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~ 神崎 視点 ~


翔太の言葉に一瞬、勘違いして殺す事を確定したが息子の口から直ぐに訂正した為に、
金を戻すと口約束をした事は信用する

だが、子供からお金を取って返さなかった場合は彼奴の腕の一本は飛んで貰うしかない

飾り用の装飾が施された剣が合ったのを思い出し、それを使う事を脳裏に残す

「 そのまま帰ってこなければよかったのに…… 」

「 ……オニーサンに一つ聞きたいことがある 」

コイツの姿が見えなくなって五日後
もう戻って来ないんじゃ無いかと心の中で、喜んでいたのに視線の先に見えた姿に残念だと思う

見掛けない茶色いトランクを片手に、教壇の方へと歩いて来る悪魔は、話を聞く気はない
何か、魔界で気になる事でも聞いたのか…
いや、それ以外の理由は無いだろう

「 なんだ。内容によっては答えてやってもいい 」

ふっと、鼻で笑った時には視界の端にいた悪魔の姿はなく
また後ろから現れると察し、振り返ろうとすれば反応は遅れた

「 っ……! 」

いや、悪魔の速度の方が上回ってるだけか

「 オニーサンは、神職の人間なのか? 」

今は神父の格好をしてるだろ!
休日だから着てるのに、これを見てわからないとか相当馬鹿だ

それも、態々…教壇の上に倒させ被さって来る辺り質が悪い
視線をずらせば聖母と天使のステンドガラスが見えるというのに…
その目の前で悪魔に押し倒されてるのは腹が立つ

「 嗚呼、そうだ。俺は此処の神父だ。だからなんだ……殺すか? 」

最初に追い掛けた時点で気付いてくれりゃ良かった
殺されるのは癪に障るが、武器の持ってない俺が勝てる訳が無い

何気無く足元にトランクを置き、片手は肩を掴んで祭壇に押しあてたままの悪魔は口角を上げた

「 いや……只知りたかっただけ……。 
オニーサンは、神に背き、悪魔に堕落すればいい♡ 」

「 はっ、誰がするか…。俺は身体を売っても、心まで悪魔にやるつもりはねぇ 」

何度も言ってやる、神の前で断言したような言葉に一瞬ステンドガラスが普段より光ったように見えた

だが、この悪魔は気付いてないままに瞳の色は赤く変わり片手は太腿をなぞる

「 なら、その身体から…悪魔を欲するようにしてあげる……。ただいまの、交尾をしよう 」

此処ではしないでくれ、そう願ってもこの悪魔は聞く耳を持たないのだろう
身体は売るとハッキリ言った以上、逃げるのは言動が合ってない

求められたら否定する権利は無い為に、諦めて片手を首へと回した

嬉しそうに目を細めて、媚薬を使うことを否定した事に素直に受け入れてるのか
触れる程度の口付けだけを交わし、後は額やら頬に口付けを落とし身を下げた

「 っ!! 」

フェラが下手な割には、フェラが好きな犬みたいなやつ
ズボンと下着を下げ、脱がせば早々に掴み咥内へと含み舐めてくる様子に、感じないと余裕をぶっ超えてた事に間違いだと気付いた

昼間の明るい時間帯、教壇の上だという事に辺に意識をした結果、それを興奮させるスパイスと捉えた身体は簡単に反応を示し
陰茎を発起させた

「 はっ、ぁ、くっ、ッ!! 」

寝起きとは違う正常な脳でフェラをされ、逃げなら結構な高さから落ちそうな事を知ってる為に下手に動けず、されるがまま

こんな場所で脚を開き、陰茎を舐められる神父なんて終わってるな

「 はぁ、ぁ、あっ、はっ、くっ…… 」

あぁ、ヤバイ……考えれば考えるほど気持ちがたかぶって反応する
卑劣に啜るように舐める水音や、片手で擦る手やら、時より当たる髪すら擽ったいのに気持ちがいい

フェラに夢中で、上半身に興味の無い悪魔に呆れながら神父の服を乱し、自ら片手で乳首を弄る

「 ぁ、すげっ、ぁ、きもちっ……!はぁ、くっ……あっ! 」

触っても無かったのに既に主張した乳首を弄る程度で、理性の糸は解けていく

ガマン汁が溢れる亀頭を舐められ、強く吸われては指で後ろ孔を弄ってるのは感じられる
このまま、身を任せて神の前で醜態を晒したほうがスッキリするかも知れないな

そう、考えた時には腰は仰け反り
咥内へと精子を吐き出した

「 っ~~!はっ、ぁ、っ…… 」

「 ン…はぁっ、やっぱり美味しい…ふふっ、もっとオニーサンのミルク飲ませてよ 」

「 あぁ、飲めよ……、……あ、ぁ!くっ……! 」 

飲みたいなら飲めばいい、そんなモノの何か良いのか全く分からないが
この身体はくれてやってんだ、好きにしろと咥内を陰茎で擦れば悪魔はまた咥えて頭を揺らし、孔に埋めた指を動かした

「 ぁ、くそっ……ぁ!っ、はっ、んっ、ぐっ! 」

イッたばかりだと忘れていた俺の落ち度だが、先端ばかりを擦られ亀頭を強く吸われると、身体の奥から疼く別の感覚に頭は真っ白になる

これを受け入れたら、俺のプライドは砕けると分かっていても止めさせることは出来ない

「 あぁあ、でるっ、あ、っ!!ぁ、くっ! 」

迫る尿意に似た感覚に、目を閉じたまま促されるのに反する事なく脚に力を込めた

「 ぁ、あっ、だめだっ、ぁ、あっ、もぅ、もっ、ぐっ……ンンッ!! 」

「 ふっ…… 」

潮吹きなんて体験したことねぇのに、口内で噴水のように出したにも関わらず淫魔は喉を鳴らし飲んでは、卑劣に啜りとる

それがまた、全身に痺れが走るぐらい快楽がかけ、気持ち良くて仕方無い

「 はぁ、ぁ、ハッ…あぁ、すげぇ、ぁ、あっ、ちんぽが、きもち、いい…… 」

「 ふっ、分かる…オニーサンさん、気持ち良さそう……いいよ、もっと…もっと、気持ちよくなって♡ 」

「 あぁぁあっ!!ひっ、ぁ、あっ! 」

コイツに休ませるという思考は存在しない
手か、口のどちらかが必ず動くぐらいには重点的に下半身ばかり弄られ
乳首を触る余裕すら無いぐらい、自らの骨盤に手を当て、反対の手は教壇の端を掴んだまま絶えるしか無かった

「 ぁあ、だめ、だっ、そんな、すわれたら……いぐ、いぐっ、っ~!ぁあっ!! 」

あぁ、どうか…神よ
こんな醜く晒す男を、神父だとは認めなくて良いから、今だけ目を閉じて欲しい

俺の身体は……この悪魔がほしくて、仕方無い

「 はぁ、ぁ、はやく…もうっ…… 」

「 ん……なに、オニーサン……? 」

グズグズに溶けた下半身には、指なんてものじゃ物足りない
恥じらいなんて捨て去って、
只…淫夢より生々しく感じた、あの熱で満たして突き上げて欲しい

「 おまえの、ちんぽで……こすってくれ…… 」

「 ふっ…。もちろん、いいよ… 」

淫魔の味を覚えたこの身体は、簡単に股を開く
押し当てられた熱い肉棒を感じ、身を振るわせれば血よりも、明るくルビー色の瞳を向けてきた淫魔は頬に手を添え、触れる程度の口付けを落とした

「 ン……っ、ンッ……!! 」

それに合わせて押し込むられ、亀頭で開きながら肉壁へと進み、一気に奥へと突き上げられ
目の前は光ったように真っ白になる

「 はぁ、ぁ、あっ、んっ、ぁ! 」

あぁ、やべぇ……すげぇ、気持いい

寝起きにヤッた時にぼんやり思っていた、勘違いじゃない

今、ハッキリと分かる

コイツと俺の身体はめちゃくちゃ相性がいい

「 ぁアっ、あっ、アァ、きもちいいっ、ぁ、もぅ、ひっ、ァ、ンッ! 」

直腸を満たされて、焼けるほどに熱い内部に感じる生々しく質量のある陰茎が、求めるように擦りつけてきて
それを受け入れ強く締め付ければ、悪魔は呼吸を荒くし耳元に顔を寄せ息を吐く

飲みきれない唾液が口から垂れれば、彼は舌先で舐めとり頬へと口付けを落とす

律儀なやつだと思い、仕方無く俺の方から顔を寄せ唇を重ね、舌を滑り入れれば
少し驚く表情を見せるも、直ぐに舌を磨り合わせ絡ませてき

首へと腕を回し強く抱けば、奥を突かれ腰は反り、擦られただけで射精し精子を飛ばす

「 んぁ、ンッ…ぁ、あっ、こわれるっ、ぁ、きもち、いいっ、あぁっ!! 」

「 はぁ……いいよ、淫魔を求めて……。オニーサン…… 」

「 あぁあっ、ぁ!せいし、くれ…奥に、だして、くれ……ひっ、ぁあ!  」 

「 ふっ、いいよ……受け止めてな…… 」

「 んんっ!! 」

どうか記憶を消して欲しい
そう思いながら、自ら求めれば奥へと注がれる熱い精子を感じ、薄い欲を放った

一度じゃ終わるわけなく、悪魔は楽しそうに笑って赤い欲を含む目で俺を見つめては、何度も何度もこの身体を求めるように擦り上げ、注いできた

理性の糸が消えて、欲に溺れた時には
只ひたすら、喘ぎ、与えられる快楽に喜んでいた

「 ……この世から消えたい 」

「 大丈夫だよ?淫魔が相手じゃ、普通だからさ! 」

げんなりとした俺とは反して、生気を喰らいまくって肌がツヤツヤの卵肌みたいなコイツはかなり、上機嫌だった

何が嫌かって、教壇の掃除が俺一人だからだ!!

コイツはなんもしねぇ

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