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ガタ……ゴト……ゴト……ガタ……。
規則的に耳に入ってくる音はとても無機質で、目の前の景色は灰色の壁が絶えず流れてくる。
窓ガラスに鏡のように映る自分の顔を見つめながら、疲れた顔してんなっと久は思う。
週のちょうど真ん中、水曜日の夕方。
学校でのレッスンを終えた久は、都心部に向かう地下鉄に乗っていた。
目的地まではあと一駅。時刻は18時30分。
開演時間にはぎりぎり間に合いそうだ。
《第523回|帝都交響楽団・定期演奏会》演目:モデスト・ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」ラヴェル編曲
おとといの深夜、思い立って購入した帝都交響楽団の公演チケット。
演奏する力也の姿を、無性に観たいと思ってしまったからだ。
再会してから毎週欠かさずといっていいほど会ってはいたけれど、実のところ彼が演奏する姿は学生の時の卒業コンサートで一度観たきりだった。
特に理由があるわけではないが、しいて言うなら、舞台の上にいる姿はどこか浮世離れしていて、遠い存在に感じたからかもしれない。
客席から拍手を浴びて称えられるあの舞台の上の姿は、近しい間柄だからこそ、少しばかしこそばゆく、気恥ずかしく感じられるものなのだ。上手く言い表せないが、力也とは一緒の部屋で暮らすありふれた、いい意味でどうでもいい仲間で、そう遠くはない存在としてあって欲しいと、久は思っていた。
それがどうして、急に演奏する姿を観てみたいと思ってしまったのか。
会えていなかったこの数週間。
久の頭の中で不意にぽっかりとした空間ができるたびに、力也のことを考えてしまうようになった。
そこで、ひさしなりに思うことがあった。
舞台の上に立つあいつを見たら、俺ってどうなるんだろうかと……。
力也に対して湧いてくる高揚感は15年前に思っていたそれとは今は少し変わったと思う。歳を重ね年輪のごとく、力也が歩んだ軌跡を見てみたいと思うようになったのだ。
昔思っていた舞台の上が遠い存在に思うという先入観は、久自身も舞台に立つようになったからか、今ではあまり感じないとも思うようになっていた。
でもこうして、力也が出演する演奏会までいざ足を運んだのはいいが、やはり気恥ずかしさは拭えなかった。
本当だったら後ろの方でひっそりと覗く程度に観る予定だったのだが、本番間近であれば仕方がないといえば仕方がないが、後方席はすでに売り切れ。後方の席は価格も安いため早いうちに売り切れてしまうのが、クラシックコンサートの常である。
公演間近で残っている席といえば、前方のラグジュアリーが高い席や端っこの席だった。
さすがにここまできて、端っこで聴くのも馬鹿馬鹿しいと思った久は、空いている前方の比較的目立たなそうな席を購入したのだった。
何千もの観客の中にまさか久がいるとは力也も思わないだろう。
劇場に着いた久は大きなガラス扉を潜り、持っていたチケットをスタッフに差し出す。流れ作業のように紙のチケットをもぎられ、中へと入った。
途端に真っ赤な絨毯に彩られたロビーが来場した客を歓迎してくれる。そして、上を見上げれば天まで突き上げらるくらいの天井が広がり、そこに吊るされる大きなくす玉みたいなシャンデリアが異彩を放っている。
あぁ、いつ見ても綺麗だ。
久はこのシャンデリアが大好きだった。ここへ来るといつもやってしまう、いわゆるルーチンのようなものだ。
もう開演まで大した時間がないので、ロビーは客が続々と入場してくる。入場の邪魔になってしまうなとシャンデリアを見るのもそこそこに、久はチケットに書かれた座席へと向かった。
開演までの少しの時間、先ほど入り口でもらった本日のプログラムに目を通す。
第一部は歌劇「エフゲニーオネーギン」よりポロネーズ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の2曲が記されている。第二部はコンサートの表題「展覧会の絵」だった。
ロシアの作曲家の重厚なプログラム内容に、久もなんだかにやけが止まらない。
きっと力也は顔を真っ赤にして吹いてそうだな。想像するだけで笑ってしまいそうだ。
オーケストラコンサートに自らチケットをとって足を運ぶのは実に数年ぶりだった。いや、もしかすると学生の時以来かもしれない。頻繁に演奏会には来るものの、大半は教え子が用意してくれている。
基本は入場料を払うようにしているが、招待券をもらうこともしばしば。まぁ不景気なのか、近年は昔ほど招待というものはなくなったように思う。
ーーーカラン、カラン。
開演を知らせる鐘の音が鳴った。
舞台の上に演奏者達がぞろぞろと集まりだす。いよいよ開演である。
ほどなくして会場全体が徐々に暗くなっていき、舞台に煌々とした照明が入る。大きな拍手とともにスポットライトに照らされた指揮者が現れた。一礼と共に笑顔で観客に会釈する指揮者は指揮台へと歩を進めた。
拍手が止む。
会場は一瞬の沈黙に包まれた。
指揮者がタクトを構えた。そして、振り上げる。
音楽が始まった。
一瞬の沈黙から音楽が始まるまでのこの時間が、久は好きだった。
張り詰めた緊張感と期待感が一気に放出されるような。まるで、ダムが決壊したみたいに、音の一つ一つが溢れてくるのだ。
それはどんなに小さな音であっても変わることはない。
第1部が終了した。
演奏が終わるとみな足早に席を立つ。
久は特にトイレに行きたいわけでも、お酒が飲みたい訳でもない。
トイレなんて入場前に済ませておけば、2時間程度であれば俺の膀胱は悲鳴をあげることもない。ただ、あと20年後であればどうなんだと問われると、確かに不安はあるかもしれないが……。
ふと舞台の方へ目を向ける。するとひな壇の中央に腰掛ける力也が、こちらを見ているような気がした。
目が合ったようにも思ったが、そんなのは気のせいだろうと手元のチラシの束に目線を戻した。
でも、なんか気になってしまいもう一度舞台の方へと目を向けたが、すでにそこに力也の姿はなかった。
やはり気のせいだな。久はそう思うことにした。
第2部の力也の活躍は凄かった。冒頭のソロから始まり、久は終始力也の姿に釘付けになってしまった。
やっぱり、あいつ上手いな。
力也から放たれる華やかなトランペットの音色は、久の心を波立たせた。
今日は来てよかった。久は心からそう思った。
満足顔のまま出口へと向かっていると、ポケットに入れていたスマートフォンが震えた。
劇場の中は電波が入りにくいため、この2時間の間に溜まっていたメールなどが送られてきたのだろう。
スマートフォンを取り出し画面を確認する。
ーーー力也から連絡が来ている!
連絡ツールに使っているSNSのアプリを開き力也からの連絡を確認する
『おまえ! 来るなら前もって連絡くらいしろ。終わったら楽屋口回れ、すぐ出るから』
「えっ!!!」
気づかれてた。いつ? どこで? あんなにお客さんがいる中で俺に気付くって……。
力也からの連絡が来た時間を確認すると、ちょうど休憩中に連絡をしたようだった。
「マジかよ」
もう第一部の時点で気づかれてたってことだよな。心の中で「こいつ凄いな」と、力也の眼力を褒めたたえつつ、久は言われた通りホールの裏側に位置する楽屋口へと向かった。
俺が到着するのとあまり大差なく、力也も楽屋口から出てきた。周りには同じくさっきまで一緒に演奏していたオーケストラの人々もつらつらと楽屋口から出て来ている。
みんなが一様に「お疲れ様です」と声をかけあっている。さっきまで演奏していた人たちとは思えない謎のスピードで帰路につく風景に、疲れとかないんだろうかと、久は思うのだった。
「お待たせ」
「そんなに待ってないよ」
「お前さ、来るなら連絡ぐらいしろよ」
「急に思い立ったから」
これはまったくの嘘ではない。でも、連絡くらいできただろうと言われればそれまでだけれど……。
「まぁ、いいけどさ。せっかくだから一杯飲もうぜ」
「朝は?」
「ない、午後から」
「俺も午後からだ」
「んじゃ、少し家に近いとこまで行こうぜ。ここじゃ安酒は飲めないし、なんか落ち着かん」
力也の提案はごもっともで。この都会の真ん中では俺たちに似合う酒を提供してくれるところは無さそうだ。
「賛成だ」
地下鉄の乗り場まで二人で並んで歩きながら、いつもと変わらずたわいもない話しをする。数週間ぶりに出会う力也は何も変わってなくて、これが妙に落ち着くのだ。
ああ、………一緒に寮に住んでいた時にもこんな感情があったような気がする……。
思い出せそうで、思い出せない。
歯がゆい気持ちを抑えながら大劇場を後にした。
規則的に耳に入ってくる音はとても無機質で、目の前の景色は灰色の壁が絶えず流れてくる。
窓ガラスに鏡のように映る自分の顔を見つめながら、疲れた顔してんなっと久は思う。
週のちょうど真ん中、水曜日の夕方。
学校でのレッスンを終えた久は、都心部に向かう地下鉄に乗っていた。
目的地まではあと一駅。時刻は18時30分。
開演時間にはぎりぎり間に合いそうだ。
《第523回|帝都交響楽団・定期演奏会》演目:モデスト・ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」ラヴェル編曲
おとといの深夜、思い立って購入した帝都交響楽団の公演チケット。
演奏する力也の姿を、無性に観たいと思ってしまったからだ。
再会してから毎週欠かさずといっていいほど会ってはいたけれど、実のところ彼が演奏する姿は学生の時の卒業コンサートで一度観たきりだった。
特に理由があるわけではないが、しいて言うなら、舞台の上にいる姿はどこか浮世離れしていて、遠い存在に感じたからかもしれない。
客席から拍手を浴びて称えられるあの舞台の上の姿は、近しい間柄だからこそ、少しばかしこそばゆく、気恥ずかしく感じられるものなのだ。上手く言い表せないが、力也とは一緒の部屋で暮らすありふれた、いい意味でどうでもいい仲間で、そう遠くはない存在としてあって欲しいと、久は思っていた。
それがどうして、急に演奏する姿を観てみたいと思ってしまったのか。
会えていなかったこの数週間。
久の頭の中で不意にぽっかりとした空間ができるたびに、力也のことを考えてしまうようになった。
そこで、ひさしなりに思うことがあった。
舞台の上に立つあいつを見たら、俺ってどうなるんだろうかと……。
力也に対して湧いてくる高揚感は15年前に思っていたそれとは今は少し変わったと思う。歳を重ね年輪のごとく、力也が歩んだ軌跡を見てみたいと思うようになったのだ。
昔思っていた舞台の上が遠い存在に思うという先入観は、久自身も舞台に立つようになったからか、今ではあまり感じないとも思うようになっていた。
でもこうして、力也が出演する演奏会までいざ足を運んだのはいいが、やはり気恥ずかしさは拭えなかった。
本当だったら後ろの方でひっそりと覗く程度に観る予定だったのだが、本番間近であれば仕方がないといえば仕方がないが、後方席はすでに売り切れ。後方の席は価格も安いため早いうちに売り切れてしまうのが、クラシックコンサートの常である。
公演間近で残っている席といえば、前方のラグジュアリーが高い席や端っこの席だった。
さすがにここまできて、端っこで聴くのも馬鹿馬鹿しいと思った久は、空いている前方の比較的目立たなそうな席を購入したのだった。
何千もの観客の中にまさか久がいるとは力也も思わないだろう。
劇場に着いた久は大きなガラス扉を潜り、持っていたチケットをスタッフに差し出す。流れ作業のように紙のチケットをもぎられ、中へと入った。
途端に真っ赤な絨毯に彩られたロビーが来場した客を歓迎してくれる。そして、上を見上げれば天まで突き上げらるくらいの天井が広がり、そこに吊るされる大きなくす玉みたいなシャンデリアが異彩を放っている。
あぁ、いつ見ても綺麗だ。
久はこのシャンデリアが大好きだった。ここへ来るといつもやってしまう、いわゆるルーチンのようなものだ。
もう開演まで大した時間がないので、ロビーは客が続々と入場してくる。入場の邪魔になってしまうなとシャンデリアを見るのもそこそこに、久はチケットに書かれた座席へと向かった。
開演までの少しの時間、先ほど入り口でもらった本日のプログラムに目を通す。
第一部は歌劇「エフゲニーオネーギン」よりポロネーズ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の2曲が記されている。第二部はコンサートの表題「展覧会の絵」だった。
ロシアの作曲家の重厚なプログラム内容に、久もなんだかにやけが止まらない。
きっと力也は顔を真っ赤にして吹いてそうだな。想像するだけで笑ってしまいそうだ。
オーケストラコンサートに自らチケットをとって足を運ぶのは実に数年ぶりだった。いや、もしかすると学生の時以来かもしれない。頻繁に演奏会には来るものの、大半は教え子が用意してくれている。
基本は入場料を払うようにしているが、招待券をもらうこともしばしば。まぁ不景気なのか、近年は昔ほど招待というものはなくなったように思う。
ーーーカラン、カラン。
開演を知らせる鐘の音が鳴った。
舞台の上に演奏者達がぞろぞろと集まりだす。いよいよ開演である。
ほどなくして会場全体が徐々に暗くなっていき、舞台に煌々とした照明が入る。大きな拍手とともにスポットライトに照らされた指揮者が現れた。一礼と共に笑顔で観客に会釈する指揮者は指揮台へと歩を進めた。
拍手が止む。
会場は一瞬の沈黙に包まれた。
指揮者がタクトを構えた。そして、振り上げる。
音楽が始まった。
一瞬の沈黙から音楽が始まるまでのこの時間が、久は好きだった。
張り詰めた緊張感と期待感が一気に放出されるような。まるで、ダムが決壊したみたいに、音の一つ一つが溢れてくるのだ。
それはどんなに小さな音であっても変わることはない。
第1部が終了した。
演奏が終わるとみな足早に席を立つ。
久は特にトイレに行きたいわけでも、お酒が飲みたい訳でもない。
トイレなんて入場前に済ませておけば、2時間程度であれば俺の膀胱は悲鳴をあげることもない。ただ、あと20年後であればどうなんだと問われると、確かに不安はあるかもしれないが……。
ふと舞台の方へ目を向ける。するとひな壇の中央に腰掛ける力也が、こちらを見ているような気がした。
目が合ったようにも思ったが、そんなのは気のせいだろうと手元のチラシの束に目線を戻した。
でも、なんか気になってしまいもう一度舞台の方へと目を向けたが、すでにそこに力也の姿はなかった。
やはり気のせいだな。久はそう思うことにした。
第2部の力也の活躍は凄かった。冒頭のソロから始まり、久は終始力也の姿に釘付けになってしまった。
やっぱり、あいつ上手いな。
力也から放たれる華やかなトランペットの音色は、久の心を波立たせた。
今日は来てよかった。久は心からそう思った。
満足顔のまま出口へと向かっていると、ポケットに入れていたスマートフォンが震えた。
劇場の中は電波が入りにくいため、この2時間の間に溜まっていたメールなどが送られてきたのだろう。
スマートフォンを取り出し画面を確認する。
ーーー力也から連絡が来ている!
連絡ツールに使っているSNSのアプリを開き力也からの連絡を確認する
『おまえ! 来るなら前もって連絡くらいしろ。終わったら楽屋口回れ、すぐ出るから』
「えっ!!!」
気づかれてた。いつ? どこで? あんなにお客さんがいる中で俺に気付くって……。
力也からの連絡が来た時間を確認すると、ちょうど休憩中に連絡をしたようだった。
「マジかよ」
もう第一部の時点で気づかれてたってことだよな。心の中で「こいつ凄いな」と、力也の眼力を褒めたたえつつ、久は言われた通りホールの裏側に位置する楽屋口へと向かった。
俺が到着するのとあまり大差なく、力也も楽屋口から出てきた。周りには同じくさっきまで一緒に演奏していたオーケストラの人々もつらつらと楽屋口から出て来ている。
みんなが一様に「お疲れ様です」と声をかけあっている。さっきまで演奏していた人たちとは思えない謎のスピードで帰路につく風景に、疲れとかないんだろうかと、久は思うのだった。
「お待たせ」
「そんなに待ってないよ」
「お前さ、来るなら連絡ぐらいしろよ」
「急に思い立ったから」
これはまったくの嘘ではない。でも、連絡くらいできただろうと言われればそれまでだけれど……。
「まぁ、いいけどさ。せっかくだから一杯飲もうぜ」
「朝は?」
「ない、午後から」
「俺も午後からだ」
「んじゃ、少し家に近いとこまで行こうぜ。ここじゃ安酒は飲めないし、なんか落ち着かん」
力也の提案はごもっともで。この都会の真ん中では俺たちに似合う酒を提供してくれるところは無さそうだ。
「賛成だ」
地下鉄の乗り場まで二人で並んで歩きながら、いつもと変わらずたわいもない話しをする。数週間ぶりに出会う力也は何も変わってなくて、これが妙に落ち着くのだ。
ああ、………一緒に寮に住んでいた時にもこんな感情があったような気がする……。
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