14 / 30
第14話 初のギルドランキング挑戦
しおりを挟む
朝の鐘が鳴り終わるよりも早く、創星の炉の工房には熱気が満ちていた。
炉の火がいつもより高く燃え、ガルドが勢いよく槌を打っている。
エルナは厨房ではなく書類の山に向かい、ティナは端末石を覗き込みながら慌ただしく走り回っていた。
レオンは炉前で腕を組み、ゆっくりと空気の流れを読むように目を閉じている。
「……やっぱり、挑戦するんですね」
ティナが声を落として言う。
「当たり前だ。正式登録したばかりのギルドとして、これほどの好機はない」
レオンの声には迷いがなかった。
今、王都では半年に一度の職人ギルドランキング戦――通称“クラフトバトル”の出場登録が始まっている。
上位に入れば名声と報奨金。だが敗北すれば信用を失う。
初参加のギルドにとっては大きな賭けだった。
「だが、ルールは前回と違うらしいのう。」ガルドが煙管をくゆらせた。
「今回は共同制作形式じゃと聞いた。テーマが出されてから三日以内に“実用可能な創作品”を仕上げる。完成度と創意が評価対象だ」
「つまり、発想の勝負というわけか」レオンが低く言う。
ティナが不安げに顔を上げた。
「でも出場ギルドには、上位常連の紅錆の炉も含まれてるんですよね……」
「避けられない相手だ。むしろ好都合だ。正面から叩き潰せば、王都中が目を向ける」
エルナがにやっと笑った。
「そうこなくっちゃ! リリアちゃんの遺産魔具の修理も終わったし、新しいネタもできる!」
炉の奥でキィンと鉄が鳴る。
ルシェの青い光が壁に映り込み、淡く揺れた。
『戦だな、創造主。今度こそ本物の炎を試す時か』
「試すのは炎じゃない。俺たちの“手”だ」
レオンは短く答えた。
◇
三日後。
クラフトバトル会場――王都中央区の大講堂。
石造りの巨大な建物に、各ギルドの旗が並んでいる。
数百の観客席にはすでに人が溢れ、壇上には王都ギルド評議会の旗が翻っていた。
「参加ギルド全十七組。創星の炉、初出場――」
司会者が名を読み上げると同時に、どよめきが広がった。
「おい、あの若造どもじゃねえか」「紅錆を追い出されたとかいう鍛冶師だろ?」
耳に刺さる声を受け流しながら、レオンたちは壇上に立つ。
開始の鐘が鳴る。
審査長がテーマの札を掲げた。
「第十二回王都クラフトバトル・テーマ――“戦場で命を守る装具”。以上!」
場の空気が一変する。
防具か、盾か、携帯型治癒器か。
多くの職人たちはすでに設計を始めていた。
レオンたちも作業台へ向かう。
「どうするの? 防具系なら紅錆が得意分野だよ」
「紅錆は強固な外装ばかり作る。だが、戦場で必要なのは“回復と再生”だ」
レオンの眼が炎に反射して輝く。
「創星の炉が作るのは、“命を保つ盾”だ」
紙に走らせた設計図に、カーブを描いた魔導陣が重なっていく。
中央には、リリアの改修した導律炉心の核が配置されていた。
「これを中心に、炎から生まれた生命の膜を展開する。防御だけでなく、治療も同時に行う」
ティナが驚く。
「つまり、“生きている防具”……!?」
「そうだ。“創精鍛造”と導律錬金を合わせた生命再構装甲。三日で仕上げるぞ」
ガルドが吠えるように笑う。
「無茶を言う! だが、面白え! やってやる!」
◇
初日。
炉に火が入り、工房区画が熱気と叫びに包まれた。
各ギルドが素材を叩き、魔法陣を描き、職人たちが汗と煙にまみれている。
レオンたちは夜まで手を止めることなく作業を続けた。
ティナが素材の整理をしながら言う。
「空気、熱すぎて溶けそう……!」
「それが戦場だ。集中しろ」
レオンは細かな金属線を一本一本融接していく。
エルナは薬液を調合し、ガルドが骨格を仕上げる。リリアは調整石で魔力の循環を記録していた。
「創星ノ縁《アークリンク》」――と、レオンが呟く。
その瞬間、設計図の上に浮かぶ陣が一斉に輝き、金属の板と魔石が同時に形を変えた。
熱が室内を包み、まるで雷鳴が落ちたような衝撃が走る。
「リンク成功……! 表面の再生機能も生きてる!」ティナが叫ぶ。
「まだ油断するな。仕上げは明日だ」
◇
二日目。
各ギルドの作品が次第に形を見せ始めた。
紅錆の炉は圧倒的な厚みの黒鋼鎧を作り上げている。
圧倒的な強度を誇るそれに、観客から歓声が上がる。
一方、創星の炉の作業台は不思議な沈黙に包まれていた。
「なにをしてる……?」「形すら見えないぞ」
そんなささやきが広がる。
レオンたちは部品を組み上げてもなお、外殻を作っていない。
「本当に間に合うのか、レオンさん!」ティナが焦る。
「間に合わせる。俺たちの強みは、完成品の“命”だ。外形は最後でいい」
「命……?」
レオンはにやりと笑った。
「炉に魂を吹き込むのは最後の一打だ。焦るな」
夜になり、会場が閉じても彼らは作業を続けた。
ルシェの青い光が天井を照らし、魔力の渦が静かに流れる。
◇
三日目。
鐘の音が最終作業の開始を告げる。
レオンは炉の前に立ち、槌を握った。
「――創精鍛造、命火起動!」
眩い閃光。
熱が爆ぜ、空間が一瞬歪む。
観客席が息を呑む。
完成したのは、鎧でも盾でもなかった。
淡い光を放つ“薄布のような膜”。
レオンがそれを掲げた瞬間、膜がふわりと広がり、光の翼を形成する。
「これは……何だ?」
審査委員の一人が声を上げた。
「“生命展開装具《ヴィータ・シェル》”。創精鍛造と錬金融合の新型防御膜。装着者の生命力と同調して、致命傷を防ぎ、治癒魔力で再生する」
「そんな馬鹿な。理論上不可能な融合だぞ!」
「理論を越えたのが創星炉の仕事だ」
レオンは淡く笑い、膜を自らの腕に巻き付けた。
瞬間、布のような光が肌に馴染み、彼の手を包む。
「試してみようか」
横にいたガルドが鉄槌を振り下ろす。
観客が悲鳴を上げた。
衝撃の音――しかし、レオンの腕は無傷だった。
光の膜が衝撃を吸収し、わずかに青く閃いて消える。
審査員席がざわめいた。
「……無傷、だと?」
「さらに、自己修復が発動!」リリアが叫ぶ。
光が再び収束し、膜の破損部を埋めていく。
会場がどよめきに包まれる。
その時、対面の紅錆の炉が審査席に作品を持ってきた。
無骨な黒鋼鎧。触れただけで圧倒的な魔力を放つ。
バルドが声を張り上げる。
「力こそ全てだ! その薄布など、炎で焼き尽くしてやる!」
炎の槍が放たれた。観客が叫ぶ。
だがその炎はヴィータ・シェルに触れた瞬間、吸い込まれるように消えた。
代わりに、レオンの腕の輝きが増す。
「おい、まさか……吸収したのか!?」
「そうだ。炎も雷も風も、“命を害する熱量”として吸収し、逆に修復へ転換する。それがこの装具の核原理だ」
静寂のあと、嵐のような歓声が巻き起こった。
◇
結果発表のとき。
審査員の一人が高らかに宣言する。
「優勝――創星の炉!」
会場が一斉に沸いた。
レオンは深い呼吸をしながら槌を下ろした。
仲間たちが飛びついて笑う。
エルナが涙を流しながら叫んだ。
「やった……本当に、勝った!」
ティナもリリアも、火の粉まみれの顔で笑い合った。
ガルドが吠えるように笑い、ルシェの剣が青光を放った。
審査員長が舞台に立ち、言葉を送る。
「創星の炉、見事な発想と勇気であり、まさに“命を創る職人”の名に相応しい!」
その瞬間、紅錆の炉の代表カルドが奥歯を噛み締め、去っていく姿が見えた。
レオンはわずかに彼を見送り、拳を握る。
「戦いはまだ終わらない。……だが、今日ここに、俺たち創星の炉の炎は刻まれた」
夜風が舞台を撫でる。
歓声と拍手の嵐の中、レオンの中で何かが静かに確信に変わっていた。
“創る者が集えば、世界は変わる”――その信念が、今日ひとつ形になったのだ。
(第14話 完)
炉の火がいつもより高く燃え、ガルドが勢いよく槌を打っている。
エルナは厨房ではなく書類の山に向かい、ティナは端末石を覗き込みながら慌ただしく走り回っていた。
レオンは炉前で腕を組み、ゆっくりと空気の流れを読むように目を閉じている。
「……やっぱり、挑戦するんですね」
ティナが声を落として言う。
「当たり前だ。正式登録したばかりのギルドとして、これほどの好機はない」
レオンの声には迷いがなかった。
今、王都では半年に一度の職人ギルドランキング戦――通称“クラフトバトル”の出場登録が始まっている。
上位に入れば名声と報奨金。だが敗北すれば信用を失う。
初参加のギルドにとっては大きな賭けだった。
「だが、ルールは前回と違うらしいのう。」ガルドが煙管をくゆらせた。
「今回は共同制作形式じゃと聞いた。テーマが出されてから三日以内に“実用可能な創作品”を仕上げる。完成度と創意が評価対象だ」
「つまり、発想の勝負というわけか」レオンが低く言う。
ティナが不安げに顔を上げた。
「でも出場ギルドには、上位常連の紅錆の炉も含まれてるんですよね……」
「避けられない相手だ。むしろ好都合だ。正面から叩き潰せば、王都中が目を向ける」
エルナがにやっと笑った。
「そうこなくっちゃ! リリアちゃんの遺産魔具の修理も終わったし、新しいネタもできる!」
炉の奥でキィンと鉄が鳴る。
ルシェの青い光が壁に映り込み、淡く揺れた。
『戦だな、創造主。今度こそ本物の炎を試す時か』
「試すのは炎じゃない。俺たちの“手”だ」
レオンは短く答えた。
◇
三日後。
クラフトバトル会場――王都中央区の大講堂。
石造りの巨大な建物に、各ギルドの旗が並んでいる。
数百の観客席にはすでに人が溢れ、壇上には王都ギルド評議会の旗が翻っていた。
「参加ギルド全十七組。創星の炉、初出場――」
司会者が名を読み上げると同時に、どよめきが広がった。
「おい、あの若造どもじゃねえか」「紅錆を追い出されたとかいう鍛冶師だろ?」
耳に刺さる声を受け流しながら、レオンたちは壇上に立つ。
開始の鐘が鳴る。
審査長がテーマの札を掲げた。
「第十二回王都クラフトバトル・テーマ――“戦場で命を守る装具”。以上!」
場の空気が一変する。
防具か、盾か、携帯型治癒器か。
多くの職人たちはすでに設計を始めていた。
レオンたちも作業台へ向かう。
「どうするの? 防具系なら紅錆が得意分野だよ」
「紅錆は強固な外装ばかり作る。だが、戦場で必要なのは“回復と再生”だ」
レオンの眼が炎に反射して輝く。
「創星の炉が作るのは、“命を保つ盾”だ」
紙に走らせた設計図に、カーブを描いた魔導陣が重なっていく。
中央には、リリアの改修した導律炉心の核が配置されていた。
「これを中心に、炎から生まれた生命の膜を展開する。防御だけでなく、治療も同時に行う」
ティナが驚く。
「つまり、“生きている防具”……!?」
「そうだ。“創精鍛造”と導律錬金を合わせた生命再構装甲。三日で仕上げるぞ」
ガルドが吠えるように笑う。
「無茶を言う! だが、面白え! やってやる!」
◇
初日。
炉に火が入り、工房区画が熱気と叫びに包まれた。
各ギルドが素材を叩き、魔法陣を描き、職人たちが汗と煙にまみれている。
レオンたちは夜まで手を止めることなく作業を続けた。
ティナが素材の整理をしながら言う。
「空気、熱すぎて溶けそう……!」
「それが戦場だ。集中しろ」
レオンは細かな金属線を一本一本融接していく。
エルナは薬液を調合し、ガルドが骨格を仕上げる。リリアは調整石で魔力の循環を記録していた。
「創星ノ縁《アークリンク》」――と、レオンが呟く。
その瞬間、設計図の上に浮かぶ陣が一斉に輝き、金属の板と魔石が同時に形を変えた。
熱が室内を包み、まるで雷鳴が落ちたような衝撃が走る。
「リンク成功……! 表面の再生機能も生きてる!」ティナが叫ぶ。
「まだ油断するな。仕上げは明日だ」
◇
二日目。
各ギルドの作品が次第に形を見せ始めた。
紅錆の炉は圧倒的な厚みの黒鋼鎧を作り上げている。
圧倒的な強度を誇るそれに、観客から歓声が上がる。
一方、創星の炉の作業台は不思議な沈黙に包まれていた。
「なにをしてる……?」「形すら見えないぞ」
そんなささやきが広がる。
レオンたちは部品を組み上げてもなお、外殻を作っていない。
「本当に間に合うのか、レオンさん!」ティナが焦る。
「間に合わせる。俺たちの強みは、完成品の“命”だ。外形は最後でいい」
「命……?」
レオンはにやりと笑った。
「炉に魂を吹き込むのは最後の一打だ。焦るな」
夜になり、会場が閉じても彼らは作業を続けた。
ルシェの青い光が天井を照らし、魔力の渦が静かに流れる。
◇
三日目。
鐘の音が最終作業の開始を告げる。
レオンは炉の前に立ち、槌を握った。
「――創精鍛造、命火起動!」
眩い閃光。
熱が爆ぜ、空間が一瞬歪む。
観客席が息を呑む。
完成したのは、鎧でも盾でもなかった。
淡い光を放つ“薄布のような膜”。
レオンがそれを掲げた瞬間、膜がふわりと広がり、光の翼を形成する。
「これは……何だ?」
審査委員の一人が声を上げた。
「“生命展開装具《ヴィータ・シェル》”。創精鍛造と錬金融合の新型防御膜。装着者の生命力と同調して、致命傷を防ぎ、治癒魔力で再生する」
「そんな馬鹿な。理論上不可能な融合だぞ!」
「理論を越えたのが創星炉の仕事だ」
レオンは淡く笑い、膜を自らの腕に巻き付けた。
瞬間、布のような光が肌に馴染み、彼の手を包む。
「試してみようか」
横にいたガルドが鉄槌を振り下ろす。
観客が悲鳴を上げた。
衝撃の音――しかし、レオンの腕は無傷だった。
光の膜が衝撃を吸収し、わずかに青く閃いて消える。
審査員席がざわめいた。
「……無傷、だと?」
「さらに、自己修復が発動!」リリアが叫ぶ。
光が再び収束し、膜の破損部を埋めていく。
会場がどよめきに包まれる。
その時、対面の紅錆の炉が審査席に作品を持ってきた。
無骨な黒鋼鎧。触れただけで圧倒的な魔力を放つ。
バルドが声を張り上げる。
「力こそ全てだ! その薄布など、炎で焼き尽くしてやる!」
炎の槍が放たれた。観客が叫ぶ。
だがその炎はヴィータ・シェルに触れた瞬間、吸い込まれるように消えた。
代わりに、レオンの腕の輝きが増す。
「おい、まさか……吸収したのか!?」
「そうだ。炎も雷も風も、“命を害する熱量”として吸収し、逆に修復へ転換する。それがこの装具の核原理だ」
静寂のあと、嵐のような歓声が巻き起こった。
◇
結果発表のとき。
審査員の一人が高らかに宣言する。
「優勝――創星の炉!」
会場が一斉に沸いた。
レオンは深い呼吸をしながら槌を下ろした。
仲間たちが飛びついて笑う。
エルナが涙を流しながら叫んだ。
「やった……本当に、勝った!」
ティナもリリアも、火の粉まみれの顔で笑い合った。
ガルドが吠えるように笑い、ルシェの剣が青光を放った。
審査員長が舞台に立ち、言葉を送る。
「創星の炉、見事な発想と勇気であり、まさに“命を創る職人”の名に相応しい!」
その瞬間、紅錆の炉の代表カルドが奥歯を噛み締め、去っていく姿が見えた。
レオンはわずかに彼を見送り、拳を握る。
「戦いはまだ終わらない。……だが、今日ここに、俺たち創星の炉の炎は刻まれた」
夜風が舞台を撫でる。
歓声と拍手の嵐の中、レオンの中で何かが静かに確信に変わっていた。
“創る者が集えば、世界は変わる”――その信念が、今日ひとつ形になったのだ。
(第14話 完)
1
あなたにおすすめの小説
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
『規格外の薬師、追放されて辺境スローライフを始める。〜作ったポーションが国家機密級なのは秘密です〜』
雛月 らん
ファンタジー
俺、黒田 蓮(くろだ れん)35歳は前世でブラック企業の社畜だった。過労死寸前で倒れ、次に目覚めたとき、そこは剣と魔法の異世界。しかも、幼少期の俺は、とある大貴族の私生児、アレン・クロイツェルとして生まれ変わっていた。
前世の記憶と、この世界では「外れスキル」とされる『万物鑑定』と『薬草栽培(ハイレベル)』。そして、誰にも知られていない規格外の莫大な魔力を持っていた。
しかし、俺は決意する。「今世こそ、誰にも邪魔されない、のんびりしたスローライフを送る!」と。
これは、スローライフを死守したい天才薬師のアレンと、彼の作る規格外の薬に振り回される異世界の物語。
平穏を愛する(自称)凡人薬師の、のんびりだけど実は波乱万丈な辺境スローライフファンタジー。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
神様の人選ミスで死んじゃった!? 異世界で授けられた万能ボックスでいざスローライフ冒険!
さかき原枝都は
ファンタジー
光と影が交錯する世界で、希望と調和を求めて進む冒険者たちの物語
会社員として平凡な日々を送っていた七樹陽介は、神様のミスによって突然の死を迎える。そして異世界で新たな人生を送ることを提案された彼は、万能アイテムボックスという特別な力を手に冒険を始める。 平穏な村で新たな絆を築きながら、自分の居場所を見つける陽介。しかし、彼の前には隠された力や使命、そして未知なる冒険が待ち受ける! 「万能ボックス」の謎と仲間たちとの絆が交差するこの物語は、笑いあり、感動ありの異世界スローライフファンタジー。陽介が紡ぐ第二の人生、その行く先には何が待っているのか——?
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる