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第一章
第020話 再会
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「アレン、次の場所へ向かうぞ」
――次の場所?
「上級貴族の施設だ」
銀髪の教師と生徒たちに別れの挨拶をし、闘技場を後にする。
――戦った生徒たちの怯えた表情が、強く印象に残った。
「奴らの視線を、どう感じた?」
道中、アスランが静かに尋ねてくる。
「……分からない」
――あの視線……もし表現するなら”恐怖”なのか。まるで、俺が”龍”でも見るかのような目だった。
「力というものは、自覚してこそ正しく使えるものじゃ。おぬしには、その自覚が足りなかった」
「自覚……」
「そう。王となる者の自覚じゃ。何のために剣を振るのか、何のために生きるのか。それを知ることが重要なのだ」
――どこか懐かしい言葉のような気がする。
「生きる意味……選択をすること……」
「ほう、分かっているではないか」
――この言葉、どこかで聞いたことがある……。
「わしは、自覚して初めて分かった。剣は、同族を守るために握る。そして、自分を信じるために振るのだ」
「自分を信じるため……?」
「簡単なことじゃ。自分の生きる意味を全うすること。それこそが”信じる”ということじゃ」
――何かを思い出せそうな感覚があったが、あと一歩が足りなかった。
俺は、また無意識に首を摩っていた。
しばらく歩くと、豪奢な門が姿を現した。
門の間からわずかに見える庭園は、美しく整えられ、別世界のような景色が広がっていた。
「ここは……?」門の中を見渡しながら尋ねる。
「ここから先が、上級貴族たちのいる区域だ。おぬしも学院に入学すれば、ここで学ぶことになる」
「上級貴族……」
正直、実感が湧かなかった。
――そもそも、何を基準に”下級”と”上級”が決められているのかも分からない。
門をくぐると、これまでとは一段違う格式の高さを肌で感じた。
庭園の奥では、貴族らしい装いの生徒たちが、優雅に茶を嗜んでいる。
その姿は、まさに”貴族”というものを体現していた。
そして、ふと横に視線を移し、目を疑う。
「あれは……?」
貴族の生徒たちの後ろを、鎖につながれた人々が付き従っていた。
彼らの服は薄汚れ、破れたものもある。
しかも、連れている人数には貴族ごとに差があった。
「名誉奴隷じゃ」
「名誉……奴隷……?」
「知らなかったのか?」
「はい……」
「この国の奴隷は、自ら志願してなることができる。移民や過疎地域の者が多いな」
「……何のために?」
「アルテミアは大国とはいえ、貧富の差が大きい。王都を離れれば、貧しい地域も珍しくないのじゃ。
名誉奴隷の待遇は、他の職業と比べても良いほうだ」
そう言いながら、アスランは悠然と歩を進める。
だが、俺の視線は、鎖に繋がれた奴隷たちの傷ついた肌に釘付けになっていた。
「あれが……名誉あること? いい待遇……?」
「あれは、おそらくヘルド家の者だな」
アスランが目を細める。
「ヘルド家……」――栄誉貴族の一角。そして王家と対立している一族。
そういえば、神降式の時にはいなかった。
「……なぜ、王宮には奴隷がいないのですか?」
「何を言っとる」
アスランは少し驚いたような表情を見せる。
「え?」
「いつも近くにおるではないか。鎖には繋がれていないがな」
――いつも近くにいる……?
「名前で呼んだことのない者たちが、おぬしの周りにおるじゃろ」
その言葉を聞いた瞬間、背筋に冷たいものが走った。
俺の身の回りの世話をしてくれる、赤髪の侍女。
――なぜ、彼女の名前を知らない?
生まれた時からずっと傍にいた。
なのに、一度も名前を聞こうとしなかった。
――いや、知らなくてもよかった。
――彼女たちにはたして名誉は、あるのか?
「……なぜ、誰も名前で呼んでいないのですか?」
「名誉奴隷は、名前を奪われるからじゃ」
「名前を……奪われる?」
「魔法を使えなくするためじゃ。名を奪えば、その者は”己”を持てなくなる」
「それでは……」俺はアスランに視線を向けた。
「わしは別じゃ。名はしっかり覚えておる」
「では、なぜ魔法を使えなくなったのですか?」
アスランは眉間に皺を寄せる。
「それがわからんのじゃ。ただ、決して珍しいことではない。突然魔法を使えなくなる者は一定数おる」
そう言ったアスランの顔は、どこか頑張ることを諦めたような表情だった。
「アレン、それにアスラン殿……なぜここに?」
懐かしい声が聞こえた。
――いつの間にか、広々とした空間に立っていた。
目の前には大きな階段がそびえ、踊り場には巨大な絵画が飾られている。左右には同じような通路が伸び、人の姿も多くなっていた。
アルは階段の頂点に立っていた。その背後には、誰かがいるようだ。
――薄暗く、はっきりと視線を合わせることができない。あれは誰だ?
「アル!」
アルが一段ずつ降りてくる。それに比例して、背後の緑髪の青年と赤髪の少女の姿がはっきりしていった。
――あれはリグレイ家のタリスと、アルに生意気な口を叩いていたヘルン家のミラではないか。
「アスラン殿、なぜ弟をここに?」
奥の二人が軽く一礼する。
「中級階級に用があってな。そのついでに寄ったのじゃ」
「中級階級に……?」
兄は少し訝しげな表情を浮かべた。
「……アルは何をしてるの?」
「次の歴史学の講義に向かうところだったんだ」
「そっか……」
――なぜか、ぎこちない空気が流れた。
「それにしても、最近は顔を合わせていなかったな。元気だったか?」
「特に何も変わってないよ」
すると、兄は俺の全身をゆっくりと見渡し、言った。
「アレン、また背が伸びたんじゃないか?」
「そうかな?」
――言われてみれば、兄と視線の高さが変わらなくなっていた。
「アル、そろそろ講義室に向かおう」
タリスが申し訳なさそうに話に割って入る。
「タリスの言う通りよ。感動の再会に費やす時間はないわ」
――相変わらず生意気な女だ。
「そうだな。アスラン殿、弟をよろしく頼みます」
「ああ、引き続き励むのじゃ」
軽く別れの言葉を交わし、兄は去っていった。
――三人の後ろ姿から、仲の良さが伝わってくるほど楽しげな雰囲気が漂っていた。
「王子は、いい級友に恵まれたようじゃのう」
兄の変化が嬉しいようで、どこか寂しくもあった。
俺は静かに頷いた。
「先に馬車に戻っておれ」
「どこへ行くのですか?」
「出るのにも手続きが必要なのじゃ」
アスランは追い払うように手を振った。
俺は先に馬車のある入り口へと戻る。
――やはり、外から見ればこの学院はまるで城だな。
「何度見ても、良い絶景ですね」
――突然、横から気配を感じ、俺は反射的に後ずさった。
「貴様……誰だ」
「やはり、覚えていませんか」
何か得体の知れないものに、首を押さえつけられたような感覚がした。
「私を忘れるとは」
――何を言っている? 俺は剣に手を添えた。
「またそれですか。今日は助言をするために来たのです」
「助言……?」
「今夜、王宮は襲撃されます」
「襲撃……?」
「ですが相手は、一人です」
「たった一人……?」
「ですが、油断してはいけません」
「では、そいつは……何者なんだ?」
「さあ、そこまでは私も知りません」
「それを信じると思うか?」
「信じなければ、最悪の結末を迎えることになるでしょう」
――嘘をついているようには見えなかった。
「なぜ俺なんだ? 他の者に言えばいいだろう」
「あなたは、不完全だからです」
――聞いたことのある言葉だ……。
「……俺は、どうすればいい?」
「戦ってください」
――俺の頭に、アルやアスランの顔が浮かんだ。
「その二人は、残念ながら今夜はいない」
そう言うと、男は続けた。
「特にアスランを呼べば、殺されます」
「アスランが……死ぬ……」
「ここで奴を討たねば、国民の半数が死ぬと思ってください。そして王宮に強者が少ない今夜こそ、奴は仕掛けてくる」
「なぜそんなことを知っている? お前は……何者だ」
「もう時間がない。彼が戻ってくる」
「待て、お前と俺は会ったことがあるのか?」
「ええ、ありますよ」
――そう言い残し、白髪の青年は目の前から消えた。
「……何だったんだ、今のは」
――どこで……俺はあいつと会った……?
――次の場所?
「上級貴族の施設だ」
銀髪の教師と生徒たちに別れの挨拶をし、闘技場を後にする。
――戦った生徒たちの怯えた表情が、強く印象に残った。
「奴らの視線を、どう感じた?」
道中、アスランが静かに尋ねてくる。
「……分からない」
――あの視線……もし表現するなら”恐怖”なのか。まるで、俺が”龍”でも見るかのような目だった。
「力というものは、自覚してこそ正しく使えるものじゃ。おぬしには、その自覚が足りなかった」
「自覚……」
「そう。王となる者の自覚じゃ。何のために剣を振るのか、何のために生きるのか。それを知ることが重要なのだ」
――どこか懐かしい言葉のような気がする。
「生きる意味……選択をすること……」
「ほう、分かっているではないか」
――この言葉、どこかで聞いたことがある……。
「わしは、自覚して初めて分かった。剣は、同族を守るために握る。そして、自分を信じるために振るのだ」
「自分を信じるため……?」
「簡単なことじゃ。自分の生きる意味を全うすること。それこそが”信じる”ということじゃ」
――何かを思い出せそうな感覚があったが、あと一歩が足りなかった。
俺は、また無意識に首を摩っていた。
しばらく歩くと、豪奢な門が姿を現した。
門の間からわずかに見える庭園は、美しく整えられ、別世界のような景色が広がっていた。
「ここは……?」門の中を見渡しながら尋ねる。
「ここから先が、上級貴族たちのいる区域だ。おぬしも学院に入学すれば、ここで学ぶことになる」
「上級貴族……」
正直、実感が湧かなかった。
――そもそも、何を基準に”下級”と”上級”が決められているのかも分からない。
門をくぐると、これまでとは一段違う格式の高さを肌で感じた。
庭園の奥では、貴族らしい装いの生徒たちが、優雅に茶を嗜んでいる。
その姿は、まさに”貴族”というものを体現していた。
そして、ふと横に視線を移し、目を疑う。
「あれは……?」
貴族の生徒たちの後ろを、鎖につながれた人々が付き従っていた。
彼らの服は薄汚れ、破れたものもある。
しかも、連れている人数には貴族ごとに差があった。
「名誉奴隷じゃ」
「名誉……奴隷……?」
「知らなかったのか?」
「はい……」
「この国の奴隷は、自ら志願してなることができる。移民や過疎地域の者が多いな」
「……何のために?」
「アルテミアは大国とはいえ、貧富の差が大きい。王都を離れれば、貧しい地域も珍しくないのじゃ。
名誉奴隷の待遇は、他の職業と比べても良いほうだ」
そう言いながら、アスランは悠然と歩を進める。
だが、俺の視線は、鎖に繋がれた奴隷たちの傷ついた肌に釘付けになっていた。
「あれが……名誉あること? いい待遇……?」
「あれは、おそらくヘルド家の者だな」
アスランが目を細める。
「ヘルド家……」――栄誉貴族の一角。そして王家と対立している一族。
そういえば、神降式の時にはいなかった。
「……なぜ、王宮には奴隷がいないのですか?」
「何を言っとる」
アスランは少し驚いたような表情を見せる。
「え?」
「いつも近くにおるではないか。鎖には繋がれていないがな」
――いつも近くにいる……?
「名前で呼んだことのない者たちが、おぬしの周りにおるじゃろ」
その言葉を聞いた瞬間、背筋に冷たいものが走った。
俺の身の回りの世話をしてくれる、赤髪の侍女。
――なぜ、彼女の名前を知らない?
生まれた時からずっと傍にいた。
なのに、一度も名前を聞こうとしなかった。
――いや、知らなくてもよかった。
――彼女たちにはたして名誉は、あるのか?
「……なぜ、誰も名前で呼んでいないのですか?」
「名誉奴隷は、名前を奪われるからじゃ」
「名前を……奪われる?」
「魔法を使えなくするためじゃ。名を奪えば、その者は”己”を持てなくなる」
「それでは……」俺はアスランに視線を向けた。
「わしは別じゃ。名はしっかり覚えておる」
「では、なぜ魔法を使えなくなったのですか?」
アスランは眉間に皺を寄せる。
「それがわからんのじゃ。ただ、決して珍しいことではない。突然魔法を使えなくなる者は一定数おる」
そう言ったアスランの顔は、どこか頑張ることを諦めたような表情だった。
「アレン、それにアスラン殿……なぜここに?」
懐かしい声が聞こえた。
――いつの間にか、広々とした空間に立っていた。
目の前には大きな階段がそびえ、踊り場には巨大な絵画が飾られている。左右には同じような通路が伸び、人の姿も多くなっていた。
アルは階段の頂点に立っていた。その背後には、誰かがいるようだ。
――薄暗く、はっきりと視線を合わせることができない。あれは誰だ?
「アル!」
アルが一段ずつ降りてくる。それに比例して、背後の緑髪の青年と赤髪の少女の姿がはっきりしていった。
――あれはリグレイ家のタリスと、アルに生意気な口を叩いていたヘルン家のミラではないか。
「アスラン殿、なぜ弟をここに?」
奥の二人が軽く一礼する。
「中級階級に用があってな。そのついでに寄ったのじゃ」
「中級階級に……?」
兄は少し訝しげな表情を浮かべた。
「……アルは何をしてるの?」
「次の歴史学の講義に向かうところだったんだ」
「そっか……」
――なぜか、ぎこちない空気が流れた。
「それにしても、最近は顔を合わせていなかったな。元気だったか?」
「特に何も変わってないよ」
すると、兄は俺の全身をゆっくりと見渡し、言った。
「アレン、また背が伸びたんじゃないか?」
「そうかな?」
――言われてみれば、兄と視線の高さが変わらなくなっていた。
「アル、そろそろ講義室に向かおう」
タリスが申し訳なさそうに話に割って入る。
「タリスの言う通りよ。感動の再会に費やす時間はないわ」
――相変わらず生意気な女だ。
「そうだな。アスラン殿、弟をよろしく頼みます」
「ああ、引き続き励むのじゃ」
軽く別れの言葉を交わし、兄は去っていった。
――三人の後ろ姿から、仲の良さが伝わってくるほど楽しげな雰囲気が漂っていた。
「王子は、いい級友に恵まれたようじゃのう」
兄の変化が嬉しいようで、どこか寂しくもあった。
俺は静かに頷いた。
「先に馬車に戻っておれ」
「どこへ行くのですか?」
「出るのにも手続きが必要なのじゃ」
アスランは追い払うように手を振った。
俺は先に馬車のある入り口へと戻る。
――やはり、外から見ればこの学院はまるで城だな。
「何度見ても、良い絶景ですね」
――突然、横から気配を感じ、俺は反射的に後ずさった。
「貴様……誰だ」
「やはり、覚えていませんか」
何か得体の知れないものに、首を押さえつけられたような感覚がした。
「私を忘れるとは」
――何を言っている? 俺は剣に手を添えた。
「またそれですか。今日は助言をするために来たのです」
「助言……?」
「今夜、王宮は襲撃されます」
「襲撃……?」
「ですが相手は、一人です」
「たった一人……?」
「ですが、油断してはいけません」
「では、そいつは……何者なんだ?」
「さあ、そこまでは私も知りません」
「それを信じると思うか?」
「信じなければ、最悪の結末を迎えることになるでしょう」
――嘘をついているようには見えなかった。
「なぜ俺なんだ? 他の者に言えばいいだろう」
「あなたは、不完全だからです」
――聞いたことのある言葉だ……。
「……俺は、どうすればいい?」
「戦ってください」
――俺の頭に、アルやアスランの顔が浮かんだ。
「その二人は、残念ながら今夜はいない」
そう言うと、男は続けた。
「特にアスランを呼べば、殺されます」
「アスランが……死ぬ……」
「ここで奴を討たねば、国民の半数が死ぬと思ってください。そして王宮に強者が少ない今夜こそ、奴は仕掛けてくる」
「なぜそんなことを知っている? お前は……何者だ」
「もう時間がない。彼が戻ってくる」
「待て、お前と俺は会ったことがあるのか?」
「ええ、ありますよ」
――そう言い残し、白髪の青年は目の前から消えた。
「……何だったんだ、今のは」
――どこで……俺はあいつと会った……?
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