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エピローグ こわモテ男子と激あま婚!?

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 あれから2ヶ月くらいが経った。
 瀬戸先輩はかつての仲間達と一緒にバスケに励んでいた。
 今日もバスケ部の試合中。
 体育館の光でライトアップされた瀬戸先輩は、他の男子たちよりも一際身長が高くて目立ってる。

 ピピ―!

 タイムアウト。

 私はと言えば……応援席で瀬戸先輩を応援しているわけじゃなくって……。

「加賀美百合! タオルくれ」

「瀬戸先輩、はい、どうぞ」

 ……チームベンチエリアにいた。
 
 そう――なんと、私はバスケ部のマネージャーになったんだ。
 瀬戸先輩は、最初の頃は、私がマネージャーになるのには反対していたんだけど……。
 結局、私がそばにいた方が安心だって言いはじめて、今に至る。

「……やっぱり相手は強いな……こっちには瀨戸がいるから、同点ぐらいでいけてるが……」

 近くにいた山城さんがぼやいた。
 今日の試合相手は、同じ地区内でも強豪校と噂の学校。
 そんな中、接戦を繰り広げているだけでもすごいことなんだけど……状況は結構厳しいみたい。

「しかし、お前達――」

 瀬戸先輩と私に向かって、山城さんが声をかけてくる。

「試合中はイチャイチャしないでくれよ……」

「してねえだろう!!」

 瀬戸先輩が顔を真っ赤にして怒鳴り返していた。

 そう――。

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