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しおりを挟む本当は…嫌だったけど…
俺はわざと太一に梨紗の声を聞かせた。
たぶん…あいつは俺たちの後をついてくる。
そんな気がした。
太一はやっぱり…ずっと梨紗のことを見てたから。
まだ…諦めてないんだ…。
もう無理だってわからせたかった。
俺は梨紗の手を引き家に向かう前に、チラッと太一を見た。目が合った。
ついてこい…太一…。
梨紗のかわいい声を聞かせてやるよ。
俺はそう思っていた。
まぁ…ついてこなかったとしても、梨紗を抱けるからいい…。
俺は梨紗をベッドに押し倒すと、嫌がる梨紗を抱いた。
でも梨紗はすぐに濡らし気持ちよさそうにしていた。
すると…微かに階段を上ってくる足音が聞こえた。
ギシッと床が軋む音も聞こえ、この部屋の前でその足音は止まった。
梨紗はそれに気がついてない。
それどころではなさそうだ。
俺は梨紗を攻め続けた。
ドアの前にいるのが太一だったらいいけど…。
そう思いながら、梨紗を抱いていた。
梨紗はかわいい声で喘いでいる。
梨紗…もっといっぱい…声を出しちゃおうか…
太一に聞かせてやりな…?
俺で気持ちよくなってる梨紗の声…
「あっ…んっ…」
…そう…もっと…もっといっぱい喘いで…
「んっ…はぁっ…」
…もっと…
俺はドアの前にいるのが太一かもしれないと思うと、興奮した。
気分がいい…
ドアを閉めていても、声が筒抜けだということはすでに確認していた。
きっと太一にはハッキリと梨紗の声が聞こえているだろう。
もう諦めろ。
梨紗が好きなのは俺なんだ。
俺も梨紗を手放すつもりはない。
こんなかわいい梨紗を…手放せるわけがない…。
また…涎垂らしちゃって…
本当にかわいい…
俺だけが知ってる梨紗の姿…
今日の梨紗はすぐにイッてたな…
もしかして…いつもと違う場所だから、興奮しちゃったのかな…。
はぁ…気持ちいい…
俺は途中から太一のことは忘れて、夢中で梨紗を抱いていた。
終わった後は梨紗を抱き寄せ、落ち着くまで待った。
でも梨紗は誰か来るかもしれないからと、無理矢理体を起こし服を着ていた。
そうか…それもあって梨紗は興奮してたのかも。
誰かが来るかもしれないって…。
確かはじめにそう言っていた。
「陸…強引だよ。」
梨紗は少し怒っていた。
「…ごめん…。」
「戻ろう?」
そう言う梨紗の顔は優しく笑っていた。
「もう大丈夫?」
「…戻らなきゃ。誰かが心配しちゃうかもしれないし。」
「わかった。」
そう言っていた梨紗の足元はふらついていた。
俺は梨紗を抱き寄せ、ベッドに座った。
梨紗は俺の上に座っている。
「梨紗…もう少し…休もう?足がふらふらしてるよ?」
「…陸が…あんなにするから…」
「ごめん…興奮してた…。」
「…。」
俺はま梨紗の服の上からブラをズラすと、トップスの上から胸の先を指で撫でた。
「あっ…だめっ…まだ体変だからっ…」
かわいい…ちょっと触っただけなのに…。
続けたかったけど、また梨紗に入れたくなったから、やめておいた。
俺は戻るとすぐに太一の顔を見た。
太一はイラついていた。
やっぱり…
俺は少ししてから隼人に確認してみた。
俺たちが休んでる間に、誰か家に入ったかと。
すると最初に“太一がトイレに行ってたよ”と教えてくれた。その他にも名前が出てたけど、それはもうどうでもよかった。時間的にもやっぱりドアの前にいたのはきっと太一だろう…。
俺はそう考えるとまた優越感でいっぱいになった。
気持ちいい…。
太一が梨紗の隣に移動した。
あいつ…まだ諦めてないのか?
俺は太一を目で追っていた。
でも…何かちょっかいを出すようなことはせず、普通に話しているようだった。
梨紗も別に変な顔はしていない。
「気になる…?」
隼人がそう言ってきた。
「うん…。」
「俺らもあっちに行こうか。」
そう言って隼人は立ち上がった。
しばらくは楽しく飲み食いをしていた。
バーベキューが終わると、みんなで花火をした。
手持ち花火をしたり、打ち上げ花火をしたり…。
楽しかった…。
俺はずっと梨紗のそばにいた。
花火の光で顔が照らされてる梨紗の姿が可愛かった。
みんなが花火に夢中になっている隙に、梨紗の手を引き少し暗い所に移動すると、後ろから抱きしめた。
後ろではみんなの楽しそうな声が響いている。
「陸?どうしたの?」
俺は梨紗の胸を鷲掴みにすると、またさっきのように服の上からブラをズラして、胸の先を撫でた。
「ぁっ…やめてっ…」
かわいい…。
俺は嫌がる梨紗を力尽くで押さえ込み、しばらく触り続けた。
「りくっ…だめだってっ…」
もう片方の手を下に伸ばし、下着の中を確認した。
…濡れてる…。
さっきちゃんとキレイに拭いたのに…。
「陸っ…戻ろう?」
俺はそこをなぞっていた。
入れたい…梨紗に入れたい…。
「陸っ!」
梨紗に怒られたので、手を抜いた。
梨紗にその手を見せた。
「いっぱい…濡れてたよ。」
「バカっ。」
俺はその指を舐めた。
梨紗の味…。
直接舐めたい…。
「…陸のバカ…」
「…戻ろうか…。」
その後はみんなで写真を撮ったり、石田にサプライズでみんなからのプレゼントを渡したりした。
花火も終わり、みんなで片付け始める。
それも終わると寝る人、シャワーを浴びる人、まだ話し足りない人がいて、みんな好きなように過ごしはじめた。
俺は…梨紗と一緒に寝たかった。
でも寝る部屋は当たり前だけど、男と女で別れていた。
シャワーを浴び終えた梨紗は眠そうにしていた。
「もう寝な?」
「陸は?」
「俺ももう寝る…。」
「うん…。また明日ね。」
梨紗は名残惜しそうにしていた。
そんな梨紗を見ちゃったら、俺も気持ちが引っ張られた。
「おやすみ。」
俺はそう言うと、梨紗も「おやすみ」と言いながら部屋に向かって行った。
夜中にふとトイレに行きたくなり1階に降りるとリビングのソファーに誰かが寝ているのに気がついた。
俺は思わずビクッとした。
誰か…酔い潰れたのかな…。
近づいて見ると梨紗だった。
気がついたのが俺でよかった。太一だったら危なかったかもしれない…。
俺はすぐにトイレを済ませると梨紗を起こした。
「梨紗。」
「ん…」
「起きて。」
「…りく…?」
梨紗は眠そうにしながらも目を開けた。
「どうしてこんな所で寝てるの?」
「…ふと目が覚めて…それから眠れなくて…しばらく…電子書籍を読んでたら…寝ちゃったみたい…。」
梨紗はまだ眠そうにしていた。
「ダメでしょ?こんな所で寝てたら。危ないし風邪引くよ?」
「…危なくは…ないよ…」
「部屋に戻りな。」
「…。」
「梨紗。」
「…。」
「起きて。」
「ん…。」
俺は仕方なく、毛布を取りに行き、それを梨紗にそっとかけた。
深めのソファーだったから、俺は梨紗を後ろから抱きしめるようにして横になった。
俺はすっかり目が覚めてしまった。
少しだけ…梨紗を触りたくなった…。
服の中に手を入れると…
梨紗はブラもインナーも着ていなかった。
たぶん寝る前に外したのだろう。
危ないよ…こんな無防備な姿で…
誰が来るかもわからないリビングで寝てたら…
俺は少しイラついた。
もう少し…危機感持ってよ…。
俺は胸の先を優しく触った。
「はぁ…ん…」
梨紗の口から吐息が漏れ出した。
でも…まだ梨紗は眠っていた。
お酒を飲んだから…深く眠ってるのかな…。
舐めたい…。
でも誰か来るかもしれないし…。
俺は触り続けた。
下も…。
俺は下に手を伸ばすと下着の中を確認した。
なぞってみると…濡れていた…。
寝てても…感じちゃうんだね…。
俺はゆっくりと指を入れた。
「あっ…」
「起きた…?」
「りく…」
「声出しちゃ…だめだよ…。」
「やめて…」
そう言われたけど、やめられなかった。
梨紗の気持ちいいところに指を当て、ゆっくりと動かした。
「んんっ…」
梨紗は声を我慢していた。
そのまま指を動かし続けた。
どんどんと締めつけてくる…。
「はぁっ…あっ…」
「声…だめだってば…」
「我慢…できないよ…」
弱々しい声で梨紗はそう言った。
「我慢して。」
梨紗がこんな無防備な姿でいるから…いけないんだよ…。
梨紗が…もうイキそうだ…。
俺は梨紗の顔をこちらに向かせると、キスで口を塞ぎ、梨紗がイクように手を動かした。
「んっ…んんっ…んっっっ…」
梨紗がイッたのを確認すると、梨紗が履いていたものを下にズラし、後ろから俺のを入れた。
「りくっ…だめっ。」
梨紗は小声ながらもハッキリとそう言っていた。
「もう…無理だよ…。」
俺はゆっくりと動きはじめた。
「はぁっ…ぁっ…」
「んっ…はぁっ…」
「気持ちいい?」
「…うん…」
俺も…気持ちいい…。
すると階段を降りる足音が聞こえてきた。
俺は動きを止めて梨紗に小声で話しかけた。
「…誰か来た…寝たふりして…」
「…え…」
「うわっ…びっくりした…」
俺たちに近づく気配があった。
「なんだ…陸と雨宮か…。」
それからトイレに行ったようだった。
小声だったから、誰が起きてきたのかはわからなかった。けど太一ではない。“雨宮”と言っていたから。
それに太一だったら、俺たちを叩き起こしてそうだ。
俺は数回ゆっくりと動いた。
梨紗は頭を左右に振っていた。
やめてと言っているのだろう…。
かわいい…
声を我慢してる。
中がきゅうきゅうと締まってる…。
するとトイレからでてきたそいつは、また2階へと戻って行った。
俺はまた動き始める。
梨紗が俺を締めつける…。
はぁ…気持ちいい…
もう…イキそう…
俺はまた手を下に伸ばすと、梨紗のぷっくりとしたところをクリクリと刺激した。
「んっ…りくっ…」
「…イキそう…?」
「ん。」
俺は梨紗を触りながら俺もイクように動いた。
「あっっっ…。」
梨紗からとうとう本格的な声が出てしまった。
俺はそれを聞くとすぐに抜いて、梨紗をうつ伏せにさせると、梨紗の服を捲り腰に出した。
すぐに拭き取ると、梨紗の服を戻して抱きしめた。
するとすぐに梨紗は寝てしまった。
俺は梨紗を部屋に戻したかった。
でも他の女友達もいるから勝手に入ることはできないし…。
仕方がないから、そのまま寝ることにした。
「…おい。起きろ陸。」
俺を起こす不機嫌そうな声が聞こえてきた。
目を開けると太一が見下ろしていた。
「…起きろ。もうすぐみんなが降りてくるぞ。」
太一はそう言うと、洗面所に向かって行った。
「梨紗…起きて…。」
「……ん…」
「起きて。」
すると梨紗はくるりと体を反転させ、片腕を俺の体に回した。
「まだ…眠い…」
梨紗は寝ぼけているようだった。
そんな梨紗が可愛くて、俺もぎゅっと抱きしめた。
「りく…」
「起きて?」
「もう少し…」
できれば俺もそうしたかったが、もうすぐ太一も戻ってくるだろう…。
「みんな…もうすぐ降りてくるよ…」
それを聞いた梨紗は飛び起きた。
「そう…だった…。」
梨紗を見てみると、どこに乳首があるのか丸わかりだった。
俺は梨紗の肩から毛布をかけた。
梨紗はキョトンとしていた。
何もわかってなさそうだったから、俺は梨紗のツンとしたところを指でプニっと押した。
「っ…」
梨紗は体をよじった。
「だめでしょ。そんな格好でここにいたら。」
「…ごめん…」
俺はそのまま指でさわさわと触った。
「りくっ…」
梨紗は俺の指から逃げるようにした。
それでも触り続けた。
「ぁっ…」
だめだ…もうきっと太一が戻ってくる…。
「早く着替えてきな…。」
「…うん。」
梨紗は立ち上がると、毛布を前でクロスさせた。
するとちょうど太一が戻ってきた。
「おう。梨紗起きたか。」
「…おはよう…。」
「おはよ。」
梨紗は太一とそんな言葉を交わすと、部屋に向かって行った。
俺も朝の支度を済ませようと立ち上がると、太一が話しかけてきた。
「なんで…ここで寝てたんだ?」
太一はソファーに座りながらそう聞いてきた。
「梨紗が…ここで寝てた…から…。」
「ふーん。それでなんでお前も?」
「トイレに起きて…気がついた。」
「…まさかっ…ここでヤッてねーよな?」
太一は立ち上がった。
「…してないよ…。」
俺は嘘をついた。
すると太一はまた座り直した。
「…悪い。変なこと聞いた。」
「…別に…」
俺は洗面所に向かった。
歯を磨いていると梨紗も来た。
「まだみんな寝てた。」
「ん。」
梨紗も俺に並んで歯磨きをし始めた。
それから、俺と梨紗は2人でキッチンに立ち簡単な朝食を作り始めた。
みんなでそれを食べ終えると、観光したい人と、帰りたい人に別れて、俺たちは帰ることにした。
家につくと、疲れがどっときて2人で昼寝をした。
昨日が最後の10人…。
またいつか会えるだろうけど…しばらくはない…。
楽しかったな…。
俺はそんなことを考えながら眠りについた…。
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