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光と闇
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コンビニの前は駐車場になっている。今は一台も車は停まっていなかった。店の前にも人はいない。雅史は真っ直ぐに公衆電話に駆け寄った。
受話器を掴んだ。テレホンカードを差し込んだ。手には青木から渡された紙が握られている。その紙に書かれている明美の携帯電話の番号を押した。
これで欲望が満たされる。雅史は心が弾んだ。しかし、弾んだ心は直ぐに壊された。
「この電話からはお繋ぎできません」
受話器から聞こえてきたのは、明美の声ではなかった。
笑顔が凍り付いた。雅史は受話器を激しく叩き付け電話を切ると、再び書かれた通りに明美の番号を押した。
やはり同じだった。雅史の耳にそのアナウンスが流れた。
雅史は受話器を叩き付けると振り返った。数十メートル先から青木がこちらを見ている。雅史は青木を睨み付けた。
雅史は駆け出した。真っ直ぐに青木に向かっている。近付くに連れ殺意が増している。爆発しそうだった。
「どうした?」
青木が首を傾げて声を掛けた。
「どうしたじゃねぇよ!」
雅史の目は血走っている。今にも殺してしまいそうだ。
「…もしかして、電話が繋がらなかったのか?」
青木は勘づいたようだ。
「そうだよ!番号書き間違ってんのか!?舐めやがって!」
雅史は唾を撒き散らして吠えた。
青木は雅史の満ち溢れる殺意に気付いていないのか、堂々としている。いや、もう普通の精神をしていないのだろう。それは雅史も同じだ。
「公衆電話を着信拒否設定してるんだよ」
「はぁ!?」
冷静ではない雅史は、意味が分かっていないようだ。
「しょうがない…携帯電話を返す。それで電話を掛けろ」
青木はズボンのポケットから取り出した雅史の携帯電話を差し出した。
受話器を掴んだ。テレホンカードを差し込んだ。手には青木から渡された紙が握られている。その紙に書かれている明美の携帯電話の番号を押した。
これで欲望が満たされる。雅史は心が弾んだ。しかし、弾んだ心は直ぐに壊された。
「この電話からはお繋ぎできません」
受話器から聞こえてきたのは、明美の声ではなかった。
笑顔が凍り付いた。雅史は受話器を激しく叩き付け電話を切ると、再び書かれた通りに明美の番号を押した。
やはり同じだった。雅史の耳にそのアナウンスが流れた。
雅史は受話器を叩き付けると振り返った。数十メートル先から青木がこちらを見ている。雅史は青木を睨み付けた。
雅史は駆け出した。真っ直ぐに青木に向かっている。近付くに連れ殺意が増している。爆発しそうだった。
「どうした?」
青木が首を傾げて声を掛けた。
「どうしたじゃねぇよ!」
雅史の目は血走っている。今にも殺してしまいそうだ。
「…もしかして、電話が繋がらなかったのか?」
青木は勘づいたようだ。
「そうだよ!番号書き間違ってんのか!?舐めやがって!」
雅史は唾を撒き散らして吠えた。
青木は雅史の満ち溢れる殺意に気付いていないのか、堂々としている。いや、もう普通の精神をしていないのだろう。それは雅史も同じだ。
「公衆電話を着信拒否設定してるんだよ」
「はぁ!?」
冷静ではない雅史は、意味が分かっていないようだ。
「しょうがない…携帯電話を返す。それで電話を掛けろ」
青木はズボンのポケットから取り出した雅史の携帯電話を差し出した。
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