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アルグランジュ
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前より歩幅の狭くなった足で、ナビエ氏に導かれ廊下を歩いていく。
ふと外に視線を移せば、反射の一切ない異常な透明度の窓。ガラスなのかすら分からない。素材技術一つとっても、高度な文明が見て取れる。
パノラマのような窓の向こうに広がっているのは、設計強度が心配になってしまうほど芸術的デザインの、未来的な高層建築群。
更にその上空を、空飛ぶ車やバイクが、自在に行き交っていた。
まさに映画やアニメで見た、空想上の未来都市のごとき光景だ。
そして特に目に付くのは、先程の会場にいた時から気付いてはいたが、青や緑や紫やネオンカラー、あるいはパステルカラーの髪の人々。
ショッキングピンクの髪をオールバックにした、けれども態度と雰囲気はあくまでも真面目そうな高齢男性とすれ違う時、思わず凝視してしまわないよう視線を逸した。
「ココは、どこです、カ?」
すでに僕の中では解答に至りつつも、一番重要な質問を、ままならない片言で投げかけてみた。
「我が国は、アルグランジュと言います。クルスコーキさんがいらした世界とは別の次元にある異世界――と言ったら、ご理解いただけるでしょうか?」
予想通りの返答に、頷いた。
健太君、君の大好きだった異世界転生――いや、この場合は異世界転移? 分類はよく分からないが、ともかく先生、やっぱりたった今、それをしてしまったみたいだよ。
教えてあげられなくて残念だ。きっと大喜びしてくれただろうに。たとえ剣と魔法の世界とは程遠かったとしても。
もっといろいろ質問したいのだが、言語能力が追い付かずもどかしい。
そのまま、応接室のような部屋に通された。勧められるままにソファーに腰を下ろしてから、ナビエ氏は丁寧に続ける。
「所管の部署に連絡しましたので、すぐに担当の者が参ります。詳しい説明と今後の相談はそちらの担当者が行いますが、身の安全と今後の生活は保障されますので、まずはお気を楽にして、こちらでお待ちください」
そうして部屋に一人で残され、ひとまずは肩の力を抜いた。
お互いに戸惑いはあったものの、僕への対応は非常に丁重で常識的なもので、十二分に過ぎる気遣いがありがたい。
これまで読んだライトノベルは、言っては何だが扱いがひどいものばかりだった。
勝手に異世界召喚しておいて、期待外れだからと殺そうとしたり追放したり迫害したり。どういった思考回路を経てそういう結論に至るのか、まったく理解し難いところだが、とりあえず僕は、そういう目には遭わずにすみそうだ。
「失礼いたします」
ナビエ氏が出ていってから間もなく、トレイを持った女性が入ってきた。
「……」
四十代半ばほどで、ブルーグリーンの髪をツインテールにした上品な女性が、トレイを手にしたまま、その上で ポットをフワフワと宙に浮かせて、お茶を入れている。
ソーサーに乗ったカップが、ふわりと飛んで僕の目の前に着地した。
「どうぞ」
「――ありがとう、ございマス」
どこから突っ込めばいいのか。
客はマジシャンがもてなす習慣でも流行ってるのだろうか。
あるいは、何かのフェスかコスプレイベントでもあるのかもしれない。
僕は手を叩いて喝采してあげるべきなのだろうか? それともさも当然という顔で応じるべきか。悩ましいところだ。
――などと思ってはいけないのだ。
お茶を出してから退室した女性を見送って、自分に言い聞かせる。
まずは考えを改めなければいけない。この世界ではこれは通常。中年女性が某ボーカロイドのような髪型を日常でしていても、通常。なんだか不思議なお茶の出し方をしても、それも通常。
僕が日本で身に着けた感性の方が、ズレているのだ。
できる秘書風の落ち着いた物腰だっただけに、余計違和感が際立つと思うのは、おそらく異邦人となってしまった僕だけなのだと肝に銘じよう。六十五まで日本で生きてきた固定観念は、なかなかに頑固そうだが。
この辺りの常識の狂いがアジャストできるまで、少々時間がかかるかもしれない。
しかしおそらく、先程の秘書(仮)を見て僕が困惑したように、僕はこれからこちらの人々に困惑される側なのだ。郷に入っては郷に従え。できるだけこちら流に馴染む用意はあるが、世間公認の異分子となってしまったことは自覚しなければ。
あまり目立つのは好きではないのだが、あれほどの騒ぎの渦中にあっては仕方ない。登場があまりに派手すぎた。あの場にいた報道陣によって、今頃ニュースが国中を駆け巡っていてもおかしくないのではないだろうか。SNS的なもので、トレンド1位などになっていないだろうか? 死刑囚が蘇ったなど、ゴシップネタとしておあつらえ向きじゃないか。
日本では、多少は変わり者と言われつつも、それなりに周囲に溶け込んで生きてきたつもりだが、異分子というのは、なかなかに厄介なものだ。
異分子と言えば、組み合わせ問題の横綱として酢豚のパイナップルなどはよく言われるところだが、僕としてはドロップ缶のハッカ味や某一口チョコレートバラエティーパックのヌガーなどの方が、身近なものだけに、よほど異物感を強く覚えたものだった。
そこは君の居場所ではないだろうと言いたくなってしまうほどのどうにも付きまとう違和感。
子供たちにあげれば、漏れなく外れくじ扱いで交換を余儀なくされるという問題児だ。一体誰に求められて、あれほど長いことレギュラーメンバーとして居座り続けていられるのかと強く問いたい。なぜあれほど不評なものをあえて頑なにベンチから外さないのか。一体どこからの忖度を受けているのだ。あれらを抜いてもう少し安くしてくれるか、別のものに置き換えてくれればよいものをと願わずにはいられないのも仕方ないと思うのだ。
僕自身、せっかくリフレッシュのおやつとして少しずつ食べていても、最後の方になってくると、そればかりが残ってしまって、せっかくのおやつタイムがむしろ罰ゲームの様相を呈してくる始末。誰かにあげようにもみんな欲しがらず、かえってありがた迷惑になってしまい、かといって味の好み以外で飲食するのに問題ない食べ物を捨てるのも罪悪感があって、処理に困る一方という厄介な代物だ。
学級会で、嫌いなあの子とも仲良くしましょうと先生に強要されても、合わないものは合わないのだ。どうにも馴染めないし、受け付けられない。好みは人それぞれだから、好きだという人も多少はいるとしても、その頑なな起用理由には何らかの大人の事情を疑わざるを得ないほど、僕の周辺では残念な扱いだった。
もうその真相を知る術がないのが残念なところだ。
おっと、いつものことだが、思考が脱線してしまった。
ともかく僕は、この世界でハッカやヌガーとして生きていかなければならないのだ。相応の覚悟を決めなければ。
手の甲を、今度はじっくりとかざして見る。
細く華奢な指。常に短く切りそろえられていたはずの爪も長めで、形も美しい。
肌の色は白くなめらかで、張りがありみずみずしい。お風呂に入ったらさぞ水を弾いてくれることだろう。
身体も軽やかに動いて、節々の痛みや不調らしいものは何も感じない。死刑囚という割に、思ったよりもずいぶんと若いのではないだろうか。
短かかったはずの髪は、今は背中まであり、うなじ辺りで一つにくくられている。前髪の毛先を摘まんで観察すると、色は馴染みの黒ではなかった。
目にも鮮やかな水色――。
ある程度の予測はしていたものの、目の当たりにした衝撃は思った以上で、普段から無感動と評されがちな僕ですら、さすがに息を呑んだ。
「――これで僕も、この国の正しい住民だな」
皮肉混じりに、独り言の冗談を漏らす。
どうして今更。
何もかも、諦めたはずだったのに――。
死の瞬間に襲われた絶望の先には、また新しい生が待っていた。
僕はこれから、この国で異分子として、どうやって生きていくのだろうか。
いや、やりたいことは、確かにあるのだ。諦めたはずの渇望に手を伸ばすチャンスが、今まさに目の前に拓けた。
信仰してもいなかった神が、僕の果たせなかった望みを果たすがいいと、まるで背中を押してくれているように感じた。
ふと外に視線を移せば、反射の一切ない異常な透明度の窓。ガラスなのかすら分からない。素材技術一つとっても、高度な文明が見て取れる。
パノラマのような窓の向こうに広がっているのは、設計強度が心配になってしまうほど芸術的デザインの、未来的な高層建築群。
更にその上空を、空飛ぶ車やバイクが、自在に行き交っていた。
まさに映画やアニメで見た、空想上の未来都市のごとき光景だ。
そして特に目に付くのは、先程の会場にいた時から気付いてはいたが、青や緑や紫やネオンカラー、あるいはパステルカラーの髪の人々。
ショッキングピンクの髪をオールバックにした、けれども態度と雰囲気はあくまでも真面目そうな高齢男性とすれ違う時、思わず凝視してしまわないよう視線を逸した。
「ココは、どこです、カ?」
すでに僕の中では解答に至りつつも、一番重要な質問を、ままならない片言で投げかけてみた。
「我が国は、アルグランジュと言います。クルスコーキさんがいらした世界とは別の次元にある異世界――と言ったら、ご理解いただけるでしょうか?」
予想通りの返答に、頷いた。
健太君、君の大好きだった異世界転生――いや、この場合は異世界転移? 分類はよく分からないが、ともかく先生、やっぱりたった今、それをしてしまったみたいだよ。
教えてあげられなくて残念だ。きっと大喜びしてくれただろうに。たとえ剣と魔法の世界とは程遠かったとしても。
もっといろいろ質問したいのだが、言語能力が追い付かずもどかしい。
そのまま、応接室のような部屋に通された。勧められるままにソファーに腰を下ろしてから、ナビエ氏は丁寧に続ける。
「所管の部署に連絡しましたので、すぐに担当の者が参ります。詳しい説明と今後の相談はそちらの担当者が行いますが、身の安全と今後の生活は保障されますので、まずはお気を楽にして、こちらでお待ちください」
そうして部屋に一人で残され、ひとまずは肩の力を抜いた。
お互いに戸惑いはあったものの、僕への対応は非常に丁重で常識的なもので、十二分に過ぎる気遣いがありがたい。
これまで読んだライトノベルは、言っては何だが扱いがひどいものばかりだった。
勝手に異世界召喚しておいて、期待外れだからと殺そうとしたり追放したり迫害したり。どういった思考回路を経てそういう結論に至るのか、まったく理解し難いところだが、とりあえず僕は、そういう目には遭わずにすみそうだ。
「失礼いたします」
ナビエ氏が出ていってから間もなく、トレイを持った女性が入ってきた。
「……」
四十代半ばほどで、ブルーグリーンの髪をツインテールにした上品な女性が、トレイを手にしたまま、その上で ポットをフワフワと宙に浮かせて、お茶を入れている。
ソーサーに乗ったカップが、ふわりと飛んで僕の目の前に着地した。
「どうぞ」
「――ありがとう、ございマス」
どこから突っ込めばいいのか。
客はマジシャンがもてなす習慣でも流行ってるのだろうか。
あるいは、何かのフェスかコスプレイベントでもあるのかもしれない。
僕は手を叩いて喝采してあげるべきなのだろうか? それともさも当然という顔で応じるべきか。悩ましいところだ。
――などと思ってはいけないのだ。
お茶を出してから退室した女性を見送って、自分に言い聞かせる。
まずは考えを改めなければいけない。この世界ではこれは通常。中年女性が某ボーカロイドのような髪型を日常でしていても、通常。なんだか不思議なお茶の出し方をしても、それも通常。
僕が日本で身に着けた感性の方が、ズレているのだ。
できる秘書風の落ち着いた物腰だっただけに、余計違和感が際立つと思うのは、おそらく異邦人となってしまった僕だけなのだと肝に銘じよう。六十五まで日本で生きてきた固定観念は、なかなかに頑固そうだが。
この辺りの常識の狂いがアジャストできるまで、少々時間がかかるかもしれない。
しかしおそらく、先程の秘書(仮)を見て僕が困惑したように、僕はこれからこちらの人々に困惑される側なのだ。郷に入っては郷に従え。できるだけこちら流に馴染む用意はあるが、世間公認の異分子となってしまったことは自覚しなければ。
あまり目立つのは好きではないのだが、あれほどの騒ぎの渦中にあっては仕方ない。登場があまりに派手すぎた。あの場にいた報道陣によって、今頃ニュースが国中を駆け巡っていてもおかしくないのではないだろうか。SNS的なもので、トレンド1位などになっていないだろうか? 死刑囚が蘇ったなど、ゴシップネタとしておあつらえ向きじゃないか。
日本では、多少は変わり者と言われつつも、それなりに周囲に溶け込んで生きてきたつもりだが、異分子というのは、なかなかに厄介なものだ。
異分子と言えば、組み合わせ問題の横綱として酢豚のパイナップルなどはよく言われるところだが、僕としてはドロップ缶のハッカ味や某一口チョコレートバラエティーパックのヌガーなどの方が、身近なものだけに、よほど異物感を強く覚えたものだった。
そこは君の居場所ではないだろうと言いたくなってしまうほどのどうにも付きまとう違和感。
子供たちにあげれば、漏れなく外れくじ扱いで交換を余儀なくされるという問題児だ。一体誰に求められて、あれほど長いことレギュラーメンバーとして居座り続けていられるのかと強く問いたい。なぜあれほど不評なものをあえて頑なにベンチから外さないのか。一体どこからの忖度を受けているのだ。あれらを抜いてもう少し安くしてくれるか、別のものに置き換えてくれればよいものをと願わずにはいられないのも仕方ないと思うのだ。
僕自身、せっかくリフレッシュのおやつとして少しずつ食べていても、最後の方になってくると、そればかりが残ってしまって、せっかくのおやつタイムがむしろ罰ゲームの様相を呈してくる始末。誰かにあげようにもみんな欲しがらず、かえってありがた迷惑になってしまい、かといって味の好み以外で飲食するのに問題ない食べ物を捨てるのも罪悪感があって、処理に困る一方という厄介な代物だ。
学級会で、嫌いなあの子とも仲良くしましょうと先生に強要されても、合わないものは合わないのだ。どうにも馴染めないし、受け付けられない。好みは人それぞれだから、好きだという人も多少はいるとしても、その頑なな起用理由には何らかの大人の事情を疑わざるを得ないほど、僕の周辺では残念な扱いだった。
もうその真相を知る術がないのが残念なところだ。
おっと、いつものことだが、思考が脱線してしまった。
ともかく僕は、この世界でハッカやヌガーとして生きていかなければならないのだ。相応の覚悟を決めなければ。
手の甲を、今度はじっくりとかざして見る。
細く華奢な指。常に短く切りそろえられていたはずの爪も長めで、形も美しい。
肌の色は白くなめらかで、張りがありみずみずしい。お風呂に入ったらさぞ水を弾いてくれることだろう。
身体も軽やかに動いて、節々の痛みや不調らしいものは何も感じない。死刑囚という割に、思ったよりもずいぶんと若いのではないだろうか。
短かかったはずの髪は、今は背中まであり、うなじ辺りで一つにくくられている。前髪の毛先を摘まんで観察すると、色は馴染みの黒ではなかった。
目にも鮮やかな水色――。
ある程度の予測はしていたものの、目の当たりにした衝撃は思った以上で、普段から無感動と評されがちな僕ですら、さすがに息を呑んだ。
「――これで僕も、この国の正しい住民だな」
皮肉混じりに、独り言の冗談を漏らす。
どうして今更。
何もかも、諦めたはずだったのに――。
死の瞬間に襲われた絶望の先には、また新しい生が待っていた。
僕はこれから、この国で異分子として、どうやって生きていくのだろうか。
いや、やりたいことは、確かにあるのだ。諦めたはずの渇望に手を伸ばすチャンスが、今まさに目の前に拓けた。
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