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第4章 兄弟が愛した女性
22-3※
しおりを挟む風呂椅子に座る恭司だったが、両脚の間にある男性器が大きいので、美桜はついついチラチラ見てしまいそうになった。
とりあえず見ないようにして、恭司の前面に泡を優しくのせはじめる。
(硬くて厚い……)
そうして、硬い筋肉や太い血管のある腕に泡を乗せることにした。
ある種、芸術品のように整った身体つきの持ち主だ。
「急に喋らなくなったな?」
恭司に尋ねられ、美桜の心臓がドキリと跳ねる。
まさか彼の身体つきに見惚れていたなんで暴露できないのだが、隠したところで無駄だろう。
「会社の社長って言ったら、デスクワークのイメージがあるので、すごく身体が鍛わっているなと思いまして」
「ああ、昔から趣味で身体鍛えてるんだよ。暗い時間帯に走ったり、筋トレしたりしてる」
「なるほど。私も鍛えたら、恭司さんみたいになりますかね?」
美桜がもう片方の腕も泡を乗せながら問いかけた。
「あんた、女だし、体質もあるから、俺みたいにはならないんじゃないか?」
「そっか」
「なんだよ? 別にあんた、ふわふわしてて気持ち良いから、無理に身体を鍛えなくても良くないか?」
「恭司さんも体力が大事だって話していたじゃないですか?」
美桜は少しだけ前かがみになると、恭司の中央を見ないようにしながら、太腿に泡をのせはじめた。
大腿四頭筋が鍛えられているのがよく分かる。膝から足先にかけても泡でぬるぬる触れていく。
「だったら、今度一緒に走るか?」
「え? 良いんですか?」
「ああ、ミオも連れてちょうど良いかもな」
美桜が笑顔になった。もう片方の脚に移動する。
「ふふ、ミオちゃん、途中でどこか遊びに行っちゃいそう」
「犬と違って気まぐれだからな。結構距離があると抱き抱えてほしがるかもな」
会話に興じていたら、いつの間にか全身に泡を乗せることに成功していた。
「はい、全部できました。さっそくシャワーで流しますね」
「全部は出来てないぞ」
「あ、ごめんなさい。ええっと、その、そちらはご自身でよろしければ……」
美桜は恭司の脚の付け根をチラチラ見ていたら、彼の手が彼女の手首を掴んできた。
「さっき話した通り、これから先も何度かあるんだ。せっかくだから、今のうちに慣れておけよ。ほら」
「……ひゃっ」
恭司の大きな男性器に触れてしまい、美桜は小さな悲鳴を上げた。
少しだけ柔らかいし、いつもみたいに硬くない。
恭司の手が美桜の手に重なってくる。
「ほら、ちゃんと洗ってくれよ」
「は、はい……」
促されて泡でぬるぬる触れてやる。
(うう、すごく恥ずかしいよ……)
そうこうしていたら、みるみる硬くなって行って肉棒が熱塊へと変貌していく。
錯覚かもしれないが、小児ぐらいの腕の大きさのものが、やせた成人女性の大きさぐらいまで大きくなった気がする。
「おっきくなった……!」
「イマイチ情緒がないが、まあ良いか。上出来だ」
「きゃっ……」
恭司に突然抱き寄せられたので、美桜は驚いて声を上げてしまう。
彼が耳元で囁いてきた。
「あんたの手でこんな風になったんだ、責任とってくれよ、美桜」
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