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Cross-purposes of the love
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『今すぐ獣のように貪り付きたい! 』
その衝動を堪えるだけで、アレンはひどく苦しめられる。
達実がオメガならば、とうにその身体はトロトロに蕩けて、後孔も体液を流して潤んでヒクついている頃合いだろう。
しかし彼は、アレンと同じアルファである。
オメガのように簡単に身体が蕩けて、野太い雄芯を容易く後孔へ受け入れるなど不可能だ。
丹念に身体を解さなければ、ツライ思いしか味わえないだろう。
アレンは達実を大切にしたい。
誠心誠意、愛したいのだ。
断じて、己の欲望を暴走させて、この美しい身体を傷付けるワケにはいかない。
「ふぅ……」
アレンは気を落ち着かせるために大きく息をつくと、静かにソファーから体を起こし、身に着けていた服を脱いだ。
下着を足から抜いたところ、待ちきれずに放出してしまった自身の白濁が、ぬるりと糸を引く。
それを視界に捉え、アレンは苦笑した。
「はは、こんなの初めてだな」
まるで、性に目覚めたてのティーンエイジャーに戻ったようだ。
どうにかして気に入られたい、自分だけを見て欲しい。
そんな感情を抱いた相手は、達実だけだ。
――――これこそが、初恋なのだとアレンは確信する。
「タツミ……誰よりも大切にするよ。これから先は、君だけを愛するよ。だからどうか、私を受け入れておくれ」
熱に浮かされたような口調でそう言うと、アレンは再びソファーへと戻る。
そして、陰茎の先端からぷくりと顔を出している、可愛い鈴口を丹念に舐り、同時に後孔へと手を忍ばせた。
何かを受け入れた事などない後孔は、当然、硬く締まっている。
だがアレンは急かさずに、ゆっくりと円を描くように後孔を指で刺激する。
それと同時に、可愛らしい色をした陰茎も手でしごいてやる。
「あ……」
その刺激に、達実は呻くような声を上げたが、目覚める様子はなく未だ夢の中だ。
だが若い彼は、巧みなアレンの淫伎に、意識のない状態にもかかわらず次第に興奮の兆候を示す。
項垂れていた柔らかい陰茎が、徐々に硬度を持ち頭をもたげてきたのだ。
達実のそれは、アレンの愛撫に着実に反応している――。
「タツミ! 」
たまらず、アレンは達実の陰茎を再び口内へ含むと、舌と喉に力を入れて吸い上げていた。
男の――――ましてやアルファの陰茎を口にするなど、普段は悍ましくて想像する事もないが、達実のだけは別だ。
何度でも、こうして喜んで口に咥える事が出来る。
オメガフェロモンなど放出するハズもないこの肉体が、たまらなく魅力的に感じてしまい仕方がない。
愛とは――――オメガもアルファも関係ないのだと、アレンは痛烈に感じた。
「タツミ、タツミ、私の可愛い恋人……君の全てが、私は愛しい」
アレンはそう何度も情熱的に呟くと、ピンク色の鈴口から零れた雫を舐め取り、未だ硬いままの後孔へと舌先を抉り込ませた。
ジュ、ジュっという淫靡な音を立てて、そこを丹念に解す事へ集中する。
すると、達実の陰茎の方が先にダイレクトに反応した。
「うぅっ」
達実は熱い息をもらすと、勃起していたその雄芯から、白濁の汁をピュッと放ったのだ。
それは、アレンの頬を濡らしてパタパタとシーツへ滴り落ちる。
「おっと……」
アレンは手で頬を拭うと、それをベロリと舐めた。
同性の――ましてやオメガでもない、アルファの精液であるにもかかわらず、やはりそれは堪らない媚薬にしか感じない。
どこもかしこも、二つとない甘露だ。
その衝動を堪えるだけで、アレンはひどく苦しめられる。
達実がオメガならば、とうにその身体はトロトロに蕩けて、後孔も体液を流して潤んでヒクついている頃合いだろう。
しかし彼は、アレンと同じアルファである。
オメガのように簡単に身体が蕩けて、野太い雄芯を容易く後孔へ受け入れるなど不可能だ。
丹念に身体を解さなければ、ツライ思いしか味わえないだろう。
アレンは達実を大切にしたい。
誠心誠意、愛したいのだ。
断じて、己の欲望を暴走させて、この美しい身体を傷付けるワケにはいかない。
「ふぅ……」
アレンは気を落ち着かせるために大きく息をつくと、静かにソファーから体を起こし、身に着けていた服を脱いだ。
下着を足から抜いたところ、待ちきれずに放出してしまった自身の白濁が、ぬるりと糸を引く。
それを視界に捉え、アレンは苦笑した。
「はは、こんなの初めてだな」
まるで、性に目覚めたてのティーンエイジャーに戻ったようだ。
どうにかして気に入られたい、自分だけを見て欲しい。
そんな感情を抱いた相手は、達実だけだ。
――――これこそが、初恋なのだとアレンは確信する。
「タツミ……誰よりも大切にするよ。これから先は、君だけを愛するよ。だからどうか、私を受け入れておくれ」
熱に浮かされたような口調でそう言うと、アレンは再びソファーへと戻る。
そして、陰茎の先端からぷくりと顔を出している、可愛い鈴口を丹念に舐り、同時に後孔へと手を忍ばせた。
何かを受け入れた事などない後孔は、当然、硬く締まっている。
だがアレンは急かさずに、ゆっくりと円を描くように後孔を指で刺激する。
それと同時に、可愛らしい色をした陰茎も手でしごいてやる。
「あ……」
その刺激に、達実は呻くような声を上げたが、目覚める様子はなく未だ夢の中だ。
だが若い彼は、巧みなアレンの淫伎に、意識のない状態にもかかわらず次第に興奮の兆候を示す。
項垂れていた柔らかい陰茎が、徐々に硬度を持ち頭をもたげてきたのだ。
達実のそれは、アレンの愛撫に着実に反応している――。
「タツミ! 」
たまらず、アレンは達実の陰茎を再び口内へ含むと、舌と喉に力を入れて吸い上げていた。
男の――――ましてやアルファの陰茎を口にするなど、普段は悍ましくて想像する事もないが、達実のだけは別だ。
何度でも、こうして喜んで口に咥える事が出来る。
オメガフェロモンなど放出するハズもないこの肉体が、たまらなく魅力的に感じてしまい仕方がない。
愛とは――――オメガもアルファも関係ないのだと、アレンは痛烈に感じた。
「タツミ、タツミ、私の可愛い恋人……君の全てが、私は愛しい」
アレンはそう何度も情熱的に呟くと、ピンク色の鈴口から零れた雫を舐め取り、未だ硬いままの後孔へと舌先を抉り込ませた。
ジュ、ジュっという淫靡な音を立てて、そこを丹念に解す事へ集中する。
すると、達実の陰茎の方が先にダイレクトに反応した。
「うぅっ」
達実は熱い息をもらすと、勃起していたその雄芯から、白濁の汁をピュッと放ったのだ。
それは、アレンの頬を濡らしてパタパタとシーツへ滴り落ちる。
「おっと……」
アレンは手で頬を拭うと、それをベロリと舐めた。
同性の――ましてやオメガでもない、アルファの精液であるにもかかわらず、やはりそれは堪らない媚薬にしか感じない。
どこもかしこも、二つとない甘露だ。
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