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第16話【冒険者ギルドに行って見たら何か目立った。】
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あらすじ:防具屋の店主ガルトの好意により防具屋の2階部屋でグッスリな秀吉達。弟子達を呼んだガルトはキースの父親の死と希望ある秀吉達の経緯を話すと弟子達は快く防具の製作を名乗りでた。翌朝キースが手掛けた物をガルトが見ると早くもキースの才能を見抜いた。
△△冒険者ギルドに行く前▽▽
キースに起こされて1階の店に向かう秀吉達。
「ふぁ~眠みてぇーな。」
「僕も同感~あれ?」
「起きたか!お前らの素材から造った防具が完成してるぞ。それぞれ着てみろ。」
ガルトに言われるとそれまで眠たかった眼が覚めた。
「オォ!オッサン仕事早ぇーな!」
「ライル!それ俺のだぜ。」
「ごめん、こっちだね。」
それぞれに着て見ると…3人ともピッタリ。
「秀吉。お前の防具にはアーマードアルマジロの鱗を使っている。さらに魔法を使う敵に対してボーン種の手甲を加えた。」
△△△△△△△△△△
堅鱗のよろい:アーマードアルマジロの素材を使用したよろい。防御、打撃に強い。
上魔骨の手甲:上位ボーン種の素材を使用した手甲。魔法攻撃に強い。打撃には弱い。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「キースとライルは防具の他に簡単な武器も用意した。」
△△△△△△△△△△
翼豚の服:ウイングピッグの素材を使用した服。軽い素材の為防御力は落ちるが回避力は上がる。
識別の手袋:暗闇でも眼がいいナイトバットの素材を使用した手袋。上位アイテム以外なら識別可能。
タートルピック:ストーンタートルの素材を使用した小型鎚。武器だけではなく探鉱にも可能。
ウォーターウィップ:スライムの液体を使用したムチ。水液の効果によりしなやかに降るとダメージ量を増やす。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
3人は防具を装備してキャッキャとはしゃぐ。
「それぞれの防具に伸縮自在のスライム水糸を使っとるから成長しても使えるぞ。」
「いやぁ~いい物造って貰った!そう言えば冒険者ギルドって…どこだぁ?オッサン?」
「冒険者ギルドはこの裏側だ。秀吉よ。お前は口の聞き方が成っちゃいねーから決闘を申し込まれるかもな。」
「決闘ねぇ~そいつは面倒くせぇな。」
「それより秀吉。何で冒険者ギルドに行くんだよ?」
「まさか冒険者にでもなるの?」
「そのまさかの冒険者になる気だぁ!いい響きじゃねーか。目立つ感じがしてよぉ!」
キースとライルは笑いだした。
「ギャハハハ!秀吉。それは無理だぜ!」
「プププッ、冒険者は10歳以下はなれないんだよ。」
「うるせー!俺は今から10歳だぁ!そう決めた!」
「何で俺らより年上になってるんだよ!同い年だろ!」
「そうだよ!」
ぐ…本来なら年上だったものを…こんな背丈で言っても意味がねぇーな。ならば!
「そこまで同い年と言うならぁ…今から俺はぁ登録に行く!出来なかったらお前らの前で頭を地面につけながら謝ってやるわぁ!」
3人は口論がヒートアップしていく。
「言ったな!約束だぜ!」
「男に二言はないね!秀吉!」
「だが!登録出来たら俺の要求を通して貰うからなぁ!」
近くで見ていたガルトが笑う。
「ガハッハッハッ!面白くなってきたな。」
秀吉はガルトを見てニヤリとした。
「オッサン。鍜治見習いが造るのが嫌がるのはなんだぁ?」
「間違いなくペンダントだろな。細かい作業を集中力切らさずに造る物は見習い殺しだ。」
「そいつはいい事聴いたぁ。キース!俺が登録出来たらペンダントを造って貰おうかぁ?」
「なぁ!?ペンダント!?」
「ライル!お前は俺に…魔力が回復する薬でも造って貰おうかぁ!」
「えぇ!魔力って!?」
秀吉がニヤニヤとキースとライルを見ると歯を噛みしめながら秀吉を見た。
「くっ、いいぜ。造ってやるよ。」
「僕だって。秀吉も約束だよ!」
3人供不気味な笑顔になる。ちなみに後で聞いた話では魔力回復薬は調合を間違いやすく難しい物らしい。
秀吉は1人で店を出て教えて貰った冒険者ギルドに向かった。
「チッ!キースとライルめ!今に見てろよ…ってここかぁ?」
防具屋の裏側は王城に繋がる広い道幅になっており一際頑丈な…まるで砦に近い建物があり看板に冒険者ギルドと書いてあった。
秀吉は躊躇なく冒険者ギルドに入った。
中は広々とした空間が広まり、冒険者と思われる男女が系列の酒場でワイワイと話している。
すると冒険者が入ってそうそう絡んできた。
「なんだぁ?家を間違えたか?坊主。」
「うわっ!酒臭っ!あっちいけ!邪魔。」
「邪魔だと!?ガキが生意気たれてんじゃねぇ!」
酔った冒険者が怒りに身を任せ拳を秀吉に振る。が!
「ゴミは外!」
ヒラリと避けて入り口に向かって冒険者を蹴り飛ばした!冒険者はふき飛び向かいの家壁にめり込んだ。
さっきまでワイワイと話していた冒険者達が一斉に秀吉を見た。
「んっ?なんだぁ?」
秀吉は思った。俺、目立ってない?目立ってるよね?
少しにやつきながら受付と思われる場所に着いた。
「ここが冒険者ギルドの受付かぁ?」
ギリギリ背を伸ばしてカウンターを覗く秀吉に受付していた女性が訪ねる。
「そうだけど…君っていくつ?」
「俺はぁ、10歳だぁ!登録しに来た。」
「10歳ねぇ…あら?」
すると違う冒険者が怒りを剥き出しに秀吉にいい放つ。
「ガキ!連れが世話になったな!今から殴り飛ば!ブハァ!」
最後まで言う事なく秀吉に殴り飛ばされて気絶する。
「忙しいんだよ!さてと受付のお姉さんよぉ。登録できるだろ?」
2階から秀吉の行動を見ていた男女が口を挟む。
「もちろん。規則違反ではない。」
「ヤッホー。また会ったね。」
「あっ!あんときの!」
ディーバが秀吉に訪ねる。
「さて秀吉君。君は決闘は好きかね?」
△△冒険者ギルドに行く前▽▽
キースに起こされて1階の店に向かう秀吉達。
「ふぁ~眠みてぇーな。」
「僕も同感~あれ?」
「起きたか!お前らの素材から造った防具が完成してるぞ。それぞれ着てみろ。」
ガルトに言われるとそれまで眠たかった眼が覚めた。
「オォ!オッサン仕事早ぇーな!」
「ライル!それ俺のだぜ。」
「ごめん、こっちだね。」
それぞれに着て見ると…3人ともピッタリ。
「秀吉。お前の防具にはアーマードアルマジロの鱗を使っている。さらに魔法を使う敵に対してボーン種の手甲を加えた。」
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堅鱗のよろい:アーマードアルマジロの素材を使用したよろい。防御、打撃に強い。
上魔骨の手甲:上位ボーン種の素材を使用した手甲。魔法攻撃に強い。打撃には弱い。
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「キースとライルは防具の他に簡単な武器も用意した。」
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翼豚の服:ウイングピッグの素材を使用した服。軽い素材の為防御力は落ちるが回避力は上がる。
識別の手袋:暗闇でも眼がいいナイトバットの素材を使用した手袋。上位アイテム以外なら識別可能。
タートルピック:ストーンタートルの素材を使用した小型鎚。武器だけではなく探鉱にも可能。
ウォーターウィップ:スライムの液体を使用したムチ。水液の効果によりしなやかに降るとダメージ量を増やす。
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3人は防具を装備してキャッキャとはしゃぐ。
「それぞれの防具に伸縮自在のスライム水糸を使っとるから成長しても使えるぞ。」
「いやぁ~いい物造って貰った!そう言えば冒険者ギルドって…どこだぁ?オッサン?」
「冒険者ギルドはこの裏側だ。秀吉よ。お前は口の聞き方が成っちゃいねーから決闘を申し込まれるかもな。」
「決闘ねぇ~そいつは面倒くせぇな。」
「それより秀吉。何で冒険者ギルドに行くんだよ?」
「まさか冒険者にでもなるの?」
「そのまさかの冒険者になる気だぁ!いい響きじゃねーか。目立つ感じがしてよぉ!」
キースとライルは笑いだした。
「ギャハハハ!秀吉。それは無理だぜ!」
「プププッ、冒険者は10歳以下はなれないんだよ。」
「うるせー!俺は今から10歳だぁ!そう決めた!」
「何で俺らより年上になってるんだよ!同い年だろ!」
「そうだよ!」
ぐ…本来なら年上だったものを…こんな背丈で言っても意味がねぇーな。ならば!
「そこまで同い年と言うならぁ…今から俺はぁ登録に行く!出来なかったらお前らの前で頭を地面につけながら謝ってやるわぁ!」
3人は口論がヒートアップしていく。
「言ったな!約束だぜ!」
「男に二言はないね!秀吉!」
「だが!登録出来たら俺の要求を通して貰うからなぁ!」
近くで見ていたガルトが笑う。
「ガハッハッハッ!面白くなってきたな。」
秀吉はガルトを見てニヤリとした。
「オッサン。鍜治見習いが造るのが嫌がるのはなんだぁ?」
「間違いなくペンダントだろな。細かい作業を集中力切らさずに造る物は見習い殺しだ。」
「そいつはいい事聴いたぁ。キース!俺が登録出来たらペンダントを造って貰おうかぁ?」
「なぁ!?ペンダント!?」
「ライル!お前は俺に…魔力が回復する薬でも造って貰おうかぁ!」
「えぇ!魔力って!?」
秀吉がニヤニヤとキースとライルを見ると歯を噛みしめながら秀吉を見た。
「くっ、いいぜ。造ってやるよ。」
「僕だって。秀吉も約束だよ!」
3人供不気味な笑顔になる。ちなみに後で聞いた話では魔力回復薬は調合を間違いやすく難しい物らしい。
秀吉は1人で店を出て教えて貰った冒険者ギルドに向かった。
「チッ!キースとライルめ!今に見てろよ…ってここかぁ?」
防具屋の裏側は王城に繋がる広い道幅になっており一際頑丈な…まるで砦に近い建物があり看板に冒険者ギルドと書いてあった。
秀吉は躊躇なく冒険者ギルドに入った。
中は広々とした空間が広まり、冒険者と思われる男女が系列の酒場でワイワイと話している。
すると冒険者が入ってそうそう絡んできた。
「なんだぁ?家を間違えたか?坊主。」
「うわっ!酒臭っ!あっちいけ!邪魔。」
「邪魔だと!?ガキが生意気たれてんじゃねぇ!」
酔った冒険者が怒りに身を任せ拳を秀吉に振る。が!
「ゴミは外!」
ヒラリと避けて入り口に向かって冒険者を蹴り飛ばした!冒険者はふき飛び向かいの家壁にめり込んだ。
さっきまでワイワイと話していた冒険者達が一斉に秀吉を見た。
「んっ?なんだぁ?」
秀吉は思った。俺、目立ってない?目立ってるよね?
少しにやつきながら受付と思われる場所に着いた。
「ここが冒険者ギルドの受付かぁ?」
ギリギリ背を伸ばしてカウンターを覗く秀吉に受付していた女性が訪ねる。
「そうだけど…君っていくつ?」
「俺はぁ、10歳だぁ!登録しに来た。」
「10歳ねぇ…あら?」
すると違う冒険者が怒りを剥き出しに秀吉にいい放つ。
「ガキ!連れが世話になったな!今から殴り飛ば!ブハァ!」
最後まで言う事なく秀吉に殴り飛ばされて気絶する。
「忙しいんだよ!さてと受付のお姉さんよぉ。登録できるだろ?」
2階から秀吉の行動を見ていた男女が口を挟む。
「もちろん。規則違反ではない。」
「ヤッホー。また会ったね。」
「あっ!あんときの!」
ディーバが秀吉に訪ねる。
「さて秀吉君。君は決闘は好きかね?」
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