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後日談 クリスマス〜日本とドイツ〜
1-12※
しおりを挟む「私が恭司さんの上で動きます……!」
宣言した美桜のことを、恭司がじっと見つめてきていた。
「俺の上で動く」
「はい……!」
「俺の上で動く」
恭司がしばらく無言になった。
(なんだろう、反応が薄いけど……はしたないって思われたかな……!?)
結婚して数時間で離婚を切り出されるのではないかと不安になってきた。
美桜がそわそわしていると……。
「悪くないな」
恭司がポツリと呟いてきた。
(わあ、良かった……!)
美桜の胸の内がぱあっと明るくなっていく。
しばらく一緒に過ごして分かってきたけれど……。
(恭司さんが「悪くない」って言う時は、「ぜひ」とか「やってくれ」とか「それは良いな」と同義だと思う)
ということで、俄然やる気が出てきた。
「それでしたら、頑張りますね」
美桜は恭司の方へと振り返った。
幅広の肩の上に両手を乗せる。
恭司の体の上に跨った。
改めて裸の格好で向き合うのはドキドキ緊張してしまう。
恭司の体に視線を戻す。
太い首に浮いた首筋から広い肩への稜線、筋肉で覆われた上腕。前面に目を向ければ、ごつごつと骨ばった鎖骨、張りのある厚い胸板、筋肉に覆われた腹部、引き締まった腰――とにかく無駄のない上半身だ。
それに何より……。
(恭司さんの手や腕に浮いた太い血管がすごく好き……)
美桜はついつい旦那様の肉体美にほれぼれしてしまった。
「どうした? 動かないのか?」
「ついつい見惚れてました」
「ん?」
「それでは……」
美桜は腰を動かして位置の調整をはじめた。
恭司の男性器の上にくるように両脚を開く。
ぬるり。
濡れた花弁が太くて硬い男根の上にちょうど乗り上げた。
触れ合うだけでもかなり気持ちが良い。
「ええっと……」
恭司はいつもどうしているだろうか?
(ちょっとだけ、私の上で位置を合わせるために動かしている気がする)
ということで、美桜も思い切って真似をしてみることにした。
とはいえ、跨ったまま動くのは割と大変そうだ。
ひとまず恭司の首にぎゅっと抱き着くことにした。
「こんなにくっついてたら動きづらくないか?」
ちょうど耳元で恭司の声が聞こえた。
息が耳にかかるとビクンと震えてしまう。
「そう……ですかね?」
「まあいいか、好きに動いてみてくれ」
恭司が口元を綻ばせた。
どうにも面白がられている雰囲気だ。
「分かりました……!」
そうして、少しだけ身体を上下に動かしたのだけれど……。
「あれ?」
恭司の男根がつるりと両脚の間が外れていった。
ふと、美桜は気付いた。
(あ、そっか、まずは恭司さんのこの子に触ってあげなくちゃいけないんだ……!)
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