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第1章 魔法を極めた王、異世界に行く
10:修行③
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あれからさらに1ヶ月が経過した。エリィは基礎をじっくりと何度も繰り返したことにより、魔力布衣も意識をした状態ではあるが、数時間継続できるようになってきた。不可抗力として、毎回魔力が切れるまで行うことによって、大幅に魔力も増えている。
魔力布衣で自身を包み継続できるようになったら、次は魔力布衣をしながら部分的に魔力を集中させる方法を伝授だ。
まずは魔力布衣をしながら、魔力を集めたい場所をイメージする。その後、魔力布衣が解けないように注意しながらイメージした場所に魔力を集中させる。
これは元々魔力布衣でも行ってきた事の応用なので、エリィはすぐに出来るようになった。手や腕、足などに魔力を多く流して留めていく。
ある程度出来るようになれば次の段階だ。
「エリィ、魔力を部分的に動かすのは出来るようになってきたな?」
「はい師匠!」
「よしよし。そしたら俺のことをよく見ておくんだ。体内と体外の魔力を多く目に集中させてな」
以前は体内の魔力を目に集めることによって、ぼやけてはいるが魔力の動きを観察できていた。今回は完全に目に集中することによって視覚として魔力をとらえる練習だ。
俺が右手を前に出すと、エリィが目に魔力を集中し始めた。
そして俺は手のひらを上にし、魔力で形を作っていく。今のエリィにもわかるように、少し大きめに作った動物の顔だ。
「さぁエリィ、この動物はなんだ?」
「えっ? 動物……?」
ぬぬ、もしかして魔力が上手く目に集まってないのか? だが、エリィの魔力は内外問わずちゃんと目に集まっているから成功しているはずだ。
不思議そうな顔をしているエリィが首を傾げて戻すまでにたっぷりと時間を使い、不安そうな顔をしながら口を開いた。
「くま……ですか?」
「…………」
なぜだ!? なぜ熊に見えた!?
立派な耳と凛々しい顔した犬にしか見えないはずだ! もしかしたらエリィの精度はそこまで達していないのか!?
いや、それはないはずだ。俺はもう一度別の種類に魔力を変化させた。
「これならどうだ?」
「えっと……たぬき……でしょうか?」
ねこだー!!! 俺は叫びそうになるのを必死に堪えながらゆっくりと首を振った。
いや確かに俺の芸術は……もしや前世で絵を見せたときは、誰もが微妙な反応をしながら拍手していたが……これか?
もしや俺に美的センスはないのか??
嫌な予感がするので、俺は別の形にすることにした。Gランク冒険者と呼ばれるぐらいだ、文字なら読めるだろう。
魔力の形を「G」へと変化させると、今度はちゃんと読めたらしい。どうやら俺の絵は別次元にいるそうで、少し傷心したのはここだけの話だ。
まぁちゃんと出来るようになったのはいいことだと前向きに捉えよう。
その後目に集中させて物を見させ続けた。何度も繰り返していれば解析とはいかなくても、鑑定ぐらいはものにできるだらう。
物をじっと見続けると、その物の近くにボードの様なものが浮かび上がってくる。そのボードには、鑑定された結果ーー例えば草であれば草の名前や効力などーーが記載されており、解析になると、より高度な詳細が出てくる。
周辺を散歩しながら「これは?」と手にとって見せ続けたおかげで、エリィも無事に鑑定は習得できた。想定より早いのは、やはり天才だからだろう。
だが使い続けた代償に体力も魔力も大きく消耗している。
「ふーっ。ふーっ。これ、想像以上に難しいですね」
「そうだろう。全身に魔力を流し続けるよりも、部分的に流して留めて魔力を使うのはいつも以上に集中力も体力も使う」
立ったまま数時間は魔力布衣を出来るようになったエリィでも、部分的に魔力を使うのは難しいのだろう。ただ、これで感覚は掴めたはずだ。そうなると並行してあの修行も開始してもいいかもしれない。
昼飯をしっかり食べて休憩した後は、簡単に言えば体力作りを行なっていく。昼に狩りをしながら森も探索しているし、問題は起きないだろう。
「さてとエリィ、今度は森で狩りをしに行く」
「はい! いつものですね!」
「そうだがそうではない。今回から、魔力布衣を発動しながら森へと出かける」
「なるほど! ほぼいつも通りですね!」
「あぁ。そうだといいな」
エリィは気付いていない。普段は立ちの状態で魔力布衣を行なっているが、動いたりするときの魔力の変化とコントロールする難しさを。これも実際に使って慣れていくしかないのだが、想像以上に魔力を消費する。しかも魔力だけじゃなく体力も消耗するので、体力作りにももってこいだ。
「んじゃ俺が先導するからエリィはついてこい。いつもより少し速く動くぞ」
「はい! ついていきます!!」
ーーーー
結論から言うと、エリィは頑張った方だ。魔力布衣を持続させながらの移動、さらに俺に着いて行こうと全力を出して頑張っていた。
途中で俺の魔力の動きを見たらしく、足に魔力を集めたりなど身体強化にも応用し始めた。その分使う魔力が段違いになり、結果30分で魔力切れを起こしたのだ。
「うぅ……もう無理ぃ……」
「ははは。いやでも頑張った方だぞ?」
俺はエリィを背負って、来た道とは別の道を帰っている。俺自身も体力をつけなければならないし、エリィを背負う事で体に負荷をかけながら修行出来るのが狙いだ。
俺の背中でぐったりしているエリィは、息も絶え絶えになりながら俺と話をしていた。
「エリィ、さっきやってた俺との散歩だが、途中で魔力の流れを見たのは正解だったぞ」
「ふぁい……」
「あの状態こそが、本来の身体強化だ。この世界の身体強化はものの10分で解けてしまうんだろ?」
「うん……」
「魔力布衣を極めれば、常時身体強化を発動してるのと同じ状態にできる。本来の身体強化よりも性能は落ちるかもしれないが、常時発動できるメリットの方がデカい」
「ふにゅ……」
そうなのだ。身体強化の魔法は、一時的に爆発的な強化を受けることができる代わりに、対象の能力値次第では消費する魔力量も多いし、その持続時間は非常に短い。しかもこの世界は魔力しか見ていないので、魔素を使って継続する事や掛け直しを知らない可能性すらある。その前に魔素を操るための魔力量も足りていないだろうし、そもそも魔法技術自体が高くないと思っている。
エリィにも魔素の扱いを覚えさせれば話は早いかもしれないが、それをしないのはまず魔力の操作と容量を増やすのが目的だ。魔力量が足りなかったり魔力操作がおぼつかないうちに魔素を利用しようとすると、魔素に呑まれてしまうなどいい影響がない。前の世界でも魔素を使おうとして自滅したやつは何人も見てきた。
そういえばあの魔獣……ダークボアだったか、あれも魔素の影響によるものなんだろうか。解析した時に魔力を取り込んだと出ていたが、前の世界では動物が魔素に魅入られることなどなかったが……世界が変わると生息している生物の特性も変わるのかもしれないな。
そんな事を思案しながら歩いていると、大きめの岩肌が見えてきた。近付いて見ると、岩肌には似合わない大きな空洞が口を開けたように構えている。
中の様子は暗く奥までは見えないが、濃い魔素の気配を感じる。俺の脳内辞書を必死にめくってみると、多分ここは「ダンジョン」だろうと結論が出た。
「ほぉ……これがあのダンジョンか」
女神の書斎にあった本によると、ダンジョンには魔素が充満しており魔物が発生している。その魔物の姿も色々あり、広く大きいダンジョンの深部にはドラゴンがいるとかなんとか。
それに必ずダンジョンの深部にはボスがいて、ダンジョンコアと呼ばれる物を守っているとも書いてあった。
エリィの修行が落ち着いたら、ダンジョンの攻略に駆り出してもいいかもしれない。
そのためには……。
俺は地図情報を展開し、この場所を忘れぬようにマークをつけておく。この魔法は俺のオリジナルで、一度行った場所なら自動的に地図化して保存しておくことができる。
空間魔法の応用だが、作り出すのに苦労した覚えがある。まず自分を中心に特定の範囲を自動的に視覚化させなきゃいけないし、その上データの保存にも魔力を必要とする。作り上げた時には感動して泣きかけたぐらいだ。
俺はダンジョンを後にすると、今度はアジトまでの道のりを魔力布衣をしながら向かっていく。ただの魔力布衣ではなく、背負っているエリィも包み込むようにして発動し続ける。こうする事によって、使う魔力量が増し負荷も大きくすることができるのだ。
そして移動方法。エリィは背中でぐっすりと寝ているので、起こさないようにしながら全力でアジトを目指す。これは体幹を鍛えるのにも使うことができ、バランス感覚も鍛える方法だ。
「さてと、明日から忙しくなるぞ。やる事がいっぱいだからな」
「ふみゅぅ……」
俺は森の木々をすり抜けるように動きながら、一気にアジトまで走り始めた。
魔力布衣で自身を包み継続できるようになったら、次は魔力布衣をしながら部分的に魔力を集中させる方法を伝授だ。
まずは魔力布衣をしながら、魔力を集めたい場所をイメージする。その後、魔力布衣が解けないように注意しながらイメージした場所に魔力を集中させる。
これは元々魔力布衣でも行ってきた事の応用なので、エリィはすぐに出来るようになった。手や腕、足などに魔力を多く流して留めていく。
ある程度出来るようになれば次の段階だ。
「エリィ、魔力を部分的に動かすのは出来るようになってきたな?」
「はい師匠!」
「よしよし。そしたら俺のことをよく見ておくんだ。体内と体外の魔力を多く目に集中させてな」
以前は体内の魔力を目に集めることによって、ぼやけてはいるが魔力の動きを観察できていた。今回は完全に目に集中することによって視覚として魔力をとらえる練習だ。
俺が右手を前に出すと、エリィが目に魔力を集中し始めた。
そして俺は手のひらを上にし、魔力で形を作っていく。今のエリィにもわかるように、少し大きめに作った動物の顔だ。
「さぁエリィ、この動物はなんだ?」
「えっ? 動物……?」
ぬぬ、もしかして魔力が上手く目に集まってないのか? だが、エリィの魔力は内外問わずちゃんと目に集まっているから成功しているはずだ。
不思議そうな顔をしているエリィが首を傾げて戻すまでにたっぷりと時間を使い、不安そうな顔をしながら口を開いた。
「くま……ですか?」
「…………」
なぜだ!? なぜ熊に見えた!?
立派な耳と凛々しい顔した犬にしか見えないはずだ! もしかしたらエリィの精度はそこまで達していないのか!?
いや、それはないはずだ。俺はもう一度別の種類に魔力を変化させた。
「これならどうだ?」
「えっと……たぬき……でしょうか?」
ねこだー!!! 俺は叫びそうになるのを必死に堪えながらゆっくりと首を振った。
いや確かに俺の芸術は……もしや前世で絵を見せたときは、誰もが微妙な反応をしながら拍手していたが……これか?
もしや俺に美的センスはないのか??
嫌な予感がするので、俺は別の形にすることにした。Gランク冒険者と呼ばれるぐらいだ、文字なら読めるだろう。
魔力の形を「G」へと変化させると、今度はちゃんと読めたらしい。どうやら俺の絵は別次元にいるそうで、少し傷心したのはここだけの話だ。
まぁちゃんと出来るようになったのはいいことだと前向きに捉えよう。
その後目に集中させて物を見させ続けた。何度も繰り返していれば解析とはいかなくても、鑑定ぐらいはものにできるだらう。
物をじっと見続けると、その物の近くにボードの様なものが浮かび上がってくる。そのボードには、鑑定された結果ーー例えば草であれば草の名前や効力などーーが記載されており、解析になると、より高度な詳細が出てくる。
周辺を散歩しながら「これは?」と手にとって見せ続けたおかげで、エリィも無事に鑑定は習得できた。想定より早いのは、やはり天才だからだろう。
だが使い続けた代償に体力も魔力も大きく消耗している。
「ふーっ。ふーっ。これ、想像以上に難しいですね」
「そうだろう。全身に魔力を流し続けるよりも、部分的に流して留めて魔力を使うのはいつも以上に集中力も体力も使う」
立ったまま数時間は魔力布衣を出来るようになったエリィでも、部分的に魔力を使うのは難しいのだろう。ただ、これで感覚は掴めたはずだ。そうなると並行してあの修行も開始してもいいかもしれない。
昼飯をしっかり食べて休憩した後は、簡単に言えば体力作りを行なっていく。昼に狩りをしながら森も探索しているし、問題は起きないだろう。
「さてとエリィ、今度は森で狩りをしに行く」
「はい! いつものですね!」
「そうだがそうではない。今回から、魔力布衣を発動しながら森へと出かける」
「なるほど! ほぼいつも通りですね!」
「あぁ。そうだといいな」
エリィは気付いていない。普段は立ちの状態で魔力布衣を行なっているが、動いたりするときの魔力の変化とコントロールする難しさを。これも実際に使って慣れていくしかないのだが、想像以上に魔力を消費する。しかも魔力だけじゃなく体力も消耗するので、体力作りにももってこいだ。
「んじゃ俺が先導するからエリィはついてこい。いつもより少し速く動くぞ」
「はい! ついていきます!!」
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結論から言うと、エリィは頑張った方だ。魔力布衣を持続させながらの移動、さらに俺に着いて行こうと全力を出して頑張っていた。
途中で俺の魔力の動きを見たらしく、足に魔力を集めたりなど身体強化にも応用し始めた。その分使う魔力が段違いになり、結果30分で魔力切れを起こしたのだ。
「うぅ……もう無理ぃ……」
「ははは。いやでも頑張った方だぞ?」
俺はエリィを背負って、来た道とは別の道を帰っている。俺自身も体力をつけなければならないし、エリィを背負う事で体に負荷をかけながら修行出来るのが狙いだ。
俺の背中でぐったりしているエリィは、息も絶え絶えになりながら俺と話をしていた。
「エリィ、さっきやってた俺との散歩だが、途中で魔力の流れを見たのは正解だったぞ」
「ふぁい……」
「あの状態こそが、本来の身体強化だ。この世界の身体強化はものの10分で解けてしまうんだろ?」
「うん……」
「魔力布衣を極めれば、常時身体強化を発動してるのと同じ状態にできる。本来の身体強化よりも性能は落ちるかもしれないが、常時発動できるメリットの方がデカい」
「ふにゅ……」
そうなのだ。身体強化の魔法は、一時的に爆発的な強化を受けることができる代わりに、対象の能力値次第では消費する魔力量も多いし、その持続時間は非常に短い。しかもこの世界は魔力しか見ていないので、魔素を使って継続する事や掛け直しを知らない可能性すらある。その前に魔素を操るための魔力量も足りていないだろうし、そもそも魔法技術自体が高くないと思っている。
エリィにも魔素の扱いを覚えさせれば話は早いかもしれないが、それをしないのはまず魔力の操作と容量を増やすのが目的だ。魔力量が足りなかったり魔力操作がおぼつかないうちに魔素を利用しようとすると、魔素に呑まれてしまうなどいい影響がない。前の世界でも魔素を使おうとして自滅したやつは何人も見てきた。
そういえばあの魔獣……ダークボアだったか、あれも魔素の影響によるものなんだろうか。解析した時に魔力を取り込んだと出ていたが、前の世界では動物が魔素に魅入られることなどなかったが……世界が変わると生息している生物の特性も変わるのかもしれないな。
そんな事を思案しながら歩いていると、大きめの岩肌が見えてきた。近付いて見ると、岩肌には似合わない大きな空洞が口を開けたように構えている。
中の様子は暗く奥までは見えないが、濃い魔素の気配を感じる。俺の脳内辞書を必死にめくってみると、多分ここは「ダンジョン」だろうと結論が出た。
「ほぉ……これがあのダンジョンか」
女神の書斎にあった本によると、ダンジョンには魔素が充満しており魔物が発生している。その魔物の姿も色々あり、広く大きいダンジョンの深部にはドラゴンがいるとかなんとか。
それに必ずダンジョンの深部にはボスがいて、ダンジョンコアと呼ばれる物を守っているとも書いてあった。
エリィの修行が落ち着いたら、ダンジョンの攻略に駆り出してもいいかもしれない。
そのためには……。
俺は地図情報を展開し、この場所を忘れぬようにマークをつけておく。この魔法は俺のオリジナルで、一度行った場所なら自動的に地図化して保存しておくことができる。
空間魔法の応用だが、作り出すのに苦労した覚えがある。まず自分を中心に特定の範囲を自動的に視覚化させなきゃいけないし、その上データの保存にも魔力を必要とする。作り上げた時には感動して泣きかけたぐらいだ。
俺はダンジョンを後にすると、今度はアジトまでの道のりを魔力布衣をしながら向かっていく。ただの魔力布衣ではなく、背負っているエリィも包み込むようにして発動し続ける。こうする事によって、使う魔力量が増し負荷も大きくすることができるのだ。
そして移動方法。エリィは背中でぐっすりと寝ているので、起こさないようにしながら全力でアジトを目指す。これは体幹を鍛えるのにも使うことができ、バランス感覚も鍛える方法だ。
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