よくある脱出ホラーですが

霜月そら

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断章

断章~壱~

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「どうも、作者の霜月そらです」
「と、まあいきなり始まった断章なんですがねw」
「まさにいきなりだな霜月、断章っていったいなんなんだ?」
おっと東雲さんが今回のゲストだそうですねw
「断章ですよ、断章。」
「いや、だから断章とはなんなんだ」
「断章はですね、本編とは別の所で私とお話をする章なんですよ」
そう、断章とは本編とは別の所で登場人物たちとお話をしていく章なのである
それ故、少しキャラ崩壊があるかも知れませんがご了承下さいw
「具体的に喋っているだけなのか?」
「お、いいところを突きますね」
「この章ではもしこの時こうなっていたら...という仮定の話も書いていきます」
そう、本編と少し違っているとこうなっていたかもしれない
という仮定をこの章で書いていきます
「と、言うと...例えば私が生徒会に所属していない場合とかなのか?」
「いや、そこまで設定を返すような事はしませんよ」
うん、設定を返すといくら断章とはいえ
話の内容がごちゃまぜになるからやめておきますねw
「そうなのか、それで、今回はどのような仮定を?」
「そうだね、今回はもし最初、紫の手鏡を見つけていたらでいこう」
「わざわざ呪いにかけられるのか?」
あ、いや、そう言う訳じゃ...
「霜月って結構鬼畜なんだな」
「鬼畜じゃないです~ww」


と、まあここまでが前置きみたいな物です
次に断章本編があるのでどうぞ見ていって下さい












断章~もし紫の手鏡を見つけていたら~
満天の星と綺麗な三日月が頭上に見える
腕時計を見ると深夜0時
もうそろそろ前島が来る頃だ
というか何故夜に入る
旧校舎なんだから別に休みの日の日中でも良いだろ
そんなことを思っている内に
「みさきちゃ~ん」
前島が隣のクラスの武本七海たけもとななみを連れてきた
「少し遅かったな」
待ち時間を決めた人ならそれより早く待ち合わせ場所に居るべきだ
そう思いこう言う
「ごめん!家を抜け出すのが大変でさぁ」
じゃあ何故夜にしたんだと心の中でツッコミを入れる
「えっと、初めましてですね、会長」
ん?そうか、武本とは面と向かって話したことが無いからな
「そうだな、初めまして、私は生徒会会長、東雲水崎だ」
そう言うと武本は少し照れていた
何故だ?
「それじゃあ!旧校舎へゴー!」
というか何故前島はこう夜でも元気なのだ?
その疑問について考える間もなく旧校舎へ足を踏み入れた



        ----旧校舎----
旧校舎の玄関は少し埃がたまっていた


「さて、校内に入ったはいいが何処から調べるのだ?」
「とりあえず一つ一つ回ろうよ」
前島は場所を特定できていなかったのか
一つ一つ回ろうと提案をしてきた
「何も手がかりが無いんじゃ仕方ない、そうするか」
手がかりが無いんじゃ仕方ない
私は前島の意見にはそういう意味で賛成だ
「わ、私も大丈夫ですよ」
武本も賛成ということで三人は旧校舎を隅々まで探索することにした

玄関に戻ってみると先に武本が来ていたが
何故か前島が来ていなかった
二人で少し待ってみたものの一向に帰ってくる気配はない

「わ、私、前島さんを探しにいってきますね」
武本が前島を探しに行くと言ったので
「いや、それなら私も行く」
と同行することにした

一階から四階まで隈無く探すも前島の姿は見つからなかった
しかし、一階に戻ってきたときに
私たちはあるものを見てしまった


それは...


窓から差し込む月の光を浴び、妖しく光る紫の手鏡
「あ、あれってもしかして...」
それは雅で美しくあるが、同時に異様な程の禍々しさを持っていた
「紫の手鏡...」
私は反射的に目をそらした、しかし武本は鏡に魅了されているようで...
「武本!武本!?おい!武本!」
なんど呼び、揺さぶっても返事がない
そして段々と武本の目から光が無くなっていく
武本は生きてはいるものの全く動かない人形と化してしまったのだ
「こ、ここから、出ないと...」
玄関に戻り、激しく扉を叩くもその扉は固く閉ざされたまま
終わりなき夜が自我を孤独へと追いやり
それまで保たれていた精神力をも蝕んでいく
そして、自我が崩壊し、目から光が消えたとき...







キーンコーンカーンコーン

ホームルームが始まった、担任の安藤あんどう先生が悲しげに事を話す
「えぇ~、昨夜からこの学校の生徒、三人が行方不明だそうです」
事態はこの学校の生徒三人が突然行方不明になったというものだ
その一人が生徒会長である東雲三咲さん
彼女はとてもしっかりしているため
突然行方不明になるなどおかしいも世間でも騒がれた


「と、まぁこれが俺の知ってる怪談話じゃよ」
おじいさんがそう、語りを終える
「それで?その人たちはどうなったの?」
気になったのか隣の子供がおじいさんに問う
「実はこれは実話なんじゃよ...」
寒い、寒すぎるよ、おじいさん...
「三十年経った今でも異例の未解決事件なんだそうだ」
「お前さんらも、気を付けるんだぞ」







断章~もし紫の手鏡を見つけていたら~
                END






すみません、まだ少し続くのです...

ですが後書きのような物なので見なくてもいいですよ





「なぁ、霜月」
三咲さんが冷徹な目でこちらを見てくる
「な、なんですか?」
「お前、本当に残酷だな」
「いや!だから!断章ですから!仮定ですから!」
この人、本当に想像したのだろうか、少し震えている
「だ、だって...」
ん?会長としての風格が...
あ、もしかしてこれって...
「だってこれが本当だったら怖いじゃん!」
泣いてる!?
「え、えと、その、す、すいませんでしたぁぁぁあああ!!!」
「な、なんで謝るの?」
えと、涙目にそう言われましても...
「怖かったんだから!」
か、可愛いとか思うじゃないですか...
「す、すみません...」
「あ、謝らなくていいから...」
謝らないならどうすればいいのでしょうか...?
「ほ、本編くらいハッピーエンドにしてよね!」
ツンデレなのにメタいぞこの子!
「わ、わかりましたぁ!」
と、とにかく本編はハッピーエンドで終わらせるつもりでいます
ん~...三咲さんってあそこまで崩れるんだなぁ...
え?いや、何もないですよ...?何もね...
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