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助手との出会い
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ハイエナ事件の謎を解いて、東が事務所に帰ると
季楽羅が
「おかえりなさい、東さん!」
安堵した表情で言い、東が
「ただいま、季楽羅」
そう言うと季楽羅が駆け寄って
「怪我してるじゃないですか!?」
そう言い、ソファに座らせて手当てした。手当が
終わると東は
「ありがとう季楽羅」
お礼を言った。季楽羅は
「私の方こそありがとうございます、無事に
帰ってきてくれて。もしかしたら帰ってこないん
じゃないかと思って不安で心配だったんです.....
でも、約束守ってくれてありがとうございます。
東さん」
そう言って、ニコッと笑った。すると東は
「季楽羅、君は昔から変わらないね」
そう言い、季楽羅が
「何ですか?、突然」
微笑みながら疑問口調で言うと東が
「僕が帰ってきた瞬間に怪我に気づいて、手当て
してくれて。季楽羅は昔から人のために
行動できて君の笑顔で喜ぶ人が多勢いる。改めて
君が僕の傍にいてくれて良かったと思えたよ」
そう話し、季楽羅は
「東さんがあの時、私を拾ってくれたから
今の私がいるんです」
微笑み顔で言った。
~2年前~
この日も東は依頼を解決して事務所に帰っていた。
帰宅途中、東が
(もう10時か、今日は遅くなったな)
そう思いながら帰っていると怪しい男が建物裏から
出てくるのを見て東が怪しんで、男が出てきた
路地裏に行くと女性の声が聞こえて、その方向に
行くと桃髪の10代くらいの顔にアザや切り傷が
ある女性が泣いていた。東は
「どうしました、お嬢さん」
声をかけると女性は怯えながら
「あなたは?」
震える声で聞き、東が
「僕は、春夏秋冬 東。眼異探偵です」
名乗ると女性は
「探偵?」
疑問口調で聞き、東が
「お嬢さんのお名前は?」
優しい声で聞くと女性は
「愛乃紅、季楽羅です」
震える声で名乗り、東は
「季楽羅さん、何があったんですか?」
そう聞くと季楽羅が
「私、お金が無くて男の人と遊んでお金を貰う
アプリを使って出会った男の人が最初は普通に
遊んだんですけど、夜になって無理やりホテルに
連れて行かれそうになったので必死に抵抗したら
男の人から暴力を受けて、ここに連れてこられて
ナイフで顔を切られて脅されて、お金を渡すと
銀行の番号聞かれて、怖かったので教えると
男はどこかに行って....」
出来事を話すと東が
「なるほど、事情は分かりました。その男、僕が
捕まえましょう」
そう言い、季楽羅は
「本当ですか!、でもどうやって」
そう聞くと東が
「僕に着いてきてもらえますか」
そう言い、2人でホテルに入り、東が支配人の
ような人を呼び、防犯カメラを見せてもらった。
季楽羅が
「大丈夫なんですか?、防犯カメラ見ちゃって」
不安そうに聞くと東が
「はい。許可はもらったので」
そう言い、映像を見ていくと見掛けた怪しい男が
映っていて東が機械にUSBメモリーを差し込み、
データを盗ってホテルを出た。2人は別の店に
入って、そこでも防犯カメラで確認してデータを
盗り、外に出て、東がスマホで何かを調べ出して
近くの銀行に向かった。そこでも先程の店と
同じ事をして怪しい男が向かった方向を確かめて、
その男がキャバクラに入るのを見て、東と
季楽羅もそこに行くと季楽羅を襲った男がいて、
その男が季楽羅に気づいて
「お前っ!」
驚いた表情で言い、季楽羅が
「私のお金、返してください」
そう言うと男は
「もう全部使ったから返せねぇーよー」
煽るように言い、東が
「それでは一緒に警察に行きましょうか」
そう言うと男は
「はぁ、やーだよー。それに証拠もねぇのに
どうやって逮捕されるんだよ」
煽り顔で言った。すると東がUSBメモリーを
見せて
「この中に、あなたが季楽羅さんをホテルに
無理やり連れ込もうとした所がバッチリ映って
います。これは脅迫罪、強制わいせつ罪、
強制性交等罪、強姦罪にあたります。完璧な
証拠ですよ」
そう言うと男は
「ふざけんなぁ!、ぶっ殺してやる」
そう言い、ナイフを取り出して東に襲い掛かった。
すると東が右眼を閉じて未来視を使い、ナイフを
避けて男のナイフを蹴り飛ばして男の腹部に拳を
当てて、男はその場で倒れた。東が
「銃刀法違反。罪を増やしちゃいましたね、
それでは警察に行く前に季楽羅さんに謝罪して
使っていない分のお金を返してください」
そう言うと季楽羅が
「でも、さっき全部使ったって言てましたよ」
そう言い、東が
「いえ。この男は嘘をついています、全ては
使っていません」
そう言うと男が
「クソッ!、バレてたのかよ」
愚痴を言い、お金を渡して季楽羅に謝罪した。
そして、東が男を警察に連れて行った。その後、
東が
「では季楽羅さん、気をつけて帰ってください」
そう言うと季楽羅が
「あの~、私を拾ってくれませんか?」
恐る恐る聞き、東が
「どうゆう事ですか?」
質問すると季楽羅は
「私、小さい頃に親を亡くして家も無くて、
それに東さん、探偵をやってるんですよね。私を
助手にしてください、お願いします!」
頭を下げて頼み、東は
「分かりました。これから隣で僕の事を支えて
ください」
そう言うと季楽羅は
「はい!、よろしくお願いします!」
笑顔で言った。東が
「それでは、まず事務所に行きましょうか」
そう言い、2人で事務所に向かった。事務所に
着いて、季楽羅が事務所の看板を見て
「ソムリエ?」
そう呟き、
「ソムリエって名前の探偵事務所なんですか?」
そう聞くと東は
「じいちゃんが昔ソムリエをしてて、それで
この名前にしたんです」
そう言い、季楽羅が
「おじいさんの事、大好きなんですね」
微笑み顔で言うと東は
「はい。両親が仕事ばかりで僕の面倒をあまり
見てくれなくて、じいちゃんが色んな所に
連れて行ってくれたりして、僕が家族で一番
大好きな人です」
そう言い、微笑むと2人で中に入って、季楽羅が
「綺麗な場所ですね」
そう言って、高価そうな物が置いてあるのに
気づいて
「東さんって何者ですか?、ただの探偵じゃない
ですよね、この事務所すごく高そうですですけど
ご両親はどんなお仕事を?」
そう聞くと東は
「僕の事なら後で教えるので、まずはお風呂で
ゆっくりしてきてください」
そう言い、季楽羅は
「はい。分かりました」
了解して、東が洗面所まで案内した。数時間後、
季楽羅は戻ってきて
「それじゃぁ、教えてください。東さんの事」
改めて聞くと東は救急箱を持ってきて、
手当てをしながら
「父親は、ITエンジニア企業会社を5つと
不動産会社を4つ運営、経営してる社長で、
母親は医療業界で名を広めてる凄腕医師です」
両親の事を話すと季楽羅が
「スゴいご家庭じゃないですか!?、でも
そんなにスゴいのにどうして探偵を?」
質問して、東が
「じいちゃんに『自分のやりたい事をやって
好きな事をしろ!』と言われたんです」
そう言うと季楽羅が
「おじいさんと同じソムリエになろうとは思わな
かったんですか?」
そう聞き、東は
「はい。探偵になってたくさんの謎に出会いたい
と思ったので。それに、じいちゃんがソムリエを
始めたの60歳なんです」
そう言うと季楽羅が
「おじいさんは、それまで何をしてたんですか?」
質問して、東は
「トヨタ自動車会社の取締役代表とソフトバンク
会社のソフトバンクグループの責任者と国会の
取締役をしてました」
そう話すと季楽羅は
「おじいさんまでスゴい人なんですか!?、今度
お会いしたいです」
そう言い、東は
「もう今は、亡くなっています」
悲しい表情で言うと季楽羅は
「ごめんなさい、私失礼な事を」
謝り、東が
「気にしないでください」
そう言うと季楽羅が
「でもご家族がそんなにスゴかったらこ
んな事務所余裕ですね、この事務所いつ買ったん
ですか?」
そう聞き、東は
「ここは買ったんじゃなくて建てたんです」
そう言うと季楽羅は
「え!?、建てた!?」
驚いて言い、東は
「はい。じいちゃんの遺産が500垓円も
あったので、それを使って2年前に建てました。
まだ全然余ってますが」
苦笑いしながら言うと季楽羅が
「500垓円!?!?、値段の桁ってスゴくても
億か兆までしか聞かないんですけど兆の上って事
ですか!?」
驚いて困惑しながら聞き、東は
「はい。でも兆の上は京なので、兆の上の上です」
そう言うと季楽羅は
「お金持ちの領域を超えてますね」
呆れた表情で呆然としながら言い、東は
「ところで、本当に良いんですか?、僕の助手
なんて」
そう言うと季楽羅が
「もちろんです!、東さんの力になりたいんです」
そう言って、
「あと、ずっと東さん私に敬語使ってますけど
東さん私より歳上ですよね?、敬語なんて
使わなくていいですよ」
そう言うと東は
「僕は22歳ですが、季楽羅さん10代ですよね」
そう言い、季楽羅は
「はい、私18歳です。だから敬語は無しで
いいですよ」
そう言うと東は
「でも、いきなりは無理なので、いつか敬語を
外します」
そう言い、季楽羅は
「あと、その眼と髪色スゴいですね」
感心しながら言うと東が
「髪は地毛で眼もカラコンではなくて、実は僕の眼は、特殊で右眼だけで見ると人の死ぬ時の光景が見えて左眼だけで見ると数分先の未来が見えて両眼で見ると人の嘘が見えるんです」
眼の秘密を話し、季楽羅は
「だからさっきお金を全部使ってないって
分かったんですか!?」
驚くように聞くと東は
「はい」
一言発して、季楽羅は
「ご両親は、スゴいですけど東さんは超人ですね」
感心して言うと東が
「僕の事は一通り知れたと思うので、そろそろ
寝てゆっくり休んでください」
そう言い、季楽羅を部屋まで案内して季楽羅は
ベットで眠った。季楽羅が寝た後、東は
気になり、右眼だけで季楽羅を見ると
ありえない光景が見えて東は
(何だ!?、今の....)
驚いて冷や汗をかいた。そして、その日は
東も眠りについた。
~現在~
季楽羅の手当てが終わり、いつの間にかベットで
眠っていた東は翌朝になり、目を覚まして
「懐かしい夢を見たなぁ」
そう呟いた。リビングに向かうと季楽羅が
「東さん、おはようございます。怪我は大丈夫
ですか?」
そう言い、東は
「ああ、大丈夫。昨日はありがとう季楽羅」
お礼を言うと季楽羅は
「じゃぁ、朝食作ったので一緒に食べましょ!」
そう言い、2人で朝食を食べた。
季楽羅が
「おかえりなさい、東さん!」
安堵した表情で言い、東が
「ただいま、季楽羅」
そう言うと季楽羅が駆け寄って
「怪我してるじゃないですか!?」
そう言い、ソファに座らせて手当てした。手当が
終わると東は
「ありがとう季楽羅」
お礼を言った。季楽羅は
「私の方こそありがとうございます、無事に
帰ってきてくれて。もしかしたら帰ってこないん
じゃないかと思って不安で心配だったんです.....
でも、約束守ってくれてありがとうございます。
東さん」
そう言って、ニコッと笑った。すると東は
「季楽羅、君は昔から変わらないね」
そう言い、季楽羅が
「何ですか?、突然」
微笑みながら疑問口調で言うと東が
「僕が帰ってきた瞬間に怪我に気づいて、手当て
してくれて。季楽羅は昔から人のために
行動できて君の笑顔で喜ぶ人が多勢いる。改めて
君が僕の傍にいてくれて良かったと思えたよ」
そう話し、季楽羅は
「東さんがあの時、私を拾ってくれたから
今の私がいるんです」
微笑み顔で言った。
~2年前~
この日も東は依頼を解決して事務所に帰っていた。
帰宅途中、東が
(もう10時か、今日は遅くなったな)
そう思いながら帰っていると怪しい男が建物裏から
出てくるのを見て東が怪しんで、男が出てきた
路地裏に行くと女性の声が聞こえて、その方向に
行くと桃髪の10代くらいの顔にアザや切り傷が
ある女性が泣いていた。東は
「どうしました、お嬢さん」
声をかけると女性は怯えながら
「あなたは?」
震える声で聞き、東が
「僕は、春夏秋冬 東。眼異探偵です」
名乗ると女性は
「探偵?」
疑問口調で聞き、東が
「お嬢さんのお名前は?」
優しい声で聞くと女性は
「愛乃紅、季楽羅です」
震える声で名乗り、東は
「季楽羅さん、何があったんですか?」
そう聞くと季楽羅が
「私、お金が無くて男の人と遊んでお金を貰う
アプリを使って出会った男の人が最初は普通に
遊んだんですけど、夜になって無理やりホテルに
連れて行かれそうになったので必死に抵抗したら
男の人から暴力を受けて、ここに連れてこられて
ナイフで顔を切られて脅されて、お金を渡すと
銀行の番号聞かれて、怖かったので教えると
男はどこかに行って....」
出来事を話すと東が
「なるほど、事情は分かりました。その男、僕が
捕まえましょう」
そう言い、季楽羅は
「本当ですか!、でもどうやって」
そう聞くと東が
「僕に着いてきてもらえますか」
そう言い、2人でホテルに入り、東が支配人の
ような人を呼び、防犯カメラを見せてもらった。
季楽羅が
「大丈夫なんですか?、防犯カメラ見ちゃって」
不安そうに聞くと東が
「はい。許可はもらったので」
そう言い、映像を見ていくと見掛けた怪しい男が
映っていて東が機械にUSBメモリーを差し込み、
データを盗ってホテルを出た。2人は別の店に
入って、そこでも防犯カメラで確認してデータを
盗り、外に出て、東がスマホで何かを調べ出して
近くの銀行に向かった。そこでも先程の店と
同じ事をして怪しい男が向かった方向を確かめて、
その男がキャバクラに入るのを見て、東と
季楽羅もそこに行くと季楽羅を襲った男がいて、
その男が季楽羅に気づいて
「お前っ!」
驚いた表情で言い、季楽羅が
「私のお金、返してください」
そう言うと男は
「もう全部使ったから返せねぇーよー」
煽るように言い、東が
「それでは一緒に警察に行きましょうか」
そう言うと男は
「はぁ、やーだよー。それに証拠もねぇのに
どうやって逮捕されるんだよ」
煽り顔で言った。すると東がUSBメモリーを
見せて
「この中に、あなたが季楽羅さんをホテルに
無理やり連れ込もうとした所がバッチリ映って
います。これは脅迫罪、強制わいせつ罪、
強制性交等罪、強姦罪にあたります。完璧な
証拠ですよ」
そう言うと男は
「ふざけんなぁ!、ぶっ殺してやる」
そう言い、ナイフを取り出して東に襲い掛かった。
すると東が右眼を閉じて未来視を使い、ナイフを
避けて男のナイフを蹴り飛ばして男の腹部に拳を
当てて、男はその場で倒れた。東が
「銃刀法違反。罪を増やしちゃいましたね、
それでは警察に行く前に季楽羅さんに謝罪して
使っていない分のお金を返してください」
そう言うと季楽羅が
「でも、さっき全部使ったって言てましたよ」
そう言い、東が
「いえ。この男は嘘をついています、全ては
使っていません」
そう言うと男が
「クソッ!、バレてたのかよ」
愚痴を言い、お金を渡して季楽羅に謝罪した。
そして、東が男を警察に連れて行った。その後、
東が
「では季楽羅さん、気をつけて帰ってください」
そう言うと季楽羅が
「あの~、私を拾ってくれませんか?」
恐る恐る聞き、東が
「どうゆう事ですか?」
質問すると季楽羅は
「私、小さい頃に親を亡くして家も無くて、
それに東さん、探偵をやってるんですよね。私を
助手にしてください、お願いします!」
頭を下げて頼み、東は
「分かりました。これから隣で僕の事を支えて
ください」
そう言うと季楽羅は
「はい!、よろしくお願いします!」
笑顔で言った。東が
「それでは、まず事務所に行きましょうか」
そう言い、2人で事務所に向かった。事務所に
着いて、季楽羅が事務所の看板を見て
「ソムリエ?」
そう呟き、
「ソムリエって名前の探偵事務所なんですか?」
そう聞くと東は
「じいちゃんが昔ソムリエをしてて、それで
この名前にしたんです」
そう言い、季楽羅が
「おじいさんの事、大好きなんですね」
微笑み顔で言うと東は
「はい。両親が仕事ばかりで僕の面倒をあまり
見てくれなくて、じいちゃんが色んな所に
連れて行ってくれたりして、僕が家族で一番
大好きな人です」
そう言い、微笑むと2人で中に入って、季楽羅が
「綺麗な場所ですね」
そう言って、高価そうな物が置いてあるのに
気づいて
「東さんって何者ですか?、ただの探偵じゃない
ですよね、この事務所すごく高そうですですけど
ご両親はどんなお仕事を?」
そう聞くと東は
「僕の事なら後で教えるので、まずはお風呂で
ゆっくりしてきてください」
そう言い、季楽羅は
「はい。分かりました」
了解して、東が洗面所まで案内した。数時間後、
季楽羅は戻ってきて
「それじゃぁ、教えてください。東さんの事」
改めて聞くと東は救急箱を持ってきて、
手当てをしながら
「父親は、ITエンジニア企業会社を5つと
不動産会社を4つ運営、経営してる社長で、
母親は医療業界で名を広めてる凄腕医師です」
両親の事を話すと季楽羅が
「スゴいご家庭じゃないですか!?、でも
そんなにスゴいのにどうして探偵を?」
質問して、東が
「じいちゃんに『自分のやりたい事をやって
好きな事をしろ!』と言われたんです」
そう言うと季楽羅が
「おじいさんと同じソムリエになろうとは思わな
かったんですか?」
そう聞き、東は
「はい。探偵になってたくさんの謎に出会いたい
と思ったので。それに、じいちゃんがソムリエを
始めたの60歳なんです」
そう言うと季楽羅が
「おじいさんは、それまで何をしてたんですか?」
質問して、東は
「トヨタ自動車会社の取締役代表とソフトバンク
会社のソフトバンクグループの責任者と国会の
取締役をしてました」
そう話すと季楽羅は
「おじいさんまでスゴい人なんですか!?、今度
お会いしたいです」
そう言い、東は
「もう今は、亡くなっています」
悲しい表情で言うと季楽羅は
「ごめんなさい、私失礼な事を」
謝り、東が
「気にしないでください」
そう言うと季楽羅が
「でもご家族がそんなにスゴかったらこ
んな事務所余裕ですね、この事務所いつ買ったん
ですか?」
そう聞き、東は
「ここは買ったんじゃなくて建てたんです」
そう言うと季楽羅は
「え!?、建てた!?」
驚いて言い、東は
「はい。じいちゃんの遺産が500垓円も
あったので、それを使って2年前に建てました。
まだ全然余ってますが」
苦笑いしながら言うと季楽羅が
「500垓円!?!?、値段の桁ってスゴくても
億か兆までしか聞かないんですけど兆の上って事
ですか!?」
驚いて困惑しながら聞き、東は
「はい。でも兆の上は京なので、兆の上の上です」
そう言うと季楽羅は
「お金持ちの領域を超えてますね」
呆れた表情で呆然としながら言い、東は
「ところで、本当に良いんですか?、僕の助手
なんて」
そう言うと季楽羅が
「もちろんです!、東さんの力になりたいんです」
そう言って、
「あと、ずっと東さん私に敬語使ってますけど
東さん私より歳上ですよね?、敬語なんて
使わなくていいですよ」
そう言うと東は
「僕は22歳ですが、季楽羅さん10代ですよね」
そう言い、季楽羅は
「はい、私18歳です。だから敬語は無しで
いいですよ」
そう言うと東は
「でも、いきなりは無理なので、いつか敬語を
外します」
そう言い、季楽羅は
「あと、その眼と髪色スゴいですね」
感心しながら言うと東が
「髪は地毛で眼もカラコンではなくて、実は僕の眼は、特殊で右眼だけで見ると人の死ぬ時の光景が見えて左眼だけで見ると数分先の未来が見えて両眼で見ると人の嘘が見えるんです」
眼の秘密を話し、季楽羅は
「だからさっきお金を全部使ってないって
分かったんですか!?」
驚くように聞くと東は
「はい」
一言発して、季楽羅は
「ご両親は、スゴいですけど東さんは超人ですね」
感心して言うと東が
「僕の事は一通り知れたと思うので、そろそろ
寝てゆっくり休んでください」
そう言い、季楽羅を部屋まで案内して季楽羅は
ベットで眠った。季楽羅が寝た後、東は
気になり、右眼だけで季楽羅を見ると
ありえない光景が見えて東は
(何だ!?、今の....)
驚いて冷や汗をかいた。そして、その日は
東も眠りについた。
~現在~
季楽羅の手当てが終わり、いつの間にかベットで
眠っていた東は翌朝になり、目を覚まして
「懐かしい夢を見たなぁ」
そう呟いた。リビングに向かうと季楽羅が
「東さん、おはようございます。怪我は大丈夫
ですか?」
そう言い、東は
「ああ、大丈夫。昨日はありがとう季楽羅」
お礼を言うと季楽羅は
「じゃぁ、朝食作ったので一緒に食べましょ!」
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