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悪徳の流転
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「よし、次はそのお嬢様の番だ。騎士様よ、脚を押さえていろ」
絶頂して惚けたエリンから、フェルディは獲物をフリージアに変える。
「それはいいが……どうするんだ?」
「決まってるだろ、犯すんだ」
獣人の女戦士は舌なめずりをした。
大股開きをさせた姿勢のフリージアに、フェルディが這い寄っていく。
「な、なにを……」
「可愛がってやるのさ、たっぷりとな」
その表情は、獲物を前にした肉食獣そのものと言っていい。
女が女を犯す、そのつもりでにじり寄っている。
フリージアを大股開きにさせたその間に、身体を割り入らせた。
「これから、気持ちいい思いをさせてやるよ。男じゃ味わえないようなやつをな」
がっちりとフリージアの腿を抱えてがっしりホールドする。
まずは膝頭で、フリージアの股間をぐりぐりと刺激した。
「あっ!? くはぁっ……!」
思わず声が漏れそうになる。押しつけた膝頭を、今度は小刻みに震わした。この技をずっと続けることで、フェルディは娼婦を何人も失神させている。
その間にも、フェルディは太腿と太腿を絡みつかせ、すべすべした肌触りを楽しんだ。
女が女を貪るという光景は、倒錯した興奮を求めている観客たちを大いに沸かせていた。
剽悍な女戦士が、生贄となった令嬢を恣にする。
戸惑いと恐怖、羞恥にまみれ、悶絶するさまを見たいのだ。
さらにフェルディは、剥ぎ取られて露わになったフリージアの恥丘に、正常位の体勢で自身のそれをあてがい、こすりつけるように激しく腰をグラインドさせた。
「あっ、ああああっ……!?」
潤滑液で、ぷっくりとした柔らかい部分が押しつけられ、むみゅむにゅとした感触が伝わってくる。
あそこにあそこが密着し、いやらしくすりつけてくる。
生々しい温かさ、粘膜同士が触れ合うと、生理的な嫌悪としびれるような感触にフリージアの身体は反応した。
「おら、どうだ? ほら! ほらほらほらぁっ!」
「あう、うっ……! な、なんてことをっ……!?」
抵抗を試みるものの、体格と腕力には絶対的な差があった。
両手をバンザイの形で押さえつけられ、粘液にまみれた陰毛同士が擦れてしゃりしゃりと音を立てる。
逃れようとするたび、強烈な快感が襲ってくる。
「女同士だというのに、感じているのか……」
女騎士ノエルの声には、興味の色も混じっていた。
同性による性技など、彼女が知る由もないものであった。
実際のところ、激しく責め立てられてはその気がなくとも反応してしまう。
フリージアは未知の領域の中で震えることになる。
「たまらねえな。育ちがいいだけあって柔らかいし、味わえるぜ」
「あっ!? あっ、いやぁ……」
「いいざまだな。そんなふうに犯されるとは」
「張形使うより、こっちのほうが好みなんでなあ! そら、そらそら!」
フェルディが体位を変え、より激しくこすり合わせる。フリージアの腿を胸に抱くようにして、陰唇同士を絡みつかせたのだ。いわゆる松葉くずしの形である。
なすがまま、そんな格好をさせられて恥ずかしさで死にそうになる。
股の間で、粘液と愛液でぐしゃぐしゃになり、軟体動物が交尾をしているような、なんとも言えぬものを感じさせられていた。
「お嬢様……!?」
ようやく動けるようになったエリンが這い寄ってくる。
それは、貴族令嬢Xこそフリージアを助けようとしているように見えた。
「どうしてだ? あの女を助けようとするつもりなのか?」
「…………」
エリンの行く手の前に立ちふさがったのは、女騎士ノエルだった。
絶頂して惚けたエリンから、フェルディは獲物をフリージアに変える。
「それはいいが……どうするんだ?」
「決まってるだろ、犯すんだ」
獣人の女戦士は舌なめずりをした。
大股開きをさせた姿勢のフリージアに、フェルディが這い寄っていく。
「な、なにを……」
「可愛がってやるのさ、たっぷりとな」
その表情は、獲物を前にした肉食獣そのものと言っていい。
女が女を犯す、そのつもりでにじり寄っている。
フリージアを大股開きにさせたその間に、身体を割り入らせた。
「これから、気持ちいい思いをさせてやるよ。男じゃ味わえないようなやつをな」
がっちりとフリージアの腿を抱えてがっしりホールドする。
まずは膝頭で、フリージアの股間をぐりぐりと刺激した。
「あっ!? くはぁっ……!」
思わず声が漏れそうになる。押しつけた膝頭を、今度は小刻みに震わした。この技をずっと続けることで、フェルディは娼婦を何人も失神させている。
その間にも、フェルディは太腿と太腿を絡みつかせ、すべすべした肌触りを楽しんだ。
女が女を貪るという光景は、倒錯した興奮を求めている観客たちを大いに沸かせていた。
剽悍な女戦士が、生贄となった令嬢を恣にする。
戸惑いと恐怖、羞恥にまみれ、悶絶するさまを見たいのだ。
さらにフェルディは、剥ぎ取られて露わになったフリージアの恥丘に、正常位の体勢で自身のそれをあてがい、こすりつけるように激しく腰をグラインドさせた。
「あっ、ああああっ……!?」
潤滑液で、ぷっくりとした柔らかい部分が押しつけられ、むみゅむにゅとした感触が伝わってくる。
あそこにあそこが密着し、いやらしくすりつけてくる。
生々しい温かさ、粘膜同士が触れ合うと、生理的な嫌悪としびれるような感触にフリージアの身体は反応した。
「おら、どうだ? ほら! ほらほらほらぁっ!」
「あう、うっ……! な、なんてことをっ……!?」
抵抗を試みるものの、体格と腕力には絶対的な差があった。
両手をバンザイの形で押さえつけられ、粘液にまみれた陰毛同士が擦れてしゃりしゃりと音を立てる。
逃れようとするたび、強烈な快感が襲ってくる。
「女同士だというのに、感じているのか……」
女騎士ノエルの声には、興味の色も混じっていた。
同性による性技など、彼女が知る由もないものであった。
実際のところ、激しく責め立てられてはその気がなくとも反応してしまう。
フリージアは未知の領域の中で震えることになる。
「たまらねえな。育ちがいいだけあって柔らかいし、味わえるぜ」
「あっ!? あっ、いやぁ……」
「いいざまだな。そんなふうに犯されるとは」
「張形使うより、こっちのほうが好みなんでなあ! そら、そらそら!」
フェルディが体位を変え、より激しくこすり合わせる。フリージアの腿を胸に抱くようにして、陰唇同士を絡みつかせたのだ。いわゆる松葉くずしの形である。
なすがまま、そんな格好をさせられて恥ずかしさで死にそうになる。
股の間で、粘液と愛液でぐしゃぐしゃになり、軟体動物が交尾をしているような、なんとも言えぬものを感じさせられていた。
「お嬢様……!?」
ようやく動けるようになったエリンが這い寄ってくる。
それは、貴族令嬢Xこそフリージアを助けようとしているように見えた。
「どうしてだ? あの女を助けようとするつもりなのか?」
「…………」
エリンの行く手の前に立ちふさがったのは、女騎士ノエルだった。
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