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悪役令嬢の疼き
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(――温かい)
フリージアが触れて思うのは、まずそれである。
これを頬張る。
不浄な部分という思いは、やはりまだある。
しかし、その忌避感よりも好奇と欲情が勝っているのも確かだ。
快楽に身悶えする少年エリンの姿は、フリージアが毎夜のように夢見てきたものだ。
もちろん、男性器を頬張るという経験はない。
その想像に、胸と股を熱くしてきたのだが。
「ん、あむっ……」
「ああああぁ……」
ねっとりと柔らかい、頬肉と亀頭の粘膜同志が触れ、遠慮がちの舌がうごめく。
まだ拙いが、フリージアは積極的であった。
「いいですわ、お嬢様。この子も、感じていますよ。技巧よりも、熱意です。しっかり気持ちよくさせる……その思いを持っていないと、丁寧にはしゃぶれませんからね」
「ふぁい……。んむっ、んん……」
音を立てたり、激しくすするようにはできない。
メイドのひとりが、そのようにエリンのものをしゃぶっていたが、まだフリージアには抵抗があった。
それでも、舌は丹念に動かす。
幼児が母の乳を吸うように。
頬張ってみると、思った以上にエリンのものは大きい。
口腔の中を締めてしまうその亀頭を舌で形を確かめるようになぞる。
目隠しをしたまま、腕を縛られ、後ろには伯爵夫人の柔らかい肉体に抱きすくめられ、股間はフリージアの口に覆われている。
肉体の喜びの中に堕ちていた。
「さすがに、もう我慢できないでしょう? 出していいのよ。ピュって。ずっと我慢してきたのだから、すごく気持ちよくなれますよ」
「……い、やだ、いやだぁ、そんなの……。うぐっ、うう、ああっ!……」
エリンは鳴いていた。
もう快楽で、股間は爆発寸前であった。
しかし、敵の手に落ちて気持ちよさに絶頂し、無防備な姿を晒すことほど悔しいことはなかった。
孤児から暗殺者となったエリンには、どんな逆境でも耐えてきたという自負がある。
いままでの拷問も、口を割らせるためというものだった。
だが、この快楽に耐える理由は自身のプライドしか懸けるものがない。
そして、そうなってしまったら自分は征服されてしまう……。
その相手が、命を狙ったフリージアであるなら、なおさらである。
「大丈夫、これだけ頑張ったのですもの。誰も笑わない。それどころか、褒めてあげますからね」
まるで見透かしたように、伯爵夫人が耳元で囁く。
そのプライドは、性を謳歌するためには無用であり、ここで捨て去ってほしい。
フリージアお嬢様への自信ともなろう。
「お嬢様、この子はもう少しで達します。お嬢様の奉仕で、味わったことのない快感に打ち震えるでしょう。さあ、絶頂に導いてあげるのです。今度は、吸い上げるように」
「ふぁい……んん、ちゅ、あむ……」
伯爵夫人の言葉のとおり、フリージアは吸い上げる。
唇で、雁首を締め上げるようにする。
「今度は、首を上下させてしごいてみましょう。ときどき、刺激の仕方を変えて、その大事な玉の方も触ってあげて」
「ふぁい。ちゅ、じゅる……じゅ……」
「ううう、うぐっ……!?」
フリージアは、伯爵夫人の熱心な生徒だった。
もう息も絶え絶えで、今にも果ててしまいそうなエリンを絶頂させてやりたい。
思うだけ精液を放って、痺れさせてやりたい。
そのために、熱心に口を動かす。次第に、卑猥な音も立ってくる。
「……んっ! ちゅうううう……」
首を動かして、上に啜り上げた途端――。
「あああっ―――!!」
エリンは全身を震わせて絶頂した。
熱い溶岩のような感覚が、フリージアの口の中に溢れてきた。
溜まりに溜まっただけに、量と粘度は相当のものだった。
思わずむせ返ってしまう。
「っぷは……、こふ、こふっ。はぁ、はぁ……。あああ……」
まだ精を溢れさせ、エリンはぐったりと自分を失っている。
「よく出てきました、お嬢様。エリン、あなたも本当に頑張ったわね」
膝の上で、伯爵夫人はエリンの頭を優しげに撫でている。
エリンは、どこか満ち足りたような表情を浮かべて気を遣っている。まるで幼子のように。
その光景に、フリージアはたまらないカタルシスを感じているのだった。
フリージアが触れて思うのは、まずそれである。
これを頬張る。
不浄な部分という思いは、やはりまだある。
しかし、その忌避感よりも好奇と欲情が勝っているのも確かだ。
快楽に身悶えする少年エリンの姿は、フリージアが毎夜のように夢見てきたものだ。
もちろん、男性器を頬張るという経験はない。
その想像に、胸と股を熱くしてきたのだが。
「ん、あむっ……」
「ああああぁ……」
ねっとりと柔らかい、頬肉と亀頭の粘膜同志が触れ、遠慮がちの舌がうごめく。
まだ拙いが、フリージアは積極的であった。
「いいですわ、お嬢様。この子も、感じていますよ。技巧よりも、熱意です。しっかり気持ちよくさせる……その思いを持っていないと、丁寧にはしゃぶれませんからね」
「ふぁい……。んむっ、んん……」
音を立てたり、激しくすするようにはできない。
メイドのひとりが、そのようにエリンのものをしゃぶっていたが、まだフリージアには抵抗があった。
それでも、舌は丹念に動かす。
幼児が母の乳を吸うように。
頬張ってみると、思った以上にエリンのものは大きい。
口腔の中を締めてしまうその亀頭を舌で形を確かめるようになぞる。
目隠しをしたまま、腕を縛られ、後ろには伯爵夫人の柔らかい肉体に抱きすくめられ、股間はフリージアの口に覆われている。
肉体の喜びの中に堕ちていた。
「さすがに、もう我慢できないでしょう? 出していいのよ。ピュって。ずっと我慢してきたのだから、すごく気持ちよくなれますよ」
「……い、やだ、いやだぁ、そんなの……。うぐっ、うう、ああっ!……」
エリンは鳴いていた。
もう快楽で、股間は爆発寸前であった。
しかし、敵の手に落ちて気持ちよさに絶頂し、無防備な姿を晒すことほど悔しいことはなかった。
孤児から暗殺者となったエリンには、どんな逆境でも耐えてきたという自負がある。
いままでの拷問も、口を割らせるためというものだった。
だが、この快楽に耐える理由は自身のプライドしか懸けるものがない。
そして、そうなってしまったら自分は征服されてしまう……。
その相手が、命を狙ったフリージアであるなら、なおさらである。
「大丈夫、これだけ頑張ったのですもの。誰も笑わない。それどころか、褒めてあげますからね」
まるで見透かしたように、伯爵夫人が耳元で囁く。
そのプライドは、性を謳歌するためには無用であり、ここで捨て去ってほしい。
フリージアお嬢様への自信ともなろう。
「お嬢様、この子はもう少しで達します。お嬢様の奉仕で、味わったことのない快感に打ち震えるでしょう。さあ、絶頂に導いてあげるのです。今度は、吸い上げるように」
「ふぁい……んん、ちゅ、あむ……」
伯爵夫人の言葉のとおり、フリージアは吸い上げる。
唇で、雁首を締め上げるようにする。
「今度は、首を上下させてしごいてみましょう。ときどき、刺激の仕方を変えて、その大事な玉の方も触ってあげて」
「ふぁい。ちゅ、じゅる……じゅ……」
「ううう、うぐっ……!?」
フリージアは、伯爵夫人の熱心な生徒だった。
もう息も絶え絶えで、今にも果ててしまいそうなエリンを絶頂させてやりたい。
思うだけ精液を放って、痺れさせてやりたい。
そのために、熱心に口を動かす。次第に、卑猥な音も立ってくる。
「……んっ! ちゅうううう……」
首を動かして、上に啜り上げた途端――。
「あああっ―――!!」
エリンは全身を震わせて絶頂した。
熱い溶岩のような感覚が、フリージアの口の中に溢れてきた。
溜まりに溜まっただけに、量と粘度は相当のものだった。
思わずむせ返ってしまう。
「っぷは……、こふ、こふっ。はぁ、はぁ……。あああ……」
まだ精を溢れさせ、エリンはぐったりと自分を失っている。
「よく出てきました、お嬢様。エリン、あなたも本当に頑張ったわね」
膝の上で、伯爵夫人はエリンの頭を優しげに撫でている。
エリンは、どこか満ち足りたような表情を浮かべて気を遣っている。まるで幼子のように。
その光景に、フリージアはたまらないカタルシスを感じているのだった。
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