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第二章
⑬目的
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「私はね。前世で処女のまま死んだのよ」
フローリアは黙って、マリオの話す言葉に耳を傾けた。
「私は、前世で残った悔いを解消したい。そして前世を忘れて、マリオとして、この世界を生きていきたい。」
「フローリア、今の私が女になって、あなたが男になったら、私を抱いてくれませんか?」
憂いをおびたマリオの目を見てフローリアの心が揺らぐ。
〘こんなに美しい男性が女性になったら、ものすごい美人に違いない。あの沙織よりも断然美しいだろう〙
「あのう、ひとつ心配事があるんですが?」
「なに?」
「もし妊娠したらどうするんですか?」
「妊娠はないと思う。合体の後、私たちは元の体に戻るから」
「そうですか」
「ところで、あなた。ブスは抱ける?」
「へ?」
ブスは抱けるかって?つまり、この人はタイプじゃない女でも抱けますかと、聞いているのかもしれない。
「ええ、大丈夫です」
「そう、それなら良かった」
「それではいつ『変化の儀式』を始めますか?」
「ふふふ、『変化の儀式』だなんて、あなたも相当やる気満々ね」
「あはは・・・」
「じゃあ次の土曜日、またここで会いましょう。同じ時間に。それから、宿泊施設に一緒に行こう」
「分かりました。必ず来ます」
マリオは立ち上がると伝票を手に持ち、立ち去りかけたが、また舞い戻ってきて椅子に座った。
「ケーキ食べるの忘れてた。シュークリームしか食べてないんだもん。」
そしてケーキの乗った大皿をじっと見つめた。
「・・・あの、ロールケーキどうぞ食べてください」
「はっ、き、君は読心術を」とマリオが 言いかけたところを、手で制してフローリアが答える。
「あなたの視線を追っただけですから」
美味しそうにロールケーキを食べるマリオを見ながら、フローリアは心の中でほんの少しだけトキメキを感じた。
〘なんか可愛いなこの人。早く、女の子のマリオさんを見てみたい〙
ちょっとだけ、ちょっとだけ、マリオが可愛く見えたフローリアであった。
フローリアは黙って、マリオの話す言葉に耳を傾けた。
「私は、前世で残った悔いを解消したい。そして前世を忘れて、マリオとして、この世界を生きていきたい。」
「フローリア、今の私が女になって、あなたが男になったら、私を抱いてくれませんか?」
憂いをおびたマリオの目を見てフローリアの心が揺らぐ。
〘こんなに美しい男性が女性になったら、ものすごい美人に違いない。あの沙織よりも断然美しいだろう〙
「あのう、ひとつ心配事があるんですが?」
「なに?」
「もし妊娠したらどうするんですか?」
「妊娠はないと思う。合体の後、私たちは元の体に戻るから」
「そうですか」
「ところで、あなた。ブスは抱ける?」
「へ?」
ブスは抱けるかって?つまり、この人はタイプじゃない女でも抱けますかと、聞いているのかもしれない。
「ええ、大丈夫です」
「そう、それなら良かった」
「それではいつ『変化の儀式』を始めますか?」
「ふふふ、『変化の儀式』だなんて、あなたも相当やる気満々ね」
「あはは・・・」
「じゃあ次の土曜日、またここで会いましょう。同じ時間に。それから、宿泊施設に一緒に行こう」
「分かりました。必ず来ます」
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「はっ、き、君は読心術を」とマリオが 言いかけたところを、手で制してフローリアが答える。
「あなたの視線を追っただけですから」
美味しそうにロールケーキを食べるマリオを見ながら、フローリアは心の中でほんの少しだけトキメキを感じた。
〘なんか可愛いなこの人。早く、女の子のマリオさんを見てみたい〙
ちょっとだけ、ちょっとだけ、マリオが可愛く見えたフローリアであった。
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