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第4章 結婚後の求婚
第37話 青焔の騎士は、無垢な花嫁に囚われている4※
しおりを挟む「さて、じゃあ二人きりにしてあげましょうか――国王陛下、皆にご命令を――」
宰相シュタールが促し、国王陛下が声をあげた。
「ああ、はいはい――騎士たち、今日は休日だから、ちゃんと身体を休めて。二人きりにしてあげよう。撤収撤収――」
そうして全員が波のように教会から出ていく。
フィオーレはデュランダルと二人きりになった。
あれだけ騒がしかったのが嘘のように静かになる――。
静寂の中、花嫁姿のフィオーレを、デュランダルがぎゅっと抱きしめた。
「フィオ――綺麗だ――」
彼に可愛いとはよく言われるが、綺麗だとはあまり言われない。そのため、フィオーレの胸はドキドキと高鳴った。
「デュランダル様――」
「もう皆いなくなったな――なあ、フィオ――まだ俺たちは神の前では契ってねぇ――」
懇願するように、彼は彼女に告げる。
「ここでお前を抱いて良いか――? あの儀式を全部上書きしたい――」
彼がまた彼女の唇を塞ぐ――。
先ほどまでの優しい口づけとは異なり、いつもの荒々しい口づけだった。
「んっ、ふっ、あ――デュランダル様――んっ――は、はい――ん」
フィオーレは口の中を夫に弄ばれながら答えた。
くちゅりくちゅりと音が鳴る。
唇が離れると、フィオーレは横向きに抱えられて、祭壇にそっと横たえられた。
「神の前だって言うけど――俺にとっては、お前が神そのものだよ――俺の運命、全部お前が握っちまってる――」
ゆっくりと純白のウェディングドレスを彼が脱がせていくと、彼女の露わになった肌に口づけを落としていく。
肌に彼の唇が触れると、ちゅっと音が立った。
「んっ、んっ、あ――」
彼が彼女の二つの膨らみにも口づけを落としていく。
フィオーレの身体はぴくんぴくんと震えた。
同時に、ドレスのスカートの中に伸びたデュランダルの手が、彼女の脚を撫ぜる。
下着をゆっくりと取り去られ、彼の手が彼女の濡れた花弁へと伸びた。
指はゆっくりと彼女の花弁を割り入り、蜜口へと侵入する。
「ああ――いつ触れても、お前の蜜が俺をおかしくさせる――」
「んぅっ――あ――デュランダル様――気持ち良い――あ――」
彼女の狭穴をほぐした彼の指が、一度だけ離れる。
指についた蜜を彼がなめとった後、彼は下衣の中から怒張した局部を取り出した。
獣のような猛りを、彼女の秘部へと彼はあてがう。
そうしてずぶりと、一気に彼女の花芯を貫いた。
「あっ、ああっ――あ、デュラン様――っあ――」
フィオーレはデュランダルの背にしがみついた。
彼女の唇を彼のそれが軽く塞ぐ。
彼がゆっくりと腰を動かし始め、祭壇の白い布がフィオーレの背に擦れる。
二人の身体が前後に動く。木で出来た祭壇が、ぎしぎしと音を立てた。
「んっ――あっ、あ――デュラン様――激しっ――あ――」
いつもより激しいデュランダルの抽送運動に、フィオーレは喘ぐ。
「わりぃ――お前と一緒だと、いつも余裕がねぇ――やっぱ、はあ、だせぇな――」
彼をぎゅっと抱きしめながら、フィオーレは答える。
「そ、そんなこと、な――デュラン様は――わたしの――っあ――あ――あ」
ぐちゅぐちゅとした激しい水音が響く。
二人の息遣いも激しさを増し、フィオーレの快楽も最高潮に達しようとする――。
「フィオ――俺と一緒に――」
彼の声が聴こえた後、フィオーレは絶頂を迎えた。
びくびくと震える身体を彼がぎゅっと抱きしめる。猛りが膣壁にぎゅっと押し当てられ、大量の熱い刻印が胎内に注ぎ込まれる。
「はあ――フィオーレ――俺の――」
純白のウェディングドレスは、二人の汗と体液でぐちゃぐちゃに汚れてしまっていた。
デュランダルがフィオーレの汗で張り付いた亜麻色の髪を除け、口づけを落とす。
「フィオ――さっき何を言いかけた? 俺に教えてくれないか――?」
荒い呼吸を繰り返すフィオーレに対して、デュランダルが切ない表情で問いかける。
彼女はゆっくりと呼吸を整え、黄金の瞳で彼の紫色の瞳を覗いて告げた。
「デュラン様は、私の……最愛の旦那様です――」
「フィオ――」
彼がまた彼女にそっと口づける。
そうして、少しだけ紫色の瞳に涙を浮かべながら、デュランダルは告げた。
「フィオーレ、お前は俺の最愛の妻だよ――」
そうしてまた、どちらともなく口づけた。
二人は抱きしめ合うと、またお互いの身体を求めあった――。
それは夜が更けるまで、ずっと繰り返される。
――密やかな教会で――神に認められし本当の夫婦に、二人はなったのだった――。
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