人類絶滅 あなたは信じますか?

吉ニ

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神と私②

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現在、2021年。

今から23年程前の出来事であった。
私の目の前に
オオクニノミコトという神と
アメノシコウニニギという神が
いつもの様に何の前触れも無く姿を見せた。

「今から話す事は忘れるな」と
言って語り始めた。

「人間達は大昔から食べる為に知恵を絞って働いてきたのに、今は贅沢になりすぎだ。これからもまだまだ色んな国の学者達が地球や、人類にとって良からぬ研究をするであろう。そうしているうちに失敗をして悪いウイルスを出し、知らないうちに科学者や作業員達に感染してしまうであろう。そのウイルスなどは止まる事なく世界中に広がり、死者も沢山出るであろう。薬を作っても人から人へ感染して次第に強くなっていき、ウイルスが絶滅する事は無いであろう。」

2人の神が言うには、
天では親神様方が怒っているそうです。

戦後、更に頭が切れる様になった
学者達は昭和36年遂に
地球以外の星へ行く事に成功した。


「宇宙をも探ったり触ったり
する様になった。
そういった研究はますます
エスカレートしていくであろう。

どんな星にもその星に適した
生命が宿っているのに
人間に分かるわけないだろうと
言って怒っていた。
黙って見ていれば宇宙さえも
破壊してしまうであろう。」

親神様達は人間達を
とても愛しているそうです。
しかし神々は相談して
人間達を絶滅させてしまおうと
決心したそうです。

なるほど。その通りになってきてると思います。

あの時言っていたこれから先、
地球に大きな災害が起きる。それも年々ひどくなるであろう。
いろんな自然災害で沢山の人間達が死ぬであろう。

など、他にも色々な事を聞かされていましたが段々と神達が言っていた通りになってきています。

親神様達は人間がこの地球から
いなくなる事は望んでいないそうです。
ですから、各国から神が選んだ人達だけ
助けるそうです。
絶滅させる程の事だから
さぞ大きな災害が起きるのでしょう。
選び抜いた人達だけで
また初めからやり直しをさせるつもりだそうです。

私にとって1番の問題は
神達が選んだ人達をどんな風に
助けるのかが重要な課題です。

アメノシコウニニギと
オオクニノミコトの神達が私に
「その役割はお前がする事になっている」
と言うので私もびっくりしている。

「私ごときがどうやって!」

「そんな重要な事を出来るわけがない!」

と、心の中で問いかける様に
叫ぶと2人の神は

「心配するな。お前は物心がついた時から私達から守られながら誘導されて人生を歩いてきたのだ。これからもその通りになっていく。決してそれは幸せだったとは言えないが。
天にはそれぞれの役割を持った神達がいる。そしてこの地球上にはその色んな神の生まれ変わりが大勢いるんだ。まだ本人達は自分が神の生まれ変わりでこの世に生まれてきた事さえ気づいていないのがほとんどだ。その神の生まれ変わりの人間達の役割というのは選ばれしき人間達を助ける時に色んな多くの意味でお前に力を貸す者達だ。
考えてみても分かるだろ。何の権力も知識も無い年寄りが人にそんな話をしても
誰も信じてくれないし、笑われておしまいだ。だから力を貸してくれる協力者達が必要なのだ。協力者達もそうだがお前自身もそうなのだ。この計画はお前達がこの世に人間として産まれ変わる前から立てられた事なのだ。協力者達もお前も人間として
生まれ落ちる前は全て承知済みなのだが、
生まれ落ちると同時に記憶を取られてしまうのだ。生まれ変わる人間誰もがここまで辿り着ける、そんな簡単な事ではない。
色んな苦しみを乗り越えて、ひとつずつ会得していかなければこの世に出てきた任務を果たす事が出来ないのである。他にもこれまでに自分の欲に負けて自分の任務を果たせないままこの世を去った人もいるんだ。それがいつ叶うのかも教える事は出来ない。全て自分で会得していくしか方法がない。他の協力者達もいよいよその時が近づいてきた時に、なんらかんらのツテで知らず知らずにお前に接触する事になっている。その辺りの事は親神とその上のお方と決めた事だから心配するな。」

と、一方的な話をして姿を消しました。

本当にこの国のどこかに、
私の協力者がいるのか。
まだ自分のことさえも信じられないのに
果たして本当の事なのかとても信じられないと、23年前のこの時は思っていた。

私には2人の娘と
2人の孫娘がいます。
神が言うには、この5人ともが、神の生まれ変わりらしい。
5人ともこの世にこの計画を承知で生まれ変わってきたらしい。
だが、生まれ落ちると同時に人間になるから、記憶は全て取られてしまい、自分たちの力で会得して段々と自覚していかなければならないらしい。
数日間私は悩み、自分自身信じられない事だったので、娘達には話さなかった。
しかしいろいろ思い起こして、自分の歩いてきた人生を振り返り、考えてみても思い当たる事がいくつもあるので、
私はとりあえず話がわかる
娘2人だけに神が話していった事を伝えました。案の定半信半疑でした。
しかし、あの頃幼かった孫娘2人も今は理解してくれています。
若い孫娘達が理解できるほど不思議な事も
増してきているのです。
もちろん娘2人も完全に理解し、今では右腕左腕となりました。










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