〈完結〉続々・50女がママチャリで北海道を回ってきた・道南やめてオロロン逆襲のちにスポークが折れてじたばたした話。

江戸川ばた散歩

文字の大きさ
27 / 41

第27話 7/14 中頓別・ピンネシリキャンプ場→音威子府・天塩川温泉リバーサイドキャンプ場

しおりを挟む
 昨日よりはまし!
 でも暑かった! 30℃とか言ってるし!

 で。
 マット無しの状態ですが。
 いや調べると安いやつとか対荷重80㎏とか出てるじゃないですか。
 もう何か別のもので考えた方が良さげ! マットだなんだとこだわらず。
 クッチャロ湖畔で聞いてみたライダーさんは奥さんのヨガ用マット持ってきたって言ってたし!
 つか、今日のキャンプ場来て思ったけど、芝生がふかふかで地面の凹凸感じなければ夏なんだし平気なんだよ。
 芝生オンリーで手入れしまくりな、さるふつのそれは素晴らしかった。で、昨晩はクローバー交じり系なんでマットは必要。
 いやー凄い露だったわ…もの凄い結露。寒暖の差は大きいのだろうな。

 さてちまちま「自転車ですか?」の問いをバイカーさんから聞くように。
 だがしかし!
 さすがに今日たまたま出会ったリアカーと言うか屋台と言うか、な爺様?(微妙)は凄かった。
 ピンネシリから音威子府へ行く途中にトイレと電話の為の場所が登坂車線の直前あたりにあったんだが。
 そこでたまたまその御仁と出会って。
 待って裸足?「コンクリートはまだ良かったがアスファルトはもうさすがに」いやそこじゃない。
 ちなみにその牽いていたのだけど、基本はリアカー。その上に小屋がついてまして。中で寝るので何処でも大丈夫らしい。木製の。扉のついた。中から水出したり、米をそろそろ買わなくちゃとか温泉は贅沢だからまあ。
 無茶苦茶低予算で動いているというか…
 
 いや思うのよ。似たような生活を定住してやってればある種の名称で言われるだろうし、旅やってれば旅人なんだよな。
 若い日本一周勢は若いから年上が構って奢ってくれたりするけど、歳食ってから同じスタイルでやると「そう見えかねない」わけだ。
 バイカーなそのくらいの歳の人々は、そのバイクを維持できる資力があるからなんだわな。まあ逆に、バイクを維持できるよう働いてきたとも言えるけど。
 その意味ではまあワタシのやってるのはバイカーな方々よりはリアカーの御仁のに近いんだろうな。
 まああそこまでは無理だけど。もの凄いすっとした足だったもの。
 こっちが浜松だと言ったら「自転車で行ったことがある」そのルートも新潟~山梨~浜松の三ヶ日。ルート的には間違いない。にしても超山ルートだな!

 というひとに出会っても写真は撮らない自分であった。あ、なんでも69歳だそうで。

 さて峠を越えると音威子府の中心まで数キロ下りだった。ありがとう坂!

 とか何とか言いつつ天塩川温泉…の裏にあるリバーサイドキャンプ場に。
 芝生綺麗! 無料!
 だが暑いしアブに追われるので温泉に避難。
 出たら置いてあった花とゆめコミクスが30年位前のもので!
 懐かしく読んでるうちにレストランが開いたので行き。
 その後もう一人のキャンプ滞在客の爺様にヤマメおごってもらった次第。珍しく!長々と!

 まあこういう日は珍しいんだがやっぱり話が長くできるのは年嵩の人ばかりなんだなあとしみじみ。
 あ、こちらのバイカーの爺様は79歳とのこと。

 さて明日は。
 名寄の去年泊まったとこが大丈夫でありますように!
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~

菱沼あゆ
キャラ文芸
 突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。  洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。  天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。  洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。  中華後宮ラブコメディ。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

処理中です...