海岸通り黄昏ランデブー

tommynya

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麗しの肉体と暴かれる秘密

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翌日の体育の授業でバスケをしている。クラス対抗のゲームだ。遼が大活躍していて、女子達にキャーキャー言われている。

(キラキラしてて眩しスギるな…遼の筋肉と骨…綺麗すぎるな…絶対好きにならないぞ…正直…凄いタイプだけど…高身長ですらっとしている、美しい身体…腕の筋肉が眩しい…パーフェクトビジュアル…友達なんだから…ダメ、絶対。トキメキを止めなければ…)

 ゲーム終了のホイッスルが鳴り、遼は俺の方に歩いて来た。

「喉渇いた水頂戴」

「あっ俺の飲みかけしか無いけどいい?」

「うん」

 さっと奪って飲み始める。

(水を飲む横顔、綺麗過ぎるなぁ…)

額からつたった汗がキラキラと輝き、こめかみを通り喉までつたって、Tシャツの中に吸い込まれていった…

「俺の顔になんかついてる?めっちゃ見てるね、どうしたんだ乃亜?フフッ」

「見てないよ!」

(ごめんなさい…本当は、脳裏に焼き付く位見てました…)

 俺は遼にタオルを押し付ける。

「ありがとう」

 遼はタオルを受け取り自分の汗を拭く。

(遼は絵に描いたようなキラキラ男子だな…イケメンでスポーツ万能でモテ男…誰にでも優しく、性格も良い…憎らしいほどに…ダメな所がない…なんでこんなに俺といてくれるのか正直分からない…いつもキラキラしていて…眩しすぎる…)

「次、俺のクラスの番だから行ってくる」

「おぅ、頑張れよ」

    ⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙⁙

 俺のクラスの試合中、遼の方をみたら、見た事ない男達に話かけられていた。

(何か見た事あるような、ないような…誰だっけ?遼のクラスの人達じゃないな…)

「晴矢、真行寺と仲いいよね?俺は真行寺と同じ中学だったんだけど」

「何か用?」

「あいつ。ゲイなの知ってる?だからあまり、仲良くしない方がいいよ。中学の時イケメンの先輩に付き纏っていたらしいし、君みたいなイケメンが好きだから、気をつけた方が良いよ」

「お前、それ言いふらすなよ。それと、あいつにも近づくなよ」

 そう言って、遼はその場から立ち去った。

「おー怖~できてんのかな」

 男達も下品に笑いながらその場を立ち去った。

 その時、試合終了のホイッスルがなった。

(試合には全く集中できなかった…うっすらと思いだしたが、あいつは同じ中学のやつだ…遼に秘密ばれちゃったかもな…)

 下校時間になり、待ち合わせ場所で落ち合う二人。
いつものように、海岸通りを歩いて帰る。

「遼、あいつらに何か言われた?中学同じだったやつが体育の授業中に、遼に話しかけているのを見たんだ…」

「うん…乃亜は気にしなくていいよ」

「本当の事いってくれよ。大体見当ついているんだ」

「…うん…お前がゲイだって…」

「それ本当なんだ…隠しててごめん…中学で色々あって、地元から遠いこの学校に来たけど、ばれちゃったな…もし俺といっしょにいるの嫌なら、距離取ってくれていいよ…でも、俺はお前を好きにならないから、友達でいて欲しいよ…」

「…うん。変わらないよ俺は。気にすんな。お前、八神先生好きだし、何となく男が好きなのかな?とは思っていたから…それより、あいつらが言いふらさないかが心配だ」

「八神先生は、推しに似ているから見ちゃうだけで、別に好きではないから!」

「推しねぇ~フフッ」

「そうそう、推しだから!」

 話ながら歩いていると、マンションの前についていた。

(遼は俺がゲイである事を知っても、まったく態度が変わらなくて安心した…本当に良い奴すぎる…)

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