43 / 62
悪徳の流転
43
しおりを挟む
「少年、私は君を助けようとしたのに、あの女を助けたいのか?」
「…………」
エリンは無言であった。
何故助けようとしたのか、自分でもよくわからない。
「たらしこまれたのか? あの女に……!」
「それは、違います!」
「だったら、どうして? いや、いい。そんなにあの女が良かったのか? だったら、私が目を覚まさしてあげよう」
女騎士ノエルが、歪んだような笑みを浮かべた。
その表情に、エリンは覚えはあった。
メイド長と同じだ。性的な嗜虐心が露わとなった、あのときのものだ。
「……そらっ!」
「あっ!?」
腰のあたりに沈み込むようなタックル。
潤滑油に塗れながらも、見事な入りようであった。
あっという間に足をとって引き倒す。
「ほお、騎士様もその気になったか!」
性感を無理やり刺激され、身悶えする令嬢Xことフリージアを組み伏せながら、獣人女戦士フェルディは笑った。
「ほおら、こっちも盛り上がらないとな! ほぉら」
「あっ、んあっ……!?」
獲物となったビクビクと身体が震える。
思いっきり太ももをこじ開けるように開かせ、足を肩に担ぐようにして大陰唇同士をこすり合わせる。
女であるフェルディが、女を犯すという征服感に酔う。
ぬちゃぬちゃになった身体を密着させて、その柔肌の感触を弄んだ。
「向こうも楽しそうじゃないか。そうだろう、少年?」
「離して、騎士様……」
「君があの女のことを忘れたら、そしてあげる」
エリンの身体に覆いかぶさり、体全体で抑え込んだ。
青い瞳で見つめ、エリンの唇を奪う。
「んんん……」
「んっ、んむううう……!?」
エリンのぷにぷにした唇を噛みつくように貪りつつ、それを舌でこじ開けていく。
夢中になってエリンの口腔の感触を味わううち、エリンの股間もまた固くなる。
腹の下から押し上げてくる勃起の勢いに、ノエルの目も嬉しげに光った。
ぷはっと、味わい尽くして息を継ぐ。
「ほおら、やっぱり私を求めているんだろう?」
「うっ……。そ、そんなことは……」
あどけない少年が、女騎士に貪られる――。
その倒錯した光景に、観客たちも大きな声を上げて興奮している。
だが、もっとも興奮しているのは、ノエルであっただろう。
自分の見せる痴態への声はもう聞こえていない。
いまはそれよりも、悪の公爵令嬢の虜になった少年の目を覚まさせる――。
おのれの欲望は、ノエルの中で正しいことのために行なう行為となったのだ。
遠慮どころか、積極的にやらねばならないことへと変わった。
さんざんな屈辱を受けてまで助けようとしたにもかかわらず、裏切ったエリンへの懲罰という意味もまた嗜虐心を昂ぶらせた。
「ほら、固くなっている。私の中に挿れたいのか? それとも、前みたいにしゃぶってもらいたいか」
太腿を股間に押し付け、ぐりぐりと擦る。
肌の上はぬるりと潤滑液に塗れ、痛いほど乱暴にされながらも熱を増していった。
喜んでいる、この少年はいじめられて喜んでいる――。
エリンの反応は、ノエルをそう思わせてより攻撃へと転じさせた。
「ふふっ。はしたないぞエリン……」
「や、やめて!?」
エリンの耳にささやき、びんびんに固くなった勃起ペニスに手を伸ばした。
脇から手を回し、するりと体を入れ替えてバックを取る。
身体を密着させながら、見惚れるようなレスリングテクニックだった。
「ああっ――」
「ほら、私で硬くなったそれを見てもらうんだ。君は、自分がいやらしい子だって思い知らないとな!」
痛いほどに屹立したそれを、観客席にアピールする。
こんなことをされても腫れ上がってしまうことへの嘲笑と、異様に興奮した声の数々。
女騎士ノエルにこんなことをされてしまう自分の情けなさに、エリンの目から涙がこぼれそうになる。
さらに恥ずかしい思いをさせようと、強く握りしめて乱暴に扱き上げる。
「口の中に出しても、まだ足りないか? ん? もっといっぱいしごいてやろう。ほらほらほらほらぁっ!!」
「い、痛い痛いっ!? やめてよぉ……!」
「これは罰なんだ、我慢するんだ……! みっともなく出しちゃえ! それでみんな忘れてしまえぇぇっ!」
背後から首に左腕を回して締め上げ、無理矢理にでも射精させようと激しく擦り上げる。
もう、精液を溢れさせることしか頭にない。
イッたときの、あのエリンの顔を見たい。
「あっ、ぐあ、あああっ……」
苦しさと快感に悶えるエリン。
放ったら、また惨めな気持ちになる。だけど出してしまいたい。
気を失うほどの気持ちよさが近づいているのがわかる。
「はぁ……。い、や、だ……!」
「うぐっ!? こ、この!」
締め上げる左腕に噛みつき、その瞬間に振りほどく。
ちんちんを握る腕の関節を取り、ひっくり返した。
エリンの逆転である。
「そんなにほしいのかよ、騎士様も!」
「ま、待て! 少年、私は……」
「口を開けろ、ほらぁ!」
エリンは、その口でワイングラス半分ほども搾り取られている。
それは自分を助けようとしたからだ。
だが、結局は性欲のままに自分を貪る行為にしか過ぎなかったのか?
その悲しみは、怒りと変わった。女騎士ノエルと同じように。
「うぶっ――!?」
ノエルの頭を抑えて、喉の奥まで突き入れる。
イマラチオをした経験も、させた経験もあった。
ちんちんでどう喉を抉れば苦しむかは、よくわかっているのだ。
苦しげにもがくノエルにお構いなしに、激しいピストンを繰り出した。
「ほらぁっ!!」
「おぶぉっ……」
頭を手前に引くと同時に、腰を突き入れる。
喉の奥まで目一杯挿れたところで、吐き出されないようにしばらく止める。
異物感に苦しむノエルの髪の毛をむしるように握り、また腰を引いたら突き入れる。
無茶苦茶な刺激に、爆発しそうな快楽が背筋から登ってくる。
「はっ……! ああああああっ!!」
あまりの興奮に、叫びながら喉の奥で放った。
ぶるるっと、痙攣してもまだどくどくと溢れ出す。
大量の精液に、ノエルは溺れるように苦しみもがいた。
それでもエリンは放つ。ぶるっ、また震えて全部出し切ろうとする。
「――がっ」
十分に放つと、窒息したノエルは気を失ってひっくり返った。
会場からは、大きなどよめきがあった。
「はぁ……、はぁ……」
止まらぬ痙攣のまま、荒い息をつく。
自分が無我夢中の中でやってしまったことを、エリンは激しく後悔するのだった。
「…………」
エリンは無言であった。
何故助けようとしたのか、自分でもよくわからない。
「たらしこまれたのか? あの女に……!」
「それは、違います!」
「だったら、どうして? いや、いい。そんなにあの女が良かったのか? だったら、私が目を覚まさしてあげよう」
女騎士ノエルが、歪んだような笑みを浮かべた。
その表情に、エリンは覚えはあった。
メイド長と同じだ。性的な嗜虐心が露わとなった、あのときのものだ。
「……そらっ!」
「あっ!?」
腰のあたりに沈み込むようなタックル。
潤滑油に塗れながらも、見事な入りようであった。
あっという間に足をとって引き倒す。
「ほお、騎士様もその気になったか!」
性感を無理やり刺激され、身悶えする令嬢Xことフリージアを組み伏せながら、獣人女戦士フェルディは笑った。
「ほおら、こっちも盛り上がらないとな! ほぉら」
「あっ、んあっ……!?」
獲物となったビクビクと身体が震える。
思いっきり太ももをこじ開けるように開かせ、足を肩に担ぐようにして大陰唇同士をこすり合わせる。
女であるフェルディが、女を犯すという征服感に酔う。
ぬちゃぬちゃになった身体を密着させて、その柔肌の感触を弄んだ。
「向こうも楽しそうじゃないか。そうだろう、少年?」
「離して、騎士様……」
「君があの女のことを忘れたら、そしてあげる」
エリンの身体に覆いかぶさり、体全体で抑え込んだ。
青い瞳で見つめ、エリンの唇を奪う。
「んんん……」
「んっ、んむううう……!?」
エリンのぷにぷにした唇を噛みつくように貪りつつ、それを舌でこじ開けていく。
夢中になってエリンの口腔の感触を味わううち、エリンの股間もまた固くなる。
腹の下から押し上げてくる勃起の勢いに、ノエルの目も嬉しげに光った。
ぷはっと、味わい尽くして息を継ぐ。
「ほおら、やっぱり私を求めているんだろう?」
「うっ……。そ、そんなことは……」
あどけない少年が、女騎士に貪られる――。
その倒錯した光景に、観客たちも大きな声を上げて興奮している。
だが、もっとも興奮しているのは、ノエルであっただろう。
自分の見せる痴態への声はもう聞こえていない。
いまはそれよりも、悪の公爵令嬢の虜になった少年の目を覚まさせる――。
おのれの欲望は、ノエルの中で正しいことのために行なう行為となったのだ。
遠慮どころか、積極的にやらねばならないことへと変わった。
さんざんな屈辱を受けてまで助けようとしたにもかかわらず、裏切ったエリンへの懲罰という意味もまた嗜虐心を昂ぶらせた。
「ほら、固くなっている。私の中に挿れたいのか? それとも、前みたいにしゃぶってもらいたいか」
太腿を股間に押し付け、ぐりぐりと擦る。
肌の上はぬるりと潤滑液に塗れ、痛いほど乱暴にされながらも熱を増していった。
喜んでいる、この少年はいじめられて喜んでいる――。
エリンの反応は、ノエルをそう思わせてより攻撃へと転じさせた。
「ふふっ。はしたないぞエリン……」
「や、やめて!?」
エリンの耳にささやき、びんびんに固くなった勃起ペニスに手を伸ばした。
脇から手を回し、するりと体を入れ替えてバックを取る。
身体を密着させながら、見惚れるようなレスリングテクニックだった。
「ああっ――」
「ほら、私で硬くなったそれを見てもらうんだ。君は、自分がいやらしい子だって思い知らないとな!」
痛いほどに屹立したそれを、観客席にアピールする。
こんなことをされても腫れ上がってしまうことへの嘲笑と、異様に興奮した声の数々。
女騎士ノエルにこんなことをされてしまう自分の情けなさに、エリンの目から涙がこぼれそうになる。
さらに恥ずかしい思いをさせようと、強く握りしめて乱暴に扱き上げる。
「口の中に出しても、まだ足りないか? ん? もっといっぱいしごいてやろう。ほらほらほらほらぁっ!!」
「い、痛い痛いっ!? やめてよぉ……!」
「これは罰なんだ、我慢するんだ……! みっともなく出しちゃえ! それでみんな忘れてしまえぇぇっ!」
背後から首に左腕を回して締め上げ、無理矢理にでも射精させようと激しく擦り上げる。
もう、精液を溢れさせることしか頭にない。
イッたときの、あのエリンの顔を見たい。
「あっ、ぐあ、あああっ……」
苦しさと快感に悶えるエリン。
放ったら、また惨めな気持ちになる。だけど出してしまいたい。
気を失うほどの気持ちよさが近づいているのがわかる。
「はぁ……。い、や、だ……!」
「うぐっ!? こ、この!」
締め上げる左腕に噛みつき、その瞬間に振りほどく。
ちんちんを握る腕の関節を取り、ひっくり返した。
エリンの逆転である。
「そんなにほしいのかよ、騎士様も!」
「ま、待て! 少年、私は……」
「口を開けろ、ほらぁ!」
エリンは、その口でワイングラス半分ほども搾り取られている。
それは自分を助けようとしたからだ。
だが、結局は性欲のままに自分を貪る行為にしか過ぎなかったのか?
その悲しみは、怒りと変わった。女騎士ノエルと同じように。
「うぶっ――!?」
ノエルの頭を抑えて、喉の奥まで突き入れる。
イマラチオをした経験も、させた経験もあった。
ちんちんでどう喉を抉れば苦しむかは、よくわかっているのだ。
苦しげにもがくノエルにお構いなしに、激しいピストンを繰り出した。
「ほらぁっ!!」
「おぶぉっ……」
頭を手前に引くと同時に、腰を突き入れる。
喉の奥まで目一杯挿れたところで、吐き出されないようにしばらく止める。
異物感に苦しむノエルの髪の毛をむしるように握り、また腰を引いたら突き入れる。
無茶苦茶な刺激に、爆発しそうな快楽が背筋から登ってくる。
「はっ……! ああああああっ!!」
あまりの興奮に、叫びながら喉の奥で放った。
ぶるるっと、痙攣してもまだどくどくと溢れ出す。
大量の精液に、ノエルは溺れるように苦しみもがいた。
それでもエリンは放つ。ぶるっ、また震えて全部出し切ろうとする。
「――がっ」
十分に放つと、窒息したノエルは気を失ってひっくり返った。
会場からは、大きなどよめきがあった。
「はぁ……、はぁ……」
止まらぬ痙攣のまま、荒い息をつく。
自分が無我夢中の中でやってしまったことを、エリンは激しく後悔するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる