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ロタン
コロシアム
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ロタンの中心部にコロシアムがある。
神殿のような作りの建物から、円を描くように闘技場と繋がっている。そして、残りの面は全て観客席となっている。観客席は全部で30段近くありそうだ。高い観客席が辺りを覆っている。
1時間近く前だというのに、会場は熱気に溢れていた。運よく正面少し右寄りの席を確保できたため、座りながら皮でできた水筒の水を飲む。近くからは、ノーチに10000ラッシュ、ウォルフに20000ラッシュなど賭ける声が聞こえてくる。どうやら、人気があるのは、ノーチとウォルフみたいだ。
「お姉さん。一人で来ている?俺らと一緒に見ない?」
「そうそう。酒も肉も余っているんだ」
これってもしかして、ナンパされているのか?
え?こういう時ってどうすればいいんだ?
「残念~。こいつ、彼氏いるんで」
急に背後から、ガシッと肩を組まれた。
首だけ振り返って、嫌な奴と遭遇した気分になった。
「よ、ハデザベス!!」
げっ。ギャレットっ!!何でこいつこんなところにいるんだよ。
「ちっ。男がついているのかよ」
「他の女探そうぜ」
ナンパした男たちは、舌打ちしながら去っていった。そして、ギャレットは一段上のところからひょいと降りてきて、僕の隣に座った。
まさかこいつ、ずっと僕の隣で観覧する予定なの?え……。嫌なんだけど……。
「お前が見るってことは、やっぱりエリュシオンも出るのか」
「そうです」
「かっこいい彼氏の応援だなんて、お前もなかなかかわいいな」
こいつ……熱中症でぶっ倒れてくれないかな。
試合が終わることには、気がついたら殺してしまいそうで怖い。
「別にエリュシオンだけを見るわけじゃないので」
「ふーん」
僕が照れているとでも思ったのか、彼はニヤニヤとしながら僕を見てきた。
「第一回は、総当たりだっけ?」
「そうだよ。50人以上の参加者で戦い8名残った時点で予選終了となる。そして、8名がくじにより分けられ1対1で戦っていく。2回戦では4人になり。3回目が決勝だ」
ギャレットはゲームに詳しいみたいで、スラスラと教えてくれた。
「あなたは誰が勝つと思いますか」
「ノーチかウォルフだろうな。エリュシオンもそこそこ強いが、魔力がないと勝つのは厳しいだろう」
「なるほど」
ノーチ・フォティアは強いことは僕もよくわかっている。今のあいつの強さはわからないが、相当、レベルアップしているだろう。久しぶりに、親友の顔を見られると思うと心が弾む。
神殿のような作りの建物から、円を描くように闘技場と繋がっている。そして、残りの面は全て観客席となっている。観客席は全部で30段近くありそうだ。高い観客席が辺りを覆っている。
1時間近く前だというのに、会場は熱気に溢れていた。運よく正面少し右寄りの席を確保できたため、座りながら皮でできた水筒の水を飲む。近くからは、ノーチに10000ラッシュ、ウォルフに20000ラッシュなど賭ける声が聞こえてくる。どうやら、人気があるのは、ノーチとウォルフみたいだ。
「お姉さん。一人で来ている?俺らと一緒に見ない?」
「そうそう。酒も肉も余っているんだ」
これってもしかして、ナンパされているのか?
え?こういう時ってどうすればいいんだ?
「残念~。こいつ、彼氏いるんで」
急に背後から、ガシッと肩を組まれた。
首だけ振り返って、嫌な奴と遭遇した気分になった。
「よ、ハデザベス!!」
げっ。ギャレットっ!!何でこいつこんなところにいるんだよ。
「ちっ。男がついているのかよ」
「他の女探そうぜ」
ナンパした男たちは、舌打ちしながら去っていった。そして、ギャレットは一段上のところからひょいと降りてきて、僕の隣に座った。
まさかこいつ、ずっと僕の隣で観覧する予定なの?え……。嫌なんだけど……。
「お前が見るってことは、やっぱりエリュシオンも出るのか」
「そうです」
「かっこいい彼氏の応援だなんて、お前もなかなかかわいいな」
こいつ……熱中症でぶっ倒れてくれないかな。
試合が終わることには、気がついたら殺してしまいそうで怖い。
「別にエリュシオンだけを見るわけじゃないので」
「ふーん」
僕が照れているとでも思ったのか、彼はニヤニヤとしながら僕を見てきた。
「第一回は、総当たりだっけ?」
「そうだよ。50人以上の参加者で戦い8名残った時点で予選終了となる。そして、8名がくじにより分けられ1対1で戦っていく。2回戦では4人になり。3回目が決勝だ」
ギャレットはゲームに詳しいみたいで、スラスラと教えてくれた。
「あなたは誰が勝つと思いますか」
「ノーチかウォルフだろうな。エリュシオンもそこそこ強いが、魔力がないと勝つのは厳しいだろう」
「なるほど」
ノーチ・フォティアは強いことは僕もよくわかっている。今のあいつの強さはわからないが、相当、レベルアップしているだろう。久しぶりに、親友の顔を見られると思うと心が弾む。
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