【R18】冷徹なエリート社長はセフレな私を一途に愛して孕ませたい

おうぎまちこ(あきたこまち)

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第3章 身体だけの関係?

14-1 日曜日

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 翌日、迎えた日曜日の昼下がり。
 ベッドの上で、美桜は頬を膨らませて怒っていた。
 身体にシーツを巻き付けたまましゃがみ込むと、まるで警戒した猫のようだ。
 そうして、目の前で胡坐をかいている恭司とは、にらみ合いっこを続けていた。

(これ以上はダメ、絶対!)

 金曜の夜から日曜日の昼にかけて、黒猫ミオが眠っている間、多少ご飯やお風呂の時間はありはしたものの……。

(恭司さんがずっと私のことを離してくれない、これ以上は体を好きにさせたらダメ!)

 さながら、今の美桜の様子は、毛を逆なでながら敵を威嚇する猫のようだ。
 しばらく見つめ合っていた(睨み合っていた?)二人だったが、根負けしたかのように、恭司が黒髪をかきあげながら、ふうっと溜息を吐いた。

「しっぽを巻き付けた猫みたいだな」

「悪い人間を警戒しているんです」

「はあ? 悪い人間って誰のことだよ?」

 恭司がじっと美桜のことを見てきた。
 彼女は頬を膨らませたまま、ふいっと視線をそらす。

「ご自身の胸に聞いてみてください」

「可愛い飼い猫にすっかり嫌われたみたいだな」

「……飼い猫にも休息は必要だと思いませんか?」

 恭司が呆れたように告げた。

「あんた、体力ないな」

「……恭司さんが、体力おばけなんです!」

 美桜はますます頬を膨らませて抗議した。

「体力おばけ? 運動神経なんざなくて良いから、体力はつけておけよ」

「どうしてですか?」

 すると、恭司が真顔で美桜のことを見つめてきていた。

「昼夜問わずに大変になるからだ」

「昼夜問わずに?」

「そうだ。体力勝負らしい」

 恭司がやけに真剣な表情を浮かべている。

(何が大変になるのか、イマイチ話題の本題が分からないかも?)

 とりあえず、美桜は思ったことを素直に伝えた。

「この数日の恭司さんの相手以上に大変なことはない気がしています」

「ん? 俺は別に騒々しくはないだろう? どっちかというと、あんたの鳴き声の方がずっと騒々しかったはずだ。発情しっぱなしの猫みたいにな」

「……っ」

 美桜は羞恥に駆られ、シーツをぎゅっと握りしめた。
 恭司が淡々と告げてくる。

「まあ、あんたぐらいの可愛い泣き声なら、俺としては悪くない気もするがな」

 それにしたって、彼が何の話題をしているのか?
 少々話の本筋を掴めずにいたのだが……。

(泣き声? 騒々しい?)

 美桜はピンときた。

(分かった、ミオちゃんに子どもができた時の話だ!)

 昨日、黒猫ミオとたくさんの子どものたちの未来について想像しあったことを思い出した。
 美桜は先ほどまで恭司を警戒していたこともすっかり忘れて、天真爛漫な笑顔を浮かべた。

「恭司さんも積極的になってくださったんですね?」


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