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自分
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「…先程、霞さんに手渡したものがありますよね?あのクリスタルの振り子を平仮名が書かれた紙の上に垂らして、質問を口にしていました」
健太は霞を事件に巻き込みたくない思いで、一瞬言うのを躊躇ったが、真実を口にした。
「新垣さんの…話は聞いています。盗まれた物ですね…新垣さんもダウジングを使えるんでしたよね…まだ、署内に居るかもしれない。新垣さんにダウジングをやってもらいましょう」
田宮はそう言うと、後ろに立つ利根川の方を振り向いた。
「霞さんを事件に巻き込みたくない!」
健太は立ち上がり、田宮を制した。
「…ダウジングが本当に使えるなら、監禁されている場所も、沢尻の共犯の名前も分かるかもしれませんよ?」
田宮は刑事らしい目を健太に向けている。
「……」
健太は言い返せなかった。健太は無言で視線を机に落とした。
それを了承したと捉えた田宮は、利根川に声を掛けた。
「利根川、新垣さんを探してきてくれ。まだ署内に居るかもしれん」
利根川は俯く健太を何とも言えぬ顔で見詰めた後、部屋を出て行った。
利根川が出て行ったドアに視線を向けた健太が呟いた。
「…沢尻先生は、約束ノートに関わる事件に関係ありません」
「えっ!?…篠原さん、先程からどうされたんですか?今度は沢尻を庇うんですか?」
田宮は目を見開き、驚いている。
「…庇っている訳ではありません…小羽君…彼が教えてくれたんです」
「…速水が?…篠原さん、何度も言いますが、速水は凶悪犯ですよ。それを真に受けてはいけません」
田宮は諭すような目を健太に向けている。
「彼は約束ノートに書いたんです。真実の情報を俺に教えると」
田宮は首を傾げた。
「それがどうしました?たかが、ノートに書いたぐらいで…」
「…彼は二重人格者でした…凶暴な人格が、今まで数多くの人の命を奪ってきました…その凶暴な人格が俺を殺そうとした時に、本来の人格が現れて、約束ノートに書いたんです…俺を殺さないと…そして、彼は再び約束ノートに書き込みました。罪を償う為に、自らの命を絶つと」
健太はぶれのない視線で田宮を見詰めている。
「…元々、死ぬつもりで、篠原さんを殺すつもりは最初からなかったんじゃないですか?」
健太は霞を事件に巻き込みたくない思いで、一瞬言うのを躊躇ったが、真実を口にした。
「新垣さんの…話は聞いています。盗まれた物ですね…新垣さんもダウジングを使えるんでしたよね…まだ、署内に居るかもしれない。新垣さんにダウジングをやってもらいましょう」
田宮はそう言うと、後ろに立つ利根川の方を振り向いた。
「霞さんを事件に巻き込みたくない!」
健太は立ち上がり、田宮を制した。
「…ダウジングが本当に使えるなら、監禁されている場所も、沢尻の共犯の名前も分かるかもしれませんよ?」
田宮は刑事らしい目を健太に向けている。
「……」
健太は言い返せなかった。健太は無言で視線を机に落とした。
それを了承したと捉えた田宮は、利根川に声を掛けた。
「利根川、新垣さんを探してきてくれ。まだ署内に居るかもしれん」
利根川は俯く健太を何とも言えぬ顔で見詰めた後、部屋を出て行った。
利根川が出て行ったドアに視線を向けた健太が呟いた。
「…沢尻先生は、約束ノートに関わる事件に関係ありません」
「えっ!?…篠原さん、先程からどうされたんですか?今度は沢尻を庇うんですか?」
田宮は目を見開き、驚いている。
「…庇っている訳ではありません…小羽君…彼が教えてくれたんです」
「…速水が?…篠原さん、何度も言いますが、速水は凶悪犯ですよ。それを真に受けてはいけません」
田宮は諭すような目を健太に向けている。
「彼は約束ノートに書いたんです。真実の情報を俺に教えると」
田宮は首を傾げた。
「それがどうしました?たかが、ノートに書いたぐらいで…」
「…彼は二重人格者でした…凶暴な人格が、今まで数多くの人の命を奪ってきました…その凶暴な人格が俺を殺そうとした時に、本来の人格が現れて、約束ノートに書いたんです…俺を殺さないと…そして、彼は再び約束ノートに書き込みました。罪を償う為に、自らの命を絶つと」
健太はぶれのない視線で田宮を見詰めている。
「…元々、死ぬつもりで、篠原さんを殺すつもりは最初からなかったんじゃないですか?」
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