【R18】悪役令嬢と囚われの少年暗殺者

とけみゆい

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快楽の苦闘

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「うあっ……!」

 短い呻きと震えとともに、女騎士ノエルの口内に精が放たれる。
 それをグラスに吐き出す。だいぶこなれてきたが、ようやくグラス半分ほどだ。
 それでも、普通ではありえない量を絞り出した。
 ずっとしゃぶり続けているので、顎も相当に疲労している。

「……ま、まだ出せるか? 少し、休んだほうがいいか?」

 絶望的な状況になろうと、ノエルはエリンを救おうと健気にすがりつく。
 その気遣いが、返ってエリンをみじめにさせた。
 自分のせいで、気高い騎士にこんな真似をさせている。
 自分のことであれば耐えられるが、これほどに思いやってくれる女騎士を辱めるとなると心が折れそうになる。
 いっそ、雇い主について話してしまおうかという気持ちになる。
 だが、それは自分の身ならずとも、ノエルの身すら危うくしかねないものだ。
 彼女の身柄の安全を取引するためにも、なんとかしなければならない。

「あらあら、もうバテたかしら?」
「こんなこと、やめさせろ……」
「なら、あなたが前以上に責められるんだけど、それでいいかしら?」

 悪魔のようにメイド長が笑う。
 女騎士の誇りを穢すことになるくらいなら、自身が責められたほうがましだと、心では思っている。
 しかし、身体はそうではない。
 とめどもない性的快楽というものが、苦しみであることを思い知らされているのだ。
 その体験が、エリンを怯ませた。

「それでも、いい。だから……」
「だ、駄目だ! 私のことなど心配はいらないんだ。これ以上、苦しませはしない!」
「でも、もう僕は……」

 必死に庇護しようとするノエルの思いは嬉しかった。
 だが、自分のものをしゃぶらされたうえ、その口の中を穢すことに耐えられそうもない。
 なんといやらしい拷問を架すのだろうかと、ギュスターランド公令嬢の悪名の意味を思い知らされた。

「もう、勃たないのかしら? 女騎士様のお口の中は、もう気持ちよくないの?」

 あれだけ元気になっていた、エリンのおちんちんも硬さを失いかけている。
 亀頭は赤く腫れ上がっており、刺激されると痛いくらいだ。
 睾丸にも痛みがあるように感じる。

「そ、そうなのか……?」

 思った以上にショックを受けたのは、ノエルであった。
 自分が懸命に口で奉仕しても、気持ちよさが足りないというのはこうした状況でも、喪失感があった。
 いたいけな少年が自分のために射精をしてくれたというのは、羞恥に晒されても励みになるほどに嬉しかったのだ。

「そうじゃない、そうじゃないけど……」
「やっぱり、騎士様じゃ女に魅力が足りないのかしらねえ」
「もっと気持ちよくする。もっと丁寧にやる。だから、頑張ってくれ」
「騎士様……」

 そう言って、ノエルは舌を伸ばした。
 根元や太腿の内側も刺激した。ずっと奉仕しているうちに、エリンが反応するところを彼女なりに探り当てたのだ。
 信仰にも似た熱心さである。
 湯気の出そうな粘着的な光景を見守るフリージアも、ひどく興奮していた。
 丁寧に愛撫し、エリンを震えさせるノエルに対しても嫉妬のような感情が芽生えている。
 あの子を全身を使って射精させたことがあるというのは、フリージアにとっても不思議な優越感であったのだ。

「……んんっ、この子も、限界だ。休ませてあげてほしい」

 陰茎から口を離し、ノエルはメイド長たちに懇願した。
 それは、悪魔との取引に他ならない。

「ならば、頼み方というものがあるはずです」

 フリージアは、スカートの裾を握りしめながら冷酷な取引を持ちかけた。
 本意ではないが、これも伯爵令嬢としての務めである。騎士の誇りを打ち砕き、口を割らせねばならない。

「くっ……」
「お嬢様のいうとおりです。今も騎士でいるつもり? お前は場末の娼婦よりもいやらしいことをしているっていうのに。足を抱えて、股を広げてから、お願いしてみるんだねえ」
「そんなこと……!?」
「待ってくれ、もっと出す! だから、そんなことしなくたっていいんだ」
「……わかった」

 これも哀れな少年暗殺者を守るため。
 そう自分に言い聞かせれば、何でもできた。
 ももを抱えて、縄目が食い込んだ秘所を晒すというあられもない姿となった。
 いわゆるM字開脚の格好だ。

「さあ、お願いしなさい。『どうか私の恥ずかしいところをじっくり見てください』って」
「ど、どうか……。わ、私の、恥ずかしいところをじっくり……見てください」

 羞恥と屈辱に震えながら、ノエルは言った。
 そんなことを言わされる目に遭うとは、今の今まで想像していなかっただろう。
 大粒の涙が、切れ長の瞳から溢れる。

「ほら、エリン。お前のために騎士様がこんなあさましい格好でお願いしているんだよ。ありがたいと思わなのかい?」
「貴様ぁ……!」
「すごんだって駄目さ。お前たちの命は、私たちが握っているんだからね。せめて、お前のために晒した部分を慰めさせてあげましょうか。ごらん、お前のかわいいおちんちんをしゃぶって、糸を引くくらいに濡らしているよ」
「ああ、やめてくれぇ……」

 顔を押さえて、ノエルは咽び泣いた。
 戦場でも、これほどつらいことはなかったというのに。

「ほら、お舐め! お前も、ちゃんと広げておくんだよ!」

 エリンの首輪につけた綱を引っ張り、強引にノエルの股間に近づけさせる。
 柔らかそうな恥丘の膨らみと、縄の食い込む秘裂が見える。

「こ、こんなこと……」
「お前がしゃぶって気持ちよくしてもらったお礼に、ちゃんと舐めておやり。そうすれば、お前も騎士様もちゃんと休ませてあげるよ。それとも、騎士様のあそこは汚なくて舐められないかい?」
「やめてぇ、う、ううっ、う……」

 あの立派だった女騎士ノエルが、まるで子供のように泣きじゃくっている。
 これほどの恥辱はなかった。
 自身の性器のことを罵られる経験など、今までなかったはずだ。
 品性などまったくない罵倒だが、それゆえに深く彼女の心を傷つけた。

「そんなこと……ない! お前の腐れ○○○のほうが、よっぽど汚いだろ!」
「言ったね――!」

 ぐっと縄を引き、メイド長はエリンの顔を踏みにじる。
 犬の格好をさせられたのだ。

「私の〇〇○に世話になって、さんざん吹き出して、童貞を捨てたのはどこのどいつだったかしら?」
「そんなことまで、させられたのか……」

 悪夢のようであった。
 自分がみっともなく絶頂に達し、童貞を奪われたことをノエルに知られてしまったのだ。
 彼女が、守ってやれなかったと傷つくのも耐えられない。

「ええ、させたのよ。見物だったわ。この子、グラスから溢れるくらいに出したのよ。騎士様のお口なんかより、よっぽど私のアレがよかったみたい」
「くそぉ……」
「もう、やめてやって……。私のを舐めていい。だから、その子をいじめるのはよして……」

 M字に足を広げながら、ノエルは懇願した。
 どこまでもエリンを守ろうとする意志の表れであった。
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