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第三章
⑱4人の未来
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馬車に乗って目的の占い屋さんにやってきた4人。だが本当にここなのかと訝しむ。
眼の前にあるのは、朽ち果てたような平屋の一軒家だ。
「ここに人が住めるのか?」マリオが思わず呟く。
「でも御者の人もここだって言ってたじゃない」
ミシェルが少し後ずさりしながらフローリアを見る。
「でも入るだけ入ってみようよ。おかしな感じがしたら、すぐに出ればいいじゃない」とフローリアが言うと、
「な~んだよ~、君たち!面白そうじゃないか!さっ、行こうぜ!」
さっさと敷地内に入って行くメース。
しかし、玄関扉の前で振り向くと誰もついて来ていない。
猛ダッシュで戻ってきたメース。
「おい!ちょっと!なんだよ!さすがに俺一人だと怖くなるだろ?」
はあはあはあ、と息を整え、
「俺と一緒に入った人には、今度チョコパフェ奢るよ」
うわっ!悲鳴をあげるメース。3人が猛スピードで玄関扉にたどりついていた。
「……負けるよ、君たちには」
メースは、無言のまま玄関扉の前まで歩いて行った。
マリオが勇気を出して、扉を開けた。
ぎぎっぎぎっぎ・・・・・
「ほんとに営業してるのここ?」
ミシェルが小声で言うと、
「いらっしゃいませーーーー!」と、大声で店の奥から店主が出てきて、4人を見て、不思議がる。
「あの、どうしました?」
4人は店主の大声で腰を抜かしていた。
占い館の店の奥に座っている4人。目の前に大きめの丸テーブルがひとつ。
外見が朽ちていたのは外と玄関ホールだけだったようで、今座っている店の奥にあるこの部屋はとっても綺麗だった。
店主が「では占いを始めましょうか……ですが最初に言っておきます」
店主が神妙な顔をして「前金ですからね?」と言った。
「おいくらですか?」
「ひとつの占いで金貨1枚です」
金貨を2枚置いて「ではお願いします。私とフローリア、そして隣にいるメースとミシェルは結ばれるのか占って下さい」マリオが店主の顔を見て、
「占いはあなたがしてくれるのですか?」
「いいえ、今、呼びます。おーい、来てくれ、デイモス」
店主が呼ぶと奥から一人の紳士がやってきた。黒尽くめの格好をしていた。
「占いは彼がやります」
店主は横にデイモスを座らせると、テーブルの上に置いてあったロウソクに火がついた。驚く4人。
静かに占い師が口を開く。
「正直に申します。私は占い師ではありません。私は魔法使いです」
その瞬間、4人の姿が消えた。
店主がデイモスに、
「驚いたよ、デイモス。本当の事を言うのかと思った」
「ふふふ、私の正体は、お前だけが知っていればいいのだ」
椅子に座ると、店主が聞いた。
「あのカップルたちに、どんな魔法をかけたんだい?」
「信実に気づく魔法さ」
「教えるんじゃなくて、気づくようにしたのか……」
二人は4人が戻って来るの待っていた。
マリオは気がつくとベッドの上で目が覚めた。
「あれ?」起き上がって、部屋の中を見渡すマリオ。
「ここ、実家の私の部屋じゃないか」
マリオの頭の中が一瞬真っ白になり、気づくとベッドで寝ていた。起き上がると、ドアがノックされ、メイドが入ってきた。
「マリオ様、おはようございます」
「ああ、ミシェル、おはよう」
ドキン!
「なんだ?今のは?」思わず胸を抑えるマリオ。
「どうかなさいましたか?」
「あ、いや、何でもないよ」
ミシェルはカーテンを開けて窓を開けた。
ミシェルの後ろ姿を見ているとパジャマのズボンが窮屈になってくる。
ミシェルが振り返ってマリオを見て、「どうしたんですか?早くベッドから出て支度して下さい」
「う、うん。着替えるから、出てってくれないかな」
「あ、失礼しました」
そそくさと部屋を出て行くミシェル。
マリオは初めての感情に戸惑っていた。
食堂へ行くとお父様もお母様も席に着いていた。
「おはようございます。お父様、お母様」
「ああ、おはよう」
マリオは両親と挨拶をかわして食事を始める。
「マリオ、お前に話がある」
「何でしょうか?お父様」
「お前にお見合いをしてもらいたい」
「お見合い?誰とですか?」
「第二王女のフローリア様だ」
「フローリア様?」
「そうだ。3日後だ。頼んだぞ」
3日後王城に出向き、王女フローリア様とお見合いをするマリオ。
フローリア様は美しく素適な女性だった。だがマリオの心にはその美しさも響かなかった。
夜、屋敷に戻って一人テラスの片隅でコーヒーを飲んでいると、ミシェルが目の前に立っていた。
「ん?どうかしたの?ミシェル」
「マリオ様、お見合いどうでしたか?」
「うん。まあ、綺麗だったよフローリア様は。いい人みたいだ」
「そうですか……」
「元気ないみたいだけど?」
「私、実家に戻ることになったのです」
「へえ、そうなんだ」
そう言うとミシェルは小走りで立ち去る。
「ミシェルはいなくなるのか」
そしてミシェルが明日出て行くという前の晩、マリオは本能の赴くまま行動する。
抜き足、差し足、忍び足………。
マリオはゆっくりとミシェルの部屋のドアを開け、中に入った。
マリオは本能に従い、ミシェルに夜這いをかけようと忍び込んだのだ。
だが、ベッドで眠っているミシェルの顔を見て、そんなことは出来なかった。
マリオはズボンが窮屈になっていたので、前かがみになってそのまま部屋を出ることにした。
ドアノブに手をかけたとき、ミシェルに声をかけられる。
「マリオ様」
「……」
「待って下さい」
ゆっくりとバツの悪そうな顔で振り向く。
「ミ、ミシェル」
「マリオ様、こっちへ来て下さい」
仕方なくミシェルの元へいくと、
「私を抱きに来たんですか?」
「……」
「いいですよ、抱いても」
「え?」
「私、マリオ様が好きでした」
その言葉でマリオの理性がふっ飛んでしまった。
朝、気がつくとマリオはミシェルのベッドで目が覚めた。
次の瞬間、マリオは占い館の店の中にいた。横を見ると顔を真っ赤にしたミシェルが座っていた。
そしてメースとフローリアはまだ魔法の世界にいた。
「フローリア第二王女」
フローリアが振り向くと護衛騎士のメースが立っていた。
「いかがされましたか?元気がないようですが……」
「元気もなくなるわよ。お見合い断られちゃった」
「まあ元気を出して下さい」
「ええ」
「心配せずとも、すぐに素適な人は現れますよ、フローリア様なら」
「ありがとう。でもね、お見合いを断られたのは、ショックはショックなんだけど、それほどダメージは受けていないのよ」
「そうなんですか?」
「うん、私ね、誰にも言ってないけどお慕いしている人がいるの」
「ほう、それはそれは。ちょっとヤキモチを焼いてしまいそうになりますな」
その言葉に反応して、フローリアがメースの方を見る。
「ん?どうかされましたか?」
「ううん、何でもない」
そしてその日の夜、王家に反旗を翻した財務大臣が挙兵して、あっという間に王城を取り囲む。
和睦条件を話し合っている間に先走りした兵隊が王城に侵入して、小さないざこざが、大きくなり戦闘になった。
第二王女のフローリアも襲われていた。必死にフローリアを守るメース。
しかし多勢に無勢、メースは刀傷を受けながらも戦ったが、無念にもフローリアの前で倒れた。
抱き抱えるフローリアに誰が放ったのかわからない弓矢がフローリアの胸に突き刺さる。
フローリアはメースにかぶさるように倒れた。
「メース……私が好きだったのはメースだったのよ…」
微かにまだ息のあったメースの耳に、フローリアの言葉が聞こえた。
体はもう力が入らなかったが、フローリアのその言葉が聞けただけでメースは幸せだった。
二人が息を引き取り、気がつくと占い館の店の中にいた。
ぼうっとして辺りを見てフローリアとメースの目が合った。
互いに自然と手を繋いでいた。
「いかがでしたか?」
店主が声をかけた。そして隣に座っている魔法使いの男が4人に話しかけた。
「私は貴方たちに、本当に結ばれる相手が誰なのか気づくように魔法をかけました」
そう言うと男はまた店の奥へ戻って行った。
帰りの馬車の中で、マリオはミシェルに、メースはフローリアに求婚した。
そして、この二組のカップルは高等部を卒業後、結婚した。
眼の前にあるのは、朽ち果てたような平屋の一軒家だ。
「ここに人が住めるのか?」マリオが思わず呟く。
「でも御者の人もここだって言ってたじゃない」
ミシェルが少し後ずさりしながらフローリアを見る。
「でも入るだけ入ってみようよ。おかしな感じがしたら、すぐに出ればいいじゃない」とフローリアが言うと、
「な~んだよ~、君たち!面白そうじゃないか!さっ、行こうぜ!」
さっさと敷地内に入って行くメース。
しかし、玄関扉の前で振り向くと誰もついて来ていない。
猛ダッシュで戻ってきたメース。
「おい!ちょっと!なんだよ!さすがに俺一人だと怖くなるだろ?」
はあはあはあ、と息を整え、
「俺と一緒に入った人には、今度チョコパフェ奢るよ」
うわっ!悲鳴をあげるメース。3人が猛スピードで玄関扉にたどりついていた。
「……負けるよ、君たちには」
メースは、無言のまま玄関扉の前まで歩いて行った。
マリオが勇気を出して、扉を開けた。
ぎぎっぎぎっぎ・・・・・
「ほんとに営業してるのここ?」
ミシェルが小声で言うと、
「いらっしゃいませーーーー!」と、大声で店の奥から店主が出てきて、4人を見て、不思議がる。
「あの、どうしました?」
4人は店主の大声で腰を抜かしていた。
占い館の店の奥に座っている4人。目の前に大きめの丸テーブルがひとつ。
外見が朽ちていたのは外と玄関ホールだけだったようで、今座っている店の奥にあるこの部屋はとっても綺麗だった。
店主が「では占いを始めましょうか……ですが最初に言っておきます」
店主が神妙な顔をして「前金ですからね?」と言った。
「おいくらですか?」
「ひとつの占いで金貨1枚です」
金貨を2枚置いて「ではお願いします。私とフローリア、そして隣にいるメースとミシェルは結ばれるのか占って下さい」マリオが店主の顔を見て、
「占いはあなたがしてくれるのですか?」
「いいえ、今、呼びます。おーい、来てくれ、デイモス」
店主が呼ぶと奥から一人の紳士がやってきた。黒尽くめの格好をしていた。
「占いは彼がやります」
店主は横にデイモスを座らせると、テーブルの上に置いてあったロウソクに火がついた。驚く4人。
静かに占い師が口を開く。
「正直に申します。私は占い師ではありません。私は魔法使いです」
その瞬間、4人の姿が消えた。
店主がデイモスに、
「驚いたよ、デイモス。本当の事を言うのかと思った」
「ふふふ、私の正体は、お前だけが知っていればいいのだ」
椅子に座ると、店主が聞いた。
「あのカップルたちに、どんな魔法をかけたんだい?」
「信実に気づく魔法さ」
「教えるんじゃなくて、気づくようにしたのか……」
二人は4人が戻って来るの待っていた。
マリオは気がつくとベッドの上で目が覚めた。
「あれ?」起き上がって、部屋の中を見渡すマリオ。
「ここ、実家の私の部屋じゃないか」
マリオの頭の中が一瞬真っ白になり、気づくとベッドで寝ていた。起き上がると、ドアがノックされ、メイドが入ってきた。
「マリオ様、おはようございます」
「ああ、ミシェル、おはよう」
ドキン!
「なんだ?今のは?」思わず胸を抑えるマリオ。
「どうかなさいましたか?」
「あ、いや、何でもないよ」
ミシェルはカーテンを開けて窓を開けた。
ミシェルの後ろ姿を見ているとパジャマのズボンが窮屈になってくる。
ミシェルが振り返ってマリオを見て、「どうしたんですか?早くベッドから出て支度して下さい」
「う、うん。着替えるから、出てってくれないかな」
「あ、失礼しました」
そそくさと部屋を出て行くミシェル。
マリオは初めての感情に戸惑っていた。
食堂へ行くとお父様もお母様も席に着いていた。
「おはようございます。お父様、お母様」
「ああ、おはよう」
マリオは両親と挨拶をかわして食事を始める。
「マリオ、お前に話がある」
「何でしょうか?お父様」
「お前にお見合いをしてもらいたい」
「お見合い?誰とですか?」
「第二王女のフローリア様だ」
「フローリア様?」
「そうだ。3日後だ。頼んだぞ」
3日後王城に出向き、王女フローリア様とお見合いをするマリオ。
フローリア様は美しく素適な女性だった。だがマリオの心にはその美しさも響かなかった。
夜、屋敷に戻って一人テラスの片隅でコーヒーを飲んでいると、ミシェルが目の前に立っていた。
「ん?どうかしたの?ミシェル」
「マリオ様、お見合いどうでしたか?」
「うん。まあ、綺麗だったよフローリア様は。いい人みたいだ」
「そうですか……」
「元気ないみたいだけど?」
「私、実家に戻ることになったのです」
「へえ、そうなんだ」
そう言うとミシェルは小走りで立ち去る。
「ミシェルはいなくなるのか」
そしてミシェルが明日出て行くという前の晩、マリオは本能の赴くまま行動する。
抜き足、差し足、忍び足………。
マリオはゆっくりとミシェルの部屋のドアを開け、中に入った。
マリオは本能に従い、ミシェルに夜這いをかけようと忍び込んだのだ。
だが、ベッドで眠っているミシェルの顔を見て、そんなことは出来なかった。
マリオはズボンが窮屈になっていたので、前かがみになってそのまま部屋を出ることにした。
ドアノブに手をかけたとき、ミシェルに声をかけられる。
「マリオ様」
「……」
「待って下さい」
ゆっくりとバツの悪そうな顔で振り向く。
「ミ、ミシェル」
「マリオ様、こっちへ来て下さい」
仕方なくミシェルの元へいくと、
「私を抱きに来たんですか?」
「……」
「いいですよ、抱いても」
「え?」
「私、マリオ様が好きでした」
その言葉でマリオの理性がふっ飛んでしまった。
朝、気がつくとマリオはミシェルのベッドで目が覚めた。
次の瞬間、マリオは占い館の店の中にいた。横を見ると顔を真っ赤にしたミシェルが座っていた。
そしてメースとフローリアはまだ魔法の世界にいた。
「フローリア第二王女」
フローリアが振り向くと護衛騎士のメースが立っていた。
「いかがされましたか?元気がないようですが……」
「元気もなくなるわよ。お見合い断られちゃった」
「まあ元気を出して下さい」
「ええ」
「心配せずとも、すぐに素適な人は現れますよ、フローリア様なら」
「ありがとう。でもね、お見合いを断られたのは、ショックはショックなんだけど、それほどダメージは受けていないのよ」
「そうなんですか?」
「うん、私ね、誰にも言ってないけどお慕いしている人がいるの」
「ほう、それはそれは。ちょっとヤキモチを焼いてしまいそうになりますな」
その言葉に反応して、フローリアがメースの方を見る。
「ん?どうかされましたか?」
「ううん、何でもない」
そしてその日の夜、王家に反旗を翻した財務大臣が挙兵して、あっという間に王城を取り囲む。
和睦条件を話し合っている間に先走りした兵隊が王城に侵入して、小さないざこざが、大きくなり戦闘になった。
第二王女のフローリアも襲われていた。必死にフローリアを守るメース。
しかし多勢に無勢、メースは刀傷を受けながらも戦ったが、無念にもフローリアの前で倒れた。
抱き抱えるフローリアに誰が放ったのかわからない弓矢がフローリアの胸に突き刺さる。
フローリアはメースにかぶさるように倒れた。
「メース……私が好きだったのはメースだったのよ…」
微かにまだ息のあったメースの耳に、フローリアの言葉が聞こえた。
体はもう力が入らなかったが、フローリアのその言葉が聞けただけでメースは幸せだった。
二人が息を引き取り、気がつくと占い館の店の中にいた。
ぼうっとして辺りを見てフローリアとメースの目が合った。
互いに自然と手を繋いでいた。
「いかがでしたか?」
店主が声をかけた。そして隣に座っている魔法使いの男が4人に話しかけた。
「私は貴方たちに、本当に結ばれる相手が誰なのか気づくように魔法をかけました」
そう言うと男はまた店の奥へ戻って行った。
帰りの馬車の中で、マリオはミシェルに、メースはフローリアに求婚した。
そして、この二組のカップルは高等部を卒業後、結婚した。
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