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43.記憶の音だ、と彼には判った。
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何はともあれ、満月はやはり綺麗だ、と安岐は思う。
「仕事」は迅速に済ませなくてはならない。彼は正規の取引が終わったばかりのものを納めた倉庫に忍び込んでいた。
そこは「川」沿いの倉庫群だった。だが今回開いた橋とは違う位置にある。今回開く橋の近くには倉庫がなかったから、こちらへ回されたのである。
灰色の、味も素気もない四角四面の建物が十二、三立ち並んでいる。一つ一つに二、三人の警備員がつく程度ではあるが、その隙をつくのは安岐はそう不得意ではない。
月明かりで時計を見る。
……3、2、1……
ぽん、と軽い爆発音がする。もちろん本物の爆弾ではない。爆竹みたいなものだ。
失敗できなかった。何故なら、朱夏が待っている。仕事を済ませて、橋を越えよう、と言っていたのだ。
月が出て、また消えるまでの時間が初夏の、今の季節は最も短い。冬の、冬至の頃が最も長く、それだけ「越える」チャンスも多い訳だが、今はその逆である。
だが今でなくてはならないのだ。
ふと自分の考えに入り込みそうになったので安岐はぶるん、と頭を振る。今はそんなこと考える時じゃないんだ。
壱岐が示した、例の荷が搬入された倉庫は一つしかない。だがそういう倉庫に限って、警備員が残っていたりする。
安岐は足音を消し、部分的に黒い、公安の息がかかっているだろう警備員の背後に回った。歩くリズムを合わせ、月明かりに影が見えない位置で……
「わ!」
耳元で怒鳴る。慌てて振り向いた警備員のみぞおちを思いきりつく。顔を見る間もなく、警備員はその場に倒れた。膨れている腰のポケットに手を突っ込むと、案の定鍵が入っていた。その中から目的の倉庫と同じ№の鍵を抜き取り、残りを再び警備員のポケットに戻す。
にっ、と笑うと安岐は倉庫の中に滑り込んだ。
だが入った瞬間、笑いはため息に変わった。段ボールの山、山、山……
落ちつけ安岐。彼は自分に言い聞かせる。目的はソフトだ。ならその関係メーカーの箱だろう、そうでなかったら、そうでないような。
少なくともパスタの箱に入ってはいないだろう。視線を一気に箱の上に巡らす。箱はそう高くは積んでいない。せいぜい四段がいいところだ。
あった。
メーカーの名ではない。無地の段ボールに納入元のCDショップチェーン店のスタンプが押されている。それが全部で四段×二列ある。
安岐はその列の一つに近寄る。
そしてその一番上の段ボールはふたが開いていた。予定より多くなってしまってはみ出したのだろうか、と一瞬思ったが、よく考えたら、通過する時に公安のチェックを一応受けるのだ。
手が伸びる。この中にあるのだろうか。安岐は中をのぞき込む。
CDばかりの入った箱は重い。逆にビデオテープの箱は同じかさでもずいぶん軽い。運がいいことに、上に積んであったのはビデオテープの箱だった。
鮮やかな、けたたましい色が目に飛び込んでくる。だがCD屋で見かける時と違って、妙にそれは「ただのビデオ」化していた。
CD屋で好きなアーティストのものを指折り数えて買う時には、そのパッケージは輝いて見えるものだが。こうも雑多に一つの段ボール箱に詰め込まれていると、それこそ「大量輸入品」としか見えない。
ふと、鮮やかな色が目を横切った。
何だ? と安岐は今片付けかけたテープをもう一度ひっくり返す。何もないな、とあっさり見て返す。と。
何もない?
何か変だ、と安岐は思った。何かを見逃したような気がする。もう一度、同じものをひっくり返す。一つ一つのパッケージを表にし、裏に返し、背を見、上下を見……
ああこれはもう見たな。
一つを手に取った瞬間、そう思う自分に気がついた。
何?
手には鮮やかなレモン色のパッケージがあった。
違う。
彼はそのパッケージを目の前に引きずり出す。濃い顔立ちの女性をモチーフに使ったもので…… 紙パッケージで…… 鮮やかな色で……
ひどく単純なタイトルで……
バンドの名は……
背に黒地に書いてある、それが。
思わず目をそらす。何?
目はその文字を受け取っている。
それがアルファベットの集合だと、判っている。
なのに、単語として、それが、読めない。明らかに、読むには簡単な、単語のかたまりなのに。つながったそれは、頭の中で意味をなさない。音をなさない。
これだ。
安岐はそのレモン色のパッケージを横に置くと、ビデオの箱を下ろし、CDの箱に手をかけた。
強力に貼ってある布ガムテープをべりべりとひっぱがし、上から勢い良く止めてある太い工場用ホチキスの針を力まかせに曲げ、抜く。針は抜けながら段ボールの一部を道連れにする。
中にまたビニル袋がある。緩衝材が入っている。その一つ一つを解きながら、どうして自分がこんなことをしているのか安岐は不思議に思う。放っておけばいいのに。だけど気になる。気になるからそうせずにはいられない。
ばらばら、とCDケースが現れる。その背に細く見えるタイトルやアーティスト名。その中で自分が見逃してしまうものを探す。
一つの段ボールに入るCDの量は結構なものである。
目をやや細め、安岐は「違和感」を探す。アルバムのCD、シングルのCD、段ボールには少しのすき間も埋めようと言わんがごとく詰め込まれている。
シングルの束をとりあえず横に避けて、と安岐が片手で持ち上げた時、バランスが崩れた。つるつるとすべるパッケージのシングルCDはその場に散らばった。
安岐は慌てて拾い集めようとし…… 中の一枚から目を逸らした。
彼はすかさずぱっとその一枚を取り上げた。サモンピンクのジャケットに、同じ女性が写っている。タイトルは…… バンド名は……
同じはがゆさが繰り返される。裏を返す。何か手がかりは? コトバでなくとも、判る、ような……
息を呑む。
大きくは写っていないけど。
髪型は違うけれど。
「真っ赤なバックにメンバーが四人」その左上に。
認識しようとした時、横から別の映像がそれを切り裂いた。そしてそれは映像だけではなかった。音もまた、そこにはついてきた。
何だこれは?
自分の中で鳴り響く音。
それは朱夏の言う「音」とは違う。
記憶の音だ、と彼には判った。
歓声。
目の裏にまで届く明るい光。大きな音。華やかで、切なくて……
反対側から、別の記憶の映像が滑り込む。
夏草の匂い。真昼の太陽。北隣の県から乗ってきた列車。駅の人混み…… 兄貴。
何だこれは。
記憶であることは間違いない。
だがそれは映像だけで、一番大切な一つの結び目がまだ凍ったままだった。彼は手にしたCDをもう一度睨む。アルバムのCDのパッケージを引き裂く。中には、誰が居る?
手がもつれる。爪を切りすぎた。なかなか掴めない。もどかしい。ぱか、と音を立ててプラスティックのケースが開く。破かないように、ブックレットを引き出して……
「HAL」
間違いなく、あの。
それはどういうことなんだ。彼は自問自答する。何だって彼が、そのバンドの人間なんだ。
「御禁制の品」。「決して持ち込んではいけないアーティスト」。
―――好きな音のバンドは、十年前に終わったんだ。
HALはそう言った。
―――特にそこのドラムなんて最高で……
安岐は慌ててブックレットを繰る。そしてそこに記されたパートと、その人物を見る。
「……黒の……」
公安長官、という言葉を彼は飲み込んだ。
安岐はいきなり背中が寒くなった。
「仕事」は迅速に済ませなくてはならない。彼は正規の取引が終わったばかりのものを納めた倉庫に忍び込んでいた。
そこは「川」沿いの倉庫群だった。だが今回開いた橋とは違う位置にある。今回開く橋の近くには倉庫がなかったから、こちらへ回されたのである。
灰色の、味も素気もない四角四面の建物が十二、三立ち並んでいる。一つ一つに二、三人の警備員がつく程度ではあるが、その隙をつくのは安岐はそう不得意ではない。
月明かりで時計を見る。
……3、2、1……
ぽん、と軽い爆発音がする。もちろん本物の爆弾ではない。爆竹みたいなものだ。
失敗できなかった。何故なら、朱夏が待っている。仕事を済ませて、橋を越えよう、と言っていたのだ。
月が出て、また消えるまでの時間が初夏の、今の季節は最も短い。冬の、冬至の頃が最も長く、それだけ「越える」チャンスも多い訳だが、今はその逆である。
だが今でなくてはならないのだ。
ふと自分の考えに入り込みそうになったので安岐はぶるん、と頭を振る。今はそんなこと考える時じゃないんだ。
壱岐が示した、例の荷が搬入された倉庫は一つしかない。だがそういう倉庫に限って、警備員が残っていたりする。
安岐は足音を消し、部分的に黒い、公安の息がかかっているだろう警備員の背後に回った。歩くリズムを合わせ、月明かりに影が見えない位置で……
「わ!」
耳元で怒鳴る。慌てて振り向いた警備員のみぞおちを思いきりつく。顔を見る間もなく、警備員はその場に倒れた。膨れている腰のポケットに手を突っ込むと、案の定鍵が入っていた。その中から目的の倉庫と同じ№の鍵を抜き取り、残りを再び警備員のポケットに戻す。
にっ、と笑うと安岐は倉庫の中に滑り込んだ。
だが入った瞬間、笑いはため息に変わった。段ボールの山、山、山……
落ちつけ安岐。彼は自分に言い聞かせる。目的はソフトだ。ならその関係メーカーの箱だろう、そうでなかったら、そうでないような。
少なくともパスタの箱に入ってはいないだろう。視線を一気に箱の上に巡らす。箱はそう高くは積んでいない。せいぜい四段がいいところだ。
あった。
メーカーの名ではない。無地の段ボールに納入元のCDショップチェーン店のスタンプが押されている。それが全部で四段×二列ある。
安岐はその列の一つに近寄る。
そしてその一番上の段ボールはふたが開いていた。予定より多くなってしまってはみ出したのだろうか、と一瞬思ったが、よく考えたら、通過する時に公安のチェックを一応受けるのだ。
手が伸びる。この中にあるのだろうか。安岐は中をのぞき込む。
CDばかりの入った箱は重い。逆にビデオテープの箱は同じかさでもずいぶん軽い。運がいいことに、上に積んであったのはビデオテープの箱だった。
鮮やかな、けたたましい色が目に飛び込んでくる。だがCD屋で見かける時と違って、妙にそれは「ただのビデオ」化していた。
CD屋で好きなアーティストのものを指折り数えて買う時には、そのパッケージは輝いて見えるものだが。こうも雑多に一つの段ボール箱に詰め込まれていると、それこそ「大量輸入品」としか見えない。
ふと、鮮やかな色が目を横切った。
何だ? と安岐は今片付けかけたテープをもう一度ひっくり返す。何もないな、とあっさり見て返す。と。
何もない?
何か変だ、と安岐は思った。何かを見逃したような気がする。もう一度、同じものをひっくり返す。一つ一つのパッケージを表にし、裏に返し、背を見、上下を見……
ああこれはもう見たな。
一つを手に取った瞬間、そう思う自分に気がついた。
何?
手には鮮やかなレモン色のパッケージがあった。
違う。
彼はそのパッケージを目の前に引きずり出す。濃い顔立ちの女性をモチーフに使ったもので…… 紙パッケージで…… 鮮やかな色で……
ひどく単純なタイトルで……
バンドの名は……
背に黒地に書いてある、それが。
思わず目をそらす。何?
目はその文字を受け取っている。
それがアルファベットの集合だと、判っている。
なのに、単語として、それが、読めない。明らかに、読むには簡単な、単語のかたまりなのに。つながったそれは、頭の中で意味をなさない。音をなさない。
これだ。
安岐はそのレモン色のパッケージを横に置くと、ビデオの箱を下ろし、CDの箱に手をかけた。
強力に貼ってある布ガムテープをべりべりとひっぱがし、上から勢い良く止めてある太い工場用ホチキスの針を力まかせに曲げ、抜く。針は抜けながら段ボールの一部を道連れにする。
中にまたビニル袋がある。緩衝材が入っている。その一つ一つを解きながら、どうして自分がこんなことをしているのか安岐は不思議に思う。放っておけばいいのに。だけど気になる。気になるからそうせずにはいられない。
ばらばら、とCDケースが現れる。その背に細く見えるタイトルやアーティスト名。その中で自分が見逃してしまうものを探す。
一つの段ボールに入るCDの量は結構なものである。
目をやや細め、安岐は「違和感」を探す。アルバムのCD、シングルのCD、段ボールには少しのすき間も埋めようと言わんがごとく詰め込まれている。
シングルの束をとりあえず横に避けて、と安岐が片手で持ち上げた時、バランスが崩れた。つるつるとすべるパッケージのシングルCDはその場に散らばった。
安岐は慌てて拾い集めようとし…… 中の一枚から目を逸らした。
彼はすかさずぱっとその一枚を取り上げた。サモンピンクのジャケットに、同じ女性が写っている。タイトルは…… バンド名は……
同じはがゆさが繰り返される。裏を返す。何か手がかりは? コトバでなくとも、判る、ような……
息を呑む。
大きくは写っていないけど。
髪型は違うけれど。
「真っ赤なバックにメンバーが四人」その左上に。
認識しようとした時、横から別の映像がそれを切り裂いた。そしてそれは映像だけではなかった。音もまた、そこにはついてきた。
何だこれは?
自分の中で鳴り響く音。
それは朱夏の言う「音」とは違う。
記憶の音だ、と彼には判った。
歓声。
目の裏にまで届く明るい光。大きな音。華やかで、切なくて……
反対側から、別の記憶の映像が滑り込む。
夏草の匂い。真昼の太陽。北隣の県から乗ってきた列車。駅の人混み…… 兄貴。
何だこれは。
記憶であることは間違いない。
だがそれは映像だけで、一番大切な一つの結び目がまだ凍ったままだった。彼は手にしたCDをもう一度睨む。アルバムのCDのパッケージを引き裂く。中には、誰が居る?
手がもつれる。爪を切りすぎた。なかなか掴めない。もどかしい。ぱか、と音を立ててプラスティックのケースが開く。破かないように、ブックレットを引き出して……
「HAL」
間違いなく、あの。
それはどういうことなんだ。彼は自問自答する。何だって彼が、そのバンドの人間なんだ。
「御禁制の品」。「決して持ち込んではいけないアーティスト」。
―――好きな音のバンドは、十年前に終わったんだ。
HALはそう言った。
―――特にそこのドラムなんて最高で……
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