、そして蠍の力が、なんかこう、なんていうか良い感じ……そう、そんな感じにうふふで巡り合った……」
賢そうに見えた彼女は、何故だか喋れば喋るほど、ポンコツのような、というかまんまポンコツの喋り方をしてたかと思うと、ゴホンっと、大きく咳き込む。
「えー……つまりは、幻竜族! 【万緑龍リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世】、ここに参上なのですぬ!! ぬを語尾に付けると、カッコいいぬ!!」
===== ===== =====
【万力龍リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世】 ランク;☆☆+1
個体レベル;01
装備職業;杖使い
攻撃力;B+1
属性攻撃力;A+1
防御力;A+1
素早さ;D+1
賢さ;E+1
固有スキル;【万力毒】;万力龍のみが持つ特殊な毒。空中に毒を散布することで文字を具現化でき、具現化した文字に意味がある場合、その意味の効果を数十秒間発揮することが出来る
;【不滅長寿(卵限定)】;死ぬこともなければ、成長することもないという不老不死スキルの劣化版。卵の状態のときのみ、適応
;【ドラゴンパワー】;ドラゴンの力により、全ての攻撃が強力となります
;【ジンバーロック】;身体能力を制限する不可視の鎧。外すことで賢さを除く全てのスペックが2段階一時的に上がり、制限時間が過ぎると一定時間動けなくなってしまう
後天スキル;【杖術】(マナ系統);四大力の1つである《マナ》を扱う杖術。杖を持つ場合、杖から出る《マナ》を用いた攻撃の全てに補正効果がつきます
;【メカクレ】;デメリットスキルの1つ。髪型のせいで目が隠れているため、命中率が下がります
;【アホの子】;デメリットスキルの1つ。賢さがEランクで固定されます
【万力龍リョクチャ・ハールハント・ヒアリング4世】 ランク;☆☆ 幻竜族
ドラゴン族の中でもさらに希少種である、幻世と呼ばれる場所にのみ存在すると伝わる幻竜族の召喚獣。身体から出る特殊な毒は他人に感染する効果はないが、空気に書いた文字を具現化し、文字が持つ力を操る力を持つ
着ているドレスは、ただの卵柄のドレスのように見えるが、これはまだ卵の中にいる証拠であり、厳密にはまだ卵の状態の龍族である。また、目には見えないジンバーロックを外すことで、一定時間スペック以上の力を出すことが可能となる
===== ===== =====
「ドヤァ、ぬっ!!」
と、ドヤ顔を決めて、【六茶、参上!!】という文字を空中に浮かび上がらせる、俺の新たな仲間のリョクチャ……。
「それ、リョクチャじゃなくて、ロクチャな。うん」
「妾の! 妾の妹が、アホの子なんじゃが……!!」
なんて言うか……見かけは物凄い出来るお姉さんな、アホの子が仲間に入ったのであった。
(※)【融合召喚】で召喚された召喚獣は、2体以上の召喚獣の"長所"と"短所"を、重ね合わせて組み合わせて生まれます。
そのため、融合される前とは異質の力を手に入れるのと同じく、短所が組み合わさった【デメリットスキル】も生まれますため、"【融合召喚】だから強い"とはなりません。
また、もう1つ、別の問題もありまして……?
ボタン瞳の少女、甘言のシーヴィーは目の前の【召喚士】の行動を、そう侮蔑の目と共に評した。
そもそも【融合召喚】は、そんな容易く成功する物ではない。
一言に《スピリット》と言っても、その性質は全く異なる。
《オーラ》は肉体を強化するその一点のみを極めた力であるのに対し、《スピリット》は肉体を初めとしたあらゆる物の性質を変化する力。
武器の硬さや大きさ、肉体の柔軟性や強固さ、さらには空間そのものを曲げるなどというものなど、《スピリット》はそれだけ多種多様の使い道があり、同時に多種多様の《スピリット》が存在する。
今、あの【召喚士】----確か、冴島渉と言ったか。
彼はマナ系統の【召喚士】であるのにも関わらず、《スピリット》も使えるという点では凄いが、あの感じ、恐らく《スピリット》はまだ慣れてないと見える。
「(《スピリット》には相性がある。武器を変質させる用の《スピリット》を肉体に与えても変化しないのと同じように、召喚獣を変質させる用の《スピリット》がなければ……ってあれれ??)」
「なんで」とシーヴィーは驚いていた。
目が可笑しくなっていなければ、彼女が見る限り、召喚獣を2体とも《スピリット》で変質させることに成功しているからである。
「(まっ、まさか、あいつ……うちの研究書を見たのか?! そう言えば、ラブホちゃんと会ったのは《サリエリのアジト》……!!)」
そこでようやく、シーヴィーは理解した。
相手は、【融合召喚】を使えるのだと。
恐らくは、《サリエリのアジト》で適当に書いて捨てた【融合召喚】に必要な手順を書いた書物。
未完成ながらも、召喚獣を変質させる《スピリット》に書いておいた未完成のその書物はダンジョンで捨てられたことで、ボスのドロップアイテムの1つとして設定された。
それをこの前のダンジョンドロップ品として手に入れ、《スピリット》の力----【融合召喚】に必要な《スピリット》の力を得たという事なのだろう。
今まで【融合召喚】を使っていなかったのは、書物から手に入れたのは《スピリット》の力だけだったから。
「(けれど今、彼は知ってしまった。《スピリット》をどう使えば、【融合召喚】が出来るのかという事を)」
マズい……マズイマズイマズイマズイっっ!!
シーヴィーは物凄く、焦っていた。
なにせ、【融合召喚】が使える事----それがシーヴィーが最強の【召喚士】たる理由。
相手もそれを使えるとなると、困ったことになる。
自分の地位が、最強としての地位が、揺らいでしまう。
「(焦るな、焦るなよ、シーヴィー。自分のイケボで、冷静さを取り戻すのだ。
-----幸いなことに、今ならまだ間に合う。それに、【融合召喚】が失敗する可能性もある)」
【融合召喚】は、必ずしも成功する召喚術ではない。
特定の組み合わせでないと、成功しない、かなり高度な召喚術なのである。
適当に召喚した召喚獣を2体くっつければ、出来る代物ではない。
この屍龍メガボタンデスドラゴンだって、シーヴィーがなんとか見つけ出した、融合召喚獣の1体だ。
今、冴島渉が【融合召喚】に選んだのは、レベルⅣのエルダードラゴンエッグ。そしてレベルⅢのギルタブリル・ジンバーロック。
正直言って、シーヴィーも試したことがない組み合わせなため、成功するか、失敗するのか、どちらか分からない。
しかしながら、【融合召喚】に必要なのはレベルではなく、相性。
例え相手が融合元として用意した召喚獣のレベルが高くても、相性が悪ければそんなに強くはならないし、それどころか融合できずに失敗する可能性も高い。
「ですが……念には念を入れて」
すーっと、シーヴィーは大きく息を吸い込む。
そして----腹に力を込めて、大きく息を吐く。
「《みんな、いなくなれ!! メルティー・シャウト!!》」
そのシーヴィーの気持ちが色濃く反映された音は、空間を溶かしながら、冴島渉の方へ向かって行く。
「行けっ!! 溶かしきってしまえ!!」
「【----壁】」
と、その時である。
いきなり空中に浮かび上がった大きな文字、【壁】の一文字が浮かび上がる。
半透明で浮かぶその文字は、シーヴィーの魔力がこもった声に当たって、お互いに消え去る。
「----?!」
そして、シーヴィーは見た。
【召喚士】の冴島渉の前に生み出された紫色のスライムが変形して、新たな召喚獣が生まれている。
赤色のスライム状に変化した召喚獣、ギルタブリル・ジンバーロック。
青色のスライム状に変化した召喚獣、エルダードラゴンエッグ。
2色がきちんと混ざり合って、紫色のスライムになった----それはつまり、きちんと【融合召喚】が出来た、という事である。
「へぇ……」
ここで初めて、シーヴィーは彼を敵だと認識した。
自分の地位を、最強に匹敵するかもしれない【召喚士】かもしれないと。
「単なるラブホちゃんの、【召喚士】と思って、目をボタンにして可愛がるつもりでいたけど。
最強の【召喚士】たるうちに挑むつもりなら、覚悟してもらいましょうか」
甘言のシーヴィーを怒らせると、甘くない結末が待っている、と。
「……いや、ちょっと違うな。なんか名言っぽくないな」
甘くない結末という表現ってどうなんだろう?
シーヴィーはイケボで、美少女声で、アニメ声で----つまりは良い声の持ち主だ。
そんな良い声を使うには、やはり台詞もイケてなくてはなるまい。
「ここはちょっと思案案件ですね。
----と言う訳で、メガボタンデスドラゴン。後は頼みましたよ」
シーヴィーはそう言って、メガボタンデスドラゴンに任せて、部屋を出ていく。
「とりあえず、甘くない的な発言は入れておきたいかな……」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
シーヴィーが何故か逃げ、メガボタンデスドラゴンだけになった。
しかしながら、シーヴィーが逃げた事よりも、俺とココアは、新たな召喚獣の誕生に心を奪われていた。
「うふふ……! ようやく、喋れるようになれて嬉しいですぬ」
紫色のスライム----つまりはエルダードラゴンエッグとギルタブリル・ジンバーロックの融合した召喚獣の姿は、紫髪の綺麗なお姉さんだった。
まるでお姫様のように伸びる綺麗な紫髪が左目を隠して優雅さを出しつつ、背中から出る大きな龍の翼がその者の偉大さを見せつけていた。
エルダードラゴンエッグを思わせる卵柄のドレスと、左手は蠍の針のようになっていたりと、元の2体の性質も垣間見える彼女は、先が龍の尻尾のようになってる鞭のような杖を手に、上品そうに微笑む。
深窓の令嬢を思わせる雰囲気の彼女は、先程と同じく、蠍の針のようになってる左手から水色の毒を出して、空中に文字を描いていく。
「龍の力、そして蠍の力が、なんかこう、なんていうか良い感じ……そう、そんな感じにうふふで巡り合った……」
賢そうに見えた彼女は、何故だか喋れば喋るほど、ポンコツのような、というかまんまポンコツの喋り方をしてたかと思うと、ゴホンっと、大きく咳き込む。
「えー……つまりは、幻竜族! 【万緑龍リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世】、ここに参上なのですぬ!! ぬを語尾に付けると、カッコいいぬ!!」
===== ===== =====
【万力龍リョクチャ・ガールハント・ヒアリング4世】 ランク;☆☆+1
個体レベル;01
装備職業;杖使い
攻撃力;B+1
属性攻撃力;A+1
防御力;A+1
素早さ;D+1
賢さ;E+1
固有スキル;【万力毒】;万力龍のみが持つ特殊な毒。空中に毒を散布することで文字を具現化でき、具現化した文字に意味がある場合、その意味の効果を数十秒間発揮することが出来る
;【不滅長寿(卵限定)】;死ぬこともなければ、成長することもないという不老不死スキルの劣化版。卵の状態のときのみ、適応
;【ドラゴンパワー】;ドラゴンの力により、全ての攻撃が強力となります
;【ジンバーロック】;身体能力を制限する不可視の鎧。外すことで賢さを除く全てのスペックが2段階一時的に上がり、制限時間が過ぎると一定時間動けなくなってしまう
後天スキル;【杖術】(マナ系統);四大力の1つである《マナ》を扱う杖術。杖を持つ場合、杖から出る《マナ》を用いた攻撃の全てに補正効果がつきます
;【メカクレ】;デメリットスキルの1つ。髪型のせいで目が隠れているため、命中率が下がります
;【アホの子】;デメリットスキルの1つ。賢さがEランクで固定されます
【万力龍リョクチャ・ハールハント・ヒアリング4世】 ランク;☆☆ 幻竜族
ドラゴン族の中でもさらに希少種である、幻世と呼ばれる場所にのみ存在すると伝わる幻竜族の召喚獣。身体から出る特殊な毒は他人に感染する効果はないが、空気に書いた文字を具現化し、文字が持つ力を操る力を持つ
着ているドレスは、ただの卵柄のドレスのように見えるが、これはまだ卵の中にいる証拠であり、厳密にはまだ卵の状態の龍族である。また、目には見えないジンバーロックを外すことで、一定時間スペック以上の力を出すことが可能となる
===== ===== =====
「ドヤァ、ぬっ!!」
と、ドヤ顔を決めて、【六茶、参上!!】という文字を空中に浮かび上がらせる、俺の新たな仲間のリョクチャ……。
「それ、リョクチャじゃなくて、ロクチャな。うん」
「妾の! 妾の妹が、アホの子なんじゃが……!!」
なんて言うか……見かけは物凄い出来るお姉さんな、アホの子が仲間に入ったのであった。
(※)【融合召喚】で召喚された召喚獣は、2体以上の召喚獣の"長所"と"短所"を、重ね合わせて組み合わせて生まれます。
そのため、融合される前とは異質の力を手に入れるのと同じく、短所が組み合わさった【デメリットスキル】も生まれますため、"【融合召喚】だから強い"とはなりません。
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