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欲望
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我に返り、彼から離れようとすると、頭部を反対の手でガシッと固定され逃がさないとでも言うように、唇の間から彼の舌が入ってくる。
必死で彼の舌から逃げようとするが、彼は、俺の歯茎をねっとりと舐めまわし、舌をいやらしく絡めて、歯の形を確認するようになぞった。
段々と息が苦しくなってくる。
こんなこと知らない。
早く辞めて欲しい。苦しくてたまらない。
そう言いたいが、彼は更にキスを深めていく。自分の舌で、俺を犯すように歯茎、舌、口蓋、頬粘膜、歯……全て舐めまわしていく。あまりの激しさに、頭がおかしくなりそうだ。
1分以上たっただろうか。
長いキスが終わるころには、酸欠かと思うほど呼吸が苦しくなっていた。
「はあ、はあ、はあ……。ごほ、ごほ……。はあ、はあ……」
胸に手を当てながら、必死で呼吸をする。
しかし、呼吸が整いきらないうちに、彼はまた俺にキスをしてきた。
「んんっんんんんんん」
必死で彼の舌を押し返そうとするが、全然、意味がない。彼は、俺の舌を上下にこするように犯していく。溢れた唾液が、俺の口から零れ落ちていく。
「お願いだ。もうやめてくれ……」
ようやくキスが終わった後に、そう言うと、アトラスは鬱陶しそうに「うるさいな」と呟き俺の服を力任せに引き裂いた。金色のボタンがはじけ飛んで、コロコロと転がっていく。
「な、何をするつもりなんだ?」
「あなたを傷つけようと思って」
「バカな真似はよせ」
「殺すほど憎い男に犯されるなんて、屈辱でしょう」
そして、唇をニッとつりあげて歪んだ笑みを浮かべた。
どうしてこんなことになってしまったんだろうか。死ぬはずのハイデンが、生き残り、狂ってしまったのか。
アトラスは、聖女と結ばれる運命だ。男の俺相手に、変なことをするべきじゃない。
「アトラスは、他の人と結ばれる運命だ。こんなことをしている場合じゃない」
「あなた如きに、そんなこと言われたくありません」
「でも……そんなことを他の人に知られたら、何て言われるか」
「何度も死にかけた俺は、もうそんなことどうでもいいんです。でも、あなたを罰せられるなら、あなたの姿を全国民の前で晒してあげましょうか」
「やめてくれ……」
俺は逃げようと背後に下がったが、強引に床に押し付けられ、首筋にかみつかれた。
「っ……」
痛いっ。噛まれた首筋からは、血が流れていく。
彼は、苦痛に歪んだ俺の顔が気に入ったようで、首、耳元、胸と次々と舐めたり、噛んだりする。彼の髪を引っ張り抵抗すると、手首を彼の持っていたベルトで縛り上げられた。
俺は、何とか足を動かし抵抗しようとしたが、全身の体重を上からかけられ、動けなくなった。
「やめろっ……。こんなことやめてくれ」
「うるさいな」
彼は、そう俺の右耳をカプッと噛んだ。
「ひっ」
噛まれた右耳からは、ダラダラと血が流れていく。
そうして、恐怖で縮こまっている時に、さらに服が破かれ、胸下に彼の美しい顔が近づいて行く。
「やめっ。ああああああああああああっ!!!」
乳首をざらりとした舌で舐められた瞬間、全身に電流が流れるような快楽が生まれた。まるで自分の細胞が全て破壊され、新しく作り変えられるような感覚だった。底がない穴に永遠と突き落とされているようで怖くてたまらない。
「もうやめてくれ……」
そうすすり泣くが、彼が、俺の反応を楽しむように乳首を舐めまわす。
あまりの刺激におかしくなりそうだ。早く終わって欲しい。頼むから、早く終われ。
そう祈っていると、股の間に、硬い物体を押し付けられて、青ざめながら「ひっ」と悲鳴を漏らした。
「どうしたんですか?」
「だって、お前のが」
あまりにも硬く大きそうで、恐怖しか生まれない。もしかして、最後までやるつもりか。
恐怖に怯えていると、ズボンを強引に脱がされる。そして、彼は、ポケットから怪しげな小瓶を取り出した。トロトロするピンク色の液体を、俺の尻の穴に流し込んだ。
「ひゃあっ!!!」
異物感とあまりの冷たさに全身がのけぞる。なぜか、液体を入れられた部位が、熱を持ちむずがゆくなる。液体を入れたところをもっと触って欲しい……そんなふしだらな、欲望まで生まれてしまう。
「な、な、何を入れた?」
そう聞くと、耳をカプッと歯形がつくほど強く噛んだ後、クッと喉を鳴らし「あなたが、素直になる液体ですよ」といやらしく誘うような声で囁かれた。
まるで、媚薬みたいじゃないか。そんなものどうやって手に入れたんだ?いや、ただのハンドクリームとか、マッサージ用のオイルじゃないか。
でも、どうしてこんなに全身が発情でもしているように熱くなるんだ?
あっ……。そういえば、原作で聖女に一目惚れしたアトラスが、薬屋で惚れ薬とか、媚薬とか探し回るシーンがなかったか?まさか、それを俺に使ったのか?俺の痴態を見て、精神的になぶるために?
しかし、媚薬が入れられても、変な姿を見せるわけにはいかない。
「やめろっ。これ以上変なことはするな‼」
そう言うが、彼は俺の尻の穴に媚薬で濡らした指を入れた。
「っああああああああああああ!!!」
今までの人生で感じたことのない強烈な快感が嵐のように押し寄せてくる。
「やめろっ。もういいから。頼むから、もうやめてくれ……。俺の痴態は、もう十分見ただろう」
そう言って離れようと這いつくばるが、彼は、逃げようとする俺の尻を跡がつくほど強くつかんだ。
「離せっ」
そう彼を足で蹴ろうとしたが、彼は、俺を罰するように俺の尻を思いっきり叩いた。
「ひっ」
痛みで顔を歪めていると、彼は、ゆっくりと俺の穴をいじくり出した。穴からぬちゃぬちゃとした水分を含んだ音が大きくなるたび、恥ずかしさで顔を赤くなり、消えてしまいたくなった。
「……ぁあっ」
思わず声を出してしまい、口を押えるが、「もっと声を聞かせてください」と耳元で甘く囁かれる。
「嫌だ。さっさとその手を離せ!」
くそっ。こんなことなら、ギロチンで死んだ方がましじゃないか。
キッと彼を睨みつけると、俺の穴を虐める手が激しくなる。
「あああああああああああああああああああ!!!嫌だ。やめっあああああああああああああああああああああああああ」
自分じゃないみたいな変な声が出る。
あまりにも気持ちよくて、頭がおかしくなりそうだ。目がトロンとして、意識が吹き飛びそうになる。そんな時、尻の間に硬くて大きい熱を持つものを当てられた。
「待って!!!それは、やめてくれ!」
そう涙目になりながら言うが、彼は「やめるわけないでしょう」と呟いたあと、俺の中に彼のものを突っ込んだ。
「うぐっ。あああああああ!!!」
尻の穴が裂けそうな激しい痛みが生まれる。
逃げようとするが、後ろから強引に突き上げられた。
「っひやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁ……」
その瞬間、せき止めていたダムが崩壊するように、暴力的な痛みと快感が襲ってくる。
彼は、俺を痛めつけるように、強引に腰をパン、パンと打ち付ける。俺と彼の結合部から、ねちゃねちゃといやらしい音が聞こえ、耳をふさぎたくなる。
「んん……ん……」
唇を嚙みながら、必死で痛みと快楽を堪える。噛んでいる唇から血が流れるが、そんなの気にならないくらい快楽の方が強い。
「これは、あなたへの罰です。どうですか。殺したいほど嫌いな男から、犯される気分は?」
「……っあああああ」
「何か言ったらどうですか?ああ。あなたのような淫乱な男には、気持ちよすぎて罰になりませんでしたか」
「……んんっ……んあああああああぁ!!!」
枯れたはずの涙が溢れていく。
自分という存在が、汚物にでも思えてきて恥ずかしい。
こんなことなら、壁の外に突き落とされたり、ギロチンで殺されていたりした方がましだったかもしれない。
アトラスといると、自分の醜さから逃げることができない。まるで影のように、彼の存在が自分の罪悪感が首を絞め殺すほど近くに迫ってくる。
「ごめんなさい……んあああああ」
おかしくなりそうになりながら、そう謝る。
「……」
「んんっ。あああっ……。ああっ……ごめんなさい。ごめんなさい……」
そう必死に謝るが、彼の表情は感情が死んでいるように変わらなかった。
やがて、彼の腰の動きが早くなっていく。まずい。このままじゃ、中に出されてしまう。そんなの屈辱だ。
「中はやめてくれっ!!!頼む。やめてくれ」
そう汗でまみれながら、必死にそういうが、彼は抜こうとしない。
「これは、あなたへの罰です」
そう中に思いっきり出されるが、彼の勢いは止まりそうになかった。
その日は、アトラスの怒りは収まりそうになく、一晩中犯され続けた。
必死で彼の舌から逃げようとするが、彼は、俺の歯茎をねっとりと舐めまわし、舌をいやらしく絡めて、歯の形を確認するようになぞった。
段々と息が苦しくなってくる。
こんなこと知らない。
早く辞めて欲しい。苦しくてたまらない。
そう言いたいが、彼は更にキスを深めていく。自分の舌で、俺を犯すように歯茎、舌、口蓋、頬粘膜、歯……全て舐めまわしていく。あまりの激しさに、頭がおかしくなりそうだ。
1分以上たっただろうか。
長いキスが終わるころには、酸欠かと思うほど呼吸が苦しくなっていた。
「はあ、はあ、はあ……。ごほ、ごほ……。はあ、はあ……」
胸に手を当てながら、必死で呼吸をする。
しかし、呼吸が整いきらないうちに、彼はまた俺にキスをしてきた。
「んんっんんんんんん」
必死で彼の舌を押し返そうとするが、全然、意味がない。彼は、俺の舌を上下にこするように犯していく。溢れた唾液が、俺の口から零れ落ちていく。
「お願いだ。もうやめてくれ……」
ようやくキスが終わった後に、そう言うと、アトラスは鬱陶しそうに「うるさいな」と呟き俺の服を力任せに引き裂いた。金色のボタンがはじけ飛んで、コロコロと転がっていく。
「な、何をするつもりなんだ?」
「あなたを傷つけようと思って」
「バカな真似はよせ」
「殺すほど憎い男に犯されるなんて、屈辱でしょう」
そして、唇をニッとつりあげて歪んだ笑みを浮かべた。
どうしてこんなことになってしまったんだろうか。死ぬはずのハイデンが、生き残り、狂ってしまったのか。
アトラスは、聖女と結ばれる運命だ。男の俺相手に、変なことをするべきじゃない。
「アトラスは、他の人と結ばれる運命だ。こんなことをしている場合じゃない」
「あなた如きに、そんなこと言われたくありません」
「でも……そんなことを他の人に知られたら、何て言われるか」
「何度も死にかけた俺は、もうそんなことどうでもいいんです。でも、あなたを罰せられるなら、あなたの姿を全国民の前で晒してあげましょうか」
「やめてくれ……」
俺は逃げようと背後に下がったが、強引に床に押し付けられ、首筋にかみつかれた。
「っ……」
痛いっ。噛まれた首筋からは、血が流れていく。
彼は、苦痛に歪んだ俺の顔が気に入ったようで、首、耳元、胸と次々と舐めたり、噛んだりする。彼の髪を引っ張り抵抗すると、手首を彼の持っていたベルトで縛り上げられた。
俺は、何とか足を動かし抵抗しようとしたが、全身の体重を上からかけられ、動けなくなった。
「やめろっ……。こんなことやめてくれ」
「うるさいな」
彼は、そう俺の右耳をカプッと噛んだ。
「ひっ」
噛まれた右耳からは、ダラダラと血が流れていく。
そうして、恐怖で縮こまっている時に、さらに服が破かれ、胸下に彼の美しい顔が近づいて行く。
「やめっ。ああああああああああああっ!!!」
乳首をざらりとした舌で舐められた瞬間、全身に電流が流れるような快楽が生まれた。まるで自分の細胞が全て破壊され、新しく作り変えられるような感覚だった。底がない穴に永遠と突き落とされているようで怖くてたまらない。
「もうやめてくれ……」
そうすすり泣くが、彼が、俺の反応を楽しむように乳首を舐めまわす。
あまりの刺激におかしくなりそうだ。早く終わって欲しい。頼むから、早く終われ。
そう祈っていると、股の間に、硬い物体を押し付けられて、青ざめながら「ひっ」と悲鳴を漏らした。
「どうしたんですか?」
「だって、お前のが」
あまりにも硬く大きそうで、恐怖しか生まれない。もしかして、最後までやるつもりか。
恐怖に怯えていると、ズボンを強引に脱がされる。そして、彼は、ポケットから怪しげな小瓶を取り出した。トロトロするピンク色の液体を、俺の尻の穴に流し込んだ。
「ひゃあっ!!!」
異物感とあまりの冷たさに全身がのけぞる。なぜか、液体を入れられた部位が、熱を持ちむずがゆくなる。液体を入れたところをもっと触って欲しい……そんなふしだらな、欲望まで生まれてしまう。
「な、な、何を入れた?」
そう聞くと、耳をカプッと歯形がつくほど強く噛んだ後、クッと喉を鳴らし「あなたが、素直になる液体ですよ」といやらしく誘うような声で囁かれた。
まるで、媚薬みたいじゃないか。そんなものどうやって手に入れたんだ?いや、ただのハンドクリームとか、マッサージ用のオイルじゃないか。
でも、どうしてこんなに全身が発情でもしているように熱くなるんだ?
あっ……。そういえば、原作で聖女に一目惚れしたアトラスが、薬屋で惚れ薬とか、媚薬とか探し回るシーンがなかったか?まさか、それを俺に使ったのか?俺の痴態を見て、精神的になぶるために?
しかし、媚薬が入れられても、変な姿を見せるわけにはいかない。
「やめろっ。これ以上変なことはするな‼」
そう言うが、彼は俺の尻の穴に媚薬で濡らした指を入れた。
「っああああああああああああ!!!」
今までの人生で感じたことのない強烈な快感が嵐のように押し寄せてくる。
「やめろっ。もういいから。頼むから、もうやめてくれ……。俺の痴態は、もう十分見ただろう」
そう言って離れようと這いつくばるが、彼は、逃げようとする俺の尻を跡がつくほど強くつかんだ。
「離せっ」
そう彼を足で蹴ろうとしたが、彼は、俺を罰するように俺の尻を思いっきり叩いた。
「ひっ」
痛みで顔を歪めていると、彼は、ゆっくりと俺の穴をいじくり出した。穴からぬちゃぬちゃとした水分を含んだ音が大きくなるたび、恥ずかしさで顔を赤くなり、消えてしまいたくなった。
「……ぁあっ」
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「あああああああああああああああああああ!!!嫌だ。やめっあああああああああああああああああああああああああ」
自分じゃないみたいな変な声が出る。
あまりにも気持ちよくて、頭がおかしくなりそうだ。目がトロンとして、意識が吹き飛びそうになる。そんな時、尻の間に硬くて大きい熱を持つものを当てられた。
「待って!!!それは、やめてくれ!」
そう涙目になりながら言うが、彼は「やめるわけないでしょう」と呟いたあと、俺の中に彼のものを突っ込んだ。
「うぐっ。あああああああ!!!」
尻の穴が裂けそうな激しい痛みが生まれる。
逃げようとするが、後ろから強引に突き上げられた。
「っひやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁ……」
その瞬間、せき止めていたダムが崩壊するように、暴力的な痛みと快感が襲ってくる。
彼は、俺を痛めつけるように、強引に腰をパン、パンと打ち付ける。俺と彼の結合部から、ねちゃねちゃといやらしい音が聞こえ、耳をふさぎたくなる。
「んん……ん……」
唇を嚙みながら、必死で痛みと快楽を堪える。噛んでいる唇から血が流れるが、そんなの気にならないくらい快楽の方が強い。
「これは、あなたへの罰です。どうですか。殺したいほど嫌いな男から、犯される気分は?」
「……っあああああ」
「何か言ったらどうですか?ああ。あなたのような淫乱な男には、気持ちよすぎて罰になりませんでしたか」
「……んんっ……んあああああああぁ!!!」
枯れたはずの涙が溢れていく。
自分という存在が、汚物にでも思えてきて恥ずかしい。
こんなことなら、壁の外に突き落とされたり、ギロチンで殺されていたりした方がましだったかもしれない。
アトラスといると、自分の醜さから逃げることができない。まるで影のように、彼の存在が自分の罪悪感が首を絞め殺すほど近くに迫ってくる。
「ごめんなさい……んあああああ」
おかしくなりそうになりながら、そう謝る。
「……」
「んんっ。あああっ……。ああっ……ごめんなさい。ごめんなさい……」
そう必死に謝るが、彼の表情は感情が死んでいるように変わらなかった。
やがて、彼の腰の動きが早くなっていく。まずい。このままじゃ、中に出されてしまう。そんなの屈辱だ。
「中はやめてくれっ!!!頼む。やめてくれ」
そう汗でまみれながら、必死にそういうが、彼は抜こうとしない。
「これは、あなたへの罰です」
そう中に思いっきり出されるが、彼の勢いは止まりそうになかった。
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