7 / 11
〜謎解き②〜
しおりを挟む
マーブル四天王と初対面した翌日、東は
警察署に行った。事務所では、季楽羅が1人で
留守番してると扉をノックする音が聞こえて扉を
開けると、フードを被った男がいた。季楽羅は
男を事務所の中に入れて
「ごめんなさい、今うちの探偵は出掛けてて」
申し訳なさそうに言うとフードの男は
「そっかぁ~、それは残念。久しぶりに東に
会いたかったんだけどなぁ~」
そう言い、季楽羅が
「もしかして、東さんのお知り合いですか?」
そう聞くと男はフードを脱いで
「俺、東の心友!」
そう言い、季楽羅は
「そうなんですか!?」
驚いて聞くと男は
「うん、ところで君誰?」
そう聞き、季楽羅は
「私、東さんの助手の愛乃紅 季楽羅です」
自己紹介すると男は
「へぇ~、東、助手雇ったんだ~。それじゃぁ、
東によろしく言っといて」
そう言ってフードを被り、事務所を出た。
数時間後、東が帰ってきて
「ただいま、季楽羅」
そう言い、季楽羅が
「おかえりなさい東さん。今日東さんの
心友の方が来ましたよ」
そう言うと東は
「季楽羅、それ本当か!?」
驚きと焦り表情で聞き、季楽羅は
「え?、はい。名前は聞きそびれちゃったけど
見た目はスゴく特徴的でした。髪は紫と白の
インナーカラーで、左目に眼帯をつけてました」
そう言うと東は
(紫と白の髪色。左目に眼帯。その特徴、
確実に魔柊だけど、どうしてここに)
妙に思い、
「何か言われなかった?」
そう聞くと季楽羅は
「いえ、特には。東さんに会えなくて残念そうに
してました」
そう言い、東は
「そっか....僕も、久しぶりに会いたいなぁ」
悲しげな表情で呟いた。
翌日、東は警察署に行き、蔵人に会って
「流宇斗さんが言ってた事、覚えてますか?」
そう聞き、蔵人は
「四天王と言うワードですか~?」
そう聞くと東が
「はい。四天王と言う事は流宇斗さんのような人
が残り3名いると言う事になります」
そう言い、蔵人が
「そして、あの方たちより強いマロと言う名の
ボスもいるんですよね~。東君、大丈夫ですか?」
そう言うと東は
「はい。僕が全て解決してみせます」
そう言い、蔵人は
「期待してますよ~、東君」
そう言った。その後、東が事務所に帰ると
亜蘭がいて
「兄貴、助けてくれ」
そう言ってきた。東が
「亜蘭?、どうした、何があった」
そう言うと亜蘭は
「2日前、俺の店再オープンしたんだけど、
昨夜放火されたんだ」
そう言い、東が
「放火?」
眉間に皺を寄せて言うと亜蘭が
「頼む兄貴!、犯人見つけてくれ!」
頼んで、東は
「任せて。僕が必ず見つけだす」
そう言った。
翌日、亜蘭の店の防犯カメラの映像データを貰い、
確認すると犯人が映っていたが、その犯人は
集団犯で服の背中部分にスペードドクロのマーク
があった。東は
「マーブル」
そう呟き、警察署に行って蔵人に映像を見せると
蔵人は
「どうやって捕まえましょうか~」
そう言うと東は
「マーブルを、おびき出します」
そう言い、蔵人は
「どうやってですか~?」
そう聞くと東は
「新オープンです」
そう言い、事務所に戻って亜蘭を呼んで、東が
「亜蘭、お前に店をやる」
そう言うと亜蘭は
「はぁ?、何言ってんだよ兄貴」
そう言い、東が
「建物を1つ買って亜蘭の新しい店にする」
そう言うと亜蘭は
「それはありがたいけど、そんな事して
どうやって捕まえるんだよ」
そう言い、東は
「新しい店を出して宣伝すると、奴らはおそらく
また来るはずだ」
そう言うと亜蘭が
「でも、もし来なかったら?」
そう聞き、東は
「いや、必ず来てくれるはずだよ」
そう言って翌日には新しい店を見つけて
買い取って亜蘭はそこで働き始めたが、初日で
1000人を超える客が来て、東が
「スゴいな亜蘭、初日だけでこんなに客を
呼び込むなんて」
感心して褒めると亜蘭は
「当然だろっ!、俺は世界1のシェフだぜ」
自慢気に言い、それから1週間が経ち、亜蘭が
「全然来ねぇぞ兄貴」
そう言うと東は
「大丈夫。時期に来るよ」
そう言い、深夜になって怪しい男たち7人が来て
店の周りにガソリンを撒いてライターで火を
つけようとした時、隠れていた東と蔵人が姿を
見せて、東が
「マーブルの皆さん、こんばんは。」
挨拶すると金髪の男が
「オッドアイ?、まさかお前、春夏秋冬 東か!」
そう言い、東が
「はい」
そう言うと赤短髪の男が
「まさか本物に会えるなんてな、マロ様の
言ってた事は本当だったのか」
そう言い、東が
「それでは警察に行きましょうか。ライターを
渡してください」
そう言って右手を前に伸ばすと金髪の男は
「は~い」
そう言い、ライターを店の方に投げた。だが、
蔵人が一瞬で動いてライターを掴んで
「何やってるんですか~」
そう言って男の側頭部に蹴りを当てて気絶させた。
赤髪の男が
「こいつ速っ!」
そう言った瞬間、蔵人は体勢を変えて
後ろ回し蹴りを当てた。他の男がナイフを出して
「この野郎っ!」
怒声で言い、刺そうとしたが、東が一瞬で近づいて
側頭部に蹴りを当てて、蔵人が
「感謝します。東君」
礼を言うと東が
「こちらこそ」
そう言い、伏せて蔵人の背後の男に低い位置から
脚技を当てて、蔵人はジャンプして東の背後の
男の顔面に脚技を当てた。それを見ていた
残り2人の男は
「おい、こいつらヤベェぞ」「逃げなきゃ、
俺らまで殺される」
そう言い、恐れて逃げようとした時、特殊な車音
が聞こえて男たちは立ち止まり、冷や汗をかいて
怯え出した。1台の車が店の前に停まり、
中から緑髪と金髪のインナーカラーで
パーマヘアーの男が出てきた。緑金髪の男が
「君たち何してんの~」
笑いながら言うと男たちは
「織音様、どうして、ここに」
震える声で言い、緑金髪の男は
「質問に答えなよ~」
そう言うと男たちは
「俺たちは、ただマロ様に気に入られてる東に
弟がいるって聞いて弟の店を消して俺たちが
東を絶望させてやりたかっただけで。こんな奴が
マロ様のお気に入りなんて納得いかなくて」
そう話し、緑金髪の男が
「そんなくっだらねぇー理由で東君に迷惑
かけたの?、君たち、もう生きてる価値無いね~」
笑いながら言うと男たちは
「待ってください!、俺たちマロ様に謝罪
するので、どうか許してください!」
怯えながら焦るように頼み、緑金髪の男は
「無理ー、マロ様はずっと君たちの事見てたけど
許す気は無いってー」
そう言うと男たちは
「え!?、ずっと、見てた?」
疑問口調で言い、緑金髪の男は
「もちろん。マロ様はマーブルメンバー全員の事を
いつも見てくれているからさ~、しかも君たち
俺の指示以外で動いたから生きてる価値無いし、
君たちの声聞くと耳が腐るから、せめて断末魔で
俺を楽しませろよ」
そう言った次の瞬間、男たちの両腕が斬れて
地面に落ちて斬れた部分からは大量出血した。
男たちは
「ゔわぁぁーー、腕がーー!!」
痛みに苦しみ叫んで、東と蔵人が緑金髪の男を
見ると両手に刀のような物を装備していた。東が
(あれは、カタール!?)
そう思うと緑金髪の男は
「いい声だなぁー、もっと断末魔を聞かせて
くれよー」
楽しそうに言い、男たちの足を切断した。
男たちは
「もうやめでぐれーー!」「どうか、お許しを!」
泣き叫び、緑金髪の男が
「いい音色だなぁー、素晴らしい断末魔だ!!」
上機嫌に言うと蔵人が
「すみませ~ん、そのへんでやめておかないと
彼ら死んでしまいますよ~」
そう言い、緑金髪の男が
「君ぃ~誰?、俺の邪魔すんの?」
そう聞くと蔵人は
「私は神楽 蔵人と申します。あなたは何者
ですか~?」
そう言い、緑金髪の男は
「俺?、俺はマーブル四天王の
豊暗 織音(とよくらおりお)だ」
名乗ると蔵人は
「やはり四天王でしたか。警察としてこれ以上
彼らを傷つけたら、私が黙っていませんよ~」
そう言い、織音は
「おもしれぇー事言うじゃねぇか、じゃぁ
力ずくで止めてみろよ」
そう言うと蔵人に一瞬で距離を詰めて装備して
いる刀で蔵人を斬ろうとしたが、蔵人は避けて
織音の腹部に蹴りを当てようとしたが、織音は
空中に飛んで落下を利用したかかと落としを
当てたが、蔵人は両腕で防いで織音は空中を
1回転して後方に下がり、再び蔵人に向かって
行き、刀で蔵人の眼球を刺そうとして、蔵人は
瞬時に伏せたが、その方向に織音は脚技を
繰り出して蔵人の顔面に当てて吹っ飛ばした。
織音は
「そろそろ死の断末魔を聞かせてもらうぜー」
そう言い、蔵人にトドメを刺そうとしたが、
車から男性が出てきて
「織音様、そろそろお時間です」
そう言うと織音は立ち止まり、
「もうそんな時間かぁー、じゃぁすぐ終わるから
待ってて~」
そう言い、蔵人が
「彼らを殺すつもりですか」
そう言うと織音は
「そんな事しなくても、あいつらもう出血死
してるから意味ねぇよ。それに俺は、東君と
お話しに来ただけだから」
そう言って東に近寄り、
「君が東君?、綺麗な瞳だね~」
笑顔で言い、東が
「あなたも四天王なんですか」
そう言うと織音は
「そうだぜ~。今日お話したかったけど時間が
ないから今度ゆっくりお話しような」
そう言い、蔵人と目を合わせて
「蔵人だっけ?、お前となら本気で
楽しめそうだよ」
笑顔で言うと車に乗り、どこかに行った。東が
蔵人に近寄り、
「蔵人さん、大丈夫ですか」
そう言うと蔵人は
「はい。大丈夫です」
そう言い、東が
「流宇斗さんも速かったですが、織音さんも
かなりの速度持ちでしたね」
そう言うと蔵人は
「それに、あの武器をどこで入手したん
でしょうね~」
そう言い、東が
「インド刀剣のカタール。あれは、輸入困難で
日本で所持してる人はいないはずですが」
そう言うと蔵人のスマホが鳴り、電話に出ると
『神楽さん、今すぐ署に戻ってきてください』
そう言われて、蔵人は
「分かりました。すぐに戻ります」
そう伝えて、電話を切って
「東君すみません。急用で今から署に戻ります」
そう言い、警察署に向かった。東は事務所に
帰ると季楽羅が
「おかえりなさい東さん!」
笑顔で言い、東は
「ただいま季楽羅」
そう言った。季楽羅は眠そうにしながら
「今日も遅かったですねぇ~」
そう言い、東が
「ああ。少し厄介な事になっちゃって」
そう言うと季楽羅は
「そうだったんですか、お疲れ様です。じゃぁ
私は、お先に寝ますねぇ。お休みなさ~い」
寝ぼけた表情と声で言い、自分の部屋に入った。
東も自分の部屋に入ってマーブルについて
調べたが、なぜかマーブルについてのサイトや
ネット記事には入れなくて、東は
「どうしても入れたくないのか。
マーブルのハッカーは、とても辣腕ですね」
そう言い、現時点で分かってる事だけで
推理をした。
警察署に行った。事務所では、季楽羅が1人で
留守番してると扉をノックする音が聞こえて扉を
開けると、フードを被った男がいた。季楽羅は
男を事務所の中に入れて
「ごめんなさい、今うちの探偵は出掛けてて」
申し訳なさそうに言うとフードの男は
「そっかぁ~、それは残念。久しぶりに東に
会いたかったんだけどなぁ~」
そう言い、季楽羅が
「もしかして、東さんのお知り合いですか?」
そう聞くと男はフードを脱いで
「俺、東の心友!」
そう言い、季楽羅は
「そうなんですか!?」
驚いて聞くと男は
「うん、ところで君誰?」
そう聞き、季楽羅は
「私、東さんの助手の愛乃紅 季楽羅です」
自己紹介すると男は
「へぇ~、東、助手雇ったんだ~。それじゃぁ、
東によろしく言っといて」
そう言ってフードを被り、事務所を出た。
数時間後、東が帰ってきて
「ただいま、季楽羅」
そう言い、季楽羅が
「おかえりなさい東さん。今日東さんの
心友の方が来ましたよ」
そう言うと東は
「季楽羅、それ本当か!?」
驚きと焦り表情で聞き、季楽羅は
「え?、はい。名前は聞きそびれちゃったけど
見た目はスゴく特徴的でした。髪は紫と白の
インナーカラーで、左目に眼帯をつけてました」
そう言うと東は
(紫と白の髪色。左目に眼帯。その特徴、
確実に魔柊だけど、どうしてここに)
妙に思い、
「何か言われなかった?」
そう聞くと季楽羅は
「いえ、特には。東さんに会えなくて残念そうに
してました」
そう言い、東は
「そっか....僕も、久しぶりに会いたいなぁ」
悲しげな表情で呟いた。
翌日、東は警察署に行き、蔵人に会って
「流宇斗さんが言ってた事、覚えてますか?」
そう聞き、蔵人は
「四天王と言うワードですか~?」
そう聞くと東が
「はい。四天王と言う事は流宇斗さんのような人
が残り3名いると言う事になります」
そう言い、蔵人が
「そして、あの方たちより強いマロと言う名の
ボスもいるんですよね~。東君、大丈夫ですか?」
そう言うと東は
「はい。僕が全て解決してみせます」
そう言い、蔵人は
「期待してますよ~、東君」
そう言った。その後、東が事務所に帰ると
亜蘭がいて
「兄貴、助けてくれ」
そう言ってきた。東が
「亜蘭?、どうした、何があった」
そう言うと亜蘭は
「2日前、俺の店再オープンしたんだけど、
昨夜放火されたんだ」
そう言い、東が
「放火?」
眉間に皺を寄せて言うと亜蘭が
「頼む兄貴!、犯人見つけてくれ!」
頼んで、東は
「任せて。僕が必ず見つけだす」
そう言った。
翌日、亜蘭の店の防犯カメラの映像データを貰い、
確認すると犯人が映っていたが、その犯人は
集団犯で服の背中部分にスペードドクロのマーク
があった。東は
「マーブル」
そう呟き、警察署に行って蔵人に映像を見せると
蔵人は
「どうやって捕まえましょうか~」
そう言うと東は
「マーブルを、おびき出します」
そう言い、蔵人は
「どうやってですか~?」
そう聞くと東は
「新オープンです」
そう言い、事務所に戻って亜蘭を呼んで、東が
「亜蘭、お前に店をやる」
そう言うと亜蘭は
「はぁ?、何言ってんだよ兄貴」
そう言い、東が
「建物を1つ買って亜蘭の新しい店にする」
そう言うと亜蘭は
「それはありがたいけど、そんな事して
どうやって捕まえるんだよ」
そう言い、東は
「新しい店を出して宣伝すると、奴らはおそらく
また来るはずだ」
そう言うと亜蘭が
「でも、もし来なかったら?」
そう聞き、東は
「いや、必ず来てくれるはずだよ」
そう言って翌日には新しい店を見つけて
買い取って亜蘭はそこで働き始めたが、初日で
1000人を超える客が来て、東が
「スゴいな亜蘭、初日だけでこんなに客を
呼び込むなんて」
感心して褒めると亜蘭は
「当然だろっ!、俺は世界1のシェフだぜ」
自慢気に言い、それから1週間が経ち、亜蘭が
「全然来ねぇぞ兄貴」
そう言うと東は
「大丈夫。時期に来るよ」
そう言い、深夜になって怪しい男たち7人が来て
店の周りにガソリンを撒いてライターで火を
つけようとした時、隠れていた東と蔵人が姿を
見せて、東が
「マーブルの皆さん、こんばんは。」
挨拶すると金髪の男が
「オッドアイ?、まさかお前、春夏秋冬 東か!」
そう言い、東が
「はい」
そう言うと赤短髪の男が
「まさか本物に会えるなんてな、マロ様の
言ってた事は本当だったのか」
そう言い、東が
「それでは警察に行きましょうか。ライターを
渡してください」
そう言って右手を前に伸ばすと金髪の男は
「は~い」
そう言い、ライターを店の方に投げた。だが、
蔵人が一瞬で動いてライターを掴んで
「何やってるんですか~」
そう言って男の側頭部に蹴りを当てて気絶させた。
赤髪の男が
「こいつ速っ!」
そう言った瞬間、蔵人は体勢を変えて
後ろ回し蹴りを当てた。他の男がナイフを出して
「この野郎っ!」
怒声で言い、刺そうとしたが、東が一瞬で近づいて
側頭部に蹴りを当てて、蔵人が
「感謝します。東君」
礼を言うと東が
「こちらこそ」
そう言い、伏せて蔵人の背後の男に低い位置から
脚技を当てて、蔵人はジャンプして東の背後の
男の顔面に脚技を当てた。それを見ていた
残り2人の男は
「おい、こいつらヤベェぞ」「逃げなきゃ、
俺らまで殺される」
そう言い、恐れて逃げようとした時、特殊な車音
が聞こえて男たちは立ち止まり、冷や汗をかいて
怯え出した。1台の車が店の前に停まり、
中から緑髪と金髪のインナーカラーで
パーマヘアーの男が出てきた。緑金髪の男が
「君たち何してんの~」
笑いながら言うと男たちは
「織音様、どうして、ここに」
震える声で言い、緑金髪の男は
「質問に答えなよ~」
そう言うと男たちは
「俺たちは、ただマロ様に気に入られてる東に
弟がいるって聞いて弟の店を消して俺たちが
東を絶望させてやりたかっただけで。こんな奴が
マロ様のお気に入りなんて納得いかなくて」
そう話し、緑金髪の男が
「そんなくっだらねぇー理由で東君に迷惑
かけたの?、君たち、もう生きてる価値無いね~」
笑いながら言うと男たちは
「待ってください!、俺たちマロ様に謝罪
するので、どうか許してください!」
怯えながら焦るように頼み、緑金髪の男は
「無理ー、マロ様はずっと君たちの事見てたけど
許す気は無いってー」
そう言うと男たちは
「え!?、ずっと、見てた?」
疑問口調で言い、緑金髪の男は
「もちろん。マロ様はマーブルメンバー全員の事を
いつも見てくれているからさ~、しかも君たち
俺の指示以外で動いたから生きてる価値無いし、
君たちの声聞くと耳が腐るから、せめて断末魔で
俺を楽しませろよ」
そう言った次の瞬間、男たちの両腕が斬れて
地面に落ちて斬れた部分からは大量出血した。
男たちは
「ゔわぁぁーー、腕がーー!!」
痛みに苦しみ叫んで、東と蔵人が緑金髪の男を
見ると両手に刀のような物を装備していた。東が
(あれは、カタール!?)
そう思うと緑金髪の男は
「いい声だなぁー、もっと断末魔を聞かせて
くれよー」
楽しそうに言い、男たちの足を切断した。
男たちは
「もうやめでぐれーー!」「どうか、お許しを!」
泣き叫び、緑金髪の男が
「いい音色だなぁー、素晴らしい断末魔だ!!」
上機嫌に言うと蔵人が
「すみませ~ん、そのへんでやめておかないと
彼ら死んでしまいますよ~」
そう言い、緑金髪の男が
「君ぃ~誰?、俺の邪魔すんの?」
そう聞くと蔵人は
「私は神楽 蔵人と申します。あなたは何者
ですか~?」
そう言い、緑金髪の男は
「俺?、俺はマーブル四天王の
豊暗 織音(とよくらおりお)だ」
名乗ると蔵人は
「やはり四天王でしたか。警察としてこれ以上
彼らを傷つけたら、私が黙っていませんよ~」
そう言い、織音は
「おもしれぇー事言うじゃねぇか、じゃぁ
力ずくで止めてみろよ」
そう言うと蔵人に一瞬で距離を詰めて装備して
いる刀で蔵人を斬ろうとしたが、蔵人は避けて
織音の腹部に蹴りを当てようとしたが、織音は
空中に飛んで落下を利用したかかと落としを
当てたが、蔵人は両腕で防いで織音は空中を
1回転して後方に下がり、再び蔵人に向かって
行き、刀で蔵人の眼球を刺そうとして、蔵人は
瞬時に伏せたが、その方向に織音は脚技を
繰り出して蔵人の顔面に当てて吹っ飛ばした。
織音は
「そろそろ死の断末魔を聞かせてもらうぜー」
そう言い、蔵人にトドメを刺そうとしたが、
車から男性が出てきて
「織音様、そろそろお時間です」
そう言うと織音は立ち止まり、
「もうそんな時間かぁー、じゃぁすぐ終わるから
待ってて~」
そう言い、蔵人が
「彼らを殺すつもりですか」
そう言うと織音は
「そんな事しなくても、あいつらもう出血死
してるから意味ねぇよ。それに俺は、東君と
お話しに来ただけだから」
そう言って東に近寄り、
「君が東君?、綺麗な瞳だね~」
笑顔で言い、東が
「あなたも四天王なんですか」
そう言うと織音は
「そうだぜ~。今日お話したかったけど時間が
ないから今度ゆっくりお話しような」
そう言い、蔵人と目を合わせて
「蔵人だっけ?、お前となら本気で
楽しめそうだよ」
笑顔で言うと車に乗り、どこかに行った。東が
蔵人に近寄り、
「蔵人さん、大丈夫ですか」
そう言うと蔵人は
「はい。大丈夫です」
そう言い、東が
「流宇斗さんも速かったですが、織音さんも
かなりの速度持ちでしたね」
そう言うと蔵人は
「それに、あの武器をどこで入手したん
でしょうね~」
そう言い、東が
「インド刀剣のカタール。あれは、輸入困難で
日本で所持してる人はいないはずですが」
そう言うと蔵人のスマホが鳴り、電話に出ると
『神楽さん、今すぐ署に戻ってきてください』
そう言われて、蔵人は
「分かりました。すぐに戻ります」
そう伝えて、電話を切って
「東君すみません。急用で今から署に戻ります」
そう言い、警察署に向かった。東は事務所に
帰ると季楽羅が
「おかえりなさい東さん!」
笑顔で言い、東は
「ただいま季楽羅」
そう言った。季楽羅は眠そうにしながら
「今日も遅かったですねぇ~」
そう言い、東が
「ああ。少し厄介な事になっちゃって」
そう言うと季楽羅は
「そうだったんですか、お疲れ様です。じゃぁ
私は、お先に寝ますねぇ。お休みなさ~い」
寝ぼけた表情と声で言い、自分の部屋に入った。
東も自分の部屋に入ってマーブルについて
調べたが、なぜかマーブルについてのサイトや
ネット記事には入れなくて、東は
「どうしても入れたくないのか。
マーブルのハッカーは、とても辣腕ですね」
そう言い、現時点で分かってる事だけで
推理をした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる