突然サキュバス♂になった俺は周りの男を誘惑してセックスするしか生きる道がない

だいず

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8話

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 俺はカウンターの下に潜り込むと、先輩のズボンのチャックを下げた。お腹が熱っぽく疼くのは、きっともう淫紋が出ているせいでだ。サキュバスの俺は、淫紋が出ると、男を誘惑して発情させる色香も発現する。この色香は自分にも効く欠点があった。
 
「一ノ瀬くん、まって、ダメだっ」
 
 頭がくらくらする。すごくえっちな気分になって、自分の行動を自分で制御できなくなった。宇野先輩は俺を止めようとするが、碌な抵抗もできていない。色香で発情しているせいだとは分かるが、拒もうとして結局少しも拒めていないその姿に、俺は言いようのない気持ちになった。俺は先輩の前を寛げさせ、半勃ちのまだ柔らかいそれを躊躇なく咥えた。
 
「ん、っふ♡♡ んんっ♡♡♡」
 
 俺の口じゃ根本まで全部咥えることはできなかったから、まずは竿の部分を緩く扱き、先っぽの方だけを咥え舐めた。唾液を絡めせて、ぴちゃぴちゃと恥ずかしい音をさせながら頬張る。見上げると、先輩は顔を真っ赤にして必死な表情で俺を見ていた。もう、拒絶しようとさえしていない。俺は裏の方をべろーっと舐めて、最後に先端の敏感なところをちゅっと吸った後、ようやく弄ぶのを止めた。
 
「はぁ……すっごく元気になっちゃいましたね、先輩♡」
 
 俺は硬くなったそれを、ツンツンと突っついた。顔を近づけて、わざと息を吹きかけてみると、先輩は眉を寄せてぐっと黙る。口の中では、先輩の我慢汁が上品な甘い余韻を残していた。ご先祖様は「味がある」と言っていたが、こういうことなんだろうか。俺は口の端についていた粘り気のある体液を舐めた。うん、やっぱり甘い。
 
「なんでっ、こんな」
 
 図書委員の当番は本来、1人でやるものだ。でも慣れない新入生のために、初めの1か月は先輩と2人組でやろうということになった。これは宇野先輩が提案したことだ。まさか、その優しさを利用されて、当番の時間に後輩から襲われるなんて、考えてもいなかっただろう。俺は宇野先輩に申し訳ないと思うべきなのに、今のこの状況にすごく興奮していた。
 
「先輩、これは夢ですよ。夢だから、何でもしていいですよ♡」
 
 お腹がぐうぐうと鳴って、中を満たしてくれるものを欲しがった。中途半端に味わってしまったせいで、空腹感は最高潮になっている。お預けを食らっている状況にじれったくなって、俺はベルトを外してズボンを脱いだ。慌てる先輩を無視して、そのまま彼の膝の上に軽く座る。淫紋の部分にシャツが当たって、女の子みたいな声が出て恥ずかしかった。
 
「はやくっ、はやくくださいっ♡」
 
 淫紋を見て少し驚いている先輩に、俺は早く早くと強請った。俺はもう限界だった。
 

 
 俺は椅子に座る先輩の上に跨り、その背中に抱き着いていた。
 
「んっ、ん~~♡♡ んあっ、そこっ♡♡」
 
「はっ、一ノ瀬くんっ、結構キツいね」
 
 目をぎゅっとつぶり、先輩の服を掴んで、快感に体を震わせていた。この体勢で腰を持たれて落とすように動かされると、奥の深いところにガツっと当たって、そのたびに体が跳ねた。縋るものが欲しくて、先輩の方に顔を埋めると、耳元で「かわいいね」と先輩が呟いた。
 
「ああっ♡ かわいくっ、ないですっ♡♡ おれぇっ♡♡ かわいくなっ♡♡♡」
 
「かわいいよ、すごくかわいい」
 
 先輩の言葉はすごく優しいものだった。でも、腰を掴まれているせいで、まるで逃がさないと言われている気分になる。言葉とのギャップに俺は胸がキュンとなった。
 
「締まったね。可愛いって言われて、嬉しかった?」
 
「ちがっ、んんっ♡♡♡ うれしくなんてっ♡♡」
 
 耳元に、先輩の熱い息がかかった。余裕のないその態度に、この人が今すごく興奮していることに気づく。万が一今誰かが図書室に入ってきたら、俺たちがセックスしていることなんてすぐに見つかっちゃうのに、先輩はそんなこと関係ないとばかりに、この行為を続けた。
 
「すごい……一ノ瀬くんの中、どんどんよくなってる」
 
 先輩の動きが荒いものになってくる。俺も急かされるみたいな気持ちになって、はっはっと荒い呼吸を繰り返した。先輩は俺を掴む手に力が入って、動きも粗雑なものになってくきた。先輩の限界が近いことはすぐに分かった。先輩は短く息を吐くと、俺の腰を持ち上げ、自分の体も少し引いてから、そこから奥まで一気に挿れた。
 
「~~~~~っ♡♡♡♡ ぁっ、ぉ♡♡♡♡」
 
 俺は言葉になってないくぐもった叫び声を上げ、背中をのけ反らせて絶頂を迎えた。シャツが、自分の吐き出した精液で汚れる。腰や腕を掴まれている俺は、お腹に熱くてドロドロしたものが注がれても、ただ目を見開いてその快感を受け止めるしかなかった。そのままじっとして、どれくらい経っただろう。先輩は深く息を吐いてから、ゆっくりと体を離した。もう終わりかな。頭の端でそう考えながら、俺はカウンターの上に倒れ込む形になる。空腹感は消えたけど、まだ先輩のものは俺の中に入ってて、呼吸する度に甘い異物感が来て気持ちが良かった。

「もしかして、もう終わりって考えてる?」

「えっ、あっ♡♡ まって、せんぱいっ、ああっ♡」

 宇野先輩は、椅子から立ち上がった。中に入れられたままの俺は、その動きに合わせてお腹の天井を押されて、それだけでまた軽い絶頂を迎える。先輩は、俺の上に覆いかぶさって、俺の手をカウンターの上に縫いつけた。

「夢、なんでしょこれ。だったら、もうちょっと続けようよ」

 先輩の薄い唇が、にこりと笑った。挿入されたままの俺には、逃げ場なんてない。この状況に胸がドキドキするのは、不安からなのか期待からなのかどっちなんだろう。俺はそう思いながら、唾をゴクリと飲み込んで、「……はい♡」と答えた。
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