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イケメン登場
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気が付いたら、フカフカとした感触がする柔らかい場所にいた。
目を開けると、豪華な天蓋が飛び込んできた。ここは、ベッドか。こんなフカフカのベッドは、初めて見たよ。ここで、トランポリンをしたら楽しいだろうな。
さて、自分は誰だろう。
どうやらバスローブみたいなものを着ている。
職業とか、立場とかよくわからない。神様にちゃんと聞いておけばよかった。
部屋を見渡してみるが、大きなベッド、上質そうな机、広そうなクローゼット、鏡があるだけで、ヒントになりそうなものはあまりない。しいていえば、どれも高級そうなものばかりだ。
ふと鏡を見ると、癖のある黒髪にエメラルドグリーンの瞳をした、殺人鬼のように人相の悪い美青年がそこにいた。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああっ!」
思わず自分の顔を見て、悲鳴をあげてしまった。
幽霊にでも遭遇してしまったように、心臓がバクバクいっている。
そこそこかっこいいんだけど、三白眼をしている。これじゃあ、女の子が怖くて寄ってこないんじゃないかと心配になる。
「でも、なかなかかっこいいな」
鏡に映った自分をまじまじと見つめる。
特にこのエメラルドグリーンの瞳は、なかなか綺麗だ。こんな外国人みたいな瞳に憧れていたんだよな。正統派のイケメンではないけれども、僕の顔立ちはなかなか整っているな。
ちょっとモデルみたいな決めポーズでもしたいな。左手でLの字を作って顎の下に当ててみる。何か物足りないな……。髪をちょっとかき上げて色気を出し、投げキッスをする。うん、なかなかイケる。他に何かポーズは、思いつかないかな。ああ、そうだ。ウルトラマンがビーム出す時のポーズとかどうだろうか。
「ギル様……。何をされているのですか」
背後から、ブラックコーヒーのように甘さが全くない低い声が聞こえてきた。
「ひっ……」
いつの間にか部屋にいた男がいた。こいつ、音を立てずに部屋に入り込めるのか……。背後霊みたいで怖え。
男は、鏡に写っていた僕の姿がジャガイモに見えてくるレベルのすっげぇイケメンだった。
中世ヨーロッパのような黒い騎士服を着ているがよく似合っている。
少しも癖のない銀色の髪は、シャンデリアの光を浴びてキラキラ輝いている。鼻筋はスッとしていて、アメジストの瞳は桃花眼で、不思議と惹きつけられる。精密な人形のように顔が整っていて、肌は雪のように白い。まるで、雪の妖精みたいだ。全身の血が凍りつきそうになるほど美しいが、影のある冷たい雰囲気の美形である。
せっかく転生したのに、こんなイケメンが側にいたんじゃ僕はモテないんじゃないかと不安になる。
ていうか、今、鏡に映っていた自分に見とれていたところを見られたのか。
自覚した途端、顔が赤くなってしまう。恥ずかしすぎる。穴があったら入りたいっ。とにかくごまかそう。
さっきは、敬語で話しかけられた。つまり、僕の方が上の立場だ。だから、僕は敬語を使わないという選択肢が正しいのだろう。
「ちょっと目にゴミが入っていて」
「そうですか。目を覚ましたのですね、ギル様」
「あ、ああ」
「3階の窓から落ちてしまったそうです。医者曰く、幸いなことに大した怪我はしていないみたいです」
「そっか」
3階の窓から落ちたということは、事故か自殺か。それとも、誰かに突き落とされたのか。
くそっ。情報が足りな過ぎて、全然わからない。
「ご無事でよかったです。心配していました」
全く心配していなかったように、淡々とした口調で言った。先ほどから、人形みたいに少しも変化していないし、感情が表に出にくい奴なのだろうか。
「心配かけてすいませんでした」
一応そう言うと、不可解そうに顔を歪められた。
「それは、何の冗談ですか。あと、敬語なんてやめてください」
……どうやらギルは、謝罪なんていうような人間ではなかったみたいだ。
つーか、ギル様って何者なんだろうか。
豪華なベッドの上にいて、肌触りのいいバスローブを身につけているということは、ギルは相当偉い人なのだろう。
「……この指輪は、どうしたんですか」
男は、馴れ馴れしいことにいきなり金の指輪をはめている僕の手を掴み持ち上げた。そして、彼は不機嫌そうに指輪をじっと見ている。伏し目がちのときに、長い銀色のまつ毛がよく映えて美しい
「こ、これは……。父親の形見の指輪だ。たまたま見つけたんだよ」
もしも、父親が生きていたら、冗談だということにでもしよう。
「あなたが処刑した父親の形見の指輪ですか」
な、何も言えねぇ……。
辺りがシーンと静まり返る。しばらくして、それを打ち破るように、男が「そろそろ医者を呼んできましょう」と提案してくれた。
「それは、不要だ」
体には、何の痛みも違和感もない。あのヤンキーっぽい神がギルの身体を健康にさせておいてくれたのだろう。
これから、僕は、一体何をすればいいんだ?
とりあえず状況を把握していこう。
「えっと、歴史書とか、政治の本とか用意してもらえないか」
そうだ。こういう時は、好きなことをして気持ちを落ち着かせよう。これから、異世界の勉強をできるなんて胸がワクワクする。
「ギル様、本を用意して何をするつもりですか。ナイフもついでに用意しましょうか」
「どうしてナイフも用意するの?」
「本をナイフでズタズタに切り裂くんじゃないのですか」
……何それ、サイコパスかよ。
「いやいや、ナイフなんていらないよ。勉強するに決まっているじゃないか!」
それを聞いた銀髪の男は、この世の終わりを告げられたようにギョッとしたが、すぐに無表情に戻った。
「かしこまりました。ベッティーナに頼んで、書庫の本を数冊持ってこさせます」
べッティーナか。なんかおいしそうな名前だな。
「なんか悪いし、僕が自分で取りに行くよ」
「何をおっしゃっているのですか。ギル様にご足労おかけするようなことではありません」
「……そうか」
僕は、一体何者なんだろう。
「では、いつも通り部屋の外で待機しています」
音もなくドアが閉まって銀髪男が出て行った。
目を開けると、豪華な天蓋が飛び込んできた。ここは、ベッドか。こんなフカフカのベッドは、初めて見たよ。ここで、トランポリンをしたら楽しいだろうな。
さて、自分は誰だろう。
どうやらバスローブみたいなものを着ている。
職業とか、立場とかよくわからない。神様にちゃんと聞いておけばよかった。
部屋を見渡してみるが、大きなベッド、上質そうな机、広そうなクローゼット、鏡があるだけで、ヒントになりそうなものはあまりない。しいていえば、どれも高級そうなものばかりだ。
ふと鏡を見ると、癖のある黒髪にエメラルドグリーンの瞳をした、殺人鬼のように人相の悪い美青年がそこにいた。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああっ!」
思わず自分の顔を見て、悲鳴をあげてしまった。
幽霊にでも遭遇してしまったように、心臓がバクバクいっている。
そこそこかっこいいんだけど、三白眼をしている。これじゃあ、女の子が怖くて寄ってこないんじゃないかと心配になる。
「でも、なかなかかっこいいな」
鏡に映った自分をまじまじと見つめる。
特にこのエメラルドグリーンの瞳は、なかなか綺麗だ。こんな外国人みたいな瞳に憧れていたんだよな。正統派のイケメンではないけれども、僕の顔立ちはなかなか整っているな。
ちょっとモデルみたいな決めポーズでもしたいな。左手でLの字を作って顎の下に当ててみる。何か物足りないな……。髪をちょっとかき上げて色気を出し、投げキッスをする。うん、なかなかイケる。他に何かポーズは、思いつかないかな。ああ、そうだ。ウルトラマンがビーム出す時のポーズとかどうだろうか。
「ギル様……。何をされているのですか」
背後から、ブラックコーヒーのように甘さが全くない低い声が聞こえてきた。
「ひっ……」
いつの間にか部屋にいた男がいた。こいつ、音を立てずに部屋に入り込めるのか……。背後霊みたいで怖え。
男は、鏡に写っていた僕の姿がジャガイモに見えてくるレベルのすっげぇイケメンだった。
中世ヨーロッパのような黒い騎士服を着ているがよく似合っている。
少しも癖のない銀色の髪は、シャンデリアの光を浴びてキラキラ輝いている。鼻筋はスッとしていて、アメジストの瞳は桃花眼で、不思議と惹きつけられる。精密な人形のように顔が整っていて、肌は雪のように白い。まるで、雪の妖精みたいだ。全身の血が凍りつきそうになるほど美しいが、影のある冷たい雰囲気の美形である。
せっかく転生したのに、こんなイケメンが側にいたんじゃ僕はモテないんじゃないかと不安になる。
ていうか、今、鏡に映っていた自分に見とれていたところを見られたのか。
自覚した途端、顔が赤くなってしまう。恥ずかしすぎる。穴があったら入りたいっ。とにかくごまかそう。
さっきは、敬語で話しかけられた。つまり、僕の方が上の立場だ。だから、僕は敬語を使わないという選択肢が正しいのだろう。
「ちょっと目にゴミが入っていて」
「そうですか。目を覚ましたのですね、ギル様」
「あ、ああ」
「3階の窓から落ちてしまったそうです。医者曰く、幸いなことに大した怪我はしていないみたいです」
「そっか」
3階の窓から落ちたということは、事故か自殺か。それとも、誰かに突き落とされたのか。
くそっ。情報が足りな過ぎて、全然わからない。
「ご無事でよかったです。心配していました」
全く心配していなかったように、淡々とした口調で言った。先ほどから、人形みたいに少しも変化していないし、感情が表に出にくい奴なのだろうか。
「心配かけてすいませんでした」
一応そう言うと、不可解そうに顔を歪められた。
「それは、何の冗談ですか。あと、敬語なんてやめてください」
……どうやらギルは、謝罪なんていうような人間ではなかったみたいだ。
つーか、ギル様って何者なんだろうか。
豪華なベッドの上にいて、肌触りのいいバスローブを身につけているということは、ギルは相当偉い人なのだろう。
「……この指輪は、どうしたんですか」
男は、馴れ馴れしいことにいきなり金の指輪をはめている僕の手を掴み持ち上げた。そして、彼は不機嫌そうに指輪をじっと見ている。伏し目がちのときに、長い銀色のまつ毛がよく映えて美しい
「こ、これは……。父親の形見の指輪だ。たまたま見つけたんだよ」
もしも、父親が生きていたら、冗談だということにでもしよう。
「あなたが処刑した父親の形見の指輪ですか」
な、何も言えねぇ……。
辺りがシーンと静まり返る。しばらくして、それを打ち破るように、男が「そろそろ医者を呼んできましょう」と提案してくれた。
「それは、不要だ」
体には、何の痛みも違和感もない。あのヤンキーっぽい神がギルの身体を健康にさせておいてくれたのだろう。
これから、僕は、一体何をすればいいんだ?
とりあえず状況を把握していこう。
「えっと、歴史書とか、政治の本とか用意してもらえないか」
そうだ。こういう時は、好きなことをして気持ちを落ち着かせよう。これから、異世界の勉強をできるなんて胸がワクワクする。
「ギル様、本を用意して何をするつもりですか。ナイフもついでに用意しましょうか」
「どうしてナイフも用意するの?」
「本をナイフでズタズタに切り裂くんじゃないのですか」
……何それ、サイコパスかよ。
「いやいや、ナイフなんていらないよ。勉強するに決まっているじゃないか!」
それを聞いた銀髪の男は、この世の終わりを告げられたようにギョッとしたが、すぐに無表情に戻った。
「かしこまりました。ベッティーナに頼んで、書庫の本を数冊持ってこさせます」
べッティーナか。なんかおいしそうな名前だな。
「なんか悪いし、僕が自分で取りに行くよ」
「何をおっしゃっているのですか。ギル様にご足労おかけするようなことではありません」
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