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第4章 兄弟が愛した女性
23-1 台所で※
しおりを挟む迎えた日曜日の朝方。
恭司のマンションのダイニングルームでは、美桜の愛らしい鳴き声と机がギシギシ軋む音が響き渡っていた。
机にうつぶせになった美桜の身体の上、恭司の身体が覆い被さっている。
繋がり合ったまま、二人の身体が激しく揺れ動いていた。
肌がぶつかり合う音とぐちゅぐちゅと激しい水音が立つ。
「あっ……恭司さんっ、そんなに激しくしたらっ、またっ……――!」
「ああ、ほら、良いぞ」
がたがたガタガタ。
激しく軋む音が響いた後、美桜の可憐な悲鳴を上げた。
「ああっ……――!」
恭司が激しく腰を打ち付けると、美桜の身体がびくびくと痙攣する。
机が軋む音もピタリと止んだ。
彼女の濡れた蜜口がひくひく蠢くと、まだ滾る熱棒から全ての精を絞り取る。
「……まだ締めてくるな……」
「はあ、ぅ……」
恭司が熱棒を抜き去ると、ひくつく蜜口からどろどろ溢れてくる。
しばらく肩で息をしていた美桜だったが、なんとか身体を起こすと、肉棒を下衣の中にしまう恭司と対峙する。
そうして、彼女は頬を膨らませながら抗議をはじめた。
「ミオちゃんが……物音で起きちゃいますっ。もっと場所を選んでください」
「あいつはぐうたらだから、起きないって」
「大きな音を立てたら起きちゃいますっ……それに、ご飯もせっかく作ったのに、冷えちゃうじゃないですか」
恭司がやれやれと言った調子で肩をすくめた。
「なんだよ、冷えないようにって、短時間で済ませただろう?」
「お、起きてからも何回もしましたよね……!? やっとご飯にありつけると思ったら……! ま、まさかキッチンでもこんなっ……」
美桜は恥ずかしくなって、それ以上は喋れなくなった。
恭司が黒髪をかきあげながら、なんとはなしに告げてくる。
「もっと増やすんだろう? そうしたら、そいつら全員に気を遣わなきゃいけなくなるってことか」
「それは多少は気を遣わないと……四六時中こんなんじゃ、いつか見られちゃいます……」
今日は黒猫ミオが起きなかったから良かったものの……。
いくら動物たちとはいえ、――恭司とあれこれしている姿を見られるのは恥ずかしい。
すると、恭司が嘆息して返事をしてきた。
「まあ、あんたの言うとおり、あんまり教育上よくないかもな。やっぱりここじゃなくて別の場所に住んだ方が良いかもな」
「別の場所?」
「ああ、そうだ。」
恭司が美桜の足元にしゃがみ込んだと思ったら、彼女の両脚の間を流れる白濁液をティッシュで拭き始めた。
突然の行動に美桜は恥ずかしくて絶句してしまう。
「……っ……! じ、自分で拭けますから……! た、たくさん溢れてしまってますし……!」
「いや、俺のでもあるから。だいぶ溢れてるな」
そうして、美桜の脚と床を綺麗にすると、恭司が立ち上がった。
「ああ、俺は腹が減った。とりあえず、飯でも食おうぜ」
「ええっと、はい」
気を取り直した美桜は、手洗いをした後、食事の準備をおこなう。
美桜が鍋に入った味噌汁を注いでいたら、恭司が炊飯器から白米をよそってくれた。
食卓に座ると、二人で食事をはじめる。
それにしたって……。
「ほら、飯、たくさん食えよ」
「こんなに食べきれないですよ」
恭司がえらく大量にご飯をよそってきていた。
「お前、ちっさいから、肉をつけた方が良い。とにかく食え。生きていくのに体力は必須だ」
「炭水化物の摂り過ぎは良くないんですから。それに、なんだか最近胃がむかむかするんです」
美桜が箸で白米を口にしていると、恭司の手が止まっていた。
「……? どうしたんですか?」
「ああ、いや、やっぱり引っ越しを急いだ方が良いかもな。飯食ったら行くぞ」
「どこに?」
「それはな……」
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