転生したら召喚獣になったらしい

獅月@体調不良

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二章 宝物捜索 編

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『 其だけだよ……結婚して、子供いて、仲良く子育てして……シロとの子を望んだのだってそうだ…… 』  

鼻先が痛くなる感覚に眉を寄せ、自分で言っても馬鹿げてるような在り来たりであるものの、雄同士が望むには余りにも夢がないように見える

ライフから貰った、聖獣を生み出すぎょくを取られて落ち込んでるのに 
尚更、其だけって言われると他に何を望んでどんな夢を見れば良いのかも分からなくなる

『 俺は、雄だけど……シロと……っ! 』

「 本当、其だけでいいんだな…… 」

顔を上げようとした瞬間に、身体は抱き締められていた
普段のように大人の姿で身長差すら有るのに、包み込むように抱き締めた彼の胸板へと顔が埋れば目を見開く 

『 それ、だけって…… 』

「 子はいないが。契りを交わし結婚はしてる。寝床だって綺麗で良いものがある。出来るだけ一緒に居られるじゃねぇか……御前の夢は半分叶ってんだよ 」

『 !! 』

右手にあるチェーンが手首まで繋がった、その薬指には金のリングが付いている
その意味が分からない訳じゃない、きっとそうだと言う認識があったから嬉しくて喜んでいた

改めて言われた言葉に、自分の夢が叶ってる事に気付かされ溜まった涙は頬へと流れ落ちる

「 羨ましがる事はねぇよ……御前には、俺がいんだろ 」

『 ん……そうだな……シロがいる 』

ゆっくりと背中へと腕を回せば、広い彼の背中は暖かく心地好くて服を掴み抱き締めれば髪へと口付けが降り注ぎ、頬を擦り寄せた感覚がある

「 奪い返すんだろ。そしたらまた一緒に魔力溜めて、生まれるまで待って、生まれたら一緒に育てよう。俺は子育て好きだから、放置はしねぇよ…… 」

『 そうだな、シロは……しないや 』

「 嗚呼、御前と俺の子だ、するわけねぇ 」

自称 子育て好きの巨狼フェンリル
彼が俺の両親のように放置するわけないと見て分かるのに、それが夢だと語って馬鹿みたいだ

『 ん……ありがとう、シロ…… 』

「 嗚呼……御前の夢を聞いて安心した。俺にも叶えられる範囲だったからな 」

ゆっくりと頭を撫でられ、そっとどちらとも無く身体を離せばシロは膝を曲げしゃがむようにし目元へと口付けを落とし涙にそって舌先で舐める
 
慣れた行動に目を閉じて受け入れれば、僅かに感じた風の流れる感覚に視線をやれば、其処には夕方に見た幼くなった少年の姿である彼が立っていた

「 キスがし辛い……この姿で我慢しろよ…… 」

『 ふっ、気にしない……シロ、好きだ 』

「 俺はもっと好きだ…… 」

負けず嫌いなところに笑えて、重なり合った唇の感触に目を閉じ
彼の首へと腕を回せば、片手で後頭部を支え
幾度となく浅くリップ音を立てながら口付けは降り注ぐ

夜空へと昇る三日月はまるで笑ってるように淡く照らし、肌に感じる冷たさはまるで秋風であり木の葉が落ちる音が聞こえる

秋を告げる虫の声、静かな木々の揺れる音、静まり返った街の音、高鳴る心音はどちらのものか分からないほどに、二人だけのような空間に身体の芯から熱くなる  

『 はぁ、ン…… 』

重ねた唇は徐々に深くなり、柔らかな唇の感触を感じ、密かに開いた歯並びから入る舌先へと自ら差し出すように絡ませる

『 っ、んっ…… 』 

僅かに視線を向ければ、同じ様に瞼を開くシロの金色の目と合えば彼は口角を上げ、深く口付けをする

『 フッ……んぅ、ッ…… 』

受け入れて、唾液が混じり舌先を擦る度に聞こえてくる水音が自棄に響くように聞こえ
甘く舌先へと咬まれ、咥内へとなぞる感覚に腰は痺れるように震え
近い身長の為に布の上から互いの下半身は当たり擦れ合い、共に主張し始めたのに気付けば
舌先を程き肩口へと顔を埋める

『 はぁ……シロっ…… 』 

「 分かってる、俺もすげ……興奮してる 」

荒くなった呼吸を整えていれば、背中を撫でる手は緩く腰を触れ尻へと落ち、尻尾の付け根へと触れ爪を立てように擦れば、僅かに腰は浮く

『 ぁ、っ……尻尾は、だめって…… 』

「 でも気持ちいいだろ?良く尻尾を振る御前はこってそうだからな 」

腰百会と言うツボは触られると心地いいものがある
でも今は、興奮してる状態だからこそ別の感覚として拾いそうだと眉を寄せれば、彼は頬へと口付けを落とし口角を上げる

「 ほら……可愛く、尻尾を振ってくれ 」

『 っ……既に、いつも振ってる…… 』

触れる事も愛されることも全て感じては揺れる尻尾、言われなくても揺らすことに
シロは尻尾から手を離し、僅かに顔を下げ喉元へと舐めて来た

「 そうだな、服を脱げ……交尾しよ 」 

『( ストレートな奴だな!! )』

もっとオブラートに包めないのか、と文句を言いたいがその気になってた為に言えるわけもなく
視線を外し服を消せば、彼は鼻で笑ってから自らの服を消した

冷たいバルコニーの石の上、流石に嫌だと思ったのだが彼は普段使ってるマントを背中に敷き
俺を横にさせては行為を続けた

『 はぁっ、ぁ、あっ! 』

身体を愛撫するより先に、尻尾で隠していた幼い陰茎を咥えられ、舐められれば甘い声は漏れる
股間へと顔を埋めたその髪に、片手で掴みながら腰を震わせる

甘ったるい行為に、思考はどろどろに溶けていく
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