極寒の国を追放された俺、南の島で『日光浴』無双!常夏ハーレムを築いて最強リゾートライフ~凍える故国が泣きついてきても、もう遅い~

たまごころ

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第3話 ヤシの実を割ったらSランクポーションより凄かった件

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小鳥のさえずりと、穏やかな波の音で目が覚めた。

目を開けると、そこは植物の温もりに満ちた木造のヴィラの中だった。
窓から差し込む朝日は柔らかく、風に乗って花の甘い香りが漂ってくる。
俺はツルで編まれたハンモックの上で大きく伸びをした。

「……夢じゃ、ないよな」

頬をつねってみる。痛い。
そして、体の内側から湧き上がってくる活力。
昨日の疲れなど微塵も残っていない。
北の国『氷厳の王国』にいた頃の朝といえば、それはもう地獄のような時間だった。
薄い毛布にくるまって震えながら起き出し、凍った手桶の水を割って顔を洗い、感覚のない指先をこすり合わせながら装備の手入れをする。
それが日常だった。

だが、今はどうだ。
自然と口元が緩んでしまう。
俺はハンモックから降りると、裸足で床の感触を楽しんだ。
生きている木の床は人肌のように温かい。

「さて、朝飯にするか」

昨晩食べた巨大ヤドカリ『アイアン・ハーミットクラブ』の残りは、まだたっぷりとある。
だが、寝起きにはもっと軽いものが欲しい。水分も補給したいしな。

俺はヴィラの階段を降り、庭――といっても、俺が『植物支配』で整えたジャングルの一角だが――へと出た。
そこには、昨日見つけたヤシの木が立ち並んでいる。
俺は手近な木に手を触れ、魔力を流し込んだ。

「おはよう。一本、もらうよ」

木が嬉しそうに葉を揺らした(ような気がした)。
俺の意思に従い、幹がぐにゃりと曲がり、たわわに実ったヤシの実が目の前まで降りてくる。
俺はその一つをもぎ取った。

昨日と同じように、指先に魔力を集中させて殻を割る。
中にはたっぷりと透明な果汁が詰まっていた。
俺はそれを口に運び、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干した。

「ぷはっ! ……やっぱり、異常にうまい」

甘露とはこのことか。
スポーツドリンクのような吸収の良さと、高級フルーツの濃厚な味わい。
そして飲み干した直後、体の中を駆け巡る熱い奔流。

『【果実強化】および【光合成】の相乗効果を確認。魔力回復、体力全快、状態異常の浄化』

脳内のアナウンスを聞きながら、俺はふと考え込んだ。
兵站管理官だった俺の癖で、すぐに物事を数値や価値に換算してしまうのだ。

「これ、ただの果物じゃないよな……」

俺は空になったヤシの実を見つめた。
昨日は喉の乾きと空腹で必死だったから気にしなかったが、改めて冷静に分析してみると、その効果は凄まじい。
昨日、巨大ヤドカリを倒すために使った『太陽光線(ソーラー・レイ)』は、俺の魔力をごっそりと消費する大技だったはずだ。
にもかかわらず、一晩寝て、このジュースを飲んだだけで、魔力が完全に満タンになっている。

「鑑定……みたいなことはできないか?」

俺が強く念じると、スキル『トロピカル・ロード』の一部である解析機能が働いたのか、視界に情報が表示された。

【名称:太陽のヤシの実(カイの加護ver.)】
【レア度:S】
【効果:HP完全回復、MP大幅回復、部位欠損以外の外傷治癒、病魔退散、美肌効果】
【備考:太陽神の加護を受けた土地で、加護持ちが育てた奇跡の果実。腐らない】

「……は?」

俺は思わず声を上げた。
Sランク?
HP完全回復?

俺は冷や汗――ではなく、興奮の汗をかきながら、記憶の中にある『市場価格リスト』を検索した。

冒険者や兵士が使うポーションにはランクがある。
一般兵が使う『Fランクポーション』は、傷口を塞ぐ程度で、味は苦い泥水のようだ。銅貨数枚で買える。
勇者パーティが常用していた『Cランクポーション』は、骨折が治る程度。銀貨数枚。
王族や高位貴族が緊急時に使う『Aランクポーション』ともなれば、金貨百枚は下らない。
そして『Sランク』。
これは伝説級だ。『エリクサー』とも呼ばれ、死にかけの人間でも生き返らせると言われている。
市場に出回ること自体が稀で、もしオークションに出れば、小さな城が一つ買える値段がつく。

「城が買える値段……」

俺は震える手で、飲み干したヤシの実の殻を見た。
そして、顔を上げて周囲を見渡した。
そこには、数十本、いや数百本のヤシの木が生い茂っている。
一本の木には、数十個の実がついている。

「……億万長者どころの話じゃないぞ、これ」

俺はこの島の、ほんの一角にある木々だけで、大国の国家予算に匹敵する資産を持っていることになる。
しかも、『植物支配』の権能を使えば、これらを一瞬で成長させ、無限に増産できるのだ。

「あはは……笑うしかないな」

俺は乾いた笑い声を上げた。
勇者アレクよ。リリアーナ王女よ。
お前たちは、「聖女の聖水代が高いから」という理由で俺を追放したな。
聖女が作る聖水は、せいぜいBランク相当だと聞いている。
しかも、一日に作れる量は小瓶数本が限度で、材料費も馬鹿にならない。

俺は足元に転がっているヤシの実を一つ蹴っ飛ばした。
Sランクポーションが、そこらへんに転がっているのだ。
もしこの事実を彼らが知ったら、どんな顔をするだろうか。
悔しがる? 地団駄を踏む?
いや、おそらく泡を吹いて卒倒するに違いない。

「もったいないから、容器でも作って保存しておくか」

俺は兵站管理官としての血が騒ぐのを抑えきれず、作業を開始することにした。
いくら腐らないとはいえ、そのまま転がしておくのは性分に合わない。
それに、持ち運びやすい形にしておけば、探索の時に役立つはずだ。

俺は近くに生えていたひょうたんのような植物に目をつけた。
『植物支配』を発動。
ひょうたんの形を整え、中身をくり抜き、乾燥させる。
さらに、蓋となるコルク状の組織を作り出す。
これらを数秒で行う。

次に、ヤシの実から果汁を抽出する。
ただ移し替えるだけではない。
俺は葉っぱを漏斗(ろうと)状に変形させながら、ふと思いついた。

「少し、味を変えてみるか?」

北の国で飲んだポーションは、どれもこれも不味かった。
良薬口に苦しとは言うが、戦闘中にあんな不味いものを飲むのは苦痛でしかなかった。
だが、このヤシの実は元々が美味い。
さらに美味く、効果的にできるかもしれない。

俺はジャングルの中に自生していた、魔力を含んだハーブと、酸味のあるライムのような果実を探し出した。
それらを『植物支配』で融合させ、エキスを抽出する。
ヤシの果汁に、ハーブの清涼感とライムの酸味をブレンド。
即席の『特製トロピカル・ポーション』の完成だ。

ひょうたんの容器に入れ、一口味見してみる。

「……最高だ」

爽やかな炭酸のような刺激と、後からくる優しい甘み。
飲んだ瞬間、視界がクリアになり、指先まで力がみなぎる。
これなら、戦闘中でもジュース感覚で飲めるし、リフレッシュにもなる。
なにより、ポーション特有の嫌な後味が全くない。

「これを『カイ印のトロピカルジュース』と名付けよう」

俺は満足げに頷いた。
目の前には、十数本のひょうたんボトルが並んでいる。
これ一本で、Sランクポーション以上の効果。
もし異世界の商人が見たら、全財産を投げ出してでも買おうとするだろう。

「さて、水と食料、そして回復薬の確保はできた。島の探索を続けるか」

俺はひょうたんボトルを腰にぶら下げ、木のナイフ(昨日作ったものよりさらに強化してある)を持って歩き出した。
昨日はヴィラの周辺と、ヤドカリが出た岩場しか見ていない。
この島はもっと広いはずだ。
それに、俺のスキル『トロピカル・ロード』の適用範囲を確認する必要もある。

俺は白い砂浜に沿って、島の東側へと向かった。
陽射しは強さを増しているが、『熱遮断』と『光合成』のおかげで、暑さは全く感じない。
むしろ、太陽光が肌に当たるたびに、バッテリーが充電されるような心地よさがある。

「ふふふ~ん」

自然と鼻歌が出る。
かつて重い荷物を背負い、雪道を歯を食いしばって歩いていた俺はもういない。
今は、誰にも邪魔されない自由な王だ。

しばらく歩くと、砂浜の形状が変わってきた。
岩場が多くなり、入り組んだ入江が点在している。
海水は透明度を増し、底のサンゴ礁が色とりどりに輝いているのが見える。

「綺麗だな……」

思わず足を止めて見とれてしまう。
北の海は黒く、荒々しかった。
落ちれば数分で死ぬ、恐怖の対象でしかなかった。
だが、この海は誘っているようだ。
飛び込んで、魚たちと一緒に泳ぎたい衝動に駆られる。

その時だった。

「……ん?」

視界の端に、違和感を覚えた。
美しい白砂と青い海のコントラストの中に、異質な『何か』がある。
波打ち際に、キラキラと光るものが打ち上げられているのだ。
流木? いや、違う。
あれは……。

俺は目を凝らした。
光っているのは、鱗だ。
魚? にしては大きすぎる。
人間の子供くらいのサイズはあるだろうか。
その鱗は、日光を反射して虹色に輝いているが、どこか弱々しい。

俺は警戒しつつも、近づいていった。
魔物の可能性もある。
昨日のヤドカリのように、擬態して獲物を待っているのかもしれない。
俺は右手を太陽にかざし、いつでも『太陽光線』を撃てる態勢を整える。

ザッ、ザッ、ザッ。

砂を踏む音だけが響く。
近づくにつれ、その全貌が明らかになってきた。

「これは……」

俺は息を呑んだ。
そこに倒れていたのは、魔物ではなかった。
いや、広義には魔物に含まれるのかもしれないが、人間にとって敵対的な存在ではない。
童話やおとぎ話の中でしか聞いたことのない存在。

上半身は、透き通るような白い肌を持つ人間の少女。
長い髪はアクアマリンのように青く、濡れた砂にまみれている。
そして下半身は、エメラルドグリーンの鱗に覆われた魚の尾ひれ。

「人魚……?」

伝説の種族、マーメイドだ。
だが、様子がおかしい。
彼女はぐったりとして動かない。
近づいてよく見ると、その美しい鱗は乾燥して輝きを失いつつあり、尾ひれのあたりには深い裂傷があった。
赤黒い血が滲み、白い砂を染めている。
何かに襲われたのだろうか。サメか、それとも他の魔物か。

「おい、大丈夫か!」

俺は駆け寄った。
警戒心など吹き飛んでいた。
目の前で苦しんでいる女の子(人魚だが)を見捨てられるほど、俺は落ちぶれていない。

彼女のそばに膝をつき、様子を見る。
呼吸は浅く、早い。
肌に触れると、ひどく熱い。
人魚にとって、陸上での乾燥は致命的だ。それにこの傷。
普通のポーションなら、傷は治せても衰弱まではカバーできないかもしれない。

「……水、水……」

彼女の唇が微かに動き、か細い声が漏れた。
うわ言のように繰り返している。

「待ってろ、今助ける!」

俺は腰から、先ほど作ったばかりの『カイ印のトロピカルジュース』を取り出した。
Sランクポーション以上の効果を持つ、奇跡の液体。
これなら、きっと助けられるはずだ。

俺は彼女の上半身を抱き起こした。
意外なほど軽い。
ぐったりとした彼女の頭を支え、ひょうたんボトルの口を、乾いた唇に当てる。

「飲めるか? ゆっくりでいい」

少しずつ、液体を流し込む。
最初は飲み込む力もないようだったが、液体が口に入った瞬間、彼女の喉が反応した。
ゴクリ、と音がする。
その瞳が、うっすらと開かれた。

「ん……く……」

彼女は本能的に、命の水を求めて俺の腕にしがみついてきた。
俺はボトルを傾け、中身をさらに飲ませる。
甘く爽やかな香りが周囲に広がる。

すると、奇跡が起きた。
いや、俺のスキル的には予想通りだが、視覚的なインパクトは凄まじかった。

彼女の体を、淡い金色の光が包み込んだのだ。
乾燥してカサカサになっていた鱗が、見る見るうちに潤いを取り戻し、宝石のような輝きを放ち始める。
尾ひれにあった深い裂傷が、まるで最初からなかったかのように塞がっていく。
血色は戻り、荒かった呼吸が穏やかになっていく。

『対象への治癒を確認。種族:人魚(マーメイド)の生命反応が正常化しました』

「すげぇ……即効性にも程があるだろ」

俺は呆れつつも、安堵の息を吐いた。
やはり、このヤシの実はとんでもない代物だ。
死にかけの人魚を、数秒で全快させてしまった。

彼女を砂浜に寝かせ、俺は空になったボトルを置いた。
光が収まると、そこには眠っている美女がいた。
長いまつ毛、形の良い鼻梁、そして桜色の唇。
どこかの国の王女だと言われても信じてしまうほどの気品がある。
今は穏やかな寝息を立てている。

「さて……どうしたものか」

助けたはいいが、ここは炎天下の砂浜だ。
いくら治ったとはいえ、人魚をこのままにしておくわけにはいかない。
海に帰すべきか?
でも、まだ意識がはっきりしていない状態で海に戻して、また魔物に襲われたら元も子もない。

俺は海の方を見た。
波は穏やかだ。
とりあえず、彼女が目を覚ますまで、日陰を作って様子を見るべきだろう。
俺は近くに生えていた大きな葉を持つ植物に魔力を送り、即席のパラソルを作り出した。
彼女の顔に落ちる日差しを遮る。

そして、俺自身もその隣に座り込んだ。
改めて、彼女の顔を見る。
北の国にはいなかったタイプの美しさだ。
神秘的で、どこか儚げで。

「……これが、南国ハーレムの第一歩ってやつか?」

俺は自嘲気味に呟いた。
追放された時は、絶望しかなかった。
まさか数日後に、南の島で人魚を膝枕(正確には横に座っているだけだが)することになるとは、誰が想像できただろう。

それにしても、彼女を襲ったのは何者だろう。
Aランクのヤドカリがいるような海だ。
もっと凶悪な何かが潜んでいる可能性は高い。
俺はこの島の主(自称)として、この海域の安全も確保しなければならないかもしれない。
なんてったって、ここは俺の楽園になる予定の場所なのだから。

その時、彼女の瞼が震えた。
ゆっくりと、その瞳が開かれる。
そこにあったのは、海の色をそのまま映し出したような、深い深い青色の瞳だった。

「……ここは……?」
「気がついたか?」

俺が声をかけると、彼女はハッとして俺を見た。
一瞬、警戒の色を見せたが、すぐに自分の体が癒えていることに気づき、驚きの表情を浮かべる。
そして、恐る恐る俺に尋ねてきた。

「あなたが……私を、助けてくださったのですか?」

その声は、鈴を転がすように美しかった。
俺はニッと笑って答えた。

「ああ。通りすがりの日光浴マニアさ。ちょっとした特製ジュースをご馳走しただけだよ」

これが、俺と彼女――後に『南海の歌姫』と呼ばれることになる人魚姫――との出会いだった。
そして、この出会いが、俺の南国スローライフを、さらに賑やかで騒がしいものへと変えていくことになる。

だが、今はまだ、静かな波音だけが二人の間を流れていた。
俺は知らなかった。
彼女を助けたことが、海の底にある『人魚の国』を巻き込む大騒動の幕開けになることを。
そして、彼女が俺に対して、とんでもない勘違い(好意的な意味で)を抱き始めていることを。

(第4話へ続く)
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