32 / 62
悪役令嬢の疼き
32
しおりを挟む
「さあ、今は誰があなたのおちんちんをしゃぶっているのかしら?」
伯爵夫人が、目隠しをしたままのエリンの耳元で囁いて問う。
「お、お嬢様? じゃない……。さっきの、二番目にしゃぶった子……」
「その子の名前は? ちゃんと名前で答えないと、最初からやり直しよ」
「……マイア、マイアだったはず……!」
「はい、せいかーい」
「はぁ……。はぁ……」
伯爵夫人の提案で、数名の娼婦たちを呼んでエリンに誰がフェラチオをしているかを当てさせるゲームをしたのだ。目隠しをしたまま、名前と舌の技が全部一致させるまで繰り替えさせ、二順してようやく正解した。
「じゃあ、ご褒美に目隠しを取ってあげる」
卑猥なことをさせたというのに、伯爵夫人は童女のように微笑んでいる。
呼ばれた娼婦たちも、拍手をする。
「誰が一番よかったかしら?」
「私でしょう、ねえ?」
「声まであげさせたのは、あたしよ」
「でも、出そうになったのは、私でしょう?」
「ねえ、エリン。わたくしでしょう……?」
騒ぐ娼婦たちの中で、恥じらいつつもフリージアが迫るように訊ねた。
「お嬢様のが、一番下手だった……。だから、当てられた」
「まぁ……!」
これはフリージアにとっては屈辱だった。
あんなに一生懸命にしゃぶったというのに、生意気なエリンに悔しさを感じつつも、顔を背けるいじましさがあった。
「直にうまくなりますよ。でも、娼婦の技ばかりうまくなってもいけませんね。お嬢様は、公爵家を継ぐのですから」
「でも、悔しいのです。わたくしだって、あんなにしてあげたのに」
「なら、今度はお嬢様がしてもらうといいでしょう」
「わたくしが、してもらう……」
期待が高まってしまう。
今度は、エリンが自分にするというのだ。
「フリージアお嬢様は、ギュスターランド公爵家令嬢として男もかしずかせることができるお立場の方です。奉仕のさせ方も知っておいてよろしいでしょう」
「では、どのように?」
「お嬢様の大切な部分を、この子に舐めて慰めさせるのです」
「わたくしのを、エリンに……」
想像しただけで顔が真っ赤になる。
女騎士ノエルにも同様のことをさせた。
敏感な部分を、エリンの舌が這う。
どれほど心地よいだろうかと、フリージアは自身の内腿が熱くなるのを感じていた。
「……僕が、どうしてそんなこと!」
強情を張ったエリンが、ぷいと横を向く。
伯爵夫人が、耳たぶを掴んで息を吹きかける。
「……んっ!」
さんざんいじくり回されていたエリンの体は、敏感に反応した。
「あら、せっかくお嬢様にやり返す番なのに」
「……やり返す?」
「だって、あなたがお嬢様を悶えさせることができる絶好の機会でしょう。……それとも、男なのにさんざんいじめられたせいで、女が怖くなったのかしら?」
「そんなこと――!」
反論するが、恐れているのはエリン自身でもわかる。
まだ若いエリンにとって、女性から受ける辱めは恐ろしいものだった。
それに対して復讐したい気持ちと、性的な興奮と興味は両立する。
その機会が、今あるのだ。
伯爵夫人が、目隠しをしたままのエリンの耳元で囁いて問う。
「お、お嬢様? じゃない……。さっきの、二番目にしゃぶった子……」
「その子の名前は? ちゃんと名前で答えないと、最初からやり直しよ」
「……マイア、マイアだったはず……!」
「はい、せいかーい」
「はぁ……。はぁ……」
伯爵夫人の提案で、数名の娼婦たちを呼んでエリンに誰がフェラチオをしているかを当てさせるゲームをしたのだ。目隠しをしたまま、名前と舌の技が全部一致させるまで繰り替えさせ、二順してようやく正解した。
「じゃあ、ご褒美に目隠しを取ってあげる」
卑猥なことをさせたというのに、伯爵夫人は童女のように微笑んでいる。
呼ばれた娼婦たちも、拍手をする。
「誰が一番よかったかしら?」
「私でしょう、ねえ?」
「声まであげさせたのは、あたしよ」
「でも、出そうになったのは、私でしょう?」
「ねえ、エリン。わたくしでしょう……?」
騒ぐ娼婦たちの中で、恥じらいつつもフリージアが迫るように訊ねた。
「お嬢様のが、一番下手だった……。だから、当てられた」
「まぁ……!」
これはフリージアにとっては屈辱だった。
あんなに一生懸命にしゃぶったというのに、生意気なエリンに悔しさを感じつつも、顔を背けるいじましさがあった。
「直にうまくなりますよ。でも、娼婦の技ばかりうまくなってもいけませんね。お嬢様は、公爵家を継ぐのですから」
「でも、悔しいのです。わたくしだって、あんなにしてあげたのに」
「なら、今度はお嬢様がしてもらうといいでしょう」
「わたくしが、してもらう……」
期待が高まってしまう。
今度は、エリンが自分にするというのだ。
「フリージアお嬢様は、ギュスターランド公爵家令嬢として男もかしずかせることができるお立場の方です。奉仕のさせ方も知っておいてよろしいでしょう」
「では、どのように?」
「お嬢様の大切な部分を、この子に舐めて慰めさせるのです」
「わたくしのを、エリンに……」
想像しただけで顔が真っ赤になる。
女騎士ノエルにも同様のことをさせた。
敏感な部分を、エリンの舌が這う。
どれほど心地よいだろうかと、フリージアは自身の内腿が熱くなるのを感じていた。
「……僕が、どうしてそんなこと!」
強情を張ったエリンが、ぷいと横を向く。
伯爵夫人が、耳たぶを掴んで息を吹きかける。
「……んっ!」
さんざんいじくり回されていたエリンの体は、敏感に反応した。
「あら、せっかくお嬢様にやり返す番なのに」
「……やり返す?」
「だって、あなたがお嬢様を悶えさせることができる絶好の機会でしょう。……それとも、男なのにさんざんいじめられたせいで、女が怖くなったのかしら?」
「そんなこと――!」
反論するが、恐れているのはエリン自身でもわかる。
まだ若いエリンにとって、女性から受ける辱めは恐ろしいものだった。
それに対して復讐したい気持ちと、性的な興奮と興味は両立する。
その機会が、今あるのだ。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる