追放された『修理職人』、辺境の店が国宝級の聖地になる~万物を新品以上に直せるので、今さら戻ってこいと言われても予約で一杯です

たまごころ

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第13話 「ルークがいないと無理だ!」勇者からの手紙は焚き火に使いました

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「ふぅ……。今日もいい天気ですね」

グリーンホロウの村に、穏やかな午後が訪れていた。
俺、ルーク・ヴァルドマンは、店の裏庭に設置したハンモックに揺られながら、青空を見上げていた。
隣では、元剣聖のガラハドさんが、縁側で渋いお茶をすすっている。

「うむ。平和じゃのう。オークの群れが森の外れに現れたと聞いたが、わしが睨みを利かせたら一目散に逃げていったわ」
「さすがガラハドさん。もはや魔物避けの結界ですね」
「主の作った城壁のおかげもある。あの威圧感は、野生の勘を持つ獣ほど恐れるものじゃ」

村は平和そのものだった。
農業用重機『マークⅠ』の導入により、農作業の効率は劇的に向上。
村人たちは余った時間で温泉に入ったり、新しい特産品の開発に勤しんだりと、かつての限界集落とは思えないほど活気に満ちている。
俺の店にも、毎日のように依頼は来るが、それは「生活をより良くするための相談」ばかりで、悲壮感のあるものは一つもない。

「ルーク様ー! 焼き芋用のサツマイモ、たくさん採れたよー!」

村の子供たちが、泥だらけになりながらカゴいっぱいの芋を持ってきた。
トラクターで開墾した新しい畑の、記念すべき初収穫だ。

「おお、立派な芋だな。よし、今から庭で焼き芋パーティでもするか」
「やったー!」

俺はハンモックから降り、焚き火の準備を始めた。
枯れ木を集め、石でカマドを組む。
さて、火種はどうしようか。
『炎熱石』を使ってもいいが、焼き芋は落ち葉や紙を燃やしてじっくり焼くのが風情というものだ。

その時だった。
ヒュルルルル……と風を切る音がして、空から一羽の鳥が舞い降りてきた。
普通の鳥ではない。
透き通るような青い羽根を持ち、微かな魔力を帯びている。
それは『伝書魔鳥(メッセージ・バード)』だった。

「ん? あれは……」

俺は見覚えがあった。
あれは、勇者パーティが緊急連絡用に使っていた、使い捨ての高級マジックアイテムだ。
遠く離れた相手に、確実に手紙を届けることができる。
魔鳥は俺の目の前に着地すると、足にくくりつけられていた小さな羊皮紙筒を差し出した。
そして、役目を終えたかのように、魔力の粒子となって消滅した。

「主よ、それは?」
「……嫌な予感がしますね」

俺は筒を拾い上げた。
表面には、見慣れた紋章が刻印されている。
勇者ブレイドの実家である、下級貴族ヴァルドマン家の紋章だ。
差出人は確認するまでもない。

「勇者ブレイドからですね」
「ほう。あの、主を追放したという愚か者か」

ガラハドさんの目が、スッと細められた。
剣聖の殺気が漏れ出し、周囲の温度が数度下がった気がする。

「あ、ガラハドさん、落ち着いて。とりあえず中身を読んでみますから」

俺は筒から羊皮紙を取り出し、広げた。
そこには、ブレイドの乱暴な筆跡で、こう書かれていた。

『ルークへ。

 お前がどこにいるかは大体わかっている。
 辺境の田舎で、コソコソと修理屋ごっこをしているそうだな。
 単刀直入に言う。
 戻ってこい。

 俺たち勇者パーティは、現在王都を出て東へ向かっている。
 装備の調子が少し悪い。お前が変な調整をしたせいで、他の職人では直せない状態になっているようだ。
 まったく、迷惑な話だ。最後まで責任を持てなかったお前の未熟さが招いた事態だと言える。

 だが、俺は寛大な心で許してやることにした。
 今すぐ俺たちと合流し、装備を完璧に直せ。
 そうすれば、再びパーティの一員として迎えてやることも考えてやらなくもない。
 これは命令であり、お前に与えられた最後のチャンスだ。
 光栄に思え。

 追伸:ソフィアとアリアも、お前がいないと不便だと言っている。
 特にアリアは、服のほつれが直せなくて困っているそうだ。
 雑用係としての役割を思い出せ。

 勇者ブレイド』

読み終えた俺は、しばらく無言で紙を見つめていた。
怒り?
いや、違う。
悲しみ?
それも違う。

湧き上がってきたのは、純粋な「呆れ」と、そして「無関心」だった。

「……すごいな。ここまで自分勝手だと、逆に清々しいよ」

俺は乾いた笑い声を漏らした。
謝罪の言葉など一つもない。
あるのは、自分たちの都合と、上から目線の命令だけ。
「装備の調子が悪い」のは俺のせいだと責任転嫁し、「許してやる」と恩着せがましく言う。
彼らは本気で、俺が泣いて喜んで戻ってくると思っているのだろうか。

「主よ、何と書いてある?」
「あー、なんていうか……。『俺たちが困ってるから、奴隷に戻れ』って書いてあります」
「……斬るか?」

ガラハドさんが立ち上がり、愛剣『蒼天の牙』に手をかけた。
今度は本気だ。

「いやいや、待ってください! 斬る価値もありませんよ」

俺は苦笑しながらガラハドさんをなだめた。
本当に、関わるだけ時間の無駄だ。
今の俺には、この村での幸せな生活がある。
彼らの装備がどうなろうと、知ったことではない。
むしろ、彼らが俺を追放してくれたおかげで、俺は自由になれたのだ。
そういう意味では、もう彼らとの縁は切れている。

「さて、と……」

俺は手紙をくしゃっと丸めた。
ちょうど目の前には、これから火をつけようとしていた焚き火の山がある。
着火剤代わりの紙を探していたところだ。

「いいタイミングで届いたな。高級な羊皮紙だから、よく燃えそうだ」

俺は丸めた手紙を、薪の隙間に突っ込んだ。
そして、指先でパチンと弾く動作をする。
実際には火魔法など使えないが、先日作った『携帯用着火ライター(試作品)』を袖に隠し持っていたのだ。

ボッ。

小さな火花が散り、羊皮紙に引火した。
乾燥していた紙は、瞬く間に炎を上げ、周囲の小枝へと燃え移っていく。
ブレイドの身勝手な言葉たちが、黒い灰へと変わっていく。

「ルークお兄ちゃん、火ついた?」

子供たちが芋を持って集まってくる。

「おう、バッチリついたぞ。勇者様からのありがたいお手紙が、いい燃料になってくれたよ」
「へー! よくわかんないけど、お芋入れよう!」

子供たちは歓声を上げながら、アルミホイル(に似た耐熱シート)で包んだサツマイモを火の中に放り込んでいく。
パチパチと爆ぜる音。
立ち昇る煙。
香ばしい匂いが漂い始める。

「ガラハドさんも、どうですか? 焼きたては美味いですよ」
「ふむ……。不愉快な手紙も、こうして子供たちの笑顔の糧になるなら、役目は果たしたと言えるか」

ガラハドさんは表情を緩め、焚き火のそばに腰を下ろした。
俺たちは並んで、炎を見つめた。
ブレイドたちのことは、もう頭の片隅にもなかった。
ただ、焼き芋が焼けるのを待つ、穏やかな時間だけが流れていた。

   *   *   *

一方その頃。
俺が手紙を燃料にしてホクホクの焼き芋を楽しんでいるとは露知らず、勇者パーティは荒野の真ん中で立ち尽くしていた。

「……来ない」

勇者ブレイドは、東の空を睨みつけていた。
伝書魔鳥を放ってから、既に三日が経過している。
魔鳥は確実に相手の元へ届くアイテムだ。
ルークが手紙を受け取っていないはずがない。
ならば、今頃は血相を変えて、泣きながらこちらへ駆けつけてくるはずだ。
あるいは、返信の魔鳥が飛んでくるはずだ。

だが、空には雲が流れるだけ。
地平線の彼方から、誰かがやってくる気配もない。

「どういうことだ……。まさか、気づいていないのか? いや、そんなはずはない」

ブレイドは爪を噛んだ。
イライラが募る。
彼の計算では、ルークはまだ自分たちに未練があり、声をかければ尻尾を振って戻ってくるはずだった。
なぜなら、ルークは「取り柄のない雑用係」であり、勇者パーティにいることだけが唯一のアイデンティティだったはずだからだ(と、ブレイドは思い込んでいる)。

「ブレイド……お腹が空きました」

賢者ソフィアが、力のない声で呟いた。
彼女のローブは薄汚れ、かつての知的な美貌は見る影もない。
食料は底をつきかけていた。
保存食の干し肉は硬くて噛みきれず、スープを作るための水も残り少ない。
ルークがいた頃は、彼が調整した『無限水筒』や、美味しく加工された携帯食料が常にあったため、こんなひもじい思いをしたことはなかった。

「我慢しろ。次の街まであと少しだ」
「でも、もう歩けませんわ……。靴擦れが痛くて」

聖女アリアが座り込む。
彼女の靴は、以前ルークが「衝撃吸収クッション」と「自動サイズ調整」を施していた特注品だった。
だが、それが壊れてしまい、代わりの安物を履いているため、足は豆だらけになっていた。
回復魔法をかけようにも、杖の不調で魔力効率が悪く、自分自身への治癒に回す余裕がない。

「ええい、どいつもこいつも! 根性がないぞ!」

ブレイドは怒鳴り散らしたが、彼自身の腹もグゥと鳴った。
情けない音が荒野に響く。
装備もボロボロだ。
あの「溶解事件」で鎧を失ったブレイドは、今はとりあえずの代用品として、倒した盗賊から奪った革鎧を身につけていた。
サイズが合わず、胸元が苦しいし、防御力など無に等しい。
勇者としての威厳は、完全に失墜していた。

「……ルーク。あいつ、まさか手紙を無視したのか?」

ブレイドの心に、黒い疑念が湧き上がる。
いや、認めたくない。
あいつが俺を無視するなんてありえない。
きっと、何か事情があるんだ。
例えば、魔物に捕まっているとか、嬉しすぎて気絶しているとか。

「そうだ。あいつは鈍感だからな。俺たちの居場所がわからなくて、迷っているのかもしれない」

都合のいい解釈。
そうでも思わなければ、プライドが崩壊してしまう。

「行くぞ。こちらから迎えに行ってやる。そうすれば、あいつも安心するだろう」

ブレイドはアリアの手を無理やり引いて立たせた。
彼の瞳は濁っていた。
現実逃避と、執着。
それが彼を突き動かす唯一の原動力になっていた。

ガサッ。

その時、近くの茂みが揺れた。
三人はビクッとして身構える。

「魔物か!?」

現れたのは、一匹の『レッドウルフ』だった。
Cランクの魔物。
以前なら、鼻息だけで倒せる相手だ。
だが、今の彼らにとって、その赤い毛並みと鋭い牙は、死神の鎌のように見えた。

「くそっ、こんな時に!」

ブレイドは剣を抜こうとした。
しかし。

ジャリッ。

鞘の中で錆びついた剣が、嫌な音を立てて引っかかる。
抜けない。

「なっ……!?」

レッドウルフが低く唸り、跳躍した。

「うわあああぁぁ!!」

ブレイドは無様に地面を転がり、攻撃を避けた。
剣が抜けないまま、鞘ごと振り回して応戦する。
打撃音。
ウルフは怯んだが、倒れない。
逆に怒り狂い、仲間を呼ぶ遠吠えを上げた。

ワォォォォン!!

遠くから、無数の遠吠えが返ってくる。
群れだ。

「逃げるぞ! 全力で逃げろ!!」

勇者パーティは、たかが狼一匹の呼び声に怯え、蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
背後から迫る獣の息遣い。
泥に足を取られ、転びながら、彼らは走った。

「ルーク! ルークぅぅぅ!!」

ブレイドの叫びは、悲鳴に近かった。
助けてくれ。
直してくれ。
元に戻してくれ。
その願いは、荒野の風にかき消され、誰にも届くことはなかった。

   *   *   *

グリーンホロウ。
焼き芋パーティは大盛況のうちに幕を閉じた。
ホクホクの甘い黄金色の芋を食べて、子供たちも、ガラハドさんも、そして俺も満腹だった。

「美味かったなー。やっぱり焚き火で焼くのが一番だ」

俺は最後の皮をゴミ箱に捨て、大きく伸びをした。
手紙を燃やしたおかげか、なんだか胸のつかえが取れたようにスッキリしている。

「主よ。先ほどの手紙の件だが」

片付けをしていると、ガラハドさんが真面目な顔で話しかけてきた。

「ん? ああ、ブレイドたちのことですか?」
「うむ。手紙を無視されたと知れば、彼らは逆上して直接ここへ来るやもしれん。……迎撃の準備はどうする?」
「迎撃って……戦争じゃないんですから」

俺は苦笑したが、少し考えてから答えた。

「まあ、来るなら来ればいいですよ。ここは俺の店で、俺の村です。彼らに指図される覚えはありません。もし乱暴なことをするなら……その時は、俺も考えがあります」
「考え?」
「ええ。修理屋としての流儀で、彼らの歪んだ根性を『修理』してやるまでです」

俺はハンマーをポンと叩いた。
暴力で対抗するつもりはない。
だが、彼らが俺の平穏を壊そうとするなら、俺の技術の全てを使って、彼らに「現実」を見せてやるつもりだ。
俺の作った城壁、俺の直した道具、そして俺を信頼してくれる仲間たち。
それらがどれほどの力を持っているか、彼らはまだ知らない。

「フッ……。頼もしいのう。ならば、わしはその時まで、刀を研いでおくとしよう」

ガラハドさんはニヤリと笑った。
その笑顔は、かつて数々の強敵を葬ってきた「剣聖」のそれだった。

「あ、そうだガラハドさん。明日、新しい依頼が入ってるんですよ」
「ほう、どんな依頼じゃ?」
「王都から、ある高貴な方がお忍びで来るらしいんです。なんでも、国宝級の魔道具を直してほしいとか」
「高貴な方、か。……忙しくなりそうじゃな」

俺たちは顔を見合わせて笑った。
勇者の接近など、些細なことのように思えた。
この村には今、新しい風が吹き始めている。
そしてその風は、俺をさらなる高みへと運んでいく予感がしていた。

「さて、明日の準備をしますか!」

俺は店の中へと戻っていった。
『なんでも修理屋ルーク』。
その看板は、夕日に照らされて、誇らしげに輝いていた。
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