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生真面目騎士様の長い夜(1)
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モンクトン家のタウンハウスを訪れたヒューバートは、ほっと息をついた。ここはいつ来ても、昔と変わらない。玄関ホールを見渡して、懐かしさに目を細める。
遊びに来ると、リズベスが玄関ホールまで飛び出して出迎えてくれたことを思い出して、くすりと笑う。後から顔を出す三人の兄たちは、「はしたないぞ」とたしなめながらもその顔は笑っていて、リズベスが可愛くて仕方がないことを隠そうともしていなかった。兄弟のいないヒューバートには、その光景がひどくうらやましかったのを覚えている。
今日はリズベスもこの屋敷にいるはずだが、さすがにもう出てきたりはしないだろう。そのことが、少しだけ寂しく、そして大いに心を疼かせた。
♢
「へえ、随分いいものを持ってきてくれたね」
ヒューバートの持参した蒸留酒の瓶を掲げて、アーヴィンは嬉しそうに笑った。
「まあ、礼も兼ねてるからな――色々と、世話になったし」
「これからも世話になる袖の下かと思ったよ」
その言葉に、ヒューバートは呻いた。そんなことはない、と言いたいところだが事実なので否定できない。言葉に詰まったヒューバートを見て、アーヴィンはとうとう声を出して笑い始めた。
「これはさ、夜にでもあけようよ。ゆっくり話がしたいんだ」
アーヴィンの声に、ヒューバートは覚悟を決めた。どうやら今夜は寝かせてもらえそうにない。
晩餐の席には、モンクトン伯爵夫妻とリズベス、そしてアーヴィンとヒューバートの5人がついた。長兄のルーファスは仕事、三男のステファンは領地にいるという。
本来ならば社交シーズンでない今は、夫妻も領地にいるのが普通だろうが、今は所用で王都に来ているとのことだった。
「んもう、アーヴィン兄さまったら。ヒューバート様がいらしてるならどうして教えてくださらなかったの?」
晩餐の席で、突然ヒューバートと対面する羽目になったリズベスは、すこしむくれていた。
「はは、ちょっと驚かせたくてね」
対するアーヴィンは、いつも通りの笑顔だ。まったく喰えない男だな、とヒューバートはこっそり思う。
伯爵夫妻は、昔から変わらぬ笑顔でヒューバートを迎えてくれた。こちらには、執事から連絡が行っていたらしい。もちろんきちんと土産も用意して、執事に言づけてある。
つまり、知らなかったのはリズベスだけ、というわけで、確かにむくれるのも道理なのである。
たった4日顔を見なかっただけなのに、ヒューバートはリズベスに会えたことが嬉しくて仕方がない。リズベスのむくれた顔さえ嬉しくて、緩む頬をおさえるので精いっぱいだ。
むしろ、そんな表情さえも愛しいと思ってしまう自分に、呆れかえってしまう。
そんなヒューバートの顔を見て、訳知り顔でにやつくアーヴィンに、周りから見えないようこっそりと肘を入れてやる。うっと一瞬呻きながらも表情を変えないアーヴィンに、ヒューバートはため息をついた。
♢
冬の夜は早い。晩餐の始まる前から、既に外は真っ暗で、アーヴィンの私室から見えるのは仄かな光が揺れるモンクトン家の庭くらいだ。
それでも、きちんと手入れされた風情豊かな庭は、見る者に確かな安らぎをもたらしてくれる。
ヒューバートは、その庭を一望できる窓辺に寄り掛かりながらグラスを傾けていた。
「いやー、たそがれてるね、副団長殿」
にやにやとアーヴィンが笑う。そのソファにだらしなく座った姿さえも様になるな、とヒューバートはぼんやり考えた。
アーヴィンの部屋に移って酒を飲み始めてから、かなりの時間が経っている。すでに、ヒューバートの土産など一滴も残ってはいない。机の上には、葡萄酒から各種蒸留酒まで、さまざまな瓶がすでに空になって林立している。
ヒューバートは、それほど酒に弱くはないが、これだけ飲めば立派な酔っ払いの出来上がりだ。アーヴィンもヒューバートと同等程度に飲めるはずだが、そのしどけない態度が酔いの深さを物語っている。
つまり、二人ともしとどに酔っぱらっている状態なのだ。
「たそがれもするだろう……なにせ、何をどうしたものか、さっぱりわからないんだ」
するり、と口から本音が漏れる。酔いの深さを自分でも自覚しているが、口をつく言葉は止まらない。自制も忘れて、ヒューバートは続けた。
「こんなこと、おまえに言うのはどうかしていると思う。だけど、一人で抱え込むには経験が足りなさ過ぎて……怖いんだ」
「経験!」
アーヴィンは何がおかしいのか、一人でけらけら笑っている。
「俺は真剣なんだぞ」
ヒューバートは憮然としたが、アーヴィンは気にする様子もない。すっかりご機嫌で笑ったままだ。笑いすぎて、目尻にはうっすらと涙が溜まっている。
「いや、でもさ……経験って、そんなの今から積めるわけじゃないしさ、はは」
どうやら、ツボにはまってしまったらしい。とうとう腹を抱えて笑いだしてしまったアーヴィンを、ヒューバートはじっとりと睨みつけた。
「だいたいさあ、ヒューバートは頭でっかちすぎなんだよ」
「はあ?」
ひーひ笑いながらも、アーヴィンは言葉を続ける。
「言うでしょ、男は度胸!当たって砕けろって」
「そこをくっつけるのはどうかと思うが」
第一、砕けたくないからこうしてアーヴィンに相談しているのだ。当事者の片方は妹だというのに、この他人事感はなんなのだろう。……まあ、確かに他人事だろうが。
「どーせヒューバートのことだから、リズベスに嫌われるのが怖い、とかなんだろうけどさあ」
アーヴィンの頭が今度はふらふらと揺れている。完全に酔っ払いの仕草だ。
「今のままだと、嫌われる前に誰かに持ってかれちゃうでしょ?」
「……!」
「なーんにもしないままで持っていかれちゃっていいわけ?」
「それは嫌だ」
反射的に答えを返す。アーヴィンが再び笑う気配がした。
「じゃあさ、もっときちんと押さなきゃさあ、どうせ何もしてないんだろ?ちょっと強引に行くくらいじゃなきゃ、リズには通じないと思うなあ」
「強引、か……」
急にアーヴィンが、がたん、と椅子を揺らして立ち上がる。そのままふらふらとベッドへと倒れ込むと、そのまま寝息を立て始めた。どうやら、移動したのは最後の力だったらしい。
ヒューバートは一つため息をつくと、アーヴィンに上掛けをかけてやり、部屋を後にした。
「強引とは言ってもなあ……」
廊下に出ると、冷たい空気が身に染みる。屋内とはいえ、暖められた部屋と廊下では気温の差は激しい。酔い覚ましついでに水を貰おうと、ヒューバートは勝手知ったるモンクトン邸の廊下を歩き始めた。
深夜のモンクトン邸は静まり返っていて、ヒューバートの他に歩き回っているようなものはいない。廊下には月明りだけが差し込んでいて、足元を照らしている。
ふと、その廊下の端に人影を認めて、ヒューバートは立ち止った。暗くてよく見えないが、あれは――。
「……リズ?」
「……ヒューバート様?」
声をかけられて、人影は素直に近づいてくる。月明かりに照らされて、ヒューバートの目にもリズベスの姿がはっきりと分かった。
「どうなさったんですか?アーヴィン兄さまとお部屋にいらしたのでは?」
訝しげに問いかけられて、ヒューバートは苦笑した。
「そのアーヴィンが酔いつぶれてしまってね。俺も部屋に戻ろうと思ったんだ。ついでに厨房で水でも貰おうかと思って。リズこそ、こんな時間に――」
そこで一旦言葉を切って、ヒューバートは目の前のリズベスの姿をじっくりと見た。自宅と言うこともあって、リズベスは白いネグリジェにガウンをひっかけただけの軽装だ。
はっ、と気づいたリズベスの顔が朱に染まる。
「あ、やだ、ごめんなさい……私、しつれ――」
身を翻そうとしたリズベスの手を、ヒューバートが掴む。そのままぐい、と引き寄せられて、リズベスはヒューバートの腕の中に納まった。
「え、あの、ヒューバート様……?」
突然のことに、リズベスが戸惑いの声を上げる。ヒューバートは、それに構わずぎゅっとリズベスを抱きしめたまま離さない。
「こんな時間に、そんな恰好で――今日は、俺がいるのを知っているのに、リズ」
ヒューバートの熱い掌が、リズベスの背を撫でる。――いや、熱いのは掌だけではなかった。ヒューバートは全身が燃えるように熱く滾るのを感じていた。
はあ、と思わず漏れた息に、リズベスがびくりと反応するのが、全身に伝わってくる。それだけで、身体の一部が更に熱を持つのがわかった。
――もう、我慢できない。
「リズ、リズベス……」
譫言の様にリズベスの名を呼ぶと、ヒューバートはその唇に、己のものを重ねた。
遊びに来ると、リズベスが玄関ホールまで飛び出して出迎えてくれたことを思い出して、くすりと笑う。後から顔を出す三人の兄たちは、「はしたないぞ」とたしなめながらもその顔は笑っていて、リズベスが可愛くて仕方がないことを隠そうともしていなかった。兄弟のいないヒューバートには、その光景がひどくうらやましかったのを覚えている。
今日はリズベスもこの屋敷にいるはずだが、さすがにもう出てきたりはしないだろう。そのことが、少しだけ寂しく、そして大いに心を疼かせた。
♢
「へえ、随分いいものを持ってきてくれたね」
ヒューバートの持参した蒸留酒の瓶を掲げて、アーヴィンは嬉しそうに笑った。
「まあ、礼も兼ねてるからな――色々と、世話になったし」
「これからも世話になる袖の下かと思ったよ」
その言葉に、ヒューバートは呻いた。そんなことはない、と言いたいところだが事実なので否定できない。言葉に詰まったヒューバートを見て、アーヴィンはとうとう声を出して笑い始めた。
「これはさ、夜にでもあけようよ。ゆっくり話がしたいんだ」
アーヴィンの声に、ヒューバートは覚悟を決めた。どうやら今夜は寝かせてもらえそうにない。
晩餐の席には、モンクトン伯爵夫妻とリズベス、そしてアーヴィンとヒューバートの5人がついた。長兄のルーファスは仕事、三男のステファンは領地にいるという。
本来ならば社交シーズンでない今は、夫妻も領地にいるのが普通だろうが、今は所用で王都に来ているとのことだった。
「んもう、アーヴィン兄さまったら。ヒューバート様がいらしてるならどうして教えてくださらなかったの?」
晩餐の席で、突然ヒューバートと対面する羽目になったリズベスは、すこしむくれていた。
「はは、ちょっと驚かせたくてね」
対するアーヴィンは、いつも通りの笑顔だ。まったく喰えない男だな、とヒューバートはこっそり思う。
伯爵夫妻は、昔から変わらぬ笑顔でヒューバートを迎えてくれた。こちらには、執事から連絡が行っていたらしい。もちろんきちんと土産も用意して、執事に言づけてある。
つまり、知らなかったのはリズベスだけ、というわけで、確かにむくれるのも道理なのである。
たった4日顔を見なかっただけなのに、ヒューバートはリズベスに会えたことが嬉しくて仕方がない。リズベスのむくれた顔さえ嬉しくて、緩む頬をおさえるので精いっぱいだ。
むしろ、そんな表情さえも愛しいと思ってしまう自分に、呆れかえってしまう。
そんなヒューバートの顔を見て、訳知り顔でにやつくアーヴィンに、周りから見えないようこっそりと肘を入れてやる。うっと一瞬呻きながらも表情を変えないアーヴィンに、ヒューバートはため息をついた。
♢
冬の夜は早い。晩餐の始まる前から、既に外は真っ暗で、アーヴィンの私室から見えるのは仄かな光が揺れるモンクトン家の庭くらいだ。
それでも、きちんと手入れされた風情豊かな庭は、見る者に確かな安らぎをもたらしてくれる。
ヒューバートは、その庭を一望できる窓辺に寄り掛かりながらグラスを傾けていた。
「いやー、たそがれてるね、副団長殿」
にやにやとアーヴィンが笑う。そのソファにだらしなく座った姿さえも様になるな、とヒューバートはぼんやり考えた。
アーヴィンの部屋に移って酒を飲み始めてから、かなりの時間が経っている。すでに、ヒューバートの土産など一滴も残ってはいない。机の上には、葡萄酒から各種蒸留酒まで、さまざまな瓶がすでに空になって林立している。
ヒューバートは、それほど酒に弱くはないが、これだけ飲めば立派な酔っ払いの出来上がりだ。アーヴィンもヒューバートと同等程度に飲めるはずだが、そのしどけない態度が酔いの深さを物語っている。
つまり、二人ともしとどに酔っぱらっている状態なのだ。
「たそがれもするだろう……なにせ、何をどうしたものか、さっぱりわからないんだ」
するり、と口から本音が漏れる。酔いの深さを自分でも自覚しているが、口をつく言葉は止まらない。自制も忘れて、ヒューバートは続けた。
「こんなこと、おまえに言うのはどうかしていると思う。だけど、一人で抱え込むには経験が足りなさ過ぎて……怖いんだ」
「経験!」
アーヴィンは何がおかしいのか、一人でけらけら笑っている。
「俺は真剣なんだぞ」
ヒューバートは憮然としたが、アーヴィンは気にする様子もない。すっかりご機嫌で笑ったままだ。笑いすぎて、目尻にはうっすらと涙が溜まっている。
「いや、でもさ……経験って、そんなの今から積めるわけじゃないしさ、はは」
どうやら、ツボにはまってしまったらしい。とうとう腹を抱えて笑いだしてしまったアーヴィンを、ヒューバートはじっとりと睨みつけた。
「だいたいさあ、ヒューバートは頭でっかちすぎなんだよ」
「はあ?」
ひーひ笑いながらも、アーヴィンは言葉を続ける。
「言うでしょ、男は度胸!当たって砕けろって」
「そこをくっつけるのはどうかと思うが」
第一、砕けたくないからこうしてアーヴィンに相談しているのだ。当事者の片方は妹だというのに、この他人事感はなんなのだろう。……まあ、確かに他人事だろうが。
「どーせヒューバートのことだから、リズベスに嫌われるのが怖い、とかなんだろうけどさあ」
アーヴィンの頭が今度はふらふらと揺れている。完全に酔っ払いの仕草だ。
「今のままだと、嫌われる前に誰かに持ってかれちゃうでしょ?」
「……!」
「なーんにもしないままで持っていかれちゃっていいわけ?」
「それは嫌だ」
反射的に答えを返す。アーヴィンが再び笑う気配がした。
「じゃあさ、もっときちんと押さなきゃさあ、どうせ何もしてないんだろ?ちょっと強引に行くくらいじゃなきゃ、リズには通じないと思うなあ」
「強引、か……」
急にアーヴィンが、がたん、と椅子を揺らして立ち上がる。そのままふらふらとベッドへと倒れ込むと、そのまま寝息を立て始めた。どうやら、移動したのは最後の力だったらしい。
ヒューバートは一つため息をつくと、アーヴィンに上掛けをかけてやり、部屋を後にした。
「強引とは言ってもなあ……」
廊下に出ると、冷たい空気が身に染みる。屋内とはいえ、暖められた部屋と廊下では気温の差は激しい。酔い覚ましついでに水を貰おうと、ヒューバートは勝手知ったるモンクトン邸の廊下を歩き始めた。
深夜のモンクトン邸は静まり返っていて、ヒューバートの他に歩き回っているようなものはいない。廊下には月明りだけが差し込んでいて、足元を照らしている。
ふと、その廊下の端に人影を認めて、ヒューバートは立ち止った。暗くてよく見えないが、あれは――。
「……リズ?」
「……ヒューバート様?」
声をかけられて、人影は素直に近づいてくる。月明かりに照らされて、ヒューバートの目にもリズベスの姿がはっきりと分かった。
「どうなさったんですか?アーヴィン兄さまとお部屋にいらしたのでは?」
訝しげに問いかけられて、ヒューバートは苦笑した。
「そのアーヴィンが酔いつぶれてしまってね。俺も部屋に戻ろうと思ったんだ。ついでに厨房で水でも貰おうかと思って。リズこそ、こんな時間に――」
そこで一旦言葉を切って、ヒューバートは目の前のリズベスの姿をじっくりと見た。自宅と言うこともあって、リズベスは白いネグリジェにガウンをひっかけただけの軽装だ。
はっ、と気づいたリズベスの顔が朱に染まる。
「あ、やだ、ごめんなさい……私、しつれ――」
身を翻そうとしたリズベスの手を、ヒューバートが掴む。そのままぐい、と引き寄せられて、リズベスはヒューバートの腕の中に納まった。
「え、あの、ヒューバート様……?」
突然のことに、リズベスが戸惑いの声を上げる。ヒューバートは、それに構わずぎゅっとリズベスを抱きしめたまま離さない。
「こんな時間に、そんな恰好で――今日は、俺がいるのを知っているのに、リズ」
ヒューバートの熱い掌が、リズベスの背を撫でる。――いや、熱いのは掌だけではなかった。ヒューバートは全身が燃えるように熱く滾るのを感じていた。
はあ、と思わず漏れた息に、リズベスがびくりと反応するのが、全身に伝わってくる。それだけで、身体の一部が更に熱を持つのがわかった。
――もう、我慢できない。
「リズ、リズベス……」
譫言の様にリズベスの名を呼ぶと、ヒューバートはその唇に、己のものを重ねた。
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