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運命の人
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「小羽君はサンタさんに何をお願いしたの?」
今日はクリスマス。霞は目を輝かせている。
小羽の目に輝きはなかった。小羽は唇を噛み締めている。
「サンタさんなんて、いないよ!」
小羽は顔を真っ赤にして、急に怒りだした。
霞は小羽が怒る姿を初めて見た。大好きな小羽を自分が怒らせた。霞は泣きそうになった。しかし、大好きな小羽に、自分が思う真実を伝えたかった。
「…サンタさんはいるよ」
霞の声は震えている。
「…じゃあ、何で僕の所に、サンタさん来たことないの?」
小羽は泣きそうな顔で霞を見詰めた。
「…サンタさんから小羽君のプレゼント預かってるんだ」
その言葉が勝手に口から出てきた。霞は小羽を悲しませたくないのだ。
「えっ!?ほんと!?」
小羽の顔から悲しみが消えた。
「ほんとだよ!」
霞は大きく頷いた。そして、思い付いた。霞はポケットの中から、先程自分で作った緑色の透けたガラスの振り子を取り出した。
「これがサンタさんから預かったプレゼントだよ」
「やった!やった!ありがとうサンタさん!」
小羽は霞から手渡された振り子を大事そうに抱え笑顔を浮かべた。
「良かったね!」
元気になった小羽を見て霞は嬉しくなった。
小羽はキラキラとした目で、手の平の上の振り子を見詰めた。
「綺麗だね…何だろうこれ?」
霞は自分が作った振り子を誉められ嬉しかった。
「振り子っていうんだよ」
「振り子?振り子ってなーに?」
小羽は目を輝かせながら、首を傾げた。
「振り子っていうのはね、神様とお話できるアイテム…あっ!」
霞はそう言うと、自分の口を手で押さえ、部屋を飛び出しリビングへと駆けて行った。
「ママ!大変!小羽君に私が天使だって事ばれちゃうかも!」
リビングのドアを開け、霞は叫んだ。
「言っちゃったの?」
すみれは困ったような笑顔を浮かべている。
「言ってないけど、霞が天使だってばれちゃう!どうしよう!」
霞は足をドタバタとし、今にも泣きそうな顔をしている。
「霞ちゃん天使なの!」
入り口付近に立つ霞の後ろから小羽が声を掛けた。
「小羽君!…うわーん!霞が天使だってばれちゃったよ!うわーん!」
霞は大粒の涙を流した。秘密をばらした為、怒った神様が天使の力を奪うと思ったのだ。
「霞、大丈夫だよ、こっちにおいで」
すみれは優しい笑顔で手招きした。
「ママー!」
霞は駆け足ですみれの胸に飛び込んだ。
今日はクリスマス。霞は目を輝かせている。
小羽の目に輝きはなかった。小羽は唇を噛み締めている。
「サンタさんなんて、いないよ!」
小羽は顔を真っ赤にして、急に怒りだした。
霞は小羽が怒る姿を初めて見た。大好きな小羽を自分が怒らせた。霞は泣きそうになった。しかし、大好きな小羽に、自分が思う真実を伝えたかった。
「…サンタさんはいるよ」
霞の声は震えている。
「…じゃあ、何で僕の所に、サンタさん来たことないの?」
小羽は泣きそうな顔で霞を見詰めた。
「…サンタさんから小羽君のプレゼント預かってるんだ」
その言葉が勝手に口から出てきた。霞は小羽を悲しませたくないのだ。
「えっ!?ほんと!?」
小羽の顔から悲しみが消えた。
「ほんとだよ!」
霞は大きく頷いた。そして、思い付いた。霞はポケットの中から、先程自分で作った緑色の透けたガラスの振り子を取り出した。
「これがサンタさんから預かったプレゼントだよ」
「やった!やった!ありがとうサンタさん!」
小羽は霞から手渡された振り子を大事そうに抱え笑顔を浮かべた。
「良かったね!」
元気になった小羽を見て霞は嬉しくなった。
小羽はキラキラとした目で、手の平の上の振り子を見詰めた。
「綺麗だね…何だろうこれ?」
霞は自分が作った振り子を誉められ嬉しかった。
「振り子っていうんだよ」
「振り子?振り子ってなーに?」
小羽は目を輝かせながら、首を傾げた。
「振り子っていうのはね、神様とお話できるアイテム…あっ!」
霞はそう言うと、自分の口を手で押さえ、部屋を飛び出しリビングへと駆けて行った。
「ママ!大変!小羽君に私が天使だって事ばれちゃうかも!」
リビングのドアを開け、霞は叫んだ。
「言っちゃったの?」
すみれは困ったような笑顔を浮かべている。
「言ってないけど、霞が天使だってばれちゃう!どうしよう!」
霞は足をドタバタとし、今にも泣きそうな顔をしている。
「霞ちゃん天使なの!」
入り口付近に立つ霞の後ろから小羽が声を掛けた。
「小羽君!…うわーん!霞が天使だってばれちゃったよ!うわーん!」
霞は大粒の涙を流した。秘密をばらした為、怒った神様が天使の力を奪うと思ったのだ。
「霞、大丈夫だよ、こっちにおいで」
すみれは優しい笑顔で手招きした。
「ママー!」
霞は駆け足ですみれの胸に飛び込んだ。
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