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第五章
四
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「身共よりも父君が恨めしい、と宮様は仰せになられたそうじゃ」
六波羅の館で、道誉を前にして尊氏は満足そうな笑みを浮かべながら言う。
「御舎弟殿は如何なさる所存で」
と、道誉は表情を変えずに問うた。
勿論、改めて言うまでもなく、鎌倉にいる直義の許に預けられた前将軍の大塔宮護良親王の処分に付いてだ。
「さあ、分からぬ」
尊氏は面倒臭そうな面持ちになり、被りを振った。
「宮様を生かしておいては後々厄介なことになるぞ」
低い声で言い、道誉は尊氏から視線を師直に移した。
忽ち師直はハッとした。
「未だに大塔宮を担ごうとする輩がおることは確か。殿、ここは佐渡殿が申される通り、早々に手を打った方が宜しかろうと」
「誰が宮様を担ぎ上げると申すのじゃ」
尊氏は、足利家家宰の師直を凝視する。
「亡き得宗殿の遺児、勝寿丸殿」
「勝寿丸じゃとっ!?」
尊氏は眉根を寄せ、素っ頓狂な声を発した。その視線を師直から道誉に移し、
「御辺は、知っておるか佐々木殿」
と訝しげに尋ねた。
「確か、まだ十歳ほどの小童の筈」
道誉は小首を傾げた。
「当人は小童なれど、それを担ぐ者は大人でござる。北条殿の御内人でござった諏訪大社の大祝、諏訪頼重、時継親子、あるいは三浦、蘆名などが怪しげな動きを見せておりまする」
師直は雑色を駆使して得た情報を述べた。
因みに、勝寿丸とは、北条得宗家当主の高時の遺児で、次男に当たる。長じたのちには時行と名乗りを上げる、また、中先代とも呼ばれいる。その意味は、先代の武家の棟梁である父北条高時と、当代の棟梁である足利尊氏の中間的存在ということだ。
「なるほどこれは高殿が申される通り、放っておくと忌々しき事態になり兼ねないぞ」
「どういうことじゃ、佐々木殿」
「宮様は、先の征夷大将軍。一方、勝寿丸は北条得宗家の血筋。つまり鎌倉殿と執権の関係が成り立つ訳でござる」
と、語る家宰師直の顔を見やって尊氏は、
「鎌倉の相模守(直義の受領名)に申し付け、早々に手を打てっ」
矢も楯も堪らず命令を下した。
「はっ、然らば早急に鎌倉に遣いの者を送りまする」
主君尊氏の意を受け、師直は一礼すると、腰を上げその場を離れた。
「ならば足利殿。我らも戦の支度を整えませんとなりませぬな」
「戦か……」
と告げる尊氏のその顔には、暗澹とした表情が浮かんでいた。
六波羅の足利館を辞去した道誉は、京極高辻の館への帰途に就いた。
時刻は酉の下刻(午後七時頃)を少し過ぎていた。夏のこの時期は陽が沈むのが遅く、辺りはまだ明るかった。
辻を右に折れた時だった。先頭を行く供廻り衆の一人が立ち止まった。
側近の嘉兵衛が訝しげに眉を顰める。
「如何致した」
「賊でござる」
「賊っ!?」
嘉兵衛が裏返った声を発した。
「賊じゃと、以前、この俺を襲った者共か」
道誉が尋ねると、太刀を抜きながら嘉兵衛が、
「分かりませぬ」
とかぶりを振った。
この夜、道誉の警護をする供廻り衆は六人だ。何れも皆屈強な体躯をした武者共だ。よもや賊に後れを取る者など一人もいないであろう。
「賊の人数はっ!?」
道誉は自らも抜刀して正眼に構えながら尋ねた。
「前に四、五人。後ろに三、四人と見ました」
嘉兵衛が答えた。
「この俺を佐々木佐渡守高氏入道道誉と知っての狼藉かっ!?」
青白い闇に覆われた仄暗い路地に、道誉の咆哮が木魂した。
道誉主従の目の前に姿を現した賊は、以前と同じように全身を黒尽くめの装束で包んでいた。
「佐々木佐渡っ、覚悟致せっ!」
甲高い声が響いた。
賊は、道誉と分かっていて彼とその家人たちを襲ったのだ。しかもその声を聴く限り、賊の頭は女人と見える。
「討てっ、一人も取り逃がす出ないっ!」
道誉は家来に命じた。
「はっ」
賊と、佐々木家家人との間で斬り合いが始まった。
鋼同士が激しくぶつかり、甲高い金属音が鳴り響き、火花が飛び散った。
賊の一人が懐から苦無を取り出し、道誉目掛け投げ付けた。
道誉は刀で払い落とす。
嘉兵衛が袈裟懸けで賊を斬り付けた。
「おりゃぁぁぁぁーーーーっ!」
しかし、賊は鎖帷子を着込んでいるらしく、歯が立たない。
「手強いぞ、方々、用心致されよ」
嘉兵衛は同輩たちに言った。
四方八方から苦無が飛んで来る。それを、佐々木家の家人たちは刀で払い落しながら、同時に賊が放つ白刃の攻撃を躱すといった非常に困難な戦いを強いられた。いつしか防戦一方になった。
「このままでは何れ総崩れになりまする。殿、ここは我らが凌ぎまする故、館の方へっ」
「嘉兵衛……」
道誉は忠臣を見やり、小さく頷いた。
飛び交う苦無と白刃の攻撃を躱しつつ、道誉は数人の供廻り衆に左右を護られ、京極高辻の館へ向かって駆け出した。
賊も諦めずに追って来る。
「ここは某が食い止めまする」
と、家人が言った。
「弥平治、済まぬ」
道誉は近習の佐野弥平治に目礼し、細い路地を突っ走った。
碁盤の目に路地が整備された洛中を直走り、京極高辻の館に辿り着いた。
正門からではなく裏門から敷地内に入る。
「殿、如何なされました。左手に血が付いておりまするぞっ!?」
「賊じゃ、賊に襲われた」
道誉は出迎えに現れた家宰の仁助に告げた。
「直ぐに傷の手当てを」
「大事ないっ、それよりも屋敷を固めよ。賊は手強いぞっ」
道誉は性急に命じた。
仁助は既に六十歳を過ぎていていたが、まだまだ血の気は多いと見え、
「皆の者、門を固めよっ! 侵(はい)って来る賊を全て討ち取れっ!」
と家人たちに指示を出した。
半刻(約一時間)後、道誉を護るため盾となった嘉兵衛たちが、京極高辻の館に戻って来た。
「小四郎と亀次郎の両名がやられました……」
暗く沈んだ声で嘉兵衛が告げた。
「何とっ!?」
左手の傷の手当てを受けながら、嘉兵衛の報告を聞いていた道誉はかっと目を見開き唸った。
賊に刺殺された二人は、道誉の近習だった、富田小四郎と長瀬亀次郎だ。
昨年の暮れ、寵愛していた小姓の沖野小弥太を喪ったばかりだというのに、道誉はまたしても道衆の相手を二人も喪った。
「名のある高僧に依頼し、二人の菩提を弔ってやれ」
そう言うと、道誉は悔しさのあまり口を真一文字に閉じ、忠臣を喪った悲しみを堪えた。
間もなくして、佐野弥平治が屋敷に戻って来た。彼は無事のようだった。しかも、この夜、道誉主従を襲った賊の一人を捕らえていた。
「殿、賊を捕らえました。ご見分を」
と言って、弥平治は賊の被り物を剥がし、素顔を晒した。
「女人のようでござるな」
見分に立ち会った仁助と嘉兵衛の二人は、声を揃えて言った。
道誉は、後ろ手に縛られた賊の素顔を見て絶句した。
「其方は確か……」
この夜、道誉を襲った賊は、あの藤夜叉こと藤の前に仕える女官の一人だった。
女の顔を凝視する道誉に、その女はにんまりとした笑みを返した。
「死ねっ! 佐々木佐渡っ!」
賊は口の中に仕込んで於いた吹き矢を、道誉の顔目掛け吹き付けた。
「危ないっ」
機転を利かして、咄嗟に仁助が道誉を弾き飛ばし、自らが吹き矢を受けた。
矢は、仁助の右手の甲に突き刺さった。
「ぐぐぐはぁぁ…………」
突然仁助が藻掻き苦しみ出した。
吹き矢の先端には毒が塗ってあったのだ。
仁助は口から泡を吹き出し、道誉の目の前で絶命した。
「じ、仁助っ!?」
道誉は絶叫する。
吹き矢を使い仁助の命を奪った賊の女は、不敵な笑みを浮かべると、舌を噛み切り自害した。
「しまった……」
突然のことに対応出来ず、捕らえた賊を自害させてしまったことを悔やむように弥平治が言葉を漏らした。
この夜、三人の忠臣を喪った道誉は深い悲しみの中に沈んだ。
「嘉兵衛っ、善助に命じよ。今宵、俺を襲ったこの女と藤の前殿との関係を洗い出せと」
道誉は震える声で厳命した。
「心得ました」
嘉兵衛は片膝をついたまま、頭を下げた。
道誉はそれを見届けると、怒りのためわなわなと両肩を震わせながら踵を返した。
六波羅の館で、道誉を前にして尊氏は満足そうな笑みを浮かべながら言う。
「御舎弟殿は如何なさる所存で」
と、道誉は表情を変えずに問うた。
勿論、改めて言うまでもなく、鎌倉にいる直義の許に預けられた前将軍の大塔宮護良親王の処分に付いてだ。
「さあ、分からぬ」
尊氏は面倒臭そうな面持ちになり、被りを振った。
「宮様を生かしておいては後々厄介なことになるぞ」
低い声で言い、道誉は尊氏から視線を師直に移した。
忽ち師直はハッとした。
「未だに大塔宮を担ごうとする輩がおることは確か。殿、ここは佐渡殿が申される通り、早々に手を打った方が宜しかろうと」
「誰が宮様を担ぎ上げると申すのじゃ」
尊氏は、足利家家宰の師直を凝視する。
「亡き得宗殿の遺児、勝寿丸殿」
「勝寿丸じゃとっ!?」
尊氏は眉根を寄せ、素っ頓狂な声を発した。その視線を師直から道誉に移し、
「御辺は、知っておるか佐々木殿」
と訝しげに尋ねた。
「確か、まだ十歳ほどの小童の筈」
道誉は小首を傾げた。
「当人は小童なれど、それを担ぐ者は大人でござる。北条殿の御内人でござった諏訪大社の大祝、諏訪頼重、時継親子、あるいは三浦、蘆名などが怪しげな動きを見せておりまする」
師直は雑色を駆使して得た情報を述べた。
因みに、勝寿丸とは、北条得宗家当主の高時の遺児で、次男に当たる。長じたのちには時行と名乗りを上げる、また、中先代とも呼ばれいる。その意味は、先代の武家の棟梁である父北条高時と、当代の棟梁である足利尊氏の中間的存在ということだ。
「なるほどこれは高殿が申される通り、放っておくと忌々しき事態になり兼ねないぞ」
「どういうことじゃ、佐々木殿」
「宮様は、先の征夷大将軍。一方、勝寿丸は北条得宗家の血筋。つまり鎌倉殿と執権の関係が成り立つ訳でござる」
と、語る家宰師直の顔を見やって尊氏は、
「鎌倉の相模守(直義の受領名)に申し付け、早々に手を打てっ」
矢も楯も堪らず命令を下した。
「はっ、然らば早急に鎌倉に遣いの者を送りまする」
主君尊氏の意を受け、師直は一礼すると、腰を上げその場を離れた。
「ならば足利殿。我らも戦の支度を整えませんとなりませぬな」
「戦か……」
と告げる尊氏のその顔には、暗澹とした表情が浮かんでいた。
六波羅の足利館を辞去した道誉は、京極高辻の館への帰途に就いた。
時刻は酉の下刻(午後七時頃)を少し過ぎていた。夏のこの時期は陽が沈むのが遅く、辺りはまだ明るかった。
辻を右に折れた時だった。先頭を行く供廻り衆の一人が立ち止まった。
側近の嘉兵衛が訝しげに眉を顰める。
「如何致した」
「賊でござる」
「賊っ!?」
嘉兵衛が裏返った声を発した。
「賊じゃと、以前、この俺を襲った者共か」
道誉が尋ねると、太刀を抜きながら嘉兵衛が、
「分かりませぬ」
とかぶりを振った。
この夜、道誉の警護をする供廻り衆は六人だ。何れも皆屈強な体躯をした武者共だ。よもや賊に後れを取る者など一人もいないであろう。
「賊の人数はっ!?」
道誉は自らも抜刀して正眼に構えながら尋ねた。
「前に四、五人。後ろに三、四人と見ました」
嘉兵衛が答えた。
「この俺を佐々木佐渡守高氏入道道誉と知っての狼藉かっ!?」
青白い闇に覆われた仄暗い路地に、道誉の咆哮が木魂した。
道誉主従の目の前に姿を現した賊は、以前と同じように全身を黒尽くめの装束で包んでいた。
「佐々木佐渡っ、覚悟致せっ!」
甲高い声が響いた。
賊は、道誉と分かっていて彼とその家人たちを襲ったのだ。しかもその声を聴く限り、賊の頭は女人と見える。
「討てっ、一人も取り逃がす出ないっ!」
道誉は家来に命じた。
「はっ」
賊と、佐々木家家人との間で斬り合いが始まった。
鋼同士が激しくぶつかり、甲高い金属音が鳴り響き、火花が飛び散った。
賊の一人が懐から苦無を取り出し、道誉目掛け投げ付けた。
道誉は刀で払い落とす。
嘉兵衛が袈裟懸けで賊を斬り付けた。
「おりゃぁぁぁぁーーーーっ!」
しかし、賊は鎖帷子を着込んでいるらしく、歯が立たない。
「手強いぞ、方々、用心致されよ」
嘉兵衛は同輩たちに言った。
四方八方から苦無が飛んで来る。それを、佐々木家の家人たちは刀で払い落しながら、同時に賊が放つ白刃の攻撃を躱すといった非常に困難な戦いを強いられた。いつしか防戦一方になった。
「このままでは何れ総崩れになりまする。殿、ここは我らが凌ぎまする故、館の方へっ」
「嘉兵衛……」
道誉は忠臣を見やり、小さく頷いた。
飛び交う苦無と白刃の攻撃を躱しつつ、道誉は数人の供廻り衆に左右を護られ、京極高辻の館へ向かって駆け出した。
賊も諦めずに追って来る。
「ここは某が食い止めまする」
と、家人が言った。
「弥平治、済まぬ」
道誉は近習の佐野弥平治に目礼し、細い路地を突っ走った。
碁盤の目に路地が整備された洛中を直走り、京極高辻の館に辿り着いた。
正門からではなく裏門から敷地内に入る。
「殿、如何なされました。左手に血が付いておりまするぞっ!?」
「賊じゃ、賊に襲われた」
道誉は出迎えに現れた家宰の仁助に告げた。
「直ぐに傷の手当てを」
「大事ないっ、それよりも屋敷を固めよ。賊は手強いぞっ」
道誉は性急に命じた。
仁助は既に六十歳を過ぎていていたが、まだまだ血の気は多いと見え、
「皆の者、門を固めよっ! 侵(はい)って来る賊を全て討ち取れっ!」
と家人たちに指示を出した。
半刻(約一時間)後、道誉を護るため盾となった嘉兵衛たちが、京極高辻の館に戻って来た。
「小四郎と亀次郎の両名がやられました……」
暗く沈んだ声で嘉兵衛が告げた。
「何とっ!?」
左手の傷の手当てを受けながら、嘉兵衛の報告を聞いていた道誉はかっと目を見開き唸った。
賊に刺殺された二人は、道誉の近習だった、富田小四郎と長瀬亀次郎だ。
昨年の暮れ、寵愛していた小姓の沖野小弥太を喪ったばかりだというのに、道誉はまたしても道衆の相手を二人も喪った。
「名のある高僧に依頼し、二人の菩提を弔ってやれ」
そう言うと、道誉は悔しさのあまり口を真一文字に閉じ、忠臣を喪った悲しみを堪えた。
間もなくして、佐野弥平治が屋敷に戻って来た。彼は無事のようだった。しかも、この夜、道誉主従を襲った賊の一人を捕らえていた。
「殿、賊を捕らえました。ご見分を」
と言って、弥平治は賊の被り物を剥がし、素顔を晒した。
「女人のようでござるな」
見分に立ち会った仁助と嘉兵衛の二人は、声を揃えて言った。
道誉は、後ろ手に縛られた賊の素顔を見て絶句した。
「其方は確か……」
この夜、道誉を襲った賊は、あの藤夜叉こと藤の前に仕える女官の一人だった。
女の顔を凝視する道誉に、その女はにんまりとした笑みを返した。
「死ねっ! 佐々木佐渡っ!」
賊は口の中に仕込んで於いた吹き矢を、道誉の顔目掛け吹き付けた。
「危ないっ」
機転を利かして、咄嗟に仁助が道誉を弾き飛ばし、自らが吹き矢を受けた。
矢は、仁助の右手の甲に突き刺さった。
「ぐぐぐはぁぁ…………」
突然仁助が藻掻き苦しみ出した。
吹き矢の先端には毒が塗ってあったのだ。
仁助は口から泡を吹き出し、道誉の目の前で絶命した。
「じ、仁助っ!?」
道誉は絶叫する。
吹き矢を使い仁助の命を奪った賊の女は、不敵な笑みを浮かべると、舌を噛み切り自害した。
「しまった……」
突然のことに対応出来ず、捕らえた賊を自害させてしまったことを悔やむように弥平治が言葉を漏らした。
この夜、三人の忠臣を喪った道誉は深い悲しみの中に沈んだ。
「嘉兵衛っ、善助に命じよ。今宵、俺を襲ったこの女と藤の前殿との関係を洗い出せと」
道誉は震える声で厳命した。
「心得ました」
嘉兵衛は片膝をついたまま、頭を下げた。
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