諦めるため、最後の思い出にと、権力を使い命令したが何故こうなった!?

ヨミ

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何この状況〜過去話 奮闘編?後編

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さて私は一体どうすればいいのでしょうか、えっ?何の話かって?

それはですね、まぁ皆さんご存知の通り、私はロイスが好きです愛してます。


要領がつかめないと思いますが、まず第1に私はロイスを諦めようと思います。理由は私は今年18です、となればそろそろ婚約して結婚しなくてはなりません


次に好きでい続けてもこの恋は叶わなく虚しいだけです。

どうすればいいのか、その質問の内容はどうやって諦めればいいのか、ということです。


あぁ、あともう1つ私に婚約者が出来そうですの、3ヶ月後ぐらいには婚約が決まりそうで、一応2人の相性などもありますので、取りやめの出来る 残り2ヶ月の間の1ヶ月半後に顔合わせがあり、ロイスにどう言えばいいのか分からないんですの



何故言わないのかそれは、もし「婚約者が出来ました今度顔合わせがありますわ!」とロイスに言って「おめでとうございますお嬢様!お嬢様が結婚しても、幸せを願ってます!お幸せに!」などと言われた日には死ねますわ


えぇ有り得ないと思うかもしれませんが、好きな人にそんなことを言われれば立ち直れませんでしょ?

と言う訳で私は1ヶ月半の間にロイスへの恋心を消しロイスに婚約者のことを言おうと思いますの



さてここで皆様に質問です、ででん♪第1問、恋を諦めるためにまずは距離をおこうと思います、その場合どうすればいいでしょうか。

その答えは簡単です無理です。距離を置くことは不可能なので諦めましょう“わぁ!パチパチ”


なぜか?ふふふ皆さん思い出してみてください、彼はトイレ以外は常に私のそばを離れません、離れれば質問攻めにあいます。離れることは不可能ですですのでこの方法は諦めましょう。


では第2問諦めるために別の人を好きになろうと努力します、さてそのために必要なのはなんでしょう。

答えは好きになるための男の人です、無理ですこれも諦めましょう

それは何故か理由は簡単、男の人がいません


いえ学園に通っているのでいるには居るのです、が何故か私の周りに男の人は近寄って来ません

先生も含めての男の人は何故か一定のある距離から近くに来ると、青ざめカタカタ怯えながら謝り倒して、許しをこいながら涙目で走り去っていきます。


ほんとなんででしょう、と言う訳で諦めるために考えてはことごとく、無理だと諦めるしかないんですの、さて皆さん何問当たりましたか?フフフ

まぁと言う訳で悩んでますのはぁ



♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤



さぁさぁ皆さんこんにちは、あれから1ヶ月と1週間つまり顔合わせまで1週間を切りました“いぇーい!パチパチパチ”え?テンション高いし話飛びすぎ?まぁまぁいいじゃないですか

あれから考えたのですが、全く持っていい案が思いつかなかったのです


ですが諦める前に思い出が欲しいと思い、ある計画を立てました、それを実行すると同時に私の恋心は完全に消し去るいえ消える、ほぼ確信に近い計画の決行は顔合わせの前日の夜に行います。

ちなみにテンションが高かった理由は計画を思いつき実行するまで今から緊張しすぎて、変になってるだけですの


ほんと緊張しすぎて死にそうですの、どの道結婚すれば一緒には居られなくなる、だったら今のうちに嫌われる事をして自分から遠ざけた方がいい、でないとロイスはきっと結婚をしたあとでも心配してついてきてしまう、そうなればいつまで経っても諦められない




☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠☠



さて、いよいよ顔合わせまで明日に控えとうとう今夜計画を実行します、私は今お庭でお茶を飲んでいますこれから計画のための下準備をするのです、はぁ、お、落ち着くのよアシリア・ハーベルトノーツ貴方なら出来る死ぬ気でやるのよ、しっ心臓がドキドキしすぎて死にそうです


「ねぇ、ロイス」

「はい、どうされました?お嬢様」

「今夜、少し時間空いてるかしら」

「今夜ですか?」

「えぇ、話があるの」

「話、ですか、今じゃ駄目なのですか?」

「えぇ、今夜2人きりでじゃないと駄目な話なの」

「?分かりました予定は特にないので大丈夫ですよ」

「分かったわ、夜貴方の部屋へ行きますわ」

「かしこまりました」


今夜そう今夜全てを終わらせる



☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*☽・:*



とうとう部屋の前まで来てしまったわ、どうしよう緊張のし過ぎと今後のことで泣きそう

深呼吸をし私はロイスの部屋をノックした、中から入室の許可が入り、扉を開けて中に入りドアを閉めた、おそらく今の自分の顔は深刻そうでそしてこわばった顔をしてると思う

ここまで来たらやるしかない、私は平常心を保ち笑顔でロイスへと話しかけた


「お嬢様?話ってなんですか?」

ロイスは首を傾げどうしたのかという顔をしてアシリアへ質問をした

「⋯⋯⋯」

「お嬢様?」

不思議そうにこちらを見るロイスへ向かって近づき私は笑顔でロイスへと命令した


「ロイス」

「はい」

「私にキスしなさい」

「⋯⋯⋯は?」

ロイスはポカンと唖然とした顔をしてアシリアを凝視した

「お嬢様?今、なんと」

「私にキスしなさいと言ったの」


「な、なにを、いって」

困惑した表情をして珍しく動揺が見て取れる、私はこんな状況で不謹慎にも意外と動揺するんだなと思った

「命令よロイス、私にキスしなさい」

「言ってる意味を分かっているのですか」

「えぇ、分かっていて命じてるの」

「分かりました」


そう言って彼は私にキスをした、ほんの少し触れるだけのキスをして彼は直ぐに離れていった、離れていった彼を見て私は心が酷くいたんだ、いつもの優しさを宿した瞳と優し笑みをしていた顔とひとみは酷く冷たかった


「ご命令道り致しました」

「えぇ」

「これだけですか」

「えぇ、そうよ、それじゃ私は部屋へ戻るわ、おやすみなさい」

「おやすみなさいませ」


彼は義務的に言葉を発し私はロイスにバレないように平常心を保ちなんでもなかったかのように笑顔で部屋を後にした




次の日の朝彼は昨日の事が嘘だったかのようにいつもどうりの様子でやってきた

「お嬢様、おはようございます」

「おはよう」

いつもどうり彼は起きてすぐ飲む紅茶を準備し始めた

「お嬢様、昨夜のこ」

「ロイス」


昨夜のことを言われるとさとった私は咄嗟にロイスの言葉を遮り、今日の事を言った

「今日のお昼にお客様が来るの、従者として紹介するから同席して頂戴」

「かしこまりました、どなたが来られるのですか」

「私の婚約者よ」“ガシャン

「゛は?」“ビクッ


婚約者だと言った瞬間珍しくロイスが手を滑らせたのか、カップが大きな音を立てながら落ち割た、次の瞬間今までに聞いた事の無い地を這うような低い声で彼はたった一言言葉を放った、部屋の空気が何度か低くなったような気がしたが、彼はそのままこちらを振り向いた、その顔は昨夜のように無表情で酷く冷たい目をしていた


「こん、やく、しゃ?」

まるで何かを堪えるようなそして変わらず地を這うような低い声をして問いかけてくる

「え、えぇ今日のお昼に顔合わせがあるの」

「いつ」

「え?」

「いつ、婚約をされたのですか」


「まだ仮婚約よ」

そう言うと低くなった部屋の温度が少しばかり戻った

「いつから話が出てたのですか」

「1ヶ月と2週間前に話を聞かされて今日顔合わせをすると言われたの、互いの相性があるから婚約前に顔合わせが設けられたの、完全に婚約手続きが終わるのはあと1ヶ月と2週間したらよ、だから今はまだ仮婚約中よ」


「そうですか」

「どうかしたの?」

「なんでもありません」

彼はいつもと同じ笑顔で笑い紅茶を差し出してきた



_______________



顔合わせは無事に終わった、相手はイケメンだし性格もよく気遣いなども出来るとてもいい相手だった、彼となら良い家庭を築けそうだと思う。

顔合わせから2週間が経ちあと1ヶ月で完全な婚約者になる、本音を言うならまだ私はロイスを諦めきれていない


でも相手と会うまで不安だったのが嘘のように、彼となら結婚出来ると思った、ロイスとも特に変わりなく過ごしている。変わりなく過ごしているがあれ以来ロイスはよく仕事が終わって各部屋に戻ったあと忙しそうにしていた、そして今日何故か私は話があるとロイスの部屋へと呼び出された、そして私は今彼の部屋の前へつきノックをした


中から入室の許可が入り私は部屋へ入った

「こんばんわお嬢様」

彼は笑顔でこちらへ微笑み紅茶の準備をし始め席を勧めた、私はその微笑みがいつもと同じはずなのに何故が歪な微笑みに感じた


「話ってなに?」

「えぇ、長くなるので紅茶をどうぞ」

「ありがとう」

私は出された紅茶を飲み彼が話し出すのを待った

「話は?」

「えぇ、聞きたいことがありまして」

「聞きたいこと?」


「少し前にお嬢様は私にキスをしろと命令しましたよね」

なぜ急にそんなことを言い出すのか私には分からなかった

「え、えぇしたわ」

「どうしてそんな事を命令されたのですか?」

「そ、それは、ただの気まぐれよ」

本当のことを言う訳にも行かず私は嘘をついてまた紅茶を飲んだ


「お嬢様、本当のことを仰ってください」

そう言われ彼の方を見ると彼の目は嘘は許さないと語っていた、このまま嘘をつき続けてもきっと彼は納得もしないし、長年一緒にいて意味が無いとわかっている私は早々に白旗を上げた


「はぁ、⋯⋯⋯からよ」

「?すみませんもう一度お願いします」

私はもう一度今度はちゃんと聞こえるよう顔を真っ赤にして大声で叫んだ

「ロイスが!好きだからよ!!」

「え?」

「ロイスが!好きで!諦めるため最後の思い出にと命令したのよ!!」


ロイスは目を見開き驚いた後今までにないぐらいの笑顔で笑い嬉しそうに話し出した

「私の事が好きなのですか?お嬢様」

「さっきからそう言ってるじゃない」

「それはどういう意味で?」

彼は意地悪に笑いながら聞いてきた


「そ、それは」

私は恥ずかしさのあまり視線をただよわせながら

「あ、あの」

「ん?」

ちょっと待ってロイスって腹黒だっけ?違ったよね

「れ、恋愛の意味で」

あーもう恥ずかしいこれなんの拷問!?恥ずかしさから紅茶を一気にのほした

「へー」

あれなんか急に眠く

「嬉しいです」

瞼が落ちてきて段々と意識がもうろうとして眠る直前彼の幸せそうな笑顔をした彼が「両思いで嬉しいです」その言葉を最後に私の意識は暗闇に落ちた


「あぁ、ほんと幸せだよ俺も愛してるよアシリア狂おしいほどにずっと君だけを愛してる、これで今日から君は俺だけのものだアシリア」

_______やっと手に入れた俺だけのアシリア


今回も、すごく長くなりました

次回ロイス目線で最後になります

長くなってしまいすみませんコラからもよろしくお願い致しますペコリ((・ω・)_ _))

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