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第5章『夏だ! 海だ! 千山鯉だぁ~!/雪ん子の座を奪いし召喚獣・千山鯉の章』
第196話(番外編) カフェオレが、飲みたい⭐︎(+6章予告)
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これは、ほんの少し前の物語----。
地獄の主であるサタン……いや、ファイントが冴島渉の家に、こっそりと行ってた時のお話である。
地獄での飲み物と言えば、やはりコーヒーである。
というかむしろ、コーヒーしかないと言うべきであろう。
【悪魔の飲み物】と称される伝承がある、コーヒー。
こういう伝承がある飲み物がコーヒーしかないから、地獄には、飲み物はコーヒーしかないのだ。
「そんな私の前に今、コーヒー以外の飲み物が♪」
【独断専行】スキルの効果により、こっそりと冴島渉の家に来ていた悪天使であるファイントは、嬉しそうにその飲み物を見ていた。
----牛乳。
死者しかいない地獄では、生を育む母乳と言う物は存在しない。
よって、乳牛もおらず、牛乳なんてモノは見るのも初体験であった。
「この牛乳と、コーヒーを混ぜ合わせると、カフェオレっていう飲み物になるんだよね♪
生を象徴するかのような牛乳と、地獄の飲み物たるコーヒーが合わさって、生と死の両方を得た飲み物だなんて、風情があるなぁ♪」
恐らくカフェオレに対して、そんな事を思うのは、彼女1人だけだと思うが。
ともかく、ファイントはワクワクした感情MAX状態で、コーヒーをひいていた。
「(初めてだね、コーヒーでワクワクするだなんて)」
ファイントにとって、コーヒーはあくまでも地獄を、退屈でしょうがなかったあの頃を象徴する飲み物。
召喚獣という形にて、この世界で来られた彼女にとっては、今が楽しくてしょうがないので、コーヒーを飲もうとは思わなかった。
まさか、そんなコーヒーに、こんな素敵な飲み方があるとは、ファイントも予想外であった。
そもそも牛乳どころか、牛の存在すら知らないので、想像が出来なかったのだが。
「さて、コーヒーは出来たね」
無事にひき終わって、出てきたコーヒーを見ると、やはりファイントの頭の中には、地獄の光景が思い浮かんでしまう。
----なにも実らない不毛の大地。
----話すことも、楽しい事もない、死の光景。
----そこにいるだけの、自分自身。
サタンであった時の姿を思い浮かべると、ファイントの気持ちがだいぶ落ち込んでいた。
「(ダメダメ! 今は、最高に楽しいご主人の召喚獣としての生を、エンジョイするって決めたんだから!
そのためにも、この居場所は、大切にしたいなぁ~)」
そう思ってるだけで、ご主人である冴島渉を思うだけで、落ち込んでたファインとの気持ちが段々と元に戻っていく。
テンションが、上がっていく。
「きっと、これこそが【召喚士】としての最大の特権なんだろうね」
----召喚獣達への、魅了。
それこそが、【召喚士】としての最大の力であると、ファイントは考えていた。
そもそも、いきなり目の前にいる男から命令を貰って、「はい、分かりました」と素直に聞く者は居るだろうか?
いや、居ない。
しかしながら、惚れた……言い方をもっと柔らかく、好ましい相手ならばどうだろう?
そういう人のためなら、命令されたことをやって見たいと思うのではないだろうか。
【召喚士】が自身よりも上の召喚獣を使役出来ないのも、ただ単に魅力が足りないだけなのでは?
多分だが、【召喚士】はそういう力を、召喚獣に無意識的に与えている。
スキルでもないだろうその力は、本来は召喚時に命令を聞き届けさせる程度の好意の魅了くらいなのだろう。
そして召喚獣達の世界に帰る際に、魅了もリセットされているとか。
その魅了が、【召喚 レベルアップ可能】によってあらゆる経験を会得出来る自分やファイントには、永続的に、なおかつ召喚されればされるほどに増えていく。
雪ん子ちゃんが、あそこまで懐いているのも、そう考えれば説明がつく。
「実際、私もご主人の事が大好きだしなぁ~♪」
多分、冴島渉は最強のハーレム生成能力を手に入れたんじゃないだろうか、とファイントは考えていたが、それを言う必要はないだろうとも思った。
ハーレムとは自ら造ろうとするモノではなく、気付いたら出来てるモノというのが、ファイントの考え方なのだから。
「それに、そっちの方が面白そうだし♪」
そんな事を考えながら、ファイントはカフェオレを作るために、出来上がったコーヒーへと牛乳を注ごうとする。
「……その前に、少し味見をば☆」
----結局、牛乳の美味しさにドハマりしてしまったファイントは、飲み切ってしまい、カフェオレを飲むことは出来ないのであった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第6章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
悪天使ファイントは真名解放によって、地獄の主であるサタンとなっていた。
サタンが持つスキルによって、Cランクダンジョン《東神話大陸》は、超一級ダンジョン《悪の地獄廻廊》へと変化し、さらにその入り口の周囲が地獄と化していた。
そして、その責任を取らせるため、冴島渉の家に【勇者】空海大地、そして【三大堕落】が現れて……?
「……好きな映画はドキュメンタリー、好きな料理はサラダ、好きな物は天然鉱石。どうも、【三大堕落】の【冴島・D・エリカ】っす。まっ、短い付き合いっすけどよろしく」
というか、冴島渉よ!
主人公であるなら、その誇りを見せてみろ!
----第6章(仮)
『ファイントは常に地獄の中にいる』、あるいは『覚醒ファイントの章』。
「ご主人、地獄へようこそ」
作者の承認欲求と時間が取れ次第、制作開始!!
地獄の主であるサタン……いや、ファイントが冴島渉の家に、こっそりと行ってた時のお話である。
地獄での飲み物と言えば、やはりコーヒーである。
というかむしろ、コーヒーしかないと言うべきであろう。
【悪魔の飲み物】と称される伝承がある、コーヒー。
こういう伝承がある飲み物がコーヒーしかないから、地獄には、飲み物はコーヒーしかないのだ。
「そんな私の前に今、コーヒー以外の飲み物が♪」
【独断専行】スキルの効果により、こっそりと冴島渉の家に来ていた悪天使であるファイントは、嬉しそうにその飲み物を見ていた。
----牛乳。
死者しかいない地獄では、生を育む母乳と言う物は存在しない。
よって、乳牛もおらず、牛乳なんてモノは見るのも初体験であった。
「この牛乳と、コーヒーを混ぜ合わせると、カフェオレっていう飲み物になるんだよね♪
生を象徴するかのような牛乳と、地獄の飲み物たるコーヒーが合わさって、生と死の両方を得た飲み物だなんて、風情があるなぁ♪」
恐らくカフェオレに対して、そんな事を思うのは、彼女1人だけだと思うが。
ともかく、ファイントはワクワクした感情MAX状態で、コーヒーをひいていた。
「(初めてだね、コーヒーでワクワクするだなんて)」
ファイントにとって、コーヒーはあくまでも地獄を、退屈でしょうがなかったあの頃を象徴する飲み物。
召喚獣という形にて、この世界で来られた彼女にとっては、今が楽しくてしょうがないので、コーヒーを飲もうとは思わなかった。
まさか、そんなコーヒーに、こんな素敵な飲み方があるとは、ファイントも予想外であった。
そもそも牛乳どころか、牛の存在すら知らないので、想像が出来なかったのだが。
「さて、コーヒーは出来たね」
無事にひき終わって、出てきたコーヒーを見ると、やはりファイントの頭の中には、地獄の光景が思い浮かんでしまう。
----なにも実らない不毛の大地。
----話すことも、楽しい事もない、死の光景。
----そこにいるだけの、自分自身。
サタンであった時の姿を思い浮かべると、ファイントの気持ちがだいぶ落ち込んでいた。
「(ダメダメ! 今は、最高に楽しいご主人の召喚獣としての生を、エンジョイするって決めたんだから!
そのためにも、この居場所は、大切にしたいなぁ~)」
そう思ってるだけで、ご主人である冴島渉を思うだけで、落ち込んでたファインとの気持ちが段々と元に戻っていく。
テンションが、上がっていく。
「きっと、これこそが【召喚士】としての最大の特権なんだろうね」
----召喚獣達への、魅了。
それこそが、【召喚士】としての最大の力であると、ファイントは考えていた。
そもそも、いきなり目の前にいる男から命令を貰って、「はい、分かりました」と素直に聞く者は居るだろうか?
いや、居ない。
しかしながら、惚れた……言い方をもっと柔らかく、好ましい相手ならばどうだろう?
そういう人のためなら、命令されたことをやって見たいと思うのではないだろうか。
【召喚士】が自身よりも上の召喚獣を使役出来ないのも、ただ単に魅力が足りないだけなのでは?
多分だが、【召喚士】はそういう力を、召喚獣に無意識的に与えている。
スキルでもないだろうその力は、本来は召喚時に命令を聞き届けさせる程度の好意の魅了くらいなのだろう。
そして召喚獣達の世界に帰る際に、魅了もリセットされているとか。
その魅了が、【召喚 レベルアップ可能】によってあらゆる経験を会得出来る自分やファイントには、永続的に、なおかつ召喚されればされるほどに増えていく。
雪ん子ちゃんが、あそこまで懐いているのも、そう考えれば説明がつく。
「実際、私もご主人の事が大好きだしなぁ~♪」
多分、冴島渉は最強のハーレム生成能力を手に入れたんじゃないだろうか、とファイントは考えていたが、それを言う必要はないだろうとも思った。
ハーレムとは自ら造ろうとするモノではなく、気付いたら出来てるモノというのが、ファイントの考え方なのだから。
「それに、そっちの方が面白そうだし♪」
そんな事を考えながら、ファイントはカフェオレを作るために、出来上がったコーヒーへと牛乳を注ごうとする。
「……その前に、少し味見をば☆」
----結局、牛乳の美味しさにドハマりしてしまったファイントは、飲み切ってしまい、カフェオレを飲むことは出来ないのであった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【第6章 予告(仮)】
※この予告はあくまでもプロット段階でありまして、ご意見要望、あと作者の気分次第で変わる可能性があります。むしろ変わって欲しい!!
悪天使ファイントは真名解放によって、地獄の主であるサタンとなっていた。
サタンが持つスキルによって、Cランクダンジョン《東神話大陸》は、超一級ダンジョン《悪の地獄廻廊》へと変化し、さらにその入り口の周囲が地獄と化していた。
そして、その責任を取らせるため、冴島渉の家に【勇者】空海大地、そして【三大堕落】が現れて……?
「……好きな映画はドキュメンタリー、好きな料理はサラダ、好きな物は天然鉱石。どうも、【三大堕落】の【冴島・D・エリカ】っす。まっ、短い付き合いっすけどよろしく」
というか、冴島渉よ!
主人公であるなら、その誇りを見せてみろ!
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