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転生悪役令嬢は乙女ゲームをしたことがない
婚約者の家族①
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婚約式の日から週に一度のペースでヴォルフ様と交流を重ねていたのだけれど、今日は初めて【婚約者の実家】にお呼ばれする大切な日。胃はとても痛いけれど、ヴォルフ様のご家族に失礼のないように頑張りたいと思います。
私は馬車に揺られながら、ヴォルフ様のご家族に対する挨拶をぶつぶつと繰り返し練習していた。
私の前の席には専属侍女のマリアと、私専属の戦闘侍女レイナが座っている。12歳の私よりレイナの方が小柄な上に、マリアは男装が似合うほどの長身であるため、敵が勝手に勘違いして【一番弱そうな】レイナを真っ先に狙うおかげで、レイナが護衛になって以降、私とマリアが危険にさらされたことは一度もない。
私はレイナと出会って初めて、人を見た目で判断してはいけない理由を理解できた気がする。
もちろん……頭では理解していたし、外見は内面を欠片も映し出さないことは知っていたけれど、レイナは【外見で人を判断してはいけない】を体現したような人なのである。
そんなことをボンヤリと考えていると、いつの間にかローゼンハイム辺境伯家の本邸に到着した様で、馬車が緩やかに停止した。
馬車の扉が開かれレイナが周辺を確認した後で、私もヴォルフ様にエスコートされながら馬車を降りた。
「よく来たね、道中に危険はなかったかい?」
「ええ、レイナが守ってくれるもの」
「………レイナにご執心のようだね?」
「レイナは可愛くて強くてカッコいい人ですもの。心から尊敬いたしておりますわ」
「フフッ、ルナも強いよ?」
「ありがとうございますわ」
「どういたしまして……行こうか?」
「………緊張して参りましたわ」
「大丈夫、僕が傍にいるからね」
「お……お願いいたしますわよ?」
「勿論♪」
そんな会話をしている間に、ローゼンハイム辺境伯爵家の方々とお会いすることになりました。
初対面は済ませているけれど、あの時は終始ヴォルフ様との婚約のことで頭がいっぱいだったものですから、名前と顔と多少の好みくらいしか記憶にない。
それ以前にヴォルフ様のお姉様に関しては、どこかで見覚えが……あるような……ないような……
私はじっと彼女の顔を見つめていたのだけれど、頭が痛くなったのでなんとなく思い出すことを放棄した。
この日を境に湖に落ちた日の悪夢を繰り返し見るようになり、幾度も幾度も落とされた情景が浮かんでは消える。最初はハッキリしなかったそれは、次第に鮮明になっていき気が付けば落とされた瞬間の出来事が鮮明に思い出されてしまった。
太陽の光を反射する美しい金色の髪、ルビーのように澄んだ紅い瞳………彼女が私を突き落とした犯人だ。
けれど鮮明に思い出したお陰で、彼女の言葉も思い出すことが出来た。彼女は確かにこう言ったのだ。
「貴女に王太子殿下は渡さないわ!」と。
……………それなら………まあ………大丈夫なのでは?
私はとても雑な思考回路をしていたらしい。
彼女の狙いが【私個人】なら危険だけれど、彼女の目的が【王太子殿下の婚約者になること】であるなら、私は既に婚約者がいる上に、公爵家の後継であると公的に宣言している。
私の婚約者が彼女の弟である以上、私が生きて弟と結婚し、彼女の弟の血を引く子どもが生まれることはメリットでしかない。
(過激なだけで有能で合理的な人なら問題ない)
王族と結婚しなくてよくなったから、心から感謝しているのは事実だけれど、本人を目の前にすると冷や汗が止まらなくなった。そういえば、ヴォルフ様と婚約を結ぶときにも冷や汗が止まらなかったけれど、あのときは完全にコミュ症が原因だと思っていたから。
まさか湖から私を落とした張本人に身体が反応していたとは思いもしなかった。ヴォルフ様と結婚するためには彼女とも親しくすべきなのだろうけれど、せめて命を狙われない保証が欲しい……とは、このときには微塵も思っていなかった。
「ようこそ、ルナリア嬢」
「お招きいただき感謝いたします、お義父様」
「ゆっくりしていらっしゃって?」
「感謝いたします、お義母様」
「剣を鍛えているのだろう?一戦どうだ?」
「ぜひお手合わせ願いたいですわ、グレンお義兄様」
「ハハッ、聞いていたとおりの女の子に育ったね」
「エリックお義兄様、聞いていた……とは?」
「レンお兄様、リックお兄様、今日は婚約者同士の大切な日ですのよ?…………ねぇ?そうでしょう?」
「ええ、その通りでございますわ。お義姉様」
「みんな、僕のルナはあげないからね!」
「………………………ッ」
(「僕のルナ」…………心臓が止まるかと思った)
私がヴォルフ様の言葉で舞い上がっている姿を、彼女がじっと見つめていたことに私は気が付かなかった。
…………顔を覆っていた手を離すまでは。
「少し……お話があるのだけれど、よろしいかしら?」
「え……ええ、もちろんですわ。お義姉様」
「姉さん、ルナに何の話かな?」
「あら、ヴォルフ。女同士の大切なお話よ?直ぐに二人で戻ってくるわ?それならよろしいでしょう?」
「…………ルナに何かあれば僕は姉さんを疑うよ」
「ええ、わかっていてよ?」
ヴォルフ様は私を強く抱きしめ、彼女を睨むように見つめた。
私と彼女………お義姉様は、ヴォルフ様とそのご家族、使用人たちに声が届かない場所まで移動し、頃合いを見計らってお義姉様が話し始めた。
「貴女、転生者でしょう?」
「…………えっ」
「貴女の趣味嗜好が変わったのは湖に落ちてから………そうでしょう?返答は結構よ、見ればわかるもの」
「…………………」
「私が問いたいのは別のことよ。それには答えてもらわないと困るわ。だって答えによっては………ねぇ?」
「わ…………分かったわ」
「交渉成立ね。安心して?私も転生者だもの」
こうして恐怖の質問タイムが始まった。
コミュ症である私にとって一対一で会話するのは辛いことだと分かっていただけるのではないだろうか?幸いなことに、恐怖の質問タイムを乗り越えて以降は、良き相談相手になってくれたのだから………人生とは分からないものである。
湖の犯人が彼女であると思い出すまでは、冷や汗が止まらなかったけれど、精神面においては何とかなっていた。思い出さなければ良かったのにと思ったことも少なくはない。ヴォルフ様が私の絶対の味方であると自覚するまで、お義姉様に対する恐怖心が拭われることはなかった。
私は馬車に揺られながら、ヴォルフ様のご家族に対する挨拶をぶつぶつと繰り返し練習していた。
私の前の席には専属侍女のマリアと、私専属の戦闘侍女レイナが座っている。12歳の私よりレイナの方が小柄な上に、マリアは男装が似合うほどの長身であるため、敵が勝手に勘違いして【一番弱そうな】レイナを真っ先に狙うおかげで、レイナが護衛になって以降、私とマリアが危険にさらされたことは一度もない。
私はレイナと出会って初めて、人を見た目で判断してはいけない理由を理解できた気がする。
もちろん……頭では理解していたし、外見は内面を欠片も映し出さないことは知っていたけれど、レイナは【外見で人を判断してはいけない】を体現したような人なのである。
そんなことをボンヤリと考えていると、いつの間にかローゼンハイム辺境伯家の本邸に到着した様で、馬車が緩やかに停止した。
馬車の扉が開かれレイナが周辺を確認した後で、私もヴォルフ様にエスコートされながら馬車を降りた。
「よく来たね、道中に危険はなかったかい?」
「ええ、レイナが守ってくれるもの」
「………レイナにご執心のようだね?」
「レイナは可愛くて強くてカッコいい人ですもの。心から尊敬いたしておりますわ」
「フフッ、ルナも強いよ?」
「ありがとうございますわ」
「どういたしまして……行こうか?」
「………緊張して参りましたわ」
「大丈夫、僕が傍にいるからね」
「お……お願いいたしますわよ?」
「勿論♪」
そんな会話をしている間に、ローゼンハイム辺境伯爵家の方々とお会いすることになりました。
初対面は済ませているけれど、あの時は終始ヴォルフ様との婚約のことで頭がいっぱいだったものですから、名前と顔と多少の好みくらいしか記憶にない。
それ以前にヴォルフ様のお姉様に関しては、どこかで見覚えが……あるような……ないような……
私はじっと彼女の顔を見つめていたのだけれど、頭が痛くなったのでなんとなく思い出すことを放棄した。
この日を境に湖に落ちた日の悪夢を繰り返し見るようになり、幾度も幾度も落とされた情景が浮かんでは消える。最初はハッキリしなかったそれは、次第に鮮明になっていき気が付けば落とされた瞬間の出来事が鮮明に思い出されてしまった。
太陽の光を反射する美しい金色の髪、ルビーのように澄んだ紅い瞳………彼女が私を突き落とした犯人だ。
けれど鮮明に思い出したお陰で、彼女の言葉も思い出すことが出来た。彼女は確かにこう言ったのだ。
「貴女に王太子殿下は渡さないわ!」と。
……………それなら………まあ………大丈夫なのでは?
私はとても雑な思考回路をしていたらしい。
彼女の狙いが【私個人】なら危険だけれど、彼女の目的が【王太子殿下の婚約者になること】であるなら、私は既に婚約者がいる上に、公爵家の後継であると公的に宣言している。
私の婚約者が彼女の弟である以上、私が生きて弟と結婚し、彼女の弟の血を引く子どもが生まれることはメリットでしかない。
(過激なだけで有能で合理的な人なら問題ない)
王族と結婚しなくてよくなったから、心から感謝しているのは事実だけれど、本人を目の前にすると冷や汗が止まらなくなった。そういえば、ヴォルフ様と婚約を結ぶときにも冷や汗が止まらなかったけれど、あのときは完全にコミュ症が原因だと思っていたから。
まさか湖から私を落とした張本人に身体が反応していたとは思いもしなかった。ヴォルフ様と結婚するためには彼女とも親しくすべきなのだろうけれど、せめて命を狙われない保証が欲しい……とは、このときには微塵も思っていなかった。
「ようこそ、ルナリア嬢」
「お招きいただき感謝いたします、お義父様」
「ゆっくりしていらっしゃって?」
「感謝いたします、お義母様」
「剣を鍛えているのだろう?一戦どうだ?」
「ぜひお手合わせ願いたいですわ、グレンお義兄様」
「ハハッ、聞いていたとおりの女の子に育ったね」
「エリックお義兄様、聞いていた……とは?」
「レンお兄様、リックお兄様、今日は婚約者同士の大切な日ですのよ?…………ねぇ?そうでしょう?」
「ええ、その通りでございますわ。お義姉様」
「みんな、僕のルナはあげないからね!」
「………………………ッ」
(「僕のルナ」…………心臓が止まるかと思った)
私がヴォルフ様の言葉で舞い上がっている姿を、彼女がじっと見つめていたことに私は気が付かなかった。
…………顔を覆っていた手を離すまでは。
「少し……お話があるのだけれど、よろしいかしら?」
「え……ええ、もちろんですわ。お義姉様」
「姉さん、ルナに何の話かな?」
「あら、ヴォルフ。女同士の大切なお話よ?直ぐに二人で戻ってくるわ?それならよろしいでしょう?」
「…………ルナに何かあれば僕は姉さんを疑うよ」
「ええ、わかっていてよ?」
ヴォルフ様は私を強く抱きしめ、彼女を睨むように見つめた。
私と彼女………お義姉様は、ヴォルフ様とそのご家族、使用人たちに声が届かない場所まで移動し、頃合いを見計らってお義姉様が話し始めた。
「貴女、転生者でしょう?」
「…………えっ」
「貴女の趣味嗜好が変わったのは湖に落ちてから………そうでしょう?返答は結構よ、見ればわかるもの」
「…………………」
「私が問いたいのは別のことよ。それには答えてもらわないと困るわ。だって答えによっては………ねぇ?」
「わ…………分かったわ」
「交渉成立ね。安心して?私も転生者だもの」
こうして恐怖の質問タイムが始まった。
コミュ症である私にとって一対一で会話するのは辛いことだと分かっていただけるのではないだろうか?幸いなことに、恐怖の質問タイムを乗り越えて以降は、良き相談相手になってくれたのだから………人生とは分からないものである。
湖の犯人が彼女であると思い出すまでは、冷や汗が止まらなかったけれど、精神面においては何とかなっていた。思い出さなければ良かったのにと思ったことも少なくはない。ヴォルフ様が私の絶対の味方であると自覚するまで、お義姉様に対する恐怖心が拭われることはなかった。
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