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5.姉妹格差系毒親~「普通の恋愛」がわからないヒロインの件
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で。
全体通して「姉妹格差」をつける毒親を持ってしまったテンダーとアンジーの話、という側面もでかいんですが。
まあよりおかしいのは母親ですね。
そんでそんな母親を止めることができない父親。
結果として、おかしな母親に可愛がられて育って自我が肥大しまくったアンジーは母親に見捨てられた後に摂食障害になって酷いことになって治療が一生ものになるだろう、ということだし。
テンダーは社会人としてはいいんだけど、「ああいう両親」を見てきたことで、一般的な恋愛観は持てなくなったという問題があります。
そもそもそういうものが良いものだ、普通だ、幸せだ、というのが肌で分からないですからね。
前半はテンダーさん、だいたい無視して生きてきたんですが、後半で対決することとなりますね。
つか対決しないことには前に進めませんしね。
とはいえ、対決したからと言って、根っこにある恋愛(=結婚や妊娠)への無関心は変えようがありませんし、わざわざ苦労して周囲に感覚を合わせる必要が何処にあるんだ? というのが作者的にはありました。
まあこの辺りはワタシ自身が入ってしまっているので仕方ねえどす。
テンダーの男性嫌悪は裏返せば妊娠拒否~自分の分身は不要~自分嫌いの極まったもんです。
男と接触しなければ絶対に妊娠しませんからね。最大の避妊策です。
そんで悲しいかな、当然の様に男女恋愛して結婚して幸せな生活を送っている人々には、「一人で居られることの安心感」があまり理解されません。自分で遺伝子を止めておきたい、という感覚も。
まあなので、あちらこちらの感想欄で、テンダーとヒドゥンさんの関係を「これもあり」と言ってくださる人が出てきたのはありがたいことだなーと思うのです。
ちなみにヒドゥンさんはモデルありです。
つか、名前と身長と口調から推測はされるかなと思ったんですがね。
彼に関しては、ガキの頃に色々いたずらされたり何なりだったことから戦闘的になった、というのが設定です。
彼は彼で、低身長…… というより、成長期過ぎても女装役者できるくらいの体型にしかならなかった、という辺りで「努力してもどうしようもないことがある」ということを自覚させられてしまったひと、というキャラになっております。
だけどこのひとの場合は、まあ前述ノートに「ケンカは強い」とか書いてもいる様に、戦闘的なんですよ(笑)。
そしてやっぱり「同類」がどうしても少ない。こういうひとにとって同類ってのは貴重でして。
だからテンダーさんをまあ「三十歳~」でちょっと縛ったのかもしれません。
とはいえ、「三十歳になってもまだしてなかったらしようよ」というのはよしながふみの「愛がなくても食っていけます」が元ネタです(笑)。
使用法が違いますが。
全体通して「姉妹格差」をつける毒親を持ってしまったテンダーとアンジーの話、という側面もでかいんですが。
まあよりおかしいのは母親ですね。
そんでそんな母親を止めることができない父親。
結果として、おかしな母親に可愛がられて育って自我が肥大しまくったアンジーは母親に見捨てられた後に摂食障害になって酷いことになって治療が一生ものになるだろう、ということだし。
テンダーは社会人としてはいいんだけど、「ああいう両親」を見てきたことで、一般的な恋愛観は持てなくなったという問題があります。
そもそもそういうものが良いものだ、普通だ、幸せだ、というのが肌で分からないですからね。
前半はテンダーさん、だいたい無視して生きてきたんですが、後半で対決することとなりますね。
つか対決しないことには前に進めませんしね。
とはいえ、対決したからと言って、根っこにある恋愛(=結婚や妊娠)への無関心は変えようがありませんし、わざわざ苦労して周囲に感覚を合わせる必要が何処にあるんだ? というのが作者的にはありました。
まあこの辺りはワタシ自身が入ってしまっているので仕方ねえどす。
テンダーの男性嫌悪は裏返せば妊娠拒否~自分の分身は不要~自分嫌いの極まったもんです。
男と接触しなければ絶対に妊娠しませんからね。最大の避妊策です。
そんで悲しいかな、当然の様に男女恋愛して結婚して幸せな生活を送っている人々には、「一人で居られることの安心感」があまり理解されません。自分で遺伝子を止めておきたい、という感覚も。
まあなので、あちらこちらの感想欄で、テンダーとヒドゥンさんの関係を「これもあり」と言ってくださる人が出てきたのはありがたいことだなーと思うのです。
ちなみにヒドゥンさんはモデルありです。
つか、名前と身長と口調から推測はされるかなと思ったんですがね。
彼に関しては、ガキの頃に色々いたずらされたり何なりだったことから戦闘的になった、というのが設定です。
彼は彼で、低身長…… というより、成長期過ぎても女装役者できるくらいの体型にしかならなかった、という辺りで「努力してもどうしようもないことがある」ということを自覚させられてしまったひと、というキャラになっております。
だけどこのひとの場合は、まあ前述ノートに「ケンカは強い」とか書いてもいる様に、戦闘的なんですよ(笑)。
そしてやっぱり「同類」がどうしても少ない。こういうひとにとって同類ってのは貴重でして。
だからテンダーさんをまあ「三十歳~」でちょっと縛ったのかもしれません。
とはいえ、「三十歳になってもまだしてなかったらしようよ」というのはよしながふみの「愛がなくても食っていけます」が元ネタです(笑)。
使用法が違いますが。
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