【R18】悪役令嬢と囚われの少年暗殺者

とけみゆい

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少年暗殺者の受難

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「う、うう……。こんな、こんなことって……」

 男のモノをしゃぶれらされ、欲望の残滓を顔に浴びせられる。
 想像もし得ない悔しさだった。
 少年の前半生は奴隷であったが、それでも絶対に服従などしないと耐えてきた。
 最初の主人はでっぷりと太った商人で、いやらしい目で少年を見初め、慰みものとしよとしたが殺して脱走した。
 それが判明し、官憲に捕らえられたのちに新しい主人に買われ、暗殺者としての訓練を受けた。
 そうまでして守って来た操とおのれの尊厳が、あっけなく汚されてしまったのだ。
 喉を突かれる苦しさから、進んでしゃぶらされるように命じられ、そのとおりにしてしまった。
 涙が出るほどの屈辱を味合わされたのだ。

「さあ、お前の名前をお言い? さもないと、もう一度苦しい目に遭うよ」

 メイド長が、頬を撫で回しながら囁く。
 かわいらしい顔が苦痛に歪むのは、彼女にとってもたまらなくそそるものだ。
 若柳のようにしなやかで、猫類のような柔和さを持っている少年の肌もそうだった。
 下着だけとなって露わになった胸と太腿を押し付け、その感触を自身の肉体で楽しむ。
 女の肌の柔らかさに戸惑いながらも、性感を触られる刺激に身体を震わせ、決して折れまいとする少年の心の内もまた、最高の玩具であった。
 この生意気な表情が、敏感なところを刺激されて女のようにむせぶ様が楽しいのである。

「言わない、こんなことをしたお前らなんかに……」
「……ふうん、じゃあ、もっと気持ちよくしてほしいのかい? お嬢様に、みっともないところを見てほしいんだろう。だったら、望み通りにしてあげる。さっ、お前たち――」

 メイド長が命じると、数名のメイドたちが絵筆と羽ペンを持ってくる。
 さらに、箒を持ってきて、少年の膝の裏に挟むような刺青して縛り上げる。
 手は後ろ手に縛られているから、足を折りたたんで仰向けに寝かさるというまったく抵抗できない姿勢だ。
 勃起した男性器が土筆つくしのように上を向き、そのうえ足を閉じられないから丸見えとなる。
 ペニスやチンボというより、おちんちんという方が似合う愛らしさがあった。

「あああ……!?」

 羞恥で、少年の顔が真っ赤に染まる。
 こんな格好をさせられるなど、今まで思いもしなかったのだ。
 抵抗できず、欲情しきった自分のものを、仇と狙った令嬢フリージアに晒してしまうのだ。

「いい格好だねえ! どうでしょうか、お嬢様。この子のおちんちんがよく見えますか?」
「見えます。ああ、すごく腫れているわ……」

 フリージアも自分が興奮していることに戸惑った。
 あれを、触ったりするとあの子はどうなるのだろう?
 そんな欲望も好奇心もこみ上げてくるが、部下たちの手前、露わにはできない。

(自分は何を期待しているのだろう……)

 このようなはしたない欲望が滾ってくるとは、今まで思ったこともない。
 しかし、悪の令嬢として冷徹に振る舞わねばならない。ギュスターランド公爵家とはそういう家風なのだ。
 一方で、少年への残酷な責めも止めてやりたいとも思う。
 その感情は、天秤のように傾いたかと思うとまた欲望の側にも傾くを繰り返した。
 自分でも、押さえられない衝動が眠っていたことをフリージアは知ったのだ。

「さっ、くすぐっておやり」
「はい、メイド長――」

 メイドたちは、待ってましたとばかりに絵筆と羽を手に取って少年の敏感な部分をくすぐりにかかった。
 乳首、首筋、脇、それからペニスや肛門の付近まで、念入りに。
 メイドたちも、少年をいじめたくていじめたくて堪らなかったのだ。
 絶え間ないくすぐりに、悶え、喘ぐ、切なげなボーイソプラノの声が上がる。
 辛抱できなかったメイドの中には、胸板や股にしゃぶりついたり、竿に触れるものまであった。

「あっ……! ふっ、う、ううん!? だっ、やめ、ろぉ……」

 くすぐられ、身悶えし、息も絶え絶えになる。
 痛みとは違った苦しみだ。

「ほらほら、そのちんちんにはまだ触るんじゃないよ。せいいっぱい苦しめてやるんだから」

 直接的な性感は、まだ与えない。
 さんざん弄び、焦らし、苦しめないと拷問にはならない。
 絶え間ないくすぐりで、少年の思考はおかしくなりかけている。
 引きつった顔には、知性を失いかけた笑みがうっすらと浮かび始めていた。

「ほら、名前を言う気になった? そうしないと、まだまだ続けるよ?」
「いわな、い。いわないよぉ……」

 喘ぐ中で、絞り出したような答えだった。
 メイド長も、残忍な顔になる。

「ああ、そう。じゃあ、もっと苦しめてあげる」
「ふぐぅっ――!!」

 靴を脱ぎ捨てたメイド長が、少年のいきり勃ったものを踏みつけたのだ。
 ぎりぎりと踏み躙る。無防備な内蔵を踏まれるのに等しい。
 少年は、下腹を締めつけるような鈍い痛みに身を悶えさせるのだった。
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